新興国ウ 新興国ウ 新興国ウィークリーレポ ークリーレポート ー

新興国ウ
新興国ウィークリーレポート
ークリーレポート
2017/2/6
【韓国
韓国】
総合指数は週間で 0.5
0.5%安と反落、強弱材料
反落、強弱材料が交錯し方向感
反落、強弱材料 交錯し方向感に欠ける
に欠ける
先週の動き/今週の展望
総合指数は週間で 0.5%
%安と反落。旧正月休暇で
旧正月休暇で 30 日が休場のため、
休場のため、4 日間の立ち会いだった
日間の立ち会いだった。好悪材料が錯綜する
好悪材料が錯綜する
中で相場は方向感に欠けた。米トランプ政権の通商政策
中で相場は方向感に欠けた。米トランプ政権の通商政策や外交方針
方針を巡る不透明感が増す一方、米
を巡る不透明感が増す一方、米 FOMC の声明を受け
て早期利上げ観測が後退したことが好感された。週前半
て早期利上げ観測が後退したことが好感された。 週前半の 31
日と 1 日は一進一退の展開
は一進一退の展開 2 日は場中に
は一進一退の展開。
場中に 15 年 7 月 17 日以来、
約 1 年 6 カ月ぶり
カ月ぶりの高値を付ける場面もあったが、
の高値を付ける場面もあったが、利益確定売
▼指数チャート
2,140
[KOSPI/day(2016/11/23 - 2017/2/3)]
2,100
りに押され、
、結局反落して引けた。
反落して引けた。3 日は米利上げの先行きの
日 米利上げの先行きの
2,060
判断材料となる 1 月の米雇用統計の発表を前に次第に
月の米雇用統計の発表を前
に様子見ム
ードが広がり、小幅高で終えている
り、小幅高で終えている 今週は米トランプ政権の
り、小幅高で終えている。今週
米トランプ政権の
政策動向をにらみ神経質な値動きが続くか。国内では 8 日に 16
年 12 月のマネー
マネーサプライが
サプライが発表される予定。
【ロシア】
2,020
1,980
1,940
11/23
12/2
12/13
12/22
1/3
1/12
1/23
2/3
RTS 指数は週間で
指数は
0.4
0.4%安と反落
%安と反落、今週は地合い
今週は地合いの好転
の好転を受けて
受けて反発か
反発か
先週の動き/今週の展望
先週の米ドル建て RTS 株価指数は週間で 0.4%安と
%安と小幅に反落したが、
反落したが、週の振
振れ幅は大きか
かった。先月 28 日に行われ
た米露両大統領の電話
た米露両大統領の電話会談
会談では対露経済制裁について話し合われなかった
では対露経済制裁について話し合われなかった
では対露経済制裁について話し合われなかったため、前週末に急騰した
、前週末に急騰した RTS 指数は週前半に
指数は週前半に
失望売りに押された。
失望売りに押された。ただ、
ただ、3 日にロシア中央銀行が発表した
声明文内容を好感し、RTS 指数は急速に値を戻し、
指数は急速に値を戻し、週間の下げ
▼指数チャート
[RTSI$/day(2016/11/25 - 2017/2/3)]
1,200
幅を縮めている
幅を縮めている。声明文では主要政策金利を
。声明文では主要政策金利を 10.00%に据え置
%に据え置
1,150
く方針を示す半面
く方針を示す半面、景気が
が予想以上に回復していると
予想以上に回復していると
予想以上に回復しているとの見方を
1,100
明らかにした
明らかにした。また、これまで
これまでの金融政策
金融政策と今後の政策の効果
と今後の政策の効果
でインフレ率
インフレ率目標の 4%を
%を今年後半までには達成できるとし、
後半までには達成できるとし、
17 年の年間 GDP はプラス成長になると予想している
はプラス成長になると予想している。今週は
地合いの好転を背景に再び上昇基調に入ると見込む。
地合いの好転を背景に再び上昇基調に入ると 見込む。
【ベトナム】
1,050
1,000
950
11/25
12/6
12/15
12/26
1/5
1/16
1/25
2/3
VN 指数は 0.4%高と
%高と 6 週続伸、好業績を背景に
週続伸 好業績を背景に
好業績を背景に今週も堅調な
堅調な展開か
先週の動き/今週の展望
先週の VN 指数は 0.4%高と
%高と 6 週続伸。テト(旧正月)明けで
週続伸。テト(旧正月)明けで、
、2 営業日の取引だった
の取引だった。前週に約
。前週に約 9 年ぶりの高値を付
けた VN 指数は、先週も小高く推移。
指数は、先週も小高く推移。2
2 日は後場に前週の高値を上回り、
日は後場に前週の高値を上回り、08 年 2 月以来約 9 年ぶりに 700 ポイントを超
えた。3 日は前場に 2 日の高値を上回ったが、後場には利益確
定売りに押され
定売りに押されマイナスとなり、週間
マイナスとなり、週間の上げ幅を縮め
の上げ幅を縮め
の上げ幅を縮めている。
▼指数チャート
[VNINDEX/day(2016/11/18 - 2017/2/3)]
715
テト前後に好業績を発表した企業も多かったが、主力銘柄は高
700
安まちまち。
安まちまち。VN 指数採用 322 銘柄の騰落は、上昇 138 銘柄に
対し下落が 129 銘柄(変わらずが 55 銘柄)となり、
銘柄)となり、上昇が下
落をわずかに上回った。個別では指数寄与度プラス
落をわずかに上回った。個別では指数寄与度
1 位のビナ
685
670
ミルク、同 2 位のエクシムバンクが指数の上昇をけん引した。
位のエクシムバンクが指数の上昇をけん引した。
655
好調な企業業績を背景に、今週も堅調な値動きが続くか。
好調な企業業績を背景に、今週も堅調な
きが続くか。
640
11/18
11/29
12/8
12/19
12/28
1/9
1/18
2/3
2017/2/6
【インドネシア】
【シンガポール】
【先週の動き/今週の展望】
【先週の動き/今週の展望】ジャカルタ総合指数は
ジャカルタ総合指数は 0.9%
高、今週は 6 日に 16 年 10-
-12 月期の GDP 発表
【 先 週 の 動 き / 今 週 の 展 望 】 ス ト レ ーツ タ イ ム ズ 指 数 は
0.7%安、1
0.7
月の製造業 PMI は 51.0
ジャカルタ総合指数は週間で 0.9%高と続伸。
%高と続伸。1 月月間では
ストレーツタイムズ指数は 4 日間の取引で
で 0.7%安と反落。
%安と反落。1
0.05%安とほぼ横ばい。先週は前週末からの流れを引き継ぎ前
0.05%安とほぼ横ばい。先週は前週末からの流れを引き継ぎ前
月月間では 5.8%高。先週は堅調な経済指標が指数上昇につな
%高。先週は堅調な経済指標が指数上昇につな
半は軟調だったが、週半ばから盛り返した。1
半は軟調だったが、週半ばから盛り返した。 日は 1 月の日経
がらず、軟調だった。連休明けの 31 日は 16 年 12 月の銀行融
PMI が 50.4 と、
と、4 カ月ぶりに景況感の分岐点を上回ったこと
資残高が市場予想を上回ったものの、前日のダウ平均がトラン
が好感されて指数は反発。
が好感されて指数は反発。2 日は前日に発表された 1 月の CPI
プ大統領の政策に対する警戒感の高まりを受けて続落した流
が市場予想を上回る 3.5%だったことを受け、金利上昇への期
%だったことを受け、金利上昇への期
れを引き継ぎ、金融株を中心に売りが出て指数は反落。
れを引き継ぎ、金融株を中心に売りが出て指数は反落。1
1 日は
待感から金融株が買われた。結局、
待感から金融株が買われた。結局、3 日まで 3 日続伸して取引
反発したが、2
反発したが、 日は利益確定売りが出て前日の上昇分を帳消し
を終えた。今週は 6 日に 16 年 10-12 月期の GDP、8 日に 12
にした。同日発表の 1 月の製造業 PMI は 51.0 と 14 年 11 月以
月の小売売上高が発表される予定。
月の小売売上高が発表される予定。GDP 成長率は前年同期比
来の最高値に達したが補えなかった。今週は国内
来の最高値に達したが補えなかった。今週は国内の重要イベン
の重要イベン
5.0%の見通しで、予想から上振れすれば好材料になる。
5.0%の見通しで、予想から上振れすれば好材料になる。
トが少なく、10
トが少なく、 日に発表される中国の 1 月の貿易統計が焦点。
▼指数チャート
▼指数チャート
5,500
[JCI/day(2016/11/23 - 2017/2/3)]
3,100
5,400
3,020
5,300
2,940
5,200
2,860
5,100
2,780
5,000
[FSSTI/day(2016/11/23 - 2017/2/3)]
2,700
11/23
12/2
12/14
12/23
1/5
1/16
1/25
2/3
11/23
【タイ】
12/2
12/13
12/22
1/4
1/13
1/24
2/3
【マレーシア】
【先週の動き/今週の展望】
【先週の動き/今週の展望】SET 指数は 0.5%安、今週は
%安、今週は
中央銀行が金融政策決定会合を開催
【先週の動き/今週の展望】クアラルンプール総合指数は
0.1%安、今週は
0.1%安、今週は 12 月の貿易統計と鉱工業生産に注目
SET 指数は週間で 0.5%安と反落。
%安と反落。1 月月間では 2.2%高。前
%高。前
クアラルンプール総合指数は 3 日間の取引で
日間の取引 0.1%安とほぼ
%安とほぼ
週末から下げ止まらず軟調な値動きが続いたが、週末に反発し
週末から下げ止まらず軟調な値動きが続いたが、週末に反発し
横ばい。1 月月間では 1.8%高。
%高。先週は週末の上昇が下落幅の縮
た。31
た。 日は 16 年 11 月の小売売上高が前年同月比 6.4%増と、
%増と、
小につながった。祝日の谷間の 31 日は続落したものの、2 日に
マイナスだった前月からプラスに回復した一方、12 月の鉱工業
小幅反発すると、3
小幅反発すると、 日はプランテーション
日はプランテーション株
株と通信株を中心に
と通信株を中心に
生産が市場予想を下回ったことが嫌気された。1
生産が市場予想を下回ったことが嫌気された。 日は 1 月の日
買われて続伸した。今週は 8 日に 16 年 12 月の貿易統計、10
月の貿易統計、
経 PMI が 2 カ月連続で節目の 50 を超えたものの買い材料にな
日に 12 月の鉱工業生産が発表される予定。為替相場で米ドル
らず指数は小幅に下落。
らず指数は小幅に下落。2 日まで 5 営業日続落したが、3
営業日続落したが、3 日は
に対するリンギ安が緩和傾向にあるほか、前週末の NY ダウが
原油価格上昇を受けてエネルギー株が買われ、反発して取引を
1 月の米雇用統計の好調と、トランプ氏の金融規制見直しに関
終えた。今週は 8 日に中央銀行が定例会合を開催する予定。市
する大統領令への署名を受けて 2 万ドルを回復したことが株式
場では政策金利が 1.50%に据え置かれるとの見方が優勢。
%に据え置かれるとの見方が優勢。
相場の追い風になりそうだ。9 日はタイプー
ーサムの祝日で休場。
サムの祝日で休場。
▼指数チャート
▼指数チャート
1,620
[SET/day(2016/11/22 - 2017/2/3)]
1,700
1,580
1,680
1,540
1,660
1,500
1,640
1,460
1,620
1,420
[FBMKLCI/day(2016/11/21 - 2017/2/3)]
1,600
11/22
12/1
12/14
12/23
1/5
1/16
1/25
2/3
11/21
11/30
12/9
12/21
1/3
1/12
1/23
2/3
本レポートは、株式会社 DZH フィナンシャルリサーチ(以下、「DZH」と称します)により作成されたものです。
本レポートは、DZH が信頼できると判断した各種データ、公開情報に基づいて作成しておりますが、DZH はその正確性、完
全性を保証するものではありません。
ここに示したすべての内容は、DZH で入手しえた資料に基づく現時点での判断を示しているに過ぎません。
DZH は、本レポート中の情報を合理的な範囲で更新するようにしておりますが、法令上の理由などにより、これができない
場合があります。
本レポートは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の金融商品の売買あるいは特定の金融商品取引の勧誘
を目的としたものではありません。
また、本レポートによる情報提供は、投資等に関するアドバイスを含んでおりません。
本レポートにおいて言及されている投資やサービスは、個々のお客様の特定の投資目的、財務状況、もしくは要望を考慮した
ものではありませんので、個々のお客様に適切なものであるとは限りません。
本レポートで直接あるいは間接に取り上げられている金融商品は、株価の変動や、発行者の経営・財務状況の変化及びそれら
に関する外部評価の変化、金利・為替の変動などにより投資元本を割り込むリスクがありますが、DZH は一切その責任を負
いません。
DZH は、レポートを提供している証券会社との契約に基づき対価を得ております。
DZH およびグループ会社は、本レポートの論旨と一致しないレポートを発行している場合があり、また今後そのようなレポ
ートを発行する場合もあります。
DZH、グループ会社およびその役職員は、本レポートに記載された金融商品について、ポジションを保有している場合があり
ます。
本レポートでインターネットのアドレス等を記載している場合がありますが、DZH 自身のアドレスが記載されている場合を
除き、ウェブサイト等の内容について DZH は一切責任を負いません。
本レポートの利用に際しては、お客様ご自身でリスク等についてご判断くださいますようお願い申し上げます。