特色◆DIC635 スリー パート Ⅲ 「くらべる力＋言いかえる力」 ちから たい ひ かん けい い ちから どう とう かん けい せい り ちから 「対比関係＋同等関係」を整理する力 ぐ 〈具体〉 じょう ぎ たい ちゅうしょう か 抽象化 か つまり ぐ たい みじか よりも たい たとえば 具体化 ちゅうしょう か ちゅうしょう 〈抽象〉 じょう ぎ のほうが便利だ。 10センチの定規 抽象化 か つまり たとえば ぐ たい どうとうかんけい 具体化 同等関係 なが 長い定規 べん り じょう ぎ よりも 30センチの定規 べん り じょう ぎ のほうが便利だ。 短い定規 ひ かんけい 対比関係 じょう ぎ じょう ぎ い べん り ☆「30センチの定規よりも10センチの定規のほうが便利だよ」と言われたら、 き ひと い み それを聞いた人は、「30センチと10センチというのは、どういう意 味でくら かんが ば あい ふ つう なが みじか べているのだろう？」と考えるはずです。この場合、普通は「長い・短い」と い み かんが わたし き い いう意味だろうと考えますね。このように、私たちは気がつかないうちに（意 しき ちゅうしょう か き 識せずに）抽象化しながら聞いているのです。 ぎゃく なが じょう ぎ みじか じょう ぎ い べん り なが ☆ 逆に、 「長い定規よりも短い定規のほうが便利だよ」と言われたら、 「長い・ みじか かんが なが かい わ 短いというのは、どのくらいの長さのことだろう？」と考えるはずです。会話 つづ い おも を続け、「30センチと10センチ」と言われれば、 「なるほどね」と思います。 ぐ たい か き い しき おこな こうした具体化も、気がつかないうちに（意識せずに）行っています。 い しき おこな もくてき ☆ これらを“意識して”行えるようにするのが、このパートⅢの目的です。 65
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