(概要版).

平成28年度
浄水モニター制度の実施報告書
(概要版)
見附市ガス上下水道局
(青木浄水場)
-1-
目
次
1.浄水モニター制度‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1
(1)モニター概要‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1
(2)アンケート回答者数‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2
(3)アンケート結果の総括‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3
(4)アンケート結果の分析‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4
2.浄水場一般見学者への追加アンケート
(1)追加アンケートの実施事業
(2)浄水場見学会の様子
(3)追加アンケートの結果と考察
3.小学生による浄水場見学者へのアンケート
(1)アンケートの実施状況
(2)小学生による見学会の様子
(3)小学生によるアンケートの結果と考察
「浄水場一般見学者への追加アンケート」
・
「小学生による浄水場見学者へのアンケート」
については、概要版では省略しています。詳しくは、完全版をご確認願います。
-2-
1.浄水モニター制度
(1)モニター概要
平成26年度より、水道利用者の視点から幅広い意見をいただき、今後の水づくりに
活かしていくことを目的に浄水場見学会を開催し、浄水モニターとして登録いただいた
方にアンケート調査を行ってまいりました。
今年度は、水道利用についての意見を広く求めるため、一般需要家にもアンケート調
査を拡大いたしました。
また、浄水場見学に来場された小学生のみなさんからも、昨年に引き続きアンケート
を実施いたしました。
なお、本資料(概要版)では、
「浄水場見学者への追加アンケート項目」
・
「小学生への
アンケート」については省略いたします。詳しくは、全体版をご確認願います。
(2)アンケート回答者数
①
一般需要家
年度
②
長岡市中之島地域
在住
合計
平成26年度
32 名
12 名
44 名
平成27年度
30 名
13 名
43 名
平成28年度
39 名
20 名
59 名
小学生
年度
③
見附市
在住
見附市内の
小学校
長岡市中之島地域の
小学校
合計
平成26年度
24 名
8 名
32 名
平成27年度
16 名
27 名
43 名
平成28年度
25 名
5 名
30 名
合計(①+②)
年度
見附市
長岡市中之島地域
合計
平成26年度
56 名
20 名
76 名
平成27年度
46 名
40 名
86 名
平成28年度
64 名
25 名
89 名
-1-
(3)アンケート結果の総括
平成26年度のアンケート結果を受け課題となっていた「水道水の塩素臭」を改善す
るため残留塩素の低減化に、平成27年度から取り組んだ。
その結果、平成26年度には中之島地域で「塩素臭を強く感じる」との回答が67%
となっていたが、平成27年度は46%、平成28年度は35%にまで減少させること
ができた。
これは、管末の検査地点・検査頻度を増やし、残留塩素の状況を確認した結果に基づ
き、浄水場からの送り出し時の塩素濃度を低く抑えることに努めてきた結果と考えられ
る。
また、「水道水を安心して飲んでいますか」という質問については、「安心している」
との回答が平成27年度の35%から、平成28年度には42%に増加している。
水道水の水質検査・放射性物質検査の結果について、毎月市ホームページで公表する
などの情報提供を継続してきた結果と考えられる。
「今後の上水道に、どのようなことを望みますか」という質問については、平成27
年度までは、
「安全な水の供給」が約50%を占めていたが、平成28年度には33%に
減少している。
「水道水を安心して飲んでいる需要家」が増えたことにより、水道水のへ要求基準の
高くなっていることが要因となって、これまで10%未満であった「おいしい水」の供
給という回答が、平成28年度には23%に増加したことが原因と考えられる。
また、浄水場見学者を対象とした追加アンケートの「新しい浄水場にどのようなこと
を望みますか」という質問については、
「安全安心な水づくり」が32%、
「災害への強
さ」が30%であった。
「安全な水の安定供給」という水道事業にとって最も大切なことに加え、
「おいしい水
の供給」という新たな需要家の要望に対応していくため、今後も、適切な浄水処理を継
続していくことが重要である。
需要家が望む「安全・安心、おいしい水」づくりに向けて、地域的にバランスの取れ
た新規モニターの獲得が大切と考え、これまで公共を介したチラシ・ホームページで募
集してきたものに加え、次年度からは、個別団体等に直接、周知・啓発していく必要が
ある。
-2-
(4)アンケート結果の分析
問1 日頃、どのように水を飲みますか?
(あてはまるものを、いくつでも選んで下さい)
(単位:%)
見附
中之島
合計
■ そのまま飲む
■ 冷やして飲む
■ 浄水器を通して飲む
■ 沸かした水を冷やして飲む
■ 沸かした水をお茶などに使う
■ 飲まない
沸かした 沸かした
水を
水を
飲まない
冷やす お茶など
12%
4%
30%
3%
7%
0%
35%
3%
11%
3%
32%
3%
そのまま 冷やして 浄水器を
飲む
飲む
通す
見附
中之島
合計
34%
42%
36%
17%
13%
15%
合計
100%
100%
100%
(考察)
見附・中之島ともに、「そのまま飲む」が最も多かった。
多くの需要家が、
「冷やす」
「沸かした水をお茶などに使う」と回答し、よりおい
しく飲める工夫をしている。見学会における意見交換の場で水道水のおいしい飲み
方などを周知してきた結果が表れているものと考えられる。
(単位:%)
H28
H27
H26
沸かした 沸かした
水を
水を
飲まない
冷やす お茶など
11%
3%
32%
3%
15%
3%
32%
3%
16%
5%
30%
12%
そのまま 冷やして 浄水器を
飲む
飲む
通す
H28
H27
H26
36%
39%
30%
15%
8%
7%
合計
100%
100%
100%
(考察)
いずれの年度も「そのまま飲む」が最も多かった。
「浄水器を通す」の比率が少しずつ減少し、
「冷やして飲む」の比率が少しずつ上
昇している。残留塩素の低減化を図り、浄水器を使用しなくても「飲みやすい」と
考える需要家が増加しているものと想定される。
-3-
問2
見附市の水道水は、
「おいしい」と思いますか?
(単位:%)
見附
中之島
合計
■ おいしい
おいしい
見附
中之島
合計
■ 普通
普通
28%
25%
27%
■ おいしくない
おいしくない
62%
65%
63%
合計
10%
10%
10%
100%
100%
100%
(考察)
見附・中之島ともに、「普通」が最も多かった。
「水道水は当たり前に存在するもの」であることから、
「おいしさ」への関心を持
つことなく、多くの需要家が飲用していると想定される。なお、
「おいしい」との意
見が約25%あり、
「おいしい水」づくりは一定の成果を得ている。
(単位:%)
H28
H27
アンケート項目に含まれていません
H26
おいしい
H28
H27
H26
普通
27%
9%
-
おいしくない
63%
86%
-
10%
5%
-
合計
100%
100%
-
(考察)
平成27年度と比較し、
「おいしい」の割合が増加している。
しかし、
「おいしくない」との意見は、27年度の5%だったものが28年度には
10%に増加している。
今後は、それぞれの回答と給水地域との関連性について、さらなる検討を行う必
要がある。
-4-
問3
問2で「おいしくない」と答えた理由をお教え願います。
(あてはまるものを、いくつでも選んで下さい)
(単位:件)
見附
中之島
合計
■ 塩素くさい
■ カビくさい
■ 泥くさい
見附
中之島
合計
■ 金属サビくさい
■ なまぬるい
■ その他
塩素
くさい
カビ
くさい
泥
くさい
金属サビ
くさい
なま
ぬるい
その他
4件
2件
6件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
合計
4件
2件
6件
(考察)
見附・中之島ともに、「塩素くさい」との意見のみであった。
塩素濃度は浄水場でのみ調整が可能であり、浄水場から送水された後は、各家庭
に届くまでの間では調整できないため、残留塩素濃度には地域差が生じている。
今後は、給水地域ごとの回答について、さらなる検討を行う必要がある。
(単位:件)
H28
H27
H26
■ 塩素くさい
■ カビくさい
■ 泥くさい
H28
H27
H26
■ 金属サビくさい
■ なまぬるい
■ その他
塩素
くさい
カビ
くさい
泥
くさい
金属サビ
くさい
なま
ぬるい
その他
6件
2件
6件
0件
0件
0件
0件
0件
1件
0件
0件
3件
0件
0件
4件
0件
0件
1件
合計
6件
2件
15 件
(考察)
平成26年度は、様々な原因が挙げられていたが、平成27年度以降は、
「塩素く
さい」のみが原因となっている。
安全性を満たしたうえで、残留塩素濃度の低減化を継続していくことが、水道水
のおいしさ向上につながっていくもの考えられる。
-5-
問4
水道水を安心して飲んでいますか?
(単位:%)
見附
中之島
合計
■ 安心
■ だいたい安心
安心
見附
中之島
合計
38%
50%
42%
■ やや不安
■ 不安
だいだい
安心
49%
50%
49%
やや不安
不安
13%
0%
9%
合計
0%
0%
0%
100%
100%
100%
(考察)
見附・中之島ともに、「安心」・「だいたい安心」の意見が 90%を超えており、安
心して利用いただいている結果となった。
水質検査結果・水道水に含まれる放射性物質検査結果を見附市ホームページで公
表するなど的確な情報提供していることが、安心に結びついていると考えられる。
(単位:%)
H28
H27
アンケート項目に含まれていません
H26
安心
H28
H27
H26
42%
35%
-
だいだい
安心
49%
63%
-
やや不安
9%
2%
-
不安
合計
0%
0%
-
100%
100%
-
(考察)
「安心」の割合が増加したものの、
「やや不安」の割合も増加している。
今後も、水道水の安全性についての情報提供を行い、より多くの需要家が、安心
できるよう努める必要がある。
-6-
問5
問4で「やや不安」
「不安」と答えた理由をお教え願います。
(あてはまるものを、いくつでも選んで下さい)
(単位:件)
見附
中之島
合計
■ 塩素などの薬品が体に良くない
■ 水道管の管理に不安がある
■ 取水している原水に不安がある
見附
中之島
合計
■ なんとなく不安がある
■ その他
塩素などの 水道管の 取水して
なんとなく
薬品が体に 管理に いる原水に
不安がある
良くない 不安がある 不安がある
5件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
0件
5件
0件
0件
0件
その他
合計
0件
0件
0件
5件
0件
5件
(考察)
「塩素などの薬品が体に良くない」との意見のみであった。
見附市ホームページに水質検査結果を公表しているものの、水質基準についての
説明を掲載していなかったことが原因の一つと考えられることから、新たに水質基
準についての説明を掲載し、より一層の情報提供に努めている。
(単位:件)
H28
H27
H26
■ 塩素などの薬品が体に良くない
■ 水道管の管理に不安がある
■ 取水している原水に不安がある
H28
H27
H26
■ なんとなく不安がある
■ その他
塩素などの 水道管の 取水して
なんとなく
薬品が体に 管理に いる原水に
不安がある
良くない 不安がある 不安がある
5件
0件
0件
0件
1件
1件
1件
0件
3件
2件
1件
2件
その他
0件
0件
0件
合計
5件
3件
8件
(考察)
「塩素などの薬品が体に良くない」が常に最も多くなっている。
健康志向やミネラルウォーターの普及により、これまで以上に、残留塩素への関
心が高まっていることが原因と考えられる。
需要家の不安を取り除くため、残留塩素濃度の低減化と情報提供を継続していく
ことが必要である。
-7-
問6
ここ1年間で、水道水が濁っていると感じたことはありますか
(単位:%)
見附
中之島
合計
■ 感じたことがある
感じたことが
ある
見附
中之島
合計
■ 感じたことがない
感じたことが
ない
0%
20%
7%
合計
100%
80%
93%
100%
100%
100%
(考察)
見附市内では「濁りを感じた」との意見はなかった。
一方、中之島地域では、
「濁りを感じた」との意見が20%と高くなっている。
これら濁りの発生は、水道工事・消火栓使用によるものと考えられるが、具体的
な原因については、今後、調査していく必要がある。
(単位:件)
H28
H27
H26
感じたことが
ある
H28
H27
H26
感じたことが
ない
7%
2%
36%
93%
98%
64%
合計
100%
100%
100%
(考察)
原水の濁りに対して、浄水処理が適切に行われた結果、「濁りを感じたことがあ
る」との意見が、平成26年度には36%あったものが、平成27年度には2%に
まで減少したことから、安定して清廉な水道水の給水されていたことがわかる。
しかし、平成28年度は7%と微増したことから、今後も安定した浄水処理を継
続し、濁りの発生を抑えていく必要がある。
-8-
問7
ここ1年間で、水道水の塩素臭が強いと感じたことはありますか
(単位:%)
見附
中之島
合計
■ 感じたことがある
感じたことが
ある
見附
中之島
合計
■ 感じたことがない
感じたことが
ない
33%
35%
34%
合計
67%
65%
66%
100%
100%
100%
(考察)
全体では、
「塩素臭を感じたことがある」との意見が34%となった。
見附市の33%に対して、中之島地域では35%と若干高い結果となった。
これは、中之島地域に対しては、配水池等を経由せず浄水場からの短時間で各家
庭に水道水が届くため、塩素臭がより多く残ることが原因と考えられる。
(単位:件)
H28
H27
H26
感じたことが
ある
H28
H27
H26
感じたことが
ない
34%
42%
55%
66%
58%
45%
合計
100%
100%
100%
(考察)
平成26年度には、
「塩素臭を感じたことがある」との意見が55%と過半数を
占めていたが、平成27年度には42%、平成28年度には34%に減少した。
給水区域の末端4ヶ所において、定期的に残留塩素濃度を計測し、必要最低限の
塩素消毒で水道水を供給するように努めてきた結果と考えられる。
今後も、安全性を確保したうえで、残留塩素濃度の低減化に努めていくことが重
要である。
-9-
問8
「安全な水道水を安定して供給する」ことについて、
見附市への満足度はいかがですか
(単位:%)
見附
中之島
合計
■ 満足
満足
見附
中之島
合計
36%
55%
42%
■ やや満足
やや満足
36%
25%
32%
■ 普通
普通
15%
20%
17%
■ やや不安
やや不安
8%
0%
5%
不安
5%
0%
4%
■ 不安
合計
100%
100%
100%
(考察)
全体では「満足」が42%、
「やや満足」が32%、合計74%が「やや満足」以
上であると回答しており、
「安全な水道水の安定供給」に対する満足度は高い。
一方、見附市では「やや不安」
・「不安」との回答が合計で13%あった。
「水質基準を満たす安全な水道水を常に供給していること」について、需要家へ
の情報提供を的確に実施するとともに、水道管の更新などインフラ整備を行い、需
要家の満足度を高めていくことが必要である。
(単位:%)
H28
H27
H26
満足
H28
H27
H26
42%
46%
25%
やや満足
32%
33%
22%
普通
17%
21%
51%
やや不安
5%
0%
0%
不安
4%
0%
2%
合計
100%
100%
100%
(考察)
「満足」
・
「やや満足」の合計が、平成26年度には47%であったのに対し、平
成27年度には79%まで増加した。平成28年度には74%と若干減少した。
近年の集中豪雨による河川の濁りなどがあった場合でも「安全な水道水」を安定
的に供給し続けた結果も原因の一つと考えられる。
- 10 -
問9
今後の上水道に、どのようなことを望みますか
(あてはまるものを、いくつでも選んで下さい)
(単位:%)
見附
中之島
合計
■ 安全な水の供給
■ おいしい水の供給
■ 断水のない安定的な供給
■ 災害に強い上水道施設
■ 施設維持費用の抑制
■ 水道料金を安くする
断水の
災害
施設維持 水道料金
安全な水 おいしい ない
に強い
費用の
を
その他
の供給 水の供給 安定的な 上水道
抑制 安くする
供給
施設
見附
30%
28%
15%
14%
3%
10%
0%
中之島
40%
11%
22%
19%
0%
8%
0%
合計
33%
23%
17%
16%
2%
9%
0%
合計
100%
100%
100%
(考察)
全体では「安全な水の供給」
・
「おいしい水の供給」が55%と過半数を超え、水
質に最も大きな関心が寄せられている。
また、中之島地域では、
「断水のない安定的な供給」への関心が高くなっている。
(単位:%)
H28
H27
H26
断水の
災害
施設維持 水道料金
安全な水 おいしい ない
に強い
費用の
を
その他
の供給 水の供給 安定的な 上水道
抑制 安くする
供給
施設
0%
H28
33%
23%
17%
16%
2%
9%
1%
H27
51%
7%
15%
18%
1%
7%
0%
H26
48%
9%
14%
21%
0%
8%
合計
100%
100%
100%
(考察)
平成26年度・27年度は、ほぼ同じ結果であった。
平成28年度は「浄水場の更新」についての情報提供により、
「おいしい水」への
関心が高まっている。
また、施設建設費用が必要なことから、
「施設維持費用の抑制」
・
「水道料金を安く
する」といった、需要家の負担増についての関心も若干高くなっている。
- 11 -
問10
今後の上水道の在り方について、ご意見やご要望をお書きください。
(自由意見)
(見附市・60代以上・男性)
近隣の水道事業者と水道水を融通できる構造になっているのでしょうか?
水道水は備蓄が良くないそうなので、ぜひやってほしいです。
(中之島地域・50代・男性)
ライフラインである電気・ガス・水道は、災害時等に真価が問われると思い
ます。
どんな時でも、生活に困る事がない対応をお願いしたい。信頼しています。
(中之島地域・40代・男性)
災害等で断水が長期化しないよう、配水管の更新を進めてほしい。
- 12 -