1 高砂市の概要

I
高砂市の概要
I 高砂市の概要
1.市制の沿革
昭和 29年 7月 1日 市制施行(加古郡高砂町、罰荒井村、印南郡伊保村、間曽根町の 4町村
が合併し誕生)
昭和 31年 9月 30 日 印南郡米田町の一部及び同阿弥詑村と合併
昭和 32年 3月 10日 印南郡北浜村と合併
2. 位置及び地形
3
1
1 から 134。4
9
'2
4
1
1 北緯 34。4
3
'5
5
1
1
本市は兵摩県の中南部、播磨平野に位置し、東経 134° 44' 3
から 34° 4
8
1 57グの関をしめ、間極関は東西 8
.00km、南北 9
.57kmで、あり面積は 3
4
.45km2である。
北は遠く中国山脈の支脈を仰ぎ、南は瀬戸内海播磨灘に臨んで、おり、東端を加富川の清流が南北に走
り、その豊かな水利は勝れた景観、肥沃な土地となって市民生活の大きな根源となっている。
また、気候は典型的な瀬戸内海型を呈し、気温は温援で年平均 15°C前後である。年間降水量は 1,200
m 前後で、ある。
国
1- 1高砂市の位置
r
1
'
兵庫県
I
3. 人口等の推移
平成 26年 1
0月 1日現在、高砂市の人口は、 93,927人
3
8
,911である。
45,946人 、 女 47,981人)、世帯数は
昭和 29年の市制施行以来の人口等の推移は表 1-1に示すとおりであり、平成 26年度の増加率は
マイナス 1
.1%となっている。また、地区別の人口及び面積は図工− 2に示すとおりである。
表 1- 1人口等の推移
(各年 1
0丹 1日現在)
次
世帯数
人
口
l世帯当り
人
口
人口指数
人口増加率
(
S
2
9こ 1
0
0
)
(
%
)
面
積
人口密度
(
k
m2
)
(
1k
m2当たり)
1
6
.
9
0
2
,
3
6
8
.8
昭和 2
9年
8
,
6
4
1
40,032
4.63
1
0
0
.
0
4
0
1
4
,
8
4
7
6
3
,7
8
4
4
.3
0
1
5
9
.
3
3
.3
3
1
.6
7
2,014.0
5
0
2
4
,1
5
1
79,389
3.29
1
9
8
.
3
3.3
3
3
.
5
3
2
,
3
6
7
.7
6
0
2
7
,
5
4
1
92,695
3.37
2
3
1
.6
0.8
3
4
.
5
1
2,686.0
平成 5年
3
1
,
5
4
1
9
7
,5
2
5
3
.0
9
2
4
3
.
6
0.6
3
4
.
4
0
2,835.0
6
3
2
,
2
5
5
98,298
3
.
0
5
2
4
5
.
5
0.8
3
4
.
4
0
2,857.5
7
3
2
,
8
8
7
98,995
3
.
0
1
2
4
7
.
3
0
.7
3
4
.
4
0
2,877.8
8
3
3
,
3
3
0
99,242
2.98
2
4
7
.
9
0.2
3
4
.
4
0
2,884.9
9
3
3
,
8
5
3
99,398
2.94
2
4
8
.
3
0.2
3
4
.
4
0
2,889.5
1
0
3
4
,
2
8
6
99,422
2.90
248.4
0.0
3
4
.
4
0
2,890.2
1
1
3
4
,
5
3
6
99,097
2.87
2
4
7
.
5
-0.3
3
4
.
4
0
2
,
8
8
0
.7
1
2
3
4
,
8
5
2
99,004
2.84
2
4
7
.
3
0
.1
3
4
.
4
0
2,878.0
1
3
3
5
,1
3
6
98,826
2
.
8
1
246.9
-0.2
3
4
.
4
0
2,872.8
1
4
3
5
,
5
3
4
98,862
2
.7
8
247.0
0.0
3
4
.
4
0
2,873.9
1
5
3
5
,7
2
6
98,384
2
.7
5
245.8
-0.5
3
4
.
4
0
2,860.0
1
6
3
6
,
0
2
9
97,878
2
.7
2
2
4
4
.
5
-0.5
3
4
.
4
0
2,845.3
1
7
3
6
,
2
9
0
97,420
2.68
243.4
-0.5
3
4
.
4
0
2,832.0
1
8
3
6
,
8
3
0
97,225
2.64
242.9
-0.2
3
4
.
4
0
2,826.0
1
9
3
7
,1
1
5
9
6
,7
9
1
2
.
6
1
2
4
1
.8
-0.4
3
4
.
4
0
2
,
8
1
3
.7
20
3
7
,7
1
0
96,803
2.57
2
4
1
.8
0.0
3
4
.
4
0
2,814.0
2
1
3
8
,1
2
6
96,893
2.54
242.0
0.09
3
4
.
4
0
2
,
8
1
6
.7
2
2
3
8
,
3
3
0
96,300
2
.
5
1
240.6
-0.6
3
4
.
4
0
2
,799.4
2
3
3
8
,
4
2
6
95,692
2.49
239.0
-0.6
3
4
.
4
0
2
,7
8
1
.7
24
3
8
,
6
1
1
95,076
2.46
2
3
7
.
5
-0.6
3
4
.
4
0
2
,7
6
3
.
8
2
5
3
8
,7
1
5
94,364
2.43
2
3
5
.7
0
.7
3
4
.
4
0
2
,7
4
3
.1
2
6
3
8
,9
1
1
93,927
2
.
4
1
234.6
1
.1
3
4
.
4
5
2
,7
2
6
.
5
“
ヮ
u
i
官
い
−
りれ
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けれMl
コh J
可
11,143A
8
.3
4
k
m
2
保
伊
曽根
1
2
,
0
8
0人
1
9
,
8
2
5人
2
.7
9
k
m
2
5
.7
3
k
m
2
荒井
同砂
1
1
,
7
6
9人
5
.7
l
k
m
2
8
,
8
7
5人
4
.0
7
k
m
2
人 口
9
3
,
9
2
7人
面 積
3
4
.4
5k m2
(平成 2
6年 1
0月 1日現在)
図
1-2 地域別人口及び面積
り
つ
4. 土地利用状況
本市の土地利用状況を都市計画用途地域別に大まかにみれば図 1-3に示すとおり、臨海部の播磨工
業地域の中核をなす工業及び工業専用地域、山陽電鉄各駅周辺の商業及び近隣商業地域、それ以北の住
居及び住居専用地域、そして、国道 2号以北の市街化調整区域に分けることができる。しかし、内陸部
の住居系地域の中には準工業地域が点在し、住工混在による近隣公害問題を生じているところもある。
4
.4
5km りが都市計画区域に指定されており、そのうち市街化区域は 2
1
.5
9k m2(
6
2
.7%
、
)
本市全域( 3
2
.8
1k m2である。市街化区域の用途地域別の面積とその割合は表 1-2に示すとお
市街化調整区域は 1
り、工業専用地域が 2
7
.3%と最も多く、次いで第一種中高層住居専用地域 2
6
.2%、第一種住居地域 1
0
.3%
の;!慎となっている。
また、各種住居専用地域及び居住地域は市街化区域の 5
7
.0%、準工業、工業及び工業専用の工業系地
域は 3
9
.2%であり、工業系地域の割合は他市に比べ高い値となっている。
表1
2 用途地域別面積とその割合
(平成 27年 3月 31日現在)
区
f
主
I
ヒ
イ
区
域
s2 I
第 l種 低
住居
用地域
第 2種 低
住居
用地域
o
. 99 I
4. 5
用地域
5. 67 I
2 6. 2
第 2種 中 高 層 住 居 専 用 地 域
o
. o7 I
0. 3
第
1
第
2 種
第 1種 中 高
市
)
面積( k m2
分
住
準
近
商
準
工
業
7. 0
域
2. 2 5 I
10. 3
居
地
域
1. 3 7 I
6. 3
域
2. 4
域
o
. 51 I
o
. 63 I
o
. 17 I
1. o7 I
域
1. 4 8 I
6. 9
域
5. 9 1 I
2 7. 3
2 1. 64 I
10 0
地
士
告
地
業
業
来
句
地
業
業
工
工
商
1
.
居
居
隣
約
域
地
地
用
域
地
メ
口
、
ー
山
4
2. 9
0. 8
5. 0
第一種低層住居専用地域
第二種抵層住居専用地域
第一種中高届住居専用地域
第二議中高層住居専用地域
第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域
近隣詣業地域
商業地域
盟盟盟圏睡躍量準工業地域
工業地域
工業専用地域
I
|市街化調整地域
・・・・・・・公開・縁地・墓園
図 1-3 高砂市都市計画用途地域図(概略図)
Fhd
5. 産 業
本地域は、明治中期まで米麦作を中心とした農業、あるいは播州塩の生産地として、また、加古川流
域の物資の集散地及び海上交通の要衝として繁栄を続けてきた。
その後は、加古川の豊寓な工業用水、遠浅の j
毎岸線、そして大阪、神戸などの大都会に近いという企
業立地の好条件に恵まれ、海岸線を中心に大工場が進出するところとなった。
このような中で昭和 3
0年に工場誘致条例を施行し、権岸線の埋立てによる工場用地の造成、道路及
び港湾の整備などにより、電力、鉄鋼、化学、食品等の基幹産業の新増設がなされ、また、昭和 3
9年
には播磨工業整備特別地域の指定を受け、一躍重化学工業都市へと変ぼうし播磨臨海工業地帯の中核都
として発展してきた。
このような急速な工業化の進展により本市の産業構成は表 1-3に示すとおり、第 2次産業の製造業、
第 3次産業のサービス業、卸売・小売が中心となっている。
また、本市の産業別工業の構成は、平成 2
51
:
J
三工業統計調査によると表 1-4に示すとおりであり、
事業所数では金属製品 1
8
.2%と最も多く、次いではん用機械器具 1
5
.7%、窯業・土石製品 1
2
.2%、生
産用機械器具 9
.
5弘、食料品 8.8%と続き、また、従業者数でははん用機械器具が 3
7
.2%を占め、次いで
生産用機械器具 1
8
.5%、化学工業 1
2
.8%の頗となっている。一方、製造品出荷額等でもはん用機械器
具が 4
4
.9%を占め、次いで生産用機械器具 1
7
.2%、化学工業 1
6
.1%と続き、上位 3業種で全体の 7
8
.2%
を占めている。※尚×印は非公表もあります。
表 1-3 産業男j
l
人口構成
平成 7年
産業別
1 林業
次
神
、 業
人口
.狩 猟 業
.水
業
構成比
人口
平成 1
7年
構成比
人口
平成 2
2年
構成比
人口
構成比
人
%
人
%
人
%
人
%
2
7
0
0.6
1
8
6
0.4
1
3
5
0
.
3
1
4
9
0.4
2
0
.
0
3
0.0
0.0
。
1
5
7
0.3
1
2
2
0
.3
8
7
0
.
2
6
2
0
.1
4
2
8
0.9
3
0
9
0
.7
224
0
.
5
2
1
4
0
.
5
業
3
1
0
.1
1
5
0
.1
3
0
.
0
9
0.0
1
0
.5
4,684
1
0
.
5
4,049
9
.
3
3
,6
1
0
8.6
計
鉱
平成 1
2年
第
建
号
員
店
又
業
4,868
次
製
三
i丘
E
と
:
i
業
1
4
,
8
8
4
3
2
.1 1
2
,
9
7
9
1
,5
9
5
2
9
.
2 1
1
,6
8
9
2
6
.7 1
27.9
1
9
,7
8
3
4
2
.7 1
7
,
6
7
8
5
,
6
4
7
3
9
.
8 1
3
6
.
0 1
5
,
3
0
8
3
6
.
6
2
計
.
τ
7士E
=
:
9,490
2
0
.5
9
,
2
0
9
2
0
.7
7
,
5
6
1
1
7
.
5
6
,
4
9
1
1
5
.
5
金融・保険業・不動産業
1
,
2
8
8
2
.7
1
,1
7
0
2.6
1
,
0
8
6
2
.
5
1
,
2
9
7
3
.1
運輸
3
次
τ
7士乙
=
業
卸
.通 信
業
3
,
3
6
3
7
.
3
3
,
2
2
3
7
.
2
2,903
6
.7
2
,
8
7
8
6
.
8
・Jk
業
5
2
7
1
.1
4
9
6
1
.1
314
0
.7
3
1
0
0
.7
ス
業
9
,
8
5
7
3
,
0
3
0
3
0
.7 1
3
1
.1
務
1
,
4
8
0
気・ガス
サ
一
ピ
公
2
6
,
0
0
5
分
メ
口
b
、
類
能
9
9
計
46,315
2
1
.3 1
0
,
6
3
5
3
.
2
1
,
4
1
7
6
,1
5
0
5
6
.1 2
0
.
2
3
3
7
1
0
0 44,474
(注)国勢調査による。
市
6-
3
,
3
1
3
2
3
.
9 1
3
.
2
1
,
5
0
0
5
8
.7 26,677
0
.
8
8
0
8
1
0
0 43,356
3
.
5
1
,2
7
1
3
.
0
5
,
2
7
7
6
1
.6 2
60.4
1
.9
1
,
0
6
4
2
.
5
1
0
0 4
1
,
8
6
3
1
0
0
表 1-4 産業男j
l工業の構成
(平成 2
5年 1
2月 3
1 日現在)
産
業
分
類
事業所数
(中分類)
構成比
従業者数
構成比
(
%
)
(
人
)
(
%
)
製造品出荷額等
(万円)
構成比
(
%
)
1
3
8.8
390
2
.
8
1,836,055
4
2
.7
266
1
.9
x
業
1
1
7
.
3
1
9
1
1
.4
169,263
2
1
.4
97
0
.7
×
×
2
1
.4
473
3.4
×
×
4
2
.7
2
1
1
1
.5
×
x
5
3.4
1
,7
9
3
1
2
.
8
プラスチック製品
3
2.0
1
1
9
0.8
×
×
コ
2
1
.4
37
0.3
x
×
1
8
1
2
.
2
1
,
4
1
6
1
0
.1
9,265,225
9
.
5
5
3.4
1
0
8
0.8
290,480
0
.
3
属
6
4
.1
1
9
8
1
.4
ロ
ロロ
2
7
1
8
.2
729
5
.
2
1,804,974
1
.9
はん用機械器
2
3
1
5
.7
5,213
37.2
43,652,937
44.9
生産用機械器具
1
4
9.5
2,594
1
8
.5
1
6
,7
1
4
,736
1
7
.
2
0
.7
8
0
.1
x
×
5
3.4
7
1
0
.5
x
×
2
1
.4
1
0
0
0
.7
×
×
0
.7
9
0
.1
×
x
1
0
0
1
4
,
0
2
3
1
0
0
食
料
ロ
ロロ
飲料・飼料・たばこ
織
定
住
工
木材
.木 製
ロ
ロロ
家具
.装備
口
ロ口
パルプ・紙・紙加工品
印刷
.間 関 連
化
工
15,695,922
1
.9
×
0
.
2
1
6
.1
石油製品・石炭製品
ム
製
同製品
なめし
窯業
.土 石 製 品
鉄
非
ロ
ロロ
鋼
鉄
金
製
×
×
業務用機械器具
電子部品・デバイス電子田路
電 気 機 械 器 具
情報通信機械器具
輪送用機械器
そ
1
'
:
t
の
{
也
数
1
4
8
(注)工業統計調査による。
-7-
97,314,088
9
2