1 a を 1 以上の実数,b を実数,i を虚数単位とし,複素数 z を z = a + bi と する.また,複素数 w を w = 1 とする.以下の問いに答えよ. z (1) 複素数 z が存在する領域を複素数平面上に図示せよ.また,iz が存在する 領域を複素数平面上に図示せよ. 3 多項式 P(x) を P(x) = (x + i)7 ¡ (x ¡ i)7 2i により定める.ただし,i は虚数単位とする.以下の問いに答えよ. (2) x; y を実数とし,w = x + yi とおくとき,a を x および y を用いて表せ. (3) w が存在する領域を複素数平面上に図示せよ. (1) P(x) = a0 x7 + a1 x6 + a2 x5 + a3 x4 + a4 x3 + a5 x2 + a6 x + a7 とすると き,係数 a0 ; Ý; a7 をすべて求めよ. ( 公立はこだて未来大学 2016 ) (2) 0 < µ < ¼ に対して, P# cos µ sin 7µ ;= sin µ sin7 µ が成り立つことを示せ. 2 2¼ 2¼ z = cos + i sin とするとき,次の問いに答えよ.ただし ,i は虚 5 5 数単位である. (1) zn = 1 となる最小の正の整数 n を求めよ. (3) (1) で求めた a1 ; a3 ; a5 ; a7 を用いて,多項式 Q(x) = a1 x3 + a3 x2 + ¼ a5 x + a7 を考える.µ = として,k = 1; 2; 3 について 7 xk = (2) z4 + z3 + z2 + z + 1 の値を求めよ. cos2 kµ sin2 kµ とおく.このとき,Q(xk ) = 0 が成り立つことを示し,x1 + x2 + x3 の値 (3) (1 + z)(1 + z2 )(1 + z4 )(1 + z8 ) の値を求めよ. 2¼ 4¼ (4) cos + cos の値を求めよ. 5 5 を求めよ. ( 富山県立大学 2016 ) ( 東北大学 2016 ) 4 x2 + y2 = 1 と放物線 y2 = x ¡ t があり,t > 0 とす 4 る.この楕円と放物線の共有点が 2 個であるとき,以下の問いに答えよ. 座標平面上に楕円 7 次の問いに答えよ. (1) 複素数平面において,方程式 z + 1 = z ¡ 1 を満たす点 z 全体はどの ような図形か答えよ. (1) t の条件を求めよ. i(1 ¡ z) とする.このとき,どんな z 1+z に対しても w = ¡i とはならないことを示せ. (2) 複素数 z (z Ë ¡1) に対し,w = (2) 2 個の共有点の x 座標を t を用いて表せ. (3) 2 個の共有点における放物線の接線が垂直に交わるように t の値を定めよ. ( 愛知県立大学 2016 ) (3) 点 z が (1) で求めた図形の上を動くとき,(2) の点 w はどのような図形を 描くか答えよ. ( 愛知教育大学 2016 ) 5 y2 x2 t¡2 + = 1 上を動くとき, の最 8 2 s¡4 大値を求めよ.また,最大値を与える s; t を求めよ. 平面上の点 P(s; t) が楕円 C : ( 学習院大学 2016 ) 8 i を虚数単位とするとき,次の各問に答えよ. (1) 複素数 c = 1 + i について,c と共役な複素数 c および c 2 をそれぞれ求 めよ. 6 (2) 複素数 z が z = 1 を満たすとする.このとき,z + 複素数平面上で,等式 1 が実数であるこ z とを証明せよ. z¡1 = z+1 z¡1 i z+1 を満たす点 z 全体が表す図形を求め,その図形を複素数平面上に図示せよ. (3) ®; ¯ を複素数とし て ® の実部と虚部がともに正であるとする.また, i ® = ¯ = 1 とする.複素数 i®; ; ¯ で表される複素数平面上の 3 ® 点が,ある正三角形の 3 頂点であるとき,®; ¯ をそれぞれ求めよ. ただし,i は虚数単位で,複素数 w に対して w は w の絶対値を表す. ( 静岡大学 2016 ) ( 学習院大学 2016 ) 9 ® を絶対値が 1 の複素数とし ,等式 z = ®2 z を満たす複素数 z の表す複素 10 複素数 zn を 数平面上の図形を S とする.ただし,z は z と共役な複素数を表す.このと z0 = 0; き,次の各問に答えよ. z1 = 1; zn+2 = zn+1 + ®(zn+1 ¡ zn ) 1 ¼ ¼ #cos ;と + i sin 2 3 3 する.また,複素数平面上で複素数 zn を表す点を Pn とする.以下の問いに z が実数であることは同値であることを証 ® 明せよ.また,このことを用いて,図形 S は原点を通る直線であることを により定める.ただし,i を虚数単位とし,® = 示せ. 答えよ. (1) z = ®2 z が成り立つことと, (2) 複素数平面上の点 P(w) を直線 S に関して対称移動した点を Q(w0 ) とす る.このとき,w0 を w と ® を用いて表せ. (n = 0; 1; 2; Ý) (1) z2 ; z3 ; z4 を求めよ. (2) 点 P0 ,P1 ,P2 ,P3 ,P4 を図示せよ.また,線分 P0 P1 ,P1 P2 ,P2 P3 ,P3 P4 ( 静岡大学 2016 ) の長さ,および ÎP2 P1 P0 ,ÎP3 P2 P1 ,ÎP4 P3 P2 の値も図中に示せ. (3) zn+1 ¡ zn (n = 1; 2; 3; Ý) を ® と n を用いて表せ. (4) zn の実部,虚部をそれぞれ xn ; yn とする.このとき,xn ; yn をそれぞれ n を用いて表せ. (5) (4) で求めた xn ; yn について, lim xn ; lim yn をそれぞれ求めよ. n!1 n!1 ( 九州工業大学 2016 )
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