入 札 公 告 ( 建 設 工 事 )

入 札 公 告 ( 建 設 工 事 )
次のとおり一般競争入札(政府調達対象外)に付します。
平成29年2月8日
支出負担行為担当官
東海農政局長
1
田辺
義貴
工事概要
(1)
工 事 名
矢作川総合第二期農地防災事業
岩倉取水工ゲート耐震化対策建設工事
(2)
工事場所
愛知県豊田市簗平町岩倉地内
(3)
工事内容
本工事は、矢作川総合第二期農地防災事業計画に基づき、北部幹線水路岩倉取水工
の水門設備及び除塵設備の耐震化を図るものである。
1)水門設備工
①取入水門製作・据付
ア
形
式
プレートガーダ構造ローラゲート
イ
寸
法
純径間 6.0m×有効高 3.0m
ウ
開閉装置
2
門
2
門
2
門
電動ラック式
②制水門製作・据付
ア
形
式
プレートガーダ構造ローラゲート
イ
寸
法
純径間 4.0m×有効高 2.9m
ウ
開閉装置
電動ラック式
③流量調整水門用主ローラ製作・付替
ア
形
式
横主桁プレートガーダ構造起伏ゲート
イ
寸
法
純径間 6.0m×有効高 2.97m
ウ
開閉装置
油圧シリンダー式(背面支持)
④流量調整水門及び排砂門用油圧配管付替
1
式
⑤ゲート設備撤去
ア
取入水門撤去
2
門
イ
制水門撤去
2
門
ウ
油圧配管撤去
1
式
2
基
2)除塵設備工
①ロータリーレーキ式除塵機製作・据付
ア
形
式
イ
水路寸法
定置式レーキ回動式(背面降下前面掻揚)
幅4.2m×高6.01m
②水平ベルトコンベア製作・据付
1
基
ア
形
式
20°トラフ形
イ
寸
法
軸心距離10.2m×ベルト幅0.6m
③除塵設備撤去
ア
除塵機撤去
2
基
イ
水平ベルトコンベヤ撤去
1
基
- 1 -
④除塵機移設(右岸)
1
基
①ゲート遠隔操作盤製作・据付
1
面
②除塵設備遠隔及び機側操作盤製作・据付
各1面
③CCTV設備移設
1
式
④電気配線・配管
1
式
4)総合試運転調整工
1
式
5)鋼製付属設備工
1
式
6)水質観測移設工
1
式
①取水口仮締切用角落し
1
式
②除塵機据付架台
1
式
③油圧配管
1
式
3)電気設備工
7)仮設工
(4)
工
(5)
本工事は、次の内容によって行われる。
①
期
契約締結日から平成 32 年3月2日まで
提出された技術資料の提案を受け付け、価格と価格以外の要素を総合的に評価して落札者を
決定する総合評価落札方式(標準B型「施工計画重視型」)である。
また、品質確保のための体制、その他の施工体制の確保状況を確認し、施工内容を確実に実
現できるかどうかについて審査し評価を行う施工体制確認型総合評価落札方式及び、品質・
安全等の確保がなされない恐れがある極端な低価格での調達を見込んでいないかなどを厳格
に調査する特別重点調査の試行工事である。
②
契約締結後に施工方法等の提案を受け付ける、契約後VE方式の対象工事である。
③
建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(平成 12 年法律第 104 号)に基づき、分別
解体等及び特定建設資材廃棄物の再資源化等の実施が義務づけられた工事である。
④
入札説明書の交付、競争参加資格確認申請書(以下、「申請書」という。)及び競争参加資格
確認資料(以下、「資料」という。
)の提出、受領に係わる確認並びに入札について、原則とし
て電子入札システムで行う対象工事である。ただし、電子入札システムにより難い者であって、
紙入札方式(持参に限る)に関する承諾願を提出し、承諾を得た者は紙入札方式に代えること
ができる。
⑤
本工事は、予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)
(以下「予決令」という。)第 85
条に基づく調査基準価格(以下「調査基準価格」という。)を下回った価格をもって契約する
者に対して、予決令第 85 条に規定する調査(以下「低入札価格調査」という。
)結果の公表及
び、監督体制強化等により品質確保等の対策を実施する工事である。
⑥
本工事は、調査基準価格を下回った価格をもって契約する者に対して、施工確認段階等にお
いて監督職員が文書により受注者に改善を指示した場合、その回数に応じて以降1年間東海農
政局直轄で発注する別の新規工事における総合評価落札方式の評価点等を減ずる試行工事であ
る。
⑦
本工事は、「共通仮設費(率分)のうち営繕費」及び「現場管理費のうち労務管理費」のう
ち下記に示す費用(以下「実績変更対象費」という。)について、工事実施にあたって不足す
る技術者や技能者を広域的に確保せざるを得ない場合も考えられることから、契約締結後、労
務者確保に要する方策に変更が生じ、「農林水産省土地改良工事積算基準」の金額相当では適
正な工事の実施が困難になった場合は、実績変更対象費の支出実績を踏まえて最終精算変更時
点で設計変更する試行工事である。
営
繕
費:労務者送迎費、宿泊費、借上費
- 2 -
(宿泊費、借上費については労務者確保に係るものに限る。
)
労務管理費:募集及び解散に要する費用、賃金以外の食事、通勤等に要する費用
2
競争参加資格
次に掲げる(1)から(14)の全ての条件を満たしている者であること。
(1)
予決令第 70 条の規定に該当しない者であること。
なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者
は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。
(2)
予決令第 71 条の規定に該当しない者であること。
(3)
東海農政局における平成 29・30 年度一般競争(指名競争)参加資格審査申請の定期受付におい
て、平成 29 年1月 31 日までに申請を行い受理されている者であり、平成 29 年4月1日時点に
おいて、「鋼構造物工事」又は「機械設備設置工事」の認定を受けていることを条件とする。
ただし、会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき、更生手続開始の申立てがなされて
いる者又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき、再生手続開始の申立てがなされて
いる者については、手続開始の決定後、東海農政局長が別に定める手続に基づく一般競争参加資
格の再確認を受けていること。
(4)
会社更生法に基づき、更生手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法に基づき再生手
続開始の申立てがなされている者でないこと。ただし、上記(3)の再確認を受けた者を除く。
(5)
入札説明書に示す技術提案の評価が、適正であること。
(6)
施工実績
平成 13 年度から平成 27 年度(過去 15 年度間)に元請として自ら製作・据付し、完成・引渡
しが完了した次に掲げる同種工事の施工実績を有すること。
なお、経常建設共同企業体にあっては、構成員のうち1社が同種工事の施工実績を有すること。
また、経常建設共同企業体としての施工実績は、出資比率が 20%以上のものについて認める。
※「自ら製作」とは、その設備の主要装置・機器について自ら設計・製作し、設備機能全体を保
証することである。また、設備全体のシステム設計を自社で行う一方、設備を構成する一部の
装置・機器について仕様を示して他社に外注する場合(委託生産品、OEM生産品)も自社製
品として扱う。
同種工事とは、
「水門設備工事」を施工実績とする。
ただし、完成した農林水産省発注工事の工事成績が 65 点未満のものを除く。
(7)
保守サービス体制
工事完成、引渡後においても会社組織(同系列会社のサービス組織を含む。)に、設備・製品
に対する保守サービスを行う体制が迅速に対応できる範囲に整備されていること。
(8)
配置予定技術者の状況
①
配置予定技術者の専任性
ア
工場製作については、専任性を義務づけない。
なお、工場製作過程においても監理技術者等が監理する必要があるが、同一工場内で他
の同種工事に係る製作と一元的な管理体制のもとで製作を行うことが可能である場合は、同
一の監理技術者等がこれらの製作を一括して管理することができる。
また、工場製作担当者は、現場据付工事における担当技術者(現場代理人、主任技術者
以外でも可。
)として従事すること。ただし、常駐する必要はない。
イ
現場据付については、専任性を義務づける。
ただし、請負契約が締結後、現場施工に着手するまでの期間(現場事務所の設置、資機
材の搬入又は仮設工事等が開始するまでの間。)及び工事終了後、検査が終了し(発注者の
都合により検査が遅延した場合を除く。)、事務手続き、後片付け等のみが残っている期間は、
- 3 -
専任性を義務づけない。検査が終了した日は、発注者が工事の完成を確認した旨、受注者に
通知した日(例:「合格通知書」における日付)とする。
ウ
工事用地等の確保が未了、自然災害の発生又は埋蔵文化財調査等により、工事を全面的に
中止している期間は、専任性を義務づけない。
②
配置予定技術者の配置
ア
建設業法(昭和 24 年法律第 100 号)で示す鋼構造物工事又は機械器具設置工事(指定建
設業以外)で取り扱う。
イ
配置予定技術者は、下請合計金額4千万円以上の場合は監理技術者、4千万円未満の場
合は主任技術者を配置する。
③
配置予定技術者の資格
次に掲げる基準を満たす監理技術者又は主任技術者として当該工事に専任で配置できる者で
あること。
ア
監理技術者【資格要件:建設業法第 26 条第2号(同法第 15 条第2号)】
1級土木施工管理技士
イ
主任技術者【資格要件:建設業法第 26 条第1号(同法第7条第2号)
】
主任技術者は、次に掲げる資格又は実務経験のいずれかを満たす者を当該工事に配置で
きること。
(ア)
1級土木施工管理技士
(イ)
指定学科を卒業後、(A)高等学校(旧制実業高校を含む。)5年以上、(B)高等専門学校
(旧制専門学校を含む。)3年以上、(C)大学(旧制大学を含む。)3年以上、水門設備
工事の実務経験を有する者。
(ウ)
④
水門設備工事の実務経験を 10 年以上有する者。
配置予定技術者の施工経験
ア
平成 13 年度から平成 27 年度(過去 15 年度間)に、上記(6)に掲げる工事の経験を有す
る者であること。
なお、工事の経験とは、全工事期間に従事することを原則とするが、工期期間の3分の2
以上又は、同一工事で1年以上の従事したことが確認できること。
イ
工場製作については、一元的な管理体制(ISO9000S 等の認証を取得した業者であること
等。)のもとで行われる場合は、工場製作に関わる者の経験は問わないものとする。
⑤
監理技術者は、監理技術者資格者証及び監理技術者講習修了証を有する者であること。
なお、経常建設共同企業体にあっては、構成員の内1社が監理技術者、その他の構成員が主
任技術者を配置するものとし、このうち1人の主任技術者又は監理技術者が同種工事の施工
実績を有すること。
⑥
入札参加希望者と配置予定技術者は、直接的かつ恒常的な雇用関係(技術資料提出の日以前
に3ヶ月以上の雇用関係)にあること。
(9)
申請書及び資料の提出期限の日から開札時までの期間に、東海農政局長から「東海農政局工
事請負契約指名停止等措置要領(平成 15 年9月1日付け 15 海総第 456 号(理))」に基づく指
名停止を受けていないこと。
(10)
本工事に係る設計業務等の受注者(受注者が設計共同体である場合においては、当該設計共同
体の各構成員をいう。以下同じ。)又は当該受注者と資本若しくは人事面において関連がある建
設業者でないこと。
(11)
入札に参加しようとする者の間に資本関係又は人的関係がないこと(資本関係又は人的関係が
ある者のすべてが共同企業体の代表者以外の構成員である場合を除く。)。
(12)
次の事項に該当しない者であること。
①
不誠実な行為
- 4 -
請負契約の履行が不誠実、下請契約関係が不適切、警察当局による公共工事からの排除要請、
贈賄及び不正行為による指名停止、虚偽の技術資料の提出等。
②
経営状況
手形交換所による取引停止処分、主要取引先からの取引停止等。
③
安全管理の状況
事故等に基づく指名停止、労働基準監督署からの指導を受け改善を行っていない等。
④
労働福祉の状況
賃金不払い等による労働基準監督署からの通報があり改善を行っていない、退職金共済契約
の締結を行っていない等。
(13)
農林水産省発注工事等からの暴力団排除の推進について(平成 19 年 12 月7日付 19 経第 1314
号大臣官房経理課長通知)に基づき、警察当局から、部局長に対し、暴力団員が実質的に経営を
支配する建設業者又はこれに準ずるものとして、農林水産省発注工事等からの排除要請があり、
当該状態が継続している者でないこと。
(14)
次の届出の義務を履行していない建設業者(当該届出の義務がない者を除く。)でないこと。
①健康保険法(大正 11 年法律第 70 号)第 48 条の規定による届出の義務
②厚生年金保険法(昭和 29 年法律第 115 条)第 27 条の規定による届出の義務
③雇用保険法(昭和 49 年法律第 116 号)第7条の規定による届出の義務
3
総合評価に関する事項
(1)
評価項目
①
施工体制(品質確保の実効性、施工体制確保の確実性)
②
企業評価
③
技術者評価
④
技術提案
(2)
総合評価の方法
①
「標準点」を 100 点(入札説明書に示された内容を満たしている場合に付与する点数をい
う。
)とし、
「施工体制評価点」の最高点を 30 点、「加算点」の最高点を 40 点とする。
②
「施工体制評価点」の算出方法は、ヒアリングにより、施工体制(品質確保の実効性、施工
体制確保の確実性)の評価を行い、「施工体制評価点」を与える。
③
「加算点」の算出方法は、上記(1)評価項目②から④について評価した結果、得られた「評
価点数」の合計値の最も高い者に 40 点、その他の者は「評価点数の合計値」に応じ按分して
求められる点数を「加算点」として与える。
④
価格と価格以外の要素を総合的に評価する総合評価落札方式(標準B型のうち施工体制確認
型の試行)は、入札参加者の「標準点」と「施工体制評価点」及び「加算点」の合計を入札参
加者の入札価格で除して得た数値({標準点+施工体制評価点+加算点}/入札価格、以下
「評価値」という。
)により行う。
⑤
「企業評価」、
「技術者評価」について、複数の記載がある場合は、評価の低いもので評価す
るものとする。
⑥
「施工体制評価点」の評価結果が低い者に対しては、「加算点」についても減じる措置を行
う。
(3)
落札者の決定方法
①
入札参加者の「評価値」が最も高い者を落札者とする。
なお、落札の条件は、次のとおりとする。
ア
入札価格が予定価格の制限の範囲内であること。
イ
技術提案が、発注者の予定している最低限の要求要件を下回らないこと。また、「評価
- 5 -
値」が標準点を予定価格で除した数値(「基準評価値」という。
)を下回らないこと。
ただし、落札者となるべき者の「入札価格」によっては、その者により当該契約の内容に
適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき、またはその者と契約を締結する
ことが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって、著しく不適当であると認められ
るときは、上記ア及びイを満たす者、かつ適切な「入札価格」と考えられる入札をした者の
うちから、
「評価値」の最も高い者を落札者とすることがある。
②
上記①において、評価値の最も高い者が2者以上ある場合は、当該者にくじを引かせて落札
者を決定する。
(4)
評価内容の担保
実際の施工に関しては、技術資料に記載された内容により施工するもととし、工事完了後に履
行状況について検査を行う。受注者の責により記載内容が満足できない場合は、下記の取扱いを
行う。
(詳細は入札説明書による。
)
①
工事成績評定の減点措置
②
違約金の徴収
(5)技術提案の採否
技術提案の採否については、競争参加資格確認通知に併せて通知する。
4
契約後VE提案
提案を求める範囲は、設計図書に定める工事目的物の機能、性能等を低下させることなく請負代
金額を低減することを可能とする施工方法等とする。
なお、詳細は、特別仕様書による。
5
入札手続等
(1)
入札契約担当部局
〒460-8516
名古屋市中区三の丸1-2-2
東海農政局会計課契約係
電話 052-201-7271
(2)
内線 2240
入札説明書の交付期間、場所及び方法
入札説明書を電子入札システムにより交付する。交付期間は、別表1の①のとおりとする。
ただし、電子入札システムによる入手が困難であり、電子媒体による交付を希望する場合は、
あらかじめその旨を以下の交付場所へ申込を行った上で、以下の期間、場所にて交付する。
①
交付期間
別表1の①のとおり
②
場所
〒460-8516
名古屋市中区三の丸1-2-2
東海農政局農村振興部設計課調整係
電話 052-201-7271
③
内線 2614
その他
配付資料は無料である。
④
関連情報の交付期間、場所及び方法
本工事に係る関係設計図書については、CD-Rによる交換配布とするため、交付希望者は
あらかじめその旨を上記②の交付場所へ申込を行った上で、上記①、②の期間、場所にて交
付する。
(3)
申請書及び資料の提出期間及び方法
①
提出期間
- 6 -
別表1の②のとおり
②
場所
上記(2)の②に同じ
③
その他
申請書及び資料は、原則、電子入札システムにより提出するものとし、郵送又はFAXによ
るものは受け付けない。ただし、承諾を得て紙による場合は、上記(2)の②へ持参すること。
(4)
入札、開札の日時、場所及び提出方法
①
入札書は、原則、電子入札システムにより提出すること。ただし、発注者の承諾を得た場合
は紙により持参することができる。
②
電子入札システムによる入札の場合は、別表1の③のとおりとする。紙入札方式により持参
する場合は、別表1の④に示す日時までに東海農政局入札室に持参する。郵送による場合は、
別表1の③に示す最終日の午後5時まで(必着)に上記(1)あてに郵送(書留郵便に限
る。
)する。
なお、開札は、別表1の④に示す日時に東海農政局入札室で行う。
6
低入札価格調査対象工事
(1)
低入札価格調査対象工事に係る品質確保等の対策について
開札の結果、予決令第 86 条に規定する調査(以下「低入札価格調査」という。)の対象工事と
なった場合は、「低入札価格調査対象工事に係る品質確保等の対策について」(平成 18 年4月 25
日付け 18 農振第 177 号 農村振興局整備部長名)に基づき、次のとおり低入札価格調査対象工事
に係る品質確保等の対策を実施する。
①
施工体制の点検
一般管理費、現場管理費の構成項目の内訳費用等について調査を行い、施工体制を確認する
ヒアリングを実施するため追加資料の提出を求める。
さらに、「施工段階における確認マニュアル」(平成 18 年3月 31 日付け事務連絡農村振興局
設計課施工企画調整室長名)等に基づき、重点的な工事監督を実施する。
なお、事前通告をしないで点検することがある。
②
下請け契約状況の調査
下請契約計画書を求めるとともに、随時、下請けへの支払い状況等の確認を行う。
③
受注者側技術者の増員について
専任の監理技術者の配置が義務づけられている工事が低入札価格調査対象工事となった場合、
受注者は東海農政局管内直轄工事において、本入札公告を行った日から過去2年以内に完成
した工事、あるいは契約時点で施工中の工事に関して、以下のいずれかの要件に該当すると
きは、主任(監理)技術者と同等の要件を満たす別の技術者1名を専任で現場に配置させる
こととし、低入札調査資料提出時点で追加する配置予定技術者の資格等確認資料を併せて提
出すること。
なお、当該資料の提出がなかった場合は、落札決定しない場合がある。
ア
工事成績 70 点未満の評定を通知された者。
イ
発注者から施工中又は施工後において、工事請負契約書に基づく修補又は損害賠償を求
められた者。ただし、軽微な手直し等は除く。
ウ
品質管理、安全管理に関し、指名停止又は部局長若しくは監督職員から書面による警告
若しくは注意の喚起を受けた者。
エ
(2)
自らに起因して工期を大幅に遅延させた者。
低入札価格調査対象工事に係る追加対策の試行について
開札の結果、低入札価格調査の対象工事となった場合は、「低入札価格調査対象工事に係る追
- 7 -
加対策の試行について」(平成 18 年7月 24 日付け 18 海整第 410 号 東海農政局整備部長名)に
基づき、次のとおり低入札価格調査対象工事に係る対策を試行する。
①
「低入札価格調査対象工事に係る品質確保等の対策について」で示す次のアからウの段階に
おいて、監督職員が文書により受注者に不備の指摘及び改善を指示した場合、その回数に応じ
下記②及び③に示す措置を講じる。
ア
施工確認段階。
イ
施工体制点検段階。(施工体制確認のための追加資料との整合確認を含む。)
ウ
下請契約状況調査における下請支払の実態把握段階。(施工体制確認のための追加資料と
の整合確認を含む。
)
なお、監督職員が文書により指示した事項について疑義がある場合、現場代理人はその内容
について書面により説明を求めることができるものとし、監督職員はこれに応じなければな
らない。
②
上記①に示す文書指示を受けた場合、以降の1年間において東海農政局管内の別の新規工事
における応募時の評価点等を減点する。
ア
総合評価落札方式の場合
当該企業の総合評価方式による加算点を 50%減ずる。
イ
公募型指名競争入札等の場合
当該企業の工事成績に係る評定点を3点減ずる。
③
当該対象工事の工事成績が 65 点未満の場合は、評定通知日から1年間、上記の②と同様の
措置を講じる。
7
その他
(1)
入札及び契約手続きにおいて使用する言語及び通貨
(2)
入札保証金
免除する。
(3)
契約保証金
納付(保管金の取扱店
日本語及び日本国通貨に限る。
日本銀行名古屋支店)。
ただし、利付国債の提供(保管有価証券の取扱店
日本銀行名古屋支店)又は
金融機関若しくは保証事業会社(公共工事の前払金保証事業に関する法律(昭
和 27 年法律第 184 号)第2条第4項に規定する保証事業会社をいう。)の保証
(取扱官庁
東海農政局)をもって契約保証金の納付に代えることができる。
また、公共工事履行保証証券による保証を付し又は履行保証保険契約の締結を
行った場合は、契約保証金の納付を免除する。
(4)
入札の無効
本公告に示した競争参加資格のない者のした入札、申請書又は資料等に虚偽の記載をした者の
した入札及び入札に関する条件に違反した入札は無効とする。
(5)
低入札価格調査を受けた者との契約にかかる契約保証金の金額は、請負代金額の 10 分の3以
上とし、前金払の金額は、請負代金額の 10 分の2以内とする。
(6)
配置予定監理技術者等の確認について
落札者決定後、発注者支援データベース・システム等により配置予定監理技術者等の専任制違
反の事実が確認された場合、契約を結ばないことがある。なお、種々の状況からやむを得ないも
のとして承認された場合の外は、配置予定監理技術者等の変更は認められない。
(7)
営業所の専任技術者と工事の配置予定技術者の重複確認について
落札者となった者は、落札決定後、契約締結までに、配置予定技術者が営業所の専任者と重複
していないことが確認できる資料を提出するものとする。
(8)
施工体制確認のためのヒアリングを実施するとともに、その際、追加資料の提出を求めること
- 8 -
がある。入札参加者が提出期限までに追加資料を提出しない場合、ヒアリングに応じないなど調
査に協力しない場合及び追加資料の記載内容が適切でない場合(未記載、未定を含む)は、入札
を無効とする。
(9)
一般競争参加資格の認定を受けていない者の参加
上記2の(3)に掲げる一般競争参加資格の認定を受けていない者も、上記5の(3)により申請
書及び資料等を提出することができる。
ただし、競争に参加するためには開札の時点において当該資格の確認を受け、かつ競争参加資
格の認定を受けていなければならない。
(10)
電子入札について
①
電子入札システムによる手続き開始後に、紙入札方式への途中変更は原則として行わないも
のとする。
ただし、入札参加者側にやむを得ない事情が生じた場合には承諾を得て紙入札方式に変更で
きるものとする。
②
電子入札システムに障害等やむを得ない事情が生じた場合には、紙入札方式に変更する場合
がある。
③
電子入札システムに係わる運用については、「農林水産省電子入札運用基準標準例」(東海農
政局ホームページ;http://www.maff.go.jp/tokai/supply/nnzigyo/index.html)によるもの
とする。)
(11)その他
詳細については入札説明書による。
別表1
①
本入札手続きに係る期間等
入札説明書の交付期間
平成29年2月8日(水)から平成29年2月22日(水)まで
午前9時から午後5時まで
(行政機関の休日を除く。
)
【電子媒体による交付時間】
午前9時から午後5時まで
②
③
申請書 及び 資料の 提出
平成29年2月8日(水)から平成29年2月22日(水)まで
期間
午前9時から午後5時まで
入札の受付期間
平成29年3月21日(火)から平成29年3月23日(木)まで
(行政機関の休日を除く。
)
午前9時から午後5時まで(行政機関の休日を除く。)
④
開札日時
平成29年3月24日(金)
午前10時00分
○お知らせ
農林水産省の発注事務に関する綱紀保持を目的として、農林水産省発注者綱紀保持規程
(平成 19 年農林水産省訓令第 22 号)が制定されました。この規程に基づき、第三者から不
当な働きかけを受けた場合は、その事実をホームページで公表するなどの綱紀保持対策を実
施しています。
詳しくは、東海農政局のホームページ
(http://www.maff.go.jp/tokai/supply/kokihoji/hattyusya.html)をご覧下さい。
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