学部 聴講生・科目等履修生 開講予定科目

平成29年度(前期)
学部
聴講生・科目等履修生
開講予定科目
福井県立大学
平成29年度 前期 学部 科目等履修生・聴講生開講予定科目
永平寺キャンパス①
[一般教育科目]
49科目
担当教員
単位数
曜日
時間割
代
授業科目名
数
学
田 中 武
2
月
1
宇
授業科目名
政
治
学
島
田
2
月
2
基
国
文
学
木
村
2
月
3
日
月
4
東
単位数
曜日
時間割
学
中
村
2
木
2
Ⅰ
澤
崎
1
木
2
本
史
長谷川裕
2
木
2
洋
史
山
根
2
木
3
宙
礎
担当教員
科
日
本
語
教養特講I(研究の世界)
北 村
他
2
ジ
論
加 藤 ま
2
火
1
地域特講A(匠と現代)
学
清 水 聡
2
火
1
福
①
村
田
2
言語文化(ドイツ)A
磯
崎
2
火
2
情
現代社会と将来設計
中
里
2
火
2
倫
国
論
島
田
2
火
2
言語文化(韓国朝鮮)B
李
学
加 藤 ま
2
火
2
外国語特講A(ヨーロッパの三言語)
学
山
川
2
火
2
フ ラ ン ス 語 Ⅰ ①
近
藤
2
ェ
ン
心
ド
ダ
ー
理
イ
ツ
際
語
関
社
Ⅰ
係
会
認
知
科
杉 村 他
2
木
4
論
北
2
木
5
学
清 水 聡
2
金
1
C
田 中 武
2
金
1
学
塚
2
金
2
2
金
3
松 本 他
1
金
3
教養特講A(コトのデザインと発想)
谷
内
2
金
3
◆火2・水3
西
松
本
2
金
4
中
◆火1・水3
行
Ⅰ
前田・角
2
◆火2・水4
ド
イ
ツ
語
Ⅰ
②
村
2
◆火2・水4
物
韓
国
朝
鮮
語
Ⅰ
2
◆火3・金4
美
ロ
シ
ア
語
田
李
祉
国
家
動
報
科
処
理
理
洋
国
史
原
加 藤 錦
1
金
4
Ⅰ
中
村
2
金
4
術
史
北
村
2
金
5
語
Ⅱ
サッカ他
1
お問合せください
Ⅰ
亀 田
他
2
お問合せください
語
理
Ⅲ
学
a
学
杉
村
2
火
3
英
言語文化(フランス)A
近
藤
2
火
4
中
日
火
5
体
育
実
技
Ⅰ
石 原 他
1
お問合せください
体
育
実
技
Ⅱ
石 原 他
1
お問合せください
論
髙
田
2
お問合せください
学
津
村
2
お問合せください
学
石 原 礼
2
お問合せください
習
山 川 他
1
お問合せください
文
化
人
類
法
片
山
2
フ ラ ン ス 語 Ⅰ ②
近
藤
2
ス
石 原 一
2
水
1
憲
木
2
水
3
宗
本
ポ
国
ー
憲
ツ
科
学
国 文 学 特 殊 講 義
村
◆火5・水4
国
語
法
原
教
言語文化(ロシア)A
角
2
水
3
健
言語文化(中国)A
加 藤 錦
2
水
4
情
福
進 士 他
2
木
1
◆印の科目は週2回15週授業があります。
担当教員
単位数
曜日
井
を
学
ぶ
[経済学部専門科目]
康
報
科
基
礎
演
45科目
授業科目名
時間割
授業科目名
単位数
曜日
時間割
マ ク ロ 経 済 学 Ⅰ
新
宮
2
月
1
マ ー ケ テ ィ ン グ 論
北
島
2
水
2
労
学
吉
村
2
月
1
ア
史
河
合
2
水3・4【隔週】
理
山
下
4
月
◆2・3
経
学
佐
野
2
火
働
簿
記
経
農
生
経
原
済
業
産
済
政
経
管
財
済
理
論
政
策
廣
瀬
4
月
◆2・4
経
学
北
川
2
月
2
会
Ⅰ
木
野
2
月
2
日
学
桑
原
4
木
下
2
月
3
移
◆月3・水3
ジ
ア
済
経
統
営
本
務
学
経
統
済
計
財
計
担当教員
営
計
前
2
木
1
史
川
本
2
木
1
学
松
岡
2
木
2
論
ベ ロ フ
2
木
2
会
計
論
世
界
経
済
論
2
月
4
広
論
北
島
2
木
2
情
報
管
理
論
藤
野
2
月
4
キャリアデザイン概論Ⅰ②
中
里
2
木
3
マ ク ロ 経 済 学 Ⅲ
新
宮
2
月
5
ミ ク ロ 経 済 学 Ⅰ
渡
邉
2
金
1
簿
Ⅱ
山
下
2
月
5
国際経済学A:貿易論
杉
山
2
金
2
論
清
水
4
情
ム
田
中
2
金
2
論
川
本
4
金
◆3・4
論
池
部
2
金
5
法
西
尾
2
お問合せください
論
藤
原
2
お問合せください
業
論
野
末
2
お問合せください
済
金
論
融
◆火1・木2
論
松
下
2
火
1
企
キャリアデザイン概論Ⅰ①
中
里
2
火
1
開
経
Ⅰ
山
路
2
火
2
取
人 的 資 源 管 理 論 Ⅰ
飛
田
2
火
2
非
2
火
2
欧
国
際
営
経
戦
営
略
論
韓 国 の 企 業 と 経 営
経
営
学
会
中
公
中
総
論
社
小
益
国
企
業
事
経
論
業
済
尹
済
徳
理
記
経
4
境
Ⅰ
管
鄭
行
論
3
◆水3・金3
告
報
シ
ス
テ
業
発
経
済
引
営
利
米
組
企
織
Ⅰ
松
下
2
水
1
西
史
阿 知 羅
2
お問合せください
法
福
山
4
水
◆1・2
ア
ジ
ア
経
済
論
内
山
2
お問合せください
Ⅰ
山 崎 淳
2
水
1
産
業
デ
ザ
イ
ン
黒
田
2
お問合せください
論
淺
2
水
2
国際マーケティング論
久
保
2
お問合せください
2
◆印の科目は週2回15週授業があります。
論
沼
唱
2
水
1
洋
経
永平寺キャンパス②
[生物資源学部専門科目]
授業科目名
生
植
化
物
化
担当教員
学
病
理
学
分
析
30科目
化
単位数
曜日
時間割
Ⅰ
岩
崎
2
月
2
植
学
加 藤 久
2
月
2
栄
Ⅰ
片
2
火
1
2
火
1
有
学
学
野
平
授業科目名
単位数
曜日
時間割
Ⅰ
仲
下
2
金
1
学
高
橋
2
金
1
生物資源学特別講義Ⅰ
村
井
※1
金
2
日
竎
2
金
2
物
生
理
養
担当教員
学
化
機
化
生 体 高 分 子 化 学
日 竎 他
2
火
1
森 林 生 理 ・ 生 態 学
井
鷺
2
お問合せください
動
学
村
上
2
火
2
生物資源学概論(通年)
学科長他
2
お問合せください
応 用 微 生 物 学 Ⅱ
濱
野
2
火
2
技
理
村
上
※1
お問合せください
一
学
木
元
2
水
1
生 物 工 学 特 別 講 義
濱
野
※1
お問合せください
Ⅰ
村
井
2
水
2
土
学
木
村
2
お問合せください
学
末
武
2
水
2
作
学
白
岩
2
お問合せください
学
村
上
2
木
1
農
学
中
川
2
お問合せください
物
般
遺
細
農
生
微
生
伝
胞
産
理
物
学
免
物
疫
利
用
術
者
倫
壌
物
薬
化
植
物
育
種
学
大
田
2
木
1
施
設
園
芸
学
寺
林
※1
お問合せください
環
境
生
物
学
吉
岡
2
木
2
果
樹
園
芸
学
米
森
※1
お問合せください
Ⅰ
石
川
2
木
2
動
物
資
源
学
石
田
2
お問合せください
Ⅰ
加 藤 久
2
金
1
地
圏
環
境
学
大
野
2
お問合せください
分
子
生
生
物
物
学
学
※1の科目は授業が8回で終わります。
[看護福祉学部専門科目]
45科目
授業科目名
担当教員
単位数
曜日
時間割
授業科目名
単位数
曜日
時間割
老 年 看 護 学 概 論
寺 島
2
月
1
就 労 支 援 サ ー ビ ス
藤
田
1※
水
3
看
笠 井
※1
月
2
更
藤
田
1※
水
3
護
学
原
論
Ⅰ
生
保
護
担当教員
制
度
2
月
2
民 法 ( 財 産 法 )
光
照
2
水
3
読
吉
村
※1
月
2
保健医療福祉行政論
齋藤・吉村
2
木
1
論
塚
本
2
月
2
成 人 看 護 学 概 論
有
田
1※
木
2
A
塚
本
2
月
3
緩
論
有
田
1※
木
2
精 神 保 健 福 祉 論
吉
川
2
月
3
社 会 福 祉 発 達 史
輪
倉
2
木
3
月
3
公衆衛生看護学概論
中
谷
2
木
3
権利擁護と民法総則
山
口
2
木
3
論
相
馬
2
木
4
生
活
外
社
社
保
書
会
会
護
講
学
問
概
題
論
論
北
和
ケ
ア
公衆衛生看護活動論Ⅱ
中 谷 他
2
精神保健福祉制度論(通年)
吉川・橋本
4
社 会 福 祉 調 査 A
塚
2
月
4
障
北
4
月
4
医
論
齋
藤
2
木
5
援
吉村・北
2
月
5
精神保健ソーシャルワーク論Ⅱ
橋
本
4
金
◆1・2
臨
米
田
社会保障論(通年)
低
所
得
者
支
本
お問合せください
地域福祉論(通年)
瓦井・永井
4
火
3
ソーシャルワーク特別講義A
塚
本
※1
火
1・2
解
Ⅰ
本
田
2
火
公衆衛生看護管理論
中
谷
※1
児
童
福
祉
論
吉
弘
産
業
保
健
論
平井・中谷
剖
生
理
学
害
者
福
学
祉
概
1
金
1
精 神 看 護 学 概 論
長 谷 川
1※
金
1
◆3・4
精
Ⅰ
長谷川他
2
金
2
火
3
雇
策
吉
村
1※
金
3・4
2
火
3
社会福祉管理運営論
田
邊
2
金
3・4
床
病
神
態
保
用
学
健
政
Ⅰ
※1
火
4
感 染 症 学 ( 通 年 )
米田
他
2
金
3
高 齢 者 福 祉 論 Ⅰ
奥
西
2
火
4
社会保障・社会福祉概説
北
他
2
金
4
社会福祉学概論(通年)
輪
倉
4
火
4
ソーシャルワーク論Ⅱ
舟
木
2
金
4
病
法
木
2
火
◆4・5
発
青
井
2
金
5
態
生
理
学
達
心
理
学
Ⅱ
保 健 医 療 サ ー ビ ス
木
村
2
水
1
看
学
佐 々 木
2
水
2
※1の科目は授業が8回で終わります。
校
保
健
Ⅱ
護
管
理
学
大 久 保
1※
集中7月3~6日
◆印の科目は週2回15週授業があります。
[海洋生物資源学部専門科目]
授業科目名
化
生
学
物
学
担当教員
Ⅰ
津
Ⅰ
宮台・西出
田
担当教員
[キャリア教育科目]
2科目
単位数
曜日
時間割
授業科目名
2
水
1
キャリアデザイン概論Ⅰ
中
2
金
2
キャリアデザイン特論
中
[教職科目] 教育職員免許状取得を目的とする科目等履修生対象
授業科目名
2科目
単位数
曜日
担当教員
単位数
曜日
時間割
里
2
火
5
里
2
木
5
曜日
時間割
12科目
時間割
授業科目名
担当教員
単位数
お問合せください
発
達
心
理
学
乙
部
2
月
2
職
論
長 谷 川
2
教
育
方
法
論
木 村 優
2
火
2
公 民 科 教 育 法 Ⅰ
佐 々 木
2
金
3
教
育
心
理
学
黒
田
2
木
5
商 業 科 教 育 法 Ⅰ
藤
野
2
火
1
論
木 村 優
2
金
5
理
淺原・西沢
2
月
5
教
師
業
科
指
教
導
育
法
Ⅰ
教
育
制
度
論
田 邊 俊
2
お問合せください
農 業 科 教 育 法 Ⅰ
西
田
2
特
別
活
動
論
木 村 優
2
お問合せください
福 祉 科 教 育 法 Ⅰ
田
村
2
2
金
3
お問合せください
小浜キャンパス
[一般教育科目]
4科目
授業科目名
語
英
Ⅱ
教養特講J(海洋人類学)
担当教員 単位数
1
サ ッ カ
濱
田
2
曜日
時間割
お問合せください
科
お問合せください
教養の最前線A(マイナー生物学)
[海洋生物資源学部専門科目]
授業科目名
海
洋
環
生
境
化
史
担当教員
中
村
大
石
2
曜日
時間割
お問合せください
2
お問合せください
単位数
25科目
担当教員
工
授業科目名
学
単位数
曜日
時間割
授業科目名
学
大
竹
2
月
1
水
学
大
泉
2
月
1
藻
類
生
品
流
圏
環
境
単位数
曜日
時間割
学
近
担当教員
藤
2
木
1
理
学
吉
川
2
木
2
通
科
生
態
遺
伝
学
小
北
2
月
2
食
論
加
藤
2
金
1
動
物
生
理
学
末
武
2
月
2
環 境 水 理 学 ・ 同 演 習
瀬
戸
2
金
2
海
洋
生
物
学
富
永
2
火
1
進
神谷・佐藤
2
金
2
水
産
増
殖
学
田
原
2
火
1
科学者および技術者の倫理
久
下
2
お問合せください
論
高尾・片岡
2
火
2
論
東
村
2
火
2
海洋生物資源学特別講義Ⅱ
(食品容器・包装論)
田
1
お問合せください
Ⅱ
水
田
2
水
1
食 品 経 済 組 織 論
濱
田
1
お問合せください
学
大
泉
2
水
1
食
学
小
柳
2
お問合せください
水 産 資 源 利 用 学
横
山
2
水
2
浮
学
今
井
2
お問合せください
細
学
末
武
2
水
2
漁
学
山 根 猛
1
お問合せください
大 気 ・ 海 洋 学 概 論
大
竹
2
木
1
微
国
生
物
際
化
食
学
漁
概
業
学
品
胞
工
免
疫
[教職科目] 教育職員免許状取得を目的とする科目等履修生対象
授業科目名
水 産 科 教 育 法 Ⅰ
担当教員
小
坂
単位数
2
曜日
化
品
遊
系
微
統
生
生
業
物
物
学
久
1科目
時間割
お問合せください
学部開講予定科目数 215科目
永平寺キャンパス
185科目
小浜キャンパス
30科目
【受講申込にあたっての留意事項】
○ <授業時間> 1時限( 9:00~10:30)
4時限(14:40~16:10)
2時限(10:40~12:10)
5時限(16:20~17:50)
3時限(13:00~14:30)
○ 前期授業は4/10(月)~7/27(木)に1科目あたり15回行います。(※印は8回、◆印は30回)
○ 時間割は変更する場合があります。
○ 開講予定科目は「学部」の他に「大学院」の開講予定科目(52科目)があります。
詳しくはお問い合わせください。
3
前期開講科目授業概要【一般教育科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
授業概要
代
数
大学初年次レベルの線形代数学(ベクトル、行列、次元,連立方程式の解法、行列式、逆
学 行列,固有値問題など)について、教科書に沿って問題演習を交えながら講義する。高校
で数学Bを履修していることが望ましい。
政
治
学
国
文
太宰治の代表的な翻案作品集『新釈諸国噺』中の数篇を精読する。元になった井原西鶴
学 の原典と太宰作品との比較を中心に読み進め、物語にこめられた深い人間洞察、方法とし
ての翻案の意味を具体的に明らかにする。
アメリカ政治(大統領制)の実態、日本政治(議院内閣制)の実態を、現在進行中のテーマ
に沿って検討していく。
今日学問が置かれている多様化・学際化という傾向の中で、学術教養センターが総力を挙
教 養 特 講 I ( 研 究 の 世 界 ) げて提供するオムニバス授業である。学術教養センター教員が一人1回でそれぞれの研究
の世界を紹介する。
ジ
ェ
ン
ダ
心
ド
ー
理
イ
ツ
学校や職場や地域において、性別にもとづいた秩序がどのように存在し、どのように維持さ
論 れているのか説明する。またそれを変えていこうとする試みについて紹介する。美の規範や
拒食症・過食症などのテーマについて、ジェンダーという視点から読み解いていく。
学
語
Ⅰ
人間および動物を対象とした心理学の諸領域について、代表的なトピックスを取り上げて概
説する。適宜実習も行う。
ドイツ語を母国語とする学生の日常生活を舞台とする教材を用いて、発音練習、ペアワーク
① を行います。会話練習を中心としますが、実際にドイツ語を使う中で、少しずつ、ドイツ語の
規則を自ら「発見」し、初級文法の基礎を身につけていきます。
講義形式で現代ドイツの文化を扱います。個人のなかに残された記憶、それが時間的・空
間的に拡大され、世代や地域という枠組で共有された集合的記憶、さらにはそれがメディア
言 語 文 化 ( ド イ ツ ) A 化された文化的記憶という三つの観点から、ナチズムをめぐるドイツの現代史と文化につい
て考察します。概説として社会背景や思想的背景を説明したうえで、映画作品等の映像資
料や文芸作品も交えながら授業を進めます。
この講義では、若者が将来を考える上で必要となる現代社会の様々な問題を認識し、なぜ
現 代 社 会 と 将 来 設 計 そのような問題が生じているのかその背景を考察します。その上で自己の将来を設計する
ために必要な知識・能力を理解し、将来設計を試みます。
国
際
関
社
会
認
フ
ロ
係
ン
ス
シ
自由主義と全体主義のせめぎ合い、安全保障問題を中心に、現在進行中のさまざまな
テーマを取り上げる
学
社会学の歴史から、社会学的な思考法について学ぶ。現代日本社会でライフステージご
とに生じている様々な問題を、その背景について解説しながら読み解いていく。
科
認知科学は人間の「認知過程」を科学的に探究する学問である.そして時代とともにアプ
ローチが変化してきている.本授業では「計算主義」,「コネクショニズム」,「力学系」とアプ
学
ローチの変遷をたどり,最後に,ハイデガーの存在論が認知科学に与える影響を検討し,
認知科学の概要の講義を行う.
語
フランス語の基礎を習得することを目標にします。この講義では、ヴィデオ教材を使い、でき
る限り自分で発音しながら表現を身に着けていくことを第一に、実用的なものにしたいと
①
思っています。また、言葉を学ぶということは、その背景の文化を知ることも重要ですので、
随時フランスの社会と文化を紹介します。
知
ラ
論
ア
Ⅰ
語
ロシア文字の読み方をマスターし,基本的な文法を理解する
Ⅰ ロシア語の基本表現の習得
ロシア語の生活・文化にふれる
ドイツオールロケのDVD教材を用いて、発音練習、ペアワークでの会話練習をしながら、内
容理解に必要な、初級文法の基礎を学び、練習問題を解きます。
ド
イ
ツ
語
Ⅰ
②
韓
国
朝
鮮
語
イラスト・ベースの教材を学習していきます。各課、会話形式の学習を通して「読む、書く、
Ⅰ 話す、聴く」を総合的に志向します。これをするために、テキストに完全対応したワークブッ
クを十分に生かす授業を行います。
4
前期開講科目授業概要【一般教育科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
文
化
人
授業概要
類
本年度の講義では、人類史の中心をなした主要な生活様式として、狩猟・採集民、牧畜
学 民、農耕民などの民族集団を取り上げ、その集団の自然観、労働観、互酬性などの文化的
特性について考察する。
言語文化(フランス)A
日
フ
ス
本
ラ
国
ン
ポ
ス
ー
憲
語
Ⅰ
ツ
科
フランスとはどういう国なのか?フランス人とはどういう人たちなのか?「フランスを知るため
の序章」です。
憲法学の全領域(憲法総論、人権論、統治機構論)にわたって講述する。特に、憲法解釈
法 上の主要な論点について、学説の分岐点と論争の背景を明らかにするとともに、最新の学
説や判例の動向にも留意しつつ解説する。
フランス語の初歩ABCから始めて一通り読むために必要な文法の習得までを集中的に見
② つけることを目標としたクラスです。また言葉を学ぶということは、その背景の文化を知ること
も重要ですので、随時フランスの社会と文化を紹介します。
個人および社会における健康問題を認識するとともに、生涯にわたって運動・スポーツに
学 親しむために必要な科学的知識を学習する。また、生涯スポーツ(スポーツの生活化)の必
要性と具体的方策などについても理論的に学習する。
物語を読み進みながらあれこれ推理し、犯人捜しへと私達を導く小説は、日本近代の作家
国 文 学 特 殊 講 義 達が手がけてきた読者参加型の作品でもある。長年にわたって論争の対象となってきた芥
川と谷崎の代表的作品を素材に、様々な観点からの読みを紹介する。
ロシア映画を通してロシア文化、社会を紹介や日露交流の歴史を学ぶ。
言 語 文 化 ( ロ シ ア ) A 映画はドラマ,SF,アニメを含む様々なテーマの作品をみる。
アニメに作品については日本のアニメとの違いを伝える。
言 語 文 化 ( 中 国 ) A この授業は中国の文化や風習などを通じて総合的に中国を理解する。
福
井
宇
基
を
宙
礎
学
科
日
本
福井県立大学で学び始めた新入生が、福井という地域の特性について幅広く学ぶととも
ぶ に、福井が有する多様な資源を世界的な視点のなかに位置づけ、地域における大学が果
たす役割を理解することをめざす。
学 宇宙についての最新の科学知識を講義形式で紹介する。
語
日本語(にほんご)能力(のうりょく)中級(ちゅうきゅう)以上(いじょう)の留(りゅう)学生(がくせい)
を対象にします。様々(さまざま)な文章(ぶんしょう)を読みながら、テーマについて考えたり、
クラスメイトとディスカッションしたりしながら、日本語の能力を高めていきます。また、マンガ
Ⅰ
を通して、教科書(きょうかしょ)にはあまり出てこない表現(ひょうげん)やことば、日本人の考
え方や季節感(きせつかん)、日本の家族(かぞく)関係(かんけい)について学びます。テーマ
に関しての発表も行います。
日
本
近代以前の社会には、現代社会とは異なる思考や合理性が存在する一方で、14世紀以降
史 には現代社会につながる仕組みや体制が作られていく。現在よりも生存することが難しかっ
た前近代社会の人びとが、現代社会の枠組みを形成していく過程を見通す。
東
洋
わが国の野蛮から文明への移行(=古代律令国家の成立)は、中国をはじめとする東アジ
史 ア地域との密接な関係のなかで実現した。その過程を、古代「東アジア世界」の生成・発
展・崩壊との関係の下において考えてみる。
今日、手作りの世界が見直されている。その中に自然との共存を旨として生きてきた伝統的
な工芸の匠とともに、一方で最先端の世界を取り入れ、新しい世界を作りだそうとする様々
地域特講A(匠と現代)
な匠たちがいる。本講義は福井の伝統工芸(和紙・漆、打ち刃物など)の歴史と展開、可能
性を、現場の匠たちも交えたオムニバス形式でとらえ直す。
福
行
祉
動
国
家
科
近年、世界の福祉国家研究は比較福祉国家論、福祉国家のジェンダリング、福祉レジーム
論 論等めざましい発展と変遷を遂げている。この授業ではこうした最新の理論的動向を踏まえ
つつ、個人の人生に福祉国家政策が与える影響について解説する。
まず、人間以外の動物の活動を記録する方法として発展してきた直接観察による行動の測
学 定法について述べ、実習を通じて理解を深めてもらう。さらに、人間の行動観察を通じて得
られた知見についても述べる。
5
前期開講科目授業概要【一般教育科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
情
報
処
倫
授業概要
パソコンの表計算ソフトを用いて,データの整理や分析を行う.数式や関数による計算,多
C 量データからの情報抽出,少量データからの情報推定の方法について,パソコンを使って
講義する.
理
理
学
言語文化(韓国朝鮮)B
テキストをたたき台として、基本的な現代倫理学の問題を紹介し、これらに関する様々な見
解を批判的に吟味して行く。
1.韓国文化の特徴を写真やビデオなどを使って分かりやすく説明する。
2.学習者の積極的な参与を促すために、一つずつ項目を決めて個人発表をする。
ヨーロッパの3言語、アイスランド語・現代ギリシャ語・スペイン語をオムニバス形式で学習す
外 国 語 特 講 A ( ヨ ー ロ ッ パ の 三 言 語 ) る授業。それぞれの言語におけるあいさつや簡単な文法などを入門的に学ぶとともに、そ
の言語が使われている地域の文化や生活についても学ぶ。
教養特講A(コトのデザインと発想)
西
国
物
語
理
美
学
国
育
憲
実
康
報
基
一年間の初級中国語を習得したことを前提に、中国語のさらなる文法知識と語彙の拡充を
おこなう。
Ⅰ 基礎物理学の概念の修得
古代ギリシアから近代に至るヨーロッパ美術史を、多数の美しい画像資料を参照しながら、
建築、彫刻、絵画の全般にわたって概観し、美術と時代の関係について解説する。
語
初めて学ぶ言葉の場合、発音のマスターはとても重要である。理屈以前に耳と口でおぼえ
なければならない。そのため、中国語では「ピンイン」と呼ばれるローマ字発音記号の習得
Ⅰ
を徹底する。また、文法学習はもちろんのこと、日本とはやや異なる「簡体字」と呼ばれる漢
字の学習にも重点が置かれる。
Ⅰ
各種スポーツの特性を理解するとともに、基礎的、応用的技術の習得を目指す。また、ゲー
ムを行うことで技術レベルの向上をはかり、コミュニケーションや戦術・戦略、規則などにつ
Ⅱ
いても理論的に学習する。体育実技Ⅰでは、集団スポーツを、体育実技Ⅱでは個人スポー
ツを扱う。
、
日本国憲法が定める国会・内閣・裁判所の組織・作用について解説し、現実の政治のなか
論 で起こるさまざまな現象を憲法学的観点から考察する。また、テーマに応じて、諸外国の憲
法との比較を行い、日本国憲法の特徴を明らかにする。
原
第一に、各国の宗教文化をテーマにした映画を取り上げ、そこに織り込まれた宗教学的ト
学 ピックについて考察する。第二に、映画に関連する宗教をめぐって、歴史と文化を幅広く学
ぶ。宗教を理論から実践まで幅広く知ることで、現代における宗教の布置を理解する。
教
健
a
史
技
法
宗
情
Ⅲ
術
中
体
基本的人権、民主主義、議会、大学など、現在の世界に広く普及している考え方や社会制
史 度の多くは、ヨーロッパで誕生した。本講義では、今も続くヨーロッパの変遷を歴史の因果
関係と現代とのつながりに重点をおき概観する。
洋
中
この授業はデザイン知識を得ることが主眼ではなく、受講者自身が知識やアイデアから知
恵を生み出すための基本を学ぶ。デザインの思考と発想法は演習を含めて行う。演習は発
想の技法や仕方を身体知として身に付けやすくするためにある。発想はデザインの分野ば
かりかあらゆる学問分野、しいては日々の生活の中にも通底する資質である。目的は、創造
性を培い、イノベーションを引き出すための基礎・基本の習得にある。
日常生活を営むために必要な、「健康づくり」に関する正しい知識(栄養・運動・休養)を習
学 得する。また、ヒトは健康であることを当たり前のように享受しているが、それがいかに意味
深いことであるかを知る。
科
礎
演
パソコンに関する基本的知識と技能を習得する。タイピング、ワープロ、メール、情報検索、
習 プレゼンテーション技法、ホームページ作成の課題について自主的に学習する。10クラス
開講する。
6
前期開講科目授業概要【経済専門科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
マ
ク
労
ロ
経
働
済
経
学
済
簿
記
原
経
済
政
農
生
業
産
経
管
財
理
世
情
ク
計
経
報
済
管
ロ
簿
経
記
金
国
論
理
済
学
農業・食料問題に対する経済学的な考え方について講述し、日本の農業・食料や農村
地域が抱える諸問題と解決(政策)の方向について考えます。関連する「食料経済学」
学 「農業経営学」「食料・農業政策論」「農産物・食料流通論」「農業協同組合論」などの領
域にも触れていく予定です。
モノづくりの技術(生産技術)のなかの製造技術を取り扱い、モノづくりの歴史的な流れ
を概説したうえで、トヨタ生産方式に代表されるような、日本の製造技術の特徴について
Ⅰ 講義を行う。管理手法そのものだけでなく、日本企業の持つ競争力と、それを支える技
術という側面に着目して、進めていくこととする。
論
会計情報を企業の内部で利用する管理会計について講義を行う。
戦略的な意思決定や業績評価など、企業活動において会計情報をいかに活用するか
について検討し理解を深める。
まず国際金融と国際貿易の両側面から世界経済の基本的な形を概観する。それから、
世界経済の動きの中で、重要な出来事と傾向を紹介・解説する。これらの歴史と現実の
論
考察を通して、経済の見る目を養う。
組織内で情報を管理することは、人にどのような情報をどのように与えるか、ということで
あり、人の活動そのものを管理することにつながる。本講義では、「情報管理を通した組
論 織管理」という考え方の理解を目的に、心理学や社会学の諸理論を引用しながら、人や
組織の活動に情報がどのように関わっているかを学ぶ。
経済学の基礎理論の一つであるマクロ経済学の後半部分を、テキストにしたがって分か
りやすく説明します。後半部とは、新古典派マクロ経済学、消費と投資、景気循環、経済
Ⅲ
成長までを指します。
本講義では、簿記原理の内容(日商簿記3級レベルの内容)は理解していることを前提に
日商簿記2級レベルの内容について学習を行う。本講義は実質的に簿記論I(1年生の後
Ⅱ
期)と連続した内容となっており、株式会社簿記の後半部を扱うことになる。
論
経済における金融の機能と、実際の制度や仕組みについて体系的に学ぶ。講義では、
金融の機能、資金循環、金融機関の役割、企業の資金調達、金融・証券市場の制度や
論
日本銀行の行う金融政策について入門的な解説をする。
融
際
1年生で学んだマクロやミクロの経済理論を、現実の経済現象を分析することに応用して
みます。そのために、マクロ経済学やミクロ経済学の理論を思い出しながら、広い視点か
ら、経済現象を眺めます。
自分たちに身近な教育、下水道事業、清掃などの公共サービスに焦点を当て、どのよう
な活動を行い、どのような財源を使っているのか、なぜそのようなサービスが必要なのか
学 理解する。また、年金や国債、地方財政などについて、現状と今後の役割について共に
考える。
会
界
経済学の基礎理論の一つであるマクロ経済学の前半部分を、テキストにしたがって分か
りやすく説明します。前半部とは、国民経済の統計的概略に始まり、GDPの決定、資産
市場の理論までを指します。
経済学の基礎理論の一つであるマクロ経済学の前半部分を、テキストにしたがって分か
りやすく説明します。前半部とは、国民経済の統計的概略に始まり、GDPの決定、資産
学
市場の理論までを指します。
策
済
理
Ⅰ
本講義では、簿記の初学者を対象に簿記の基本的な仕組みや各種重要な取引の処理
方法などを学習する。受講生が本講義を受講することで、簿記の入門的な知識から日
理
商簿記3級程度の知識を身につけることができるように講義する。
政
管
マ
授業概要
経
営
論
国際経営論の基本的な知識を解説する。
個人の価値観が多様化し、社会の変化が著しい現代においては、各自が自己のキャリ
アを継続的にデザインすることのできる能力が求められています。本講義では、自分の
キ ャ リ ア デ ザ イ ン 概 論 Ⅰ 将来を見据え、現状において不足している能力や知識を認識し、学生自身が主体的に
それらの能力や知識の習得に取り組む動機付けを行います。
経
営
戦
略
論
経営戦略は、企業と環境との関係、企業の成長や発展と深くかかわる分野です。「経営
Ⅰ 戦略論Ⅰ」では、経営戦略の全体像、基礎的概念などを学習します。
採用から始まり昇進、異動、教育訓練、キャリア形成等の人事・労務管理の仕組みを、企
人 的 資 源 管 理 論 Ⅰ 業事例、海外企業との比較を交えながら講義します。
7
前期開講科目授業概要【経済専門科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
授業概要
経済や経営発展と社会変動および文化との力学関係に焦点を当てながら、戦後韓国の
韓 国 の 企 業 と 経 営 高度成長の歩みを講義する。
経
営
学
会
中
総
論
公
企
益
中
業
事
国
経営学の入門レベルの知識を解説する。
現代社会における経済活動は、ほとんど会社によって行われている。学生諸君が将来
において会社に就職する可能性も極めて高いものと思われる。
法
本講義は、会社法の基本用語の意味と会社の仕組みを分かりやすく説明を行う。
社
小
Ⅰ
論
業
経
済
本講義では、中小企業におけるさまざまな議論と実例を解説しながら、中小企業の「問
Ⅰ 題性」、「発展性」を含めた本質に迫るための基礎的枠組みを提供することで中小企業
の理解を図る。
最初に電気通信、電力、鉄道等の公益事業の費用構造と需要構造の経済的特徴を整
論 理し、次に個別公益事業の現状や課題等について制度的側面(規制緩和)を中心にし
て講義する。
1978年に始まった経済改革・対外開放により、25年間の高成長を続けて北中国経済
は、「世界の工場」といわれるほど巨大なパワーを備えつつあり、とくに2001年のWTO加
論
盟によって「世紀の市場」として、世界から注目を集めている。
マーケティングとは、顧客ニーズの充足を目標として、企業が行うさまざまな活動のことで
ある。企業は、市場調査を行い、製品計画を立て、市場へのコミュニケーションによって
マ ー ケ テ ィ ン グ 論
需要の顕在化を図る。その様々な活動を戦略的視点から講義する。
ア
ジ
ア
経
済
経
済
統
計
経
営
財
務
会
計
日
学
本
経
統
営
行
マクロ経済学の理論にもとづいて、国民経済計算その他の経済統計データの分析方法
学 について講義します。
事業を行う上で必要な資金の管理、投資プロジェクトや企業価値の評価方法、企業が
論 長期資本を調達するための方法や配当政策、経営戦略と財務とのかかわりなどについ
て学びます。
会計は、企業や組織の実態を反映させる鏡である。その機能により、様々な役割を果た
し、我々の生活に入り込んでいる。利益計算など会計の仕組みと開示システムの基礎的
Ⅰ
解説と、会計規則の根拠・あり方、そこで求められる役割を考える。
史
戦後日本の経済発展が、その特徴的な企業システムによって成し遂げられたことはよく
知られているところである。いわゆる「日本型企業システム」の生成と発展、そしてその光
と影の側面について、企業や経営者に関するケースを取り上げながら解説する。
統計学の基礎を学びます。初めに、データを使って分析を進めていく方法を学びます。
次に、確率変数や分布関数など、統計的推測を理解するために必要な確率論の知識を
学
整理します。その後、推定と仮説検定の原理とその応用を学んでいきます。
計
移
朝鮮の近代史は日本によって植民地化され、現代史は南北分断のもとで展開するという
歴史をもっている。本年は植民地期の朝鮮近代経済史の概要を講義する。当該期の日
史
本や台湾経済との比較、日本経済との相互作用についても論じる予定である。
経
済
1980年代末から東欧・旧ソ連諸国は社会主義から市場経済・民主主義に基づいた政治
経済体制への移行を開始しました。「体制転換」はなぜ必要になったのか。東欧・旧ソ連
の「体制転換」と中国での経済改革はどこが違うのか。1980年代から世界経済で広がっ
論 ている市場経済化の「波」をどうみるのか。その背景を理解するためには、第一に、経済
体制の国別モデル、体制比較の基準などを説明し、第二に、体制転換諸国における社
会経済改革について述べたいと思います。
「広告」を、実践的、参加型の講義形式にて学ぶ。
広
ミ
告
ク
ロ
経
論
済
学
本講義では、「虫の目」を持って経済を分析する「ミクロ経済学」の基礎を学びます。「虫
の目」とは、思い込みを避けて、物事を様々な角度から徹底して検討する目です。ミクロ
Ⅰ 経済学の醍醐味は、有限の資源が市場を通じた経済活動の中でどのように配分される
か、また配分されるべきかを考えることです。
国際経済学は、大きく分けると、主にモノやサービスの流れを扱う貿易論と、主にお金の
流れを扱う国際金融論(国際マクロ経済学)から構成されますが、この授業では貿易論
国 際 経 済 学 A : 貿 易 論 をとり上げます。具体的には、貿易の基礎理論、国際貿易体制の変遷と課題、貿易政策
の効果等について解説します。
情
報
シ
ス
テ
日常生活を取り巻いている各種デジタル情報機器(携帯電話、スマートフォン、CD、
ム DVD、デジタルカメラ等)の原理と技術の解説、さらには業界の特性や動向についての
説明を行う。
8
前期開講科目授業概要【経済専門科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
企
開
欧
西
企業が社会にとって望ましい存在であるためには、多様な利害関係者と協力関係を構
築するとともに、それら資源提供者から適切に企業行動のチェックを受けることが不可欠
論 である。本講義ではコーポレート・ガバナンスと社会的責任の観点から、現代社会と企業
のあり方について、個別企業のケースを織り交ぜながら解説する。
業
発
経
取
非
授業概要
済
取引にかかわる民法および消費者保護法等の特別法を取り上げ、さまざまな取引契約
法 の類型とその成立から履行までの法的規制を概観し、同時に、民法改正法にも触れるこ
とにする。
引
営
利
米
組
企
洋
ジ
ア
産
業
デ
織
業
経
ア
開発経済論が対象とする課題を明らかにし、発展途上国の低開発の歴史的要因を分析
する。アジア地域の発展途上国の事例を国別、地域別に概観し、開発のための課題を
論
考える。そのうえで望ましい開発モデルを考える。
済
経
ザ
済
イ
本講義では、非営利組織(NPO)に関する学問的な知識とその具体的な活動について
概観します。同時に、非営利組織における「働き方」や「マネジメントのあり方」について
論
受講生諸君と一緒に考えたいと思います。
アメリカとヨーロッパ企業の特徴の比較を試みる。欧米における代表的な企業を取り上げ
論 て、その歴史的展開、グローバリゼーションの進展のなかで展開される経営の特質を概
説する。
本講義は、近現代欧米を対象に資本主義の歴史を追跡しつつ、近代社会とはどのよう
な社会であるのか、また欧米近代とは日本人にとって何だったのか、さらに21世紀はど
史
のような時代なのか、について考えます。
東アジアを対象とする。前半は1970年以降の東アジアの経済発展を光と影の両面から
分析し、現在の東アジアの全体像を捉える。後半は近年、直接投資先として注目を集め
論
るASEAN諸国に焦点を当て、今後のアジアと日本の関わりについて考察する。
日本の産業デザインの領域・特性および最近の動向等について概括するとともに、企業
ン 経営、地域振興における戦略的デザイン展開についてケーススタディーを交えて紹介
する。
企業のマーケティング活動は、国境を越えることによって固有の問題に直面します。この
国 際 マ ー ケ テ ィ ン グ 論 講義では、マーケティングの基本を抑えた上で、国際マーケティングの特質を検討しま
す。
9
前期開講科目授業概要【生物資源学専門科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
生
植
化
物
生命活動に重要な4種類の生体成分(炭水化物、脂質、タンパク質、核酸)の構造を学
Ⅰ 習する。次に、これらの主要生体成分の合成と分解を考える上で重要となる、自由エネ
ルギーと酵素の触媒作用、活性運搬体分子を学ぶ。
学
病
化
授業概要
理
物質の構成要素である原子・分子の構造について、高校化学の再学習から出発し、順
Ⅰ を追って講義を進める。本学部の特に実験講義で重要な物質量の概念、濃度計算の
習熟にも重きを置く。
学
分
析
植物に病気を引き起こすさまざまな病原体の性質、植物と病原体との相互作用における
学 感染生理、バイオテクノロジー技術を含めた植物病の防除法、そして最新の話題を随時
取り入れて講述する。
化
学
分析化学の基礎になる、化学的方法と、機器分析法を合わせて紹介する。できるだけ
数式を紹介し、その意味を理解できるよう講義を進める。
生体膜、多糖、核酸の化学を説明し、生体反応に重要な役割を演ずるタンパク質・酵素
生 体 高 分 子 化 学 の化学について詳しく述べる。次いで、生体反応における酵素化学、タンパク質の精製
あるいは検出法、タンパク質の構造形成と機能発現の化学の要点について説明する。
動
物
生
理
生理学は生命現象を理解するための基礎となる。授業では、生体の構成成分である細
学 胞や臓器の構造と機能を解説し、生命活動を維持している体の基本的なしくみについ
て学習する。
応用微生物学は、バイオテクノロジーの重要な学問領域で有り、分子生物学の発展に
応 用 微 生 物 学 Ⅱ 伴い進歩が著しい分野でもある。本講義では、微生物の重要な機能について解説する
とともに微生物の産業利用に必要な幅広い知識を体系的に習得することを目的とする。
一
般
遺
細
農
微
生
伝
胞
産
物
生物学全分野の基礎となる遺伝学について概説する。遺伝物質の本体であるDNAと遺
伝子、染色体との関係について明らかにし、原核生物および真核生物におけるゲノムの
Ⅰ
特徴、複製、遺伝的組換え、遺伝子の転写、翻訳について説明する。さらに遺伝子工
学について概説し、最後に遺伝学と社会について考察する。
学
免
物
疫
利
生物資源(バイオマス)として微生物を有効利用するという視点に立って、微生物学のア
学 ウトライン、すなわち微生物はどのように分類され、生育や代謝を行い、人間生活や環
境と関わり、またどのように利用されているのかを解説する。
用
動植物は生命を脅かす病原体から身を守るしくみである免疫系を持つ。免疫のしくみは
学 非自己と自己を認識することが根幹であり、その仕組がどのように生じ、作用するかを学
ぶ。
農産物を原料として種々の加工食品が作られ、われわれの食生活の中で利用されてい
る。授業では、作物の分類から作物中の主要栄養成分(炭水化物、脂質、タンパク質)
学 の化学や機能性、製品への応用について解説する。また、農産物に含まれるポリフェ
ノールなどの機能性成分の活用、さらに、これらの成分の健康食品や特定機能性食品
(トクホ)への具体的な製品応用についても取り上げる。
植
物
育
種
植物育種の基本原理は、「遺伝的変異の作出」と「人為選抜による有用形質の固定」で
ある。これらの操作は、育種目標、作物の繁殖様式、作物の利用法などの違いにより異
学 なる。
本講義では、育種法の理解に必要な、植物の遺伝的、生理的および生態学的性質に
ついて解説し、代表的な育種法の概要、特徴および適用について講述する。
環
境
生
物
地球環境形成における生物の関与および現在の地球環境問題を解説し、特に食糧生
学 産をめぐる人間の営みが世界あるいは地域の環境に与えるインパクトについて考察す
る。また、環境の植物に対する作用と植物の環境適応の仕組み解説する。
分
生
子
生
物
物
学
学
本講義では、それぞれの生物が必要とするタンパク質がどのような素材からどのように必
Ⅰ 要なエネルギーを導入して合成されるのかを中心に、遺伝子の働きを含めて詳細に説
明し、分子生物学の初歩的概念が理解できるようにする。
Ⅰ
大学で生物を学ぶための土台となる生体物質、細胞の構造・機能、代謝および遺伝子
などについて広く学習する。
10
前期開講科目授業概要【生物資源学専門科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
植
栄
物
生
理
養
授業概要
学
化
植物は,太陽エネルギーを利用して無機物から種々の有機物を作り出すことから,地球
上に存在するあらゆる生物の生命維持に極めて重要な役割を担っている。このような植
Ⅰ
物の生命活動を理解し,その原理について学ぶ。植物細胞の構造を知り,生長調節や
環境応答機構について学習するとともに,それを利用した応用技術について学ぶ。
我々は食事から栄養素を摂取して生命活動を維持している。本講義では、食品の栄養
学 機能(一次機能)をになう各種栄養素の役割と消化・吸収・代謝機構を解説する。また食
欲調節機構、生活習慣病の発症メカニズムならびに予防食を紹介する。
遺伝学の応用について概説する。特に、近年、動植物の品種改良の現場で取り入れら
れている「DNAマーカー選抜法」について、DNAマーカーの原理と使用法を解説する。
生物資源学特別講義Ⅰ
さらに発展させ、「QTL法」について解説する。また、「遺伝子組換え作物」について、遺
伝子組換えの原理と使用法を解説し、遺伝子組換え作物の現状について検討する。
有
機
化
有機化学は、食糧・環境・エネルギー問題の解決等に関わる現代物質科学の基礎と
学 なっている。本講義では、有機化合物の構造、反応性や諸性質に関する基礎知識を修
得し、生命科学・生命工学の理解に役立つ有機化学の基礎概念を学ぶ。
森林は陸上生態系の中では最も大きなバイオマスを保持し、多様な生物の住処となっ
森 林 生 理 ・ 生 態 学 ている。森林生態系の特徴を生理、生態的に概略をみた後に、生物多様性の現状や適
切な保全方法について説明する。
生物資源学部の特色ある研究領域(応用生化学、分子機能科学、分子生物学、遺伝資
生 物 資 源 学 概 論 ( 通 年 ) 源学、植物環境学)について、本学部のカリキュラムと関連させて説明するとともに、担
当教員の専門分野の研究を紹介する。
技
術
者
倫
科学技術に関する業務に携わる者に求められる倫理とはどのようなものかを学習する。
理 実際に社会的に問題となった事例を研究課題として取り上げ、各人が当事者となった場
合の対応を考える。
微生物の基礎物質代謝と物質生産の基本的な事項をおさえながら、医薬品として利用
生 物 工 学 特 別 講 義 されている微生物由来の生理活性物質とその生合成について解説する。また、近年の
バイオテクノロジーによる医薬品開発についても紹介する。
土
作
農
壌
この講義では、作物生育の土台となる土壌の構造と機能を解説する。その上で、作物生
学 産に必要となる養分・水分が土壌から植物に吸収される過程,土壌管理・施肥管理につ
いての土壌と肥料の面から概説する。
物
作物と人類とのかかわり,食料生産と資源・環境,作物の生長・発育特性と適応、作物生
産過程の基本原理と環境―遺伝子相互作用、環境資源の効率的利用の戦略、穀類,
学
まめ類、いも類および主要作物種の特性,栽培技術および生産の課題について説明す
る。
薬
化
農薬は害虫や病気などによる被害から農作物を守るために使用される。農薬の歴史、
学 化学構造とその作用発現のメカニズム、安全性確保に関する基本的な考え方について
解説する。
施
設
園
芸
果菜類を中心に、花芽分化から果実肥大の過程における発育生理を、植物形態学、植
学 物生理学ならびに無機栄養学的観点から詳説する。さらに、物理化学的な栽培環境が
野菜の発育生理に及ぼす影響について考える。
果
樹
園
芸
果樹園芸の特徴、果実発育・成熟生理及び果樹の繁殖・育種などについて概説する。
学 また、熱帯果樹についても代表的な種類を取り上げ、それらの栽培学上の特徴につい
て概説する。
動
物
資
源
家畜生産の意義と役割、畜産業を支えてきた技術と学問、環境・安全な畜産物生産・ア
学 ニマルウエルフェアに配慮した法規制、家畜生産の実際について、教科書に沿って講
義する。
地
圏
環
境
学
実習を交えて、生命の歴史36億年を概観する。アクティブラーニングの手法を使うので、
自主的な勉学態度での履修が望まれる。
11
前期開講科目授業概要【看護福祉専門科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
授業概要
生命力アセスメントモデルをつかって高齢者の生命力の特徴と“もてる力”を拡げる看護
老 年 看 護 学 概 論 とは何かを学ぶ。高齢者の【支える力】として現在起こっている問題を理解したうえで老
年看護実践の礎となる高齢者観や実践に必要な理論や諸制度を学ぶ。
看
生
護
活
外
社
社
学
原
保
書
会
会
論
この講義では、生活保護制度の基本について全体的に学習する。さらに、貧困を社会
的剥奪と排除の現象としてとらえ、それに対し、公的扶助がどのような働きかけをなしえ
論
ているか多面的に検討を行なう。これらをとおして援助のあり方を受講生とともに考えて
いく。
護
講
学
問
読
世界の社会運動についての事典の項目からみなさんの関心のあるものを選び、読んで
解釈する。
社会学を概観するために、社会学説史上の代表的な人物を順次取り上げ、各人の中心
論 的な概念や考え方について解説する。また、家族や集団類型、役割論といった重要な
テーマについても解説する。
概
題
近代看護の創始者であるナイチンゲールの看護論から、看護の定義、看護の役割、
Ⅰ 人間と環境との相互浸透、健康の法則等について学習し、看護に対するイメージを形成
する。
論
社会問題について、社会学的に考えるための視点(社会問題の構築論)について解説
A する。システム論的な発想、社会規範が存在することの必然性と内容の恣意性、社会統
制と資源、などをめぐる議論を通して、構築論への理解を深めたい。
精神保健福祉論は、精神保健の諸問題から派生する生活課題を抱える人々を、社会福
祉の視点から支援するための入門的意味を持つ科目である。障害者福祉一般に共通し
精 神 保 健 福 祉 論
ている理念・概念を学び、そのうえで、わが国の精神障害者の生活と生活問題の現状及
びその支援諸施策について総括的に理解する。
地域で生活する個人や家族、特定集団、地域住民のライフステージ各期における健康
公 衆 衛 生 看 護 活 動 論 Ⅱ 問題・課題を解決する公衆衛生看護活動を展開するために必要な知識・方法と市町
村、保健所における公衆衛生看護活動の実際について教授する。
精神保健福祉制度論(通年)
社
会 福
祉
調
査
精神保健福祉法,障害者総合支援法,医療観察法を中心に、精神障害者の相談援助
活動に関する法制度や各種のサービスについて講義する。
アンケート調査を実施する上で必要になる知識(調査票の作成の仕方や留意点、標本
A 抽出の必要性と実施方法、データの入力と処理の方法、尺度について、統計的な分析
手法、等)について解説する。
社会保障は所得保障と社会サービスによって国民の生存権の保障と生活水準格差の
社 会 保 障 論 ( 通 年 ) 縮小を図る政策体系である。この授業では、生活保護、公的年金、医療保険、雇用保険
等日本の代表的な社会保障制度について解説する。
低
所
得
者
支
3年次で学習した生活保護論の続編である。公的扶助につながりの深い所得保障や最
援 低生活保障の施策がどのような働きをしているか学習する。それによって、支援のため
の社会資源がどのように分布し活動しているか考えていく。
地域福祉とは、地域社会にどのようなアプローチをする福祉なのかを説明する。そのうえ
地 域 福 祉 論 ( 通 年 ) で、福井県内外のさまざまな地域福祉の課題を取り上げ、これに対していかなる援助が
行われているのかを述べる。
社会学の基本的な概念や主要な理論、代表的な社会学者、社会調査の実施手法や
ソ ーシャルワ ー ク特 別講 義A データの統計的な分析手法について解説する。毎回小テストを実施して、知識の定着
をはかる。
解
剖
生
理
学
人体を構成する細胞、組織、骨、筋肉、体液と血液、循環系、呼吸器系の基本的構造
Ⅰ と、それらが働く仕組みについて解説する。授業は講義プリントに沿って進行し、小テス
トを毎回の授業の最後に実施する。また、各単元終了後に記述試験を実施する。
公衆衛生看護管理の目的と機能について概説し、保健師に求められる公衆衛生看護
公 衆 衛 生 看 護 管 理 論 管理機能としての情報管理、地域ケアの質の保証、組織運営と業務管理、予算管理、
人事管理と人材育成、災害時の健康危機管理について教授する。
12
前期開講科目授業概要【看護福祉専門科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
児
産
童
福
業
保
授業概要
祉
児童に関連する諸問題について、児童の人権を基本に捉え、家族と地域との関連にお
論 いて考察していく。また、児童福祉法における歴史的な成立過程をたどりながら児童福
祉法の改正後の課題についても理解を深める。
健
【平井/4回】産業保健の理念と歴史および産業現場における保健医療職者の活動原
則から実際の進め方について学習(労働衛生管理、労働環境における健康障害の予
防、職場のメンタルヘルスなど)する。また、産業現場でどの様な活動が行われているか
論
を理解し、産業保健師としての実践的な素養の養成を目指す。
【中谷/4回】産業看護の理念・目的と産業看護職の役割・機能、産業保健の制度とシス
テムを踏まえて、産業看護職の職務と産業看護活動の実際について教授する。
本講義Ⅰでは、我が国の高齢社会の全体的状況をおさえ、現代社会における高齢者の
高 齢 者 福 祉 論 Ⅰ 位置、特性の把握、高齢者の社会生活の現状と課題、高齢者ケアに関する保健福祉施
策体系とその変遷を中心に講義する。
社会福祉学の全体像を可能な限り体系的に概観しようとするのがこの科目である。よっ
て、ここでは社会福祉の理念、歴史、思想・倫理、法制度・行財政、政策動向、専門技
社会福祉学概論(通年)
術、社会資源、マンパワー、社会保障制度、海外の社会福祉事情などについて、人々
の生活と関連づけて学ぶことになる。
病
態
生
正しい的確な看護を行うためには、正常な人間の構造・機能を知るだけでなく、病気の
学 原因(病因)やそれから発生する変化(症状)なども知らなければならない。本授業で
は、病気による形態学的・機能的変化について学ぶ。
理
保 健 医 療 サ ー ビ ス
学
校
保
保健医療サービスの概要、医療ソーシャルワーカーの業務および役割に関する講義と
事例検討を中心に進める。
学校保健活動の中核となって職務を遂行する養護教諭の専門性について言及する。職
務の実際については、保健教育の進め方や、健康相談活動(ヘルスカウンセリング)のあ
Ⅱ
り方等について、授業研究や事例検討会を通して理解を深め、学校における養護教諭
の職務の特質や保健室機能についての認識を深める。
健
働く意欲や希望を持ちながらもその実現が困難な「就職困難者」や就労を継続すること
が困難な「就労継続困難者」に対し、「就労のための福祉(welfare for work)」は、ソー
就 労 支 援 サ ー ビ ス シャルワークそのものといえる。
授業では就労問題に直面している人々の問題を取り上げ、働くことの意味を社会的自
立との関係において探求する。
更
生
民
法
保
(
護
財
制
産
法
更生保護制度は、犯罪や非行をした人たちの更生を地域社会で完結させることを目的
度 にした制度である。授業では更生保護制度全体を概観しつつ、福祉の視点から犯罪者
の自立支援(社会復帰)をどのようにとらえるべきかを考える。
憲法と並び近代市民社会の基盤である民法について,権利義務,有効無効,物権債
) 権,第三者対抗問題という基本的かつ重要な概念を正しく理解した上で,それぞれの条
文や制度の相互の関係を意識しながら,財産法の基本的な内容を説明します。
保健,医療,福祉の施策やサービスは国家を主体としながらも利用者の居住する地域と
保 健 医 療 福 祉 行 政 論 の関わりのなかで行われてきた。それらの結びつきと背景について、過去の経緯も踏ま
え「国際社会、国、地方の今後」とともに考える。
ライフサイクルからみた成人期の身体、心理、社会的特徴および発達課題を理解したう
えで、生活習慣・ストレスなどに関連した成人期に特有な健康問題について学習する。
成 人 看 護 学 概 論
また、成人期にある人の看護に必要な概念や理論、健康のレベルに応じた看護援助に
ついて講義・自己学習・グループワークを活用した授業を展開する。
緩
和
ケ
ア
緩和ケアの概念、緩和ケアを提供するうえで必要な基本的知識と技術を教授する。さら
論 に、残された時間が限られた人と家族の心理、倫理的課題など事例を基にディスカッ
ションやディベートを活用して患者および家族への看護を探求し、自らの死生観も養う。
福祉サービスは、そこに何らかの価値や思想が伴わなくては成立しない。この科目で
社 会 福 祉 発 達 史 は、日本の歴史の中で社会福祉の思想が人、そしてその人がもつ信仰をとおしてどのよ
うな特徴で展開していったのかについて学習する。
13
前期開講科目授業概要【看護福祉専門科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
授業概要
公衆衛生看護学の概念を諸外国の公衆衛生や公衆衛生看護の変遷、ヘルスプロモー
ション、健康の概念等も含めて概説し、人々の健康に影響する社会環境を踏まえて、現
代社会が抱える広範囲かつ複雑な地域の健康課題に対応する公衆衛生看護活動の理
公 衆 衛 生 看 護 学 概 論
念について教授する。公衆衛生看護活動の対象である個人・家族・グループ、組織・集
団・地域の捉え方、活動の場と活動方法の特性を踏まえて、公衆衛生看護活動の今後
の課題と保健所・市町村の保健師に求められる役割と専門性について教授する。
相談援助と法の関わりについて理解する。私的自治は、自己決定・自己責任を原則とす
権 利 擁 護 と 民 法 総 則 るが、判断能力が不十分な人々は、意思決定を行うことや種々の権利を行使すること自
体に大きな困難を伴う。そこでそれらを支援する法律や制度について解説する。
障
害
医
者
福
学
祉
論
まず医療・医学の社会的意味、次に人体のなりたち(構造)とはたらき(機能)、さらに傷
論 病と心身の障害、医療とリハビリテーション、最後に社会福祉と医療・医学の関わりを論
じる。
概
精神保健ソーシャルワーク論Ⅱ
臨
床
病
態
障害の概念、障害者福祉の歴史的変遷、障害児者の現状といった障害児者の基礎的
な知識や障害児者の生活に関連する法制度やサービスの仕組みを中心に講義する。
学
精神障害者支援における理念・支援モデルを基盤とし、相談援助の援助技術と展開
(個別支援、集団支援)についての理解を深める。
適切な看護を展開するための基礎となる疾患の病態機序を把握・修得することを目的と
Ⅰ して、各種内科疾患の本態や成り立ちを中心に、疫学・症状・診断・治療・予後ならびに
看護上での注意点について講述する。
精神看護学の意義・目的・機能および精神看護学が取り扱う精神健康、精神障害の意
精 神 看 護 学 概 論 味を理解する。これを基盤として、様々な場や状況における精神看護学の展開に必要
な基礎知識を理解する。
精
神
雇
保
用
健
Ⅰ
保健医療福祉の専門職に必要な精神保健に関する基礎知識を学習し、各専門領域の
学習につなげることを目的とする。
個々人が生活するには,まずは仕事をして報酬をもらうか,報酬をもらう者と暮らす他は
策 ない。報酬を得る一般的な方法は雇われることである。この講義ではその雇用という関
係について,おもに現代の制度とその背景を考える。
政
社 会 福 祉 管 理 運 営 論
社会福祉管理運営にかかる全体像についての理解を深めて,将来の社会福祉法人お
よび社会福祉施設管理者としての素養を育む。
看護に必要な微生物学(医動物学・免疫学を含む)の基本的知識を習得する。
感 染 症 学 ( 通 年 ) 呼吸器系、消化器系、泌尿生殖器系、神経系、血液系などにおける感染症と関連する
免疫異常症(膠原病など)の症候、病態、治療について講述する。
社会保障・社会福祉概説
ひとびとの一生を社会的に支える社会保障・社会福祉の基本的なしくみ、考え方、目的
について解説し、それらに関わる専門職の役割についても紹介する。
日本および国際社会におけるソーシャルワークの概念の発展の歴史について、相談援
助の概念および範囲と関連付けながら、講義する。グローバル化する社会における多様
ソ ー シ ャ ル ワ ー ク 論 Ⅱ なソーシャルワーク実践の具体的な課題や事例を取り上げながら、相談援助の専門職と
してのソーシャルワーカーのアイデンティティや倫理的ディレンマについて検討する。相
談援助における包括的な援助実践に向けた多職種連携の重要性について講義する。
発
看
達
護
心
理
管
学
理
Ⅱ
生涯発達の視点から包括的に心の発達について学び、青年・成人期、中年期、老年期
のそれぞれの時期に生じる心理的課題やその支援の在り方について理解を深める。
医療現場で実践される看護職の管理的機能やマネジメントについて理解する。その効
学 果的な提供のための看護組織の構造や特徴、さらに、時代に対応した質の高い看護
サービスや医療サービスを提供するための方策を看護管理の立場から考える。
14
前期開講科目授業概要【海洋生物資源学専門科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
化
生
物質の構成要素である原子・分子の構造と性質、分子の結合状態と反応性、化学量論
Ⅰ や溶液濃度の計算、酸・塩基や酸化・還元などの化学反応について、高校の化学の再
学習とこれから学ぶ専門分野に必要な化学の基礎を学習する。
学
物
授業概要
学
・生命の誕生と変遷のしくみを理解する。
・生命維持の基本要素である細胞と、動物組織や器官の構造と機能を学ぶ。
Ⅰ
・生物の生殖と発生のしくみについて学ぶ。
・タンパク質の機能について学ぶ
前期開講科目授業概要【キャリア教育科目;永平寺キャンパス】
授業科目名
授業概要
個人の価値観が多様化し、社会の変化が著しい現代においては、各自が自己のキャリア
を継続的にデザインすることのできる能力が求められています。本講義では、自分の将
キャリアデザイン概論Ⅰ
来を見据え、現状において不足している能力や知識を認識し、受講者自身が主体的に
それらの能力や知識の習得に取り組む動機付けを行います。
本授業は多業種の企業人を招き、企業や職場の事業内容や人材育成についての講話
キ ャ リ ア デ ザ イ ン 特 論 を中心に進めます。事前準備や講話の振り返りを基に、キャリア形成に必要な意識や能
力を理解し、それらをどのように育成するか考えます。
15
前期開講科目授業概要【教職科目;永平寺キャンパス】
※教育職員免許状取得を目的とする方のみ受講可
授業科目名
授業概要
①ヒトの生涯発達を実際に目に見える現象とそれらを説明する理論の両面から学ぶ。
②各発達段階で生じる障害・問題行動を理解する。
発
達
心
理
学
教
育
方
法
本授業では教師の職務の内、「授業」に焦点を当てる。授業を「観る」「読む」「デザインす
論 る」という一連の実践的な行為を通して、授業実践に関する技術や思考を深める。理論
的根拠に基づいて、教育方法に関する議論を行っていく。
教
育
心
理
学校での教育活動に必要な,学習と発達に関する教育心理学の基本的な理論や考え
学 方について講義する。「意欲の低下」や「学力の低下」など近年教育現場で問題となって
いる現象も取り上げ,教育心理学の立場からその原因や対応について講義する。
教
師
論
教師の仕事の実際,教授・学習の過程,教師と子ども・生徒との関係についての理解を
深めながら,教職の社会的・文化的使命を知り,その専門性を学んでいく。
教
育
制
度
教育制度の構造と機能について、その意義や働きを理解できるようにするとともに、それ
論 らの現状や改革動向について日本のみならず諸外国にも視野を広げながら考察すること
ができるようにする。
特
別
活
動
特別活動の幾つかの領域での具体的な実践例(学級づくり、学校行事、学校を超えた地
論 域での活動等)を検討する中で、特別活動の内容と方法、そしてその意義について学習
する。
導
「仕事」をめぐる環境が厳しくなり、正職員として「仕事」につけない若者が増加する中で、
キャリア教育への期待が高まっている。社会状況の分析や職業についての考察を通じ
論
て、「進路指導」「職業指導」の意義を考え、職業指導の歴史的背景や実践についても学
習する。
職
業
指
(1) 高等学校学習指導要領の解説と商業教育について講義する。
公 民 科 教 育 法 Ⅰ (2) 商業科目の目標、内容の概要を講義する。
(3) 教育指導研修を体験し、研究授業を課する。
高等学校の理科授業に必要になる知識・技能・評価等について概説した後、チームで授
商 業 科 教 育 法 Ⅰ 業づくりを行い、実践力を養う。この講義を通じて、高等学校理科とは、授業構成力、授
業評価等に関する理解を深める。
理
科
教
育
法
高等学校の理科授業に必要になる知識・技能・評価等について概説した後、チームで授
Ⅰ 業づくりを行い、実践力を養う。この講義を通じて、高等学校理科とは、授業構成力、授
業評価等に関する理解を深める。
学習指導要領の解説を通して農業教育の在り方、農業教員としての心構え、学習内容、
学習方法などについて講義をする。又、これからの教師は農業教育の課題を的確に把
農 業 科 教 育 法 Ⅰ 握し解決する実践的な指導力を身に付ける必要がある。そのために、高校農業科教育
に長年携わってきた経験を基に講座を進める中で農業高校の授業(実験・実習)を体験
学習する。
福祉を学ぶ意義、福祉を教える意味について。
福 祉 科 教 育 法 Ⅰ 高校福祉科教育の意義と福祉科教員の役割。
新学習指導要領 教科「福祉」9科目の指導内容とその取扱い、学習指 導案の立案。
16
前期開講科目授業概要【一般教育科目;小浜キャンパス】
授業科目名
授業概要
沿岸水域の資源利用と管理について、水辺に生きる人びとの社会・経済活動、生活
文化の理解も含めて、文化人類学の観点から講義をおこなう。日本、アフリカ、アメリ
教養特講J (海洋人類学) カの事例を比較文化的にあつかいながら、地域社会に根付いた漁撈と、グローバル
化する政治経済で繋がる漁業の持続可能性について議論する。
科
学
史 物理と数学を中心に文明の黎明期から現代に至るまでの科学の歴史を概観する。
教養の最前線A ( マ イ ナ ー 生 物 学 )
地球上には870万種以上もの生物が存在するといわれています。しかし、私たちが日
常で目にする生物はこの中のごく一部で、人知れずひっそり生きている生物も少なく
ありません。本講義では、こうした「マイナー生物」に焦点をあて、生物の多様性やそ
の環境適応などについて、知見を深めていきます。
前期開講科目授業概要【海洋生物資源学専門科目;小浜キャンパス】
授業科目名
海
洋
環
生
境
授業概要
工
水理学や沿岸海洋学の応用学として位置づけ,参考書(水産土木学)にしたがい,海
洋生物の生息環境を波動や潮汐などの自然エネルギーを利用して改善する工法、
学
干潟のもつ生物の環境機能、新たな生息場として使用されている人工魚礁技術など
を紹介する。
化
動植物の生体を構成する主要な成分としての、糖質、脂質、タンパク質、アミ
ノ酸、核酸などの構造と機能および生体内の化学反応を触媒する酵素の機能を
学
解説する。
また、生体内におけるエネルギーの生産と消費の概略についても学習する。
生
態
遺
伝
ゲノム時代が到来し、近年急速に進展している遺伝学の中で、本講義では野生生物
の生態的多様性を創出する遺伝機構を理解するための基本原理・法則を解説する。
学
さらに、魚類を中心とした水圏生物の多様性研究における生態遺伝学的アプローチ
の実例と重要性について概説する。
動
物
生
理
動物の生体機能はそれぞれの生息環境に適応して高度に多様化している。動物は
学 どのようにして多様な環境に適応しているのだろうか?動物が獲得した生体機能の仕
組みとその多様性について学ぶ。
海
洋
生
物
海洋の起源と歴史、その中で創出された生物多様性について講義し、海洋生物の生
学 存が環境要因とどのように相互作用しながら維持されているかを概説する。また、近
年の人間活動が海洋生物の生存に及ぼす影響に関しても学習する。
水
産
増
殖
学
微
国
生
物
際
化
食
学
漁
概
業
微生物の姿形は我々の肉眼では捉えることが出来ない。しかし、その活動は地球環
論 境や我々の生活に大きな影響力を持っている。本講義では、微生物の特徴・分類・代
謝・生態など微生物学の基礎を学習する。
国際漁業管理の実態を紹介する。特に日本が当事者となっている中西部太平洋に
おけるクロマグロの管理,捕鯨についての問題点を詳細に明らかにすると他の国際的
論
な漁業紛争を考察する。同時に近年水産物の需要が急伸している中国の事例を紹
介する。
化学反応速度論、化学平衡ならびに酸塩基平衡について講述するとともに、各種の
Ⅱ 分析法(主に分光分析法および分離分析法)についてそれらの原理の概要を述べ
る。さらに、有機化学の基礎的事項(構造、命名法や性質など)について解説する。
学
品
産業上重要な魚介類を中心として,繁殖,成長および環境に関する基礎知識を講義
する.また,増養殖,親養成,成熟制御技術,種苗生産なども講述する.
工
貯蔵・加工中に起こる各種食品成分の物理的、化学的変化と食品の色調や物性との
学 関連について解説する。また、水産ねり製品や缶詰・レトルト製品などの加工食品を
取り上げ、それらの加工原理についても学習する。
水産動植物の種類と原料特性、水産加工食品の加工原理と特性、水産物の非食用
水 産 資 源 利 用 学 利用、水産資源の有効利用への取組みの現状などについて解説する。また、福井県
で漁獲される幾つかの重要水産物について、伝統的な利用方法等を解説する。
細
胞
免
疫
動植物は生命を脅かす病原体から身を守るしくみである免疫系を持つ。免疫のしくみ
学 は非自己と自己を認識することが根幹であり、その仕組がどのように生じ、作用するか
を学ぶ。
高校で物理学を習得していなかった学生でも理解できるレベルの物理学の力学・熱
大 気 ・ 海 洋 学 概 論 力学の基礎とそれに基づく地球規模で生じる大気運動、海洋の流れ、潮汐、波浪現
象、大気と海洋の相互作用などの物理現象を講述する。
17
前期開講科目授業概要【海洋生物資源学専門科目;小浜キャンパス】
授業科目名
水
圏
環
境
授業概要
科
学
海洋、湖沼、河川などの自然界の水を対象に、それらのもつ物理的、化学的、生物学
的性質について学ぶ。各種用水の利用と水質基準についても若干ふれる。また、水
質と密接に関連する微生物の働きと水圏環境中での物質の変換機構についても学
習する。
食
品
流
通
日本の食生活の分析からスタートし、卸売市場流通の制度や実態、水産物の貿易、
論 市場経済における食品の価格変動と価格形成、食品の安全性にかかわる制度、福井
の地域ブランドなどを講義する。
藻
類
生
理
藻類の生長様式や生活史の多様性、独立栄養的生育維持・栄養素利用における
学 適応戦略の分子機構、藻類(植物)の特有の代謝産物とその代謝機構をとりあ
げ、生物資源としての藻類利用の現状と可能性を考える。
水理学の歴史的な役割や、自然環境の保全、生物との共生環境の創造に果たす学
問的意義を講述する。環境現象の主体である水の物理的挙動にかかわる基礎的知
環 境 水 理 学 ・ 同 演 習 識を概説するとともに、水理実験を実施して、力学的特性の理解を深化させる。河川
環境を中心に、実社会の水理学的諸課題を解決に導くための基礎的手法を概説す
る。
進
化
系
統
すべての生き物は進化の結果として現在に生きている。いかなる生命現象も進化の
視点がなければ、その真の姿を理解することはできない。進化がどのように認識され、
学
解明されてきたのかを概観する。また、進化を考える上で必要な系統学の基礎概念
や分子系統解析の手法について、演習を交えながら解説する。
社会的諸関係の中で、科学技術者の倫理を巡ってどのような問題が生じているかを、
科学者および技術者の倫理 いくつかの事例を題材にして明らかにし、さらに自らが科学技術者として倫理上の問
題に直面したときに、どのように対処すべきかについて考える。
食品包装の目的と定義について概説する。また、各種包装容器について、材質、製
海洋生物資源学特別講義Ⅱ
法、基本的な特性を述べる。さらにこれらの包装容器を利用した実際の包装技術に
( 食 品 容 器 ・ 包 装 論 )
ついて理論と実際を詳述し、現代における食品包装容器の役割を学習する。
工業製品と一次産品とは、商品の規格性や供給・需要構造で基本的な違いがある。
講義では、これらの基礎を解説する。
さらに、水産物ブランド化による地域活性化事例やわが国養殖産業の現状など、水産
食 品 経 済 組 織 論
現場の取り組みを学習する。
また、日本人の「魚離れ」に関連して魚食の歴史を学び、食の重要性に関する理解を
深める。
食
浮
漁
品
微
遊
生
生
物
物
業
食品の安全性 (衛生的視点) と製造 (発酵的視点) の両面から、食品と微生物
のかかわりについて講義を行う。微生物の生態・生理を広く理解するととも
学
に、どのように食品に影響を及ぼすかを知り、あらゆる角度から食品微生物を
考察する。
海洋生態系の低次生産を担う浮遊生物(プランクトン)の分類,分布,生活
史,生理および生態を学び,海洋生態系における浮遊生物の役割を海洋環境と
の関係において理解する。沿岸域において発生する有害有毒プランクトンの生
学
理生態,及び海洋環境や海洋生物への影響を学ぶ。また,温暖化や海域の富栄
養化といった地球環境問題,ならびに食糧問題について,海洋のプランクトン
を軸に考察する。
世界の食料生産における漁業の重要性について解説する。世界・日本の漁業生産そ
学 して水産資源の持続的開発利用と整合した方式での養殖産業との関係について学
習する。
前期開講科目授業概要【教職科目;小浜キャンパス】
※教職科目は、教育職員免許状取得を目的とする方のみ受講可
授業科目名
授業概要
高等学校における水産教育の現状や位置づけ、教育内容、問題点、今後の方向性
水 産 科 教 育 法 Ⅰ など、高等学校水産科教員として必要な知識のうち、生徒に対する教科指導以外の
部分についての知識を中心に講義を行う。
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