経営比較分析表

経営比較分析表
愛媛県 宇和島市
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法非適用
下水道事業
漁業集落排水
H2
81,730
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
有収率(%)
1か月20m 当たり家庭料金(円)
処理区域内人口(人)
-
該当数値なし
1.20
100.00
4,795
969
3
面積(km2)
468.15
人口密度(人/km2)
174.58
処理区域面積(km2)
0.33
処理区域内人口密度(人/km2)
2,936.36
グラフ凡例
■
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成26年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①収益的収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
1. 経営の健全性・効率性について
③流動比率(%)
④企業債残高対事業規模比率(%)
【1,078.58】
67.00
66.00
65.00
64.00
63.00
62.00
61.00
60.00
59.00
58.00
57.00
当該値
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
H22
H23
H24
H25
H26
60.24
65.82
64.67
64.35
64.34
平均値
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H22
H23
H24
H25
H26
当該値
平均値
平均値
「単年度の収支」
該当数値なし
H22
当該値
「累積欠損」
⑤経費回収率(%)
⑥汚水処理原価(円)
平均値
38.05
35.91
45.01
46.31
43.66
H23
1,495.54
H24
1,442.19
H25
1,428.68
H26
1,348.07
平均値
1,546.01
1,723.10
827.19
817.63
830.50
「債務残高」
⑧水洗化率(%)
【77.00】
90.00
700.00
40.00
80.00
600.00
35.00
70.00
30.00
60.00
25.00
50.00
20.00
40.00
15.00
30.00
10.00
20.00
5.00
10.00
0.00
H26
37.97
H22
1,607.20
【35.64】
100.00
H25
37.84
当該値
⑦施設利用率(%)
200.00
H24
38.71
H26
45.00
300.00
H23
40.41
H25
【419.50】
400.00
H22
39.44
H24
800.00
500.00
当該値
H23
「支払能力」
【40.39】
50.00
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
2,000.00
1,800.00
1,600.00
1,400.00
1,200.00
1,000.00
800.00
600.00
400.00
200.00
0.00
0.00
当該値
H22
670.73
H23
668.77
H24
691.62
H25
702.28
H26
712.95
平均値
438.41
459.38
350.91
349.08
382.09
「料金水準の適切性」
2. 老朽化の状況について
0.00
当該値
H22
31.85
H23
31.63
H24
31.42
H25
30.36
H26
29.72
当該値
H22
64.48
H23
65.55
H24
67.08
H25
67.13
H26
70.49
平均値
31.90
32.04
38.24
39.42
39.68
平均値
69.69
68.86
81.84
82.97
83.95
「費用の効率性」
収益的比率や経費回収率が低く、経費を使用料収
入で賄えていない状況であり、更に使用料収入も減
少している。
この要因としては、少しであるが接続率は上昇し
ているにも関わらず、地域の基幹産業である水産業
の低迷や高齢化による人口減少・流出により使用量
が減少したためであり、加えて、各家庭での節水機
器の導入や節水意識の浸透が考えられる。そのた
め、施設利用率も年々低下している。
汚水処理単価は、使用量が減少しても、維持管理
費や地方債償還金等の一定の経費は必要であり、更
に離島や海岸部という地理的要因で小規模となるた
め高くなっている。
さらに今後予想される、設備機器等の更新や長寿
寿命化の投資経費の確保も問題となっている。
しかし、利用料金が周辺自治体よりも高い設定で
あり料金改定は、難しい状況である。
「施設の効率性」
「使用料対象の捕捉」
各施設、供用開始からそれぞれ12年~18年が経過
している。
今までは、管渠の修繕はなかったが、施設内の機
械器具等の修繕は行っており、若干の増減はあるも
のの年々増加傾向にある状況である。
また、管渠は、法定耐用年数が経過するまでに
は、まだ期間はあるが、海岸沿いに位置しているこ
とから塩害による腐食の進行が速いことも予想され
ている。
そのため、今後、設備機器等の更新や長寿命化に
取り組む必要がある。
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管渠老朽化率(%)
③管渠改善率(%)
【0.14】
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H22
H23
H24
H25
当該値
H26
0.45
0.40
0.35
0.30
0.25
0.05
0.00
H22
H23
H24
平均値
「施設全体の減価償却の状況」
0.15
0.10
当該値
平均値
0.20
該当数値なし
「管渠の経年化の状況」
H25
H26
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
平均値
0.26
0.40
0.00
0.14
0.05
「管渠の更新投資・老朽化対策の実施状況」
※ 法適用企業と類似団体区分が同じため、収益的収支比率の類似団体平均等を表示していません。
※ 平成22年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、企業債残高対事業規模比率及び管渠改善率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。
全体総括
今後も人口減少により施設利用率の低下や使用料
収入の減少、加えて老朽化対策が問題である。
そのため、今後、適正な施設規模や処理方法等を
検証するとともに設備機器の更新や長寿命化、更に
事業継続等を含めて検討する必要がある。
また、経済状況等が理由で未接続の世帯に対して
も、環境問題に理解を求めるなど、更なる普及・啓
発活動を推進し下水道接続に理解を促し使用料の増
収に努める。
引き続き、施設運営の効率化を図り、経費の削減
を行う。