平成29年2月6日 茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会 資料5 茅ヶ崎西浜駐車場跡地土地活用における事業手法一覧 本事業で想定される事業手法は以下のとおりです。 定期借地権方式 従来方式 事業手法 パターン①:公共施設のみ整備 市(土地所有者)が事業主体となり、事業対象地に公共施設を設 計、建設する。 概要 パターン②:公民複合施設を整備 市(土地所有者)が民間事業者に事業対象地を一定期間貸付け、 市(土地所有者)が民間事業者に事業対象地を一定期間貸付け、 民間事業者は事業対象地に公民複合施設を建設する。 建設した公共施設は、市の所有となり、直営又は指定管理者制度 市は、貸付け期間中、民間事業者から借地料を受け取る。 により、維持管理、運営業務を行う。 パターン③:民間施設のみ整備 市は公民複合施設の公共施設部分について、民間事業者に賃料を 民間事業者は事業対象地に民間施設を建設する。 市は、貸付け期間中、民間事業者から借地料を受け取る。 事業対象地は貸付け終了後、原則、更地で市に返還される。 支払い、貸借する。 事業対象地は貸付け終了後、原則、更地で市に返還される。 民間事業者が建設、施設を所有 市が建設、施設を所有 公共施設 模式図 民間施設 底地:市 市の方針に沿った施設整備が可能である。 民間施設との相乗効果を図ることができない。 特徴 資金調達や施設所有リスクは、全て市の負担となる。 公共施設 民間事業者が建設、施設を所有 市が 賃借 民間施設 定期借地権:民間事業者 定期借地権:民間事業者 底地:市 底地:市 土地所有権を市に残したまま、安定した借地料収入が得られ、資 金調達や施設所有リスクがない。 市は、土地所有者として目的用途の制限ができ、貸付け期間終了 後は、公的な土地利用が可能である。 土地所有権を市に残したまま、安定した借地料収入が得られ、資 金調達や施設所有リスクがない。 市は、土地所有者として目的用途の制限ができ、貸付け期間終了 後は、公的な土地利用が可能である。 公共施設を整備しないことから、市の支出は発生しない。 上位関連計画 との整合 △:茅ヶ崎海岸グランドプランに位置付けた「民間活力」には該当 ○:茅ヶ崎海岸グランドプランに位置付けた「民間活力」を導入した土地活用が可能である。 しない事業手法である。 △:公共施設のみを整備するため、他のパターンより劣る。 にぎわい創出 ○:民間施設を導入することで、パターン①に比べ、にぎわい創出 が可能である。 ◎:民間施設を導入することで、パターン①に比べ、にぎわい創出 が可能である。また、民間施設のみを整備することから、パター ン②に比べ、民間事業者の自由度が高い。 △:公共施設整備年度の支出が大きくなる。また、維持管理・運営 ○:公共施設整備費や維持管理費等は発生するが、公共施設賃料に 財政支出 土地有効活用 業務に係る費用が発生する。 より平準化が可能である。また、民間事業者から借地料を得るこ 公共施設を整備しないことから、公共施設整備費や維持管理費等 とができる。 の市の支出は発生しない。 △:現時点では公共施設の導入を予定していないことから、土地活用(事業化)に向けては公共機能検討等の時間を要する。 ○:他のパターンと比較し、早期の土地活用(事業化)が可能であ る。 △:市が事業主体となることから、資金調達や施設所有リスク等は、 △:民間事業者が資金調達、施設所有者となることから、市の事業 事業リスク ◎:貸付け期間中、市は民間事業者から借地料を得ることができる。 全て市の負担となる。 に対するリスクは低減されるが、公民複合施設となることから、 ○:民間事業者が資金調達、施設所有者となることから、市の事業 に対するリスクは低減される。 パターン③より、事業リスクの分担が複雑になる。 ※「旧茅ヶ崎西浜駐車場跡地利用検討業務 報告書」に示している「土地信託方式」及び「事業受託方式」については、きわめて高い収益が見込める土地であることが条件であるため、検討から除外しています。また、「等 価交換方式」については、新たに購入した土地の一部を等価交換により手放す必要があることから、検討から除外しています。
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