与野本町小学校複合施設整備基本計画について 資料4 1.事業の目的 ●建替え校舎(複合施設)概要 2 階 : 学校(教室等)、子育て支援センター 1 階 : 学校(教室等、地域交流室、給食室[更衣室等])、放課後児童クラブ 地下1階 : 学校(給食室[調理室])、文化財資料室(展示)、地域サロン 小学校を地域の核とした複合施設の整備 老朽化した小学校北校舎(S33 竣工)の建替えに当たり、周辺の公共施設(子育て 支援センター、文化財資料室、放課後児童クラブ)を複合化し、地域の核となる 施設計画を行う。あわせて、敷地内の東校舎、南校舎等及び与野本町コミュニテ ィセンターの大規模改修を行う。 ●大規模改修対象建物 小学校(東校舎、南校舎、渡り廊下、体育館、プール)、コミュニティセンター ●近隣配慮・安全対策等への対応 方針1 市民との合意形成による計画 ・建替え校舎を現状の3階建てから2階建とし、さらに北側道路に対して既存校舎よりセット バックすることで、日影規制に準拠する。 ・給食室への搬出入口は現状よりも交差点からの距離を離す。また給食室の壁面の位置 をセットバックさせることにより交差点の見通しの良さを確保する。 ・道路から複合施設の入口への動線、コミュニティセンターから複合施設への動線を歩車 分離する。 ・地域交流室前の廊下両端に管理区分を設け、地域交流室を地域開放する際の児童の 安全を確保する。 方針2 事業手法の検討 基本計画策定過程においてワークショップを開催 し、市民との合意形成を図りながら、当該地域に相 応しい複合施設計画を行った。 PFI手法等の民間資金及びノウハウ活用 について検討し、事業手法の選択を行っ た。 2.事業の概要 ●整備前 3.事業スケジュール ●整備後 解体建物 給食室解体 建替え校舎(複合施設) N N 平成28年3月 基本計画策定 ∼平成30年1月 基本・実施設計 平成29年10月∼平成30年3月 仮設校舎建設 平成30年4月∼同9月 既存校舎(北校舎、給食室)解体工事 平成30年10月∼平成32年3月 建替え校舎(複合施設)建設工事 平成32年4月 建替え校舎(複合施設)供用開始 平成31年7月∼平成33年3月 既存建物大規模改修工事 平成33年3月 全体整備完了 平成33年4月∼同7月 仮設校舎解体工事 仮設校舎 (学校) 大規模改修 校庭 (学校) 校庭 (学校) (学校) 複合施設計画案(別紙参照) ※基本・実施設計以降のスケジュールはすべて予定。 1 複合施設計画案 別紙 2 参考資料 ワークショップ報告書抜粋 学校を核とした公共施設の複合化に向けた取組の流れ H24 H24・25 H25 時期 6月 9月∼1月 3月 さ い た ま 市 公 共 施 設 マ ネ ジ メ ン ト 計 画 の 策 定 ワークショップ の実施 (モデルケース) H24 三橋小学校と 周辺公共施設 H25 与野本町小学校 と周辺公共施設 「 公共施設 再編 検討 の進め方 手 引き」 の作 成 全体目標の設定 ・ハコモノ三原則: 新規整備の抑制、 建替時の複合化、 施設総量の縮減 第 1 次 ア ク シ ョ ン プ ラ ン の 策 定 さ い た ま 市 公 共 施 設 マ ネ ジ メ ン ト 計 画 H26 H27 4月∼3月 9月∼3月 ワークショップ の実施 (要綱設置) (仮称)与野本 町小学校等複 合施設計画の 検討 (具体的ケース) 与野本町小学校の 北校舎、給食室と その周辺施設の複 合化と合意の形成 意 見 や ア イ デ ィ ア 報 告 書 庁内所管及び関 係部局での検討 意見交換 ワークショップ や説明会の 実施 模型づくり 「 公共施設 再編 検討 の進め方 手 引き 」 の改訂 与野本(町小 )学校 複合施 設整 備基本計 画 策定 年度 仮 称 与 野 本 町 小 学 校 等 複 合 施 設 計 画 の 策 定 施設分野別の方針、工程表(∼H32 )の掲載 ・方針:建替え時の方向性(規模、複合化の考え方)、 配置の考え方、主な機能の考え方など ・工程:更新のあり方を検討する施設、 予防保全を実施する施設 ○平成26年度ワークショップの概要 H28・29 H30∼ (仮称)与野 本町小学校 等複合施設 の基本・実 施設計予定 (仮称)与野 本町小学校 等複合施設 の建替着工 予定 ワークショップ の実施 (要綱設置) ワークショップでの施設配置の参考案 (具体的ケース) 他地域の公共施 設での複合化と 合意形成 ・「公共施設マネジメント計画」では、小学校の校舎を建て替える場合には、周辺にある教育関連施設 や福祉施設などと一体的に整備し、多様な教育の場とするとともに、地域コミュニティなどの拠点とし ていくこととし、与野本町小学校をモデル施設として位置付けました。 与野本町小学校と周辺公共施設の状況 ・平成 26 年度のワークショップでは、多 くの市民が意見交換を行いながら、 模型づくりを通して当該地域にふさ ○平成27年度ワークショップの概要 わしい複合施設を考え、合意形成を 行いました。 ・平成 27 年度のワークショップでは、平 成 26 年度のワークショップの結果に 加え、建築の専門的観点を踏まえた 施設配置案について、引き続き意見 交換を行うとともに、整備後の施設 の利用・運用についてイメージを膨 らませながら、施設計画案をまとめて いきました。 3
© Copyright 2025 ExpyDoc