別紙2 配達を再委託する場合の特記事項 (基本的事項) 第1 配食サービスの委託事業者(以下「委託事業者」という。)は、広島市から事前に承認を得た上で、他事 業者(以下「配達事業者」という。)との間で次の事項を記載した再委託に係る契約を締結し、契約書の写し を広島市に提出すること。 ⑴ 配達事業者の業務内容 ⑵ 配達事業者の配送車両の車種・積載可能食数・保温保冷機能等、及び配達員名 ⑶ 調理完了から配達完了までの時間の目安 ⑷ 配送車両から配送車両への食事の積み替えを行う場合の食事の積み換え場所 ⑸ 委託事業者及び配達事業者の食品衛生責任者 (配達事業者の業務内容) 第2 委託事業者は配達事業者に配達を再委託する場合は、配達時に行う安否確認(声かけ)も併せて再委託する こと。なお、委託事業者が配達事業者に再委託できる「その他の業務」は次のとおりである。 ⑴ 食事の容器の回収 ⑵ 届いた食事をについて、 「早めに食べること、食べ残しは惜しまず捨てること」等の利用者への注意喚起 ⑶ 利用者からの費用徴収 ⑷ 利用者への緊急連絡先等の変更確認 ⑸ 利用者への献立表、市から利用者への通知文及び市が必要と認める文書の配付 (衛生管理) 第3 ⑴ 委託事業者及び配達事業者は、食中毒の発生を未然に防止するため、次の規定を遵守すること。 委託事業者は、調理の都度、調理完了から配達事業者への食事の引き渡しまでの時間、保管場所及び保管 温度を記録し、記録内容は1年以上保存すること。 ⑵ 配達事業者は配達時に容器のフタを開けないこと。 ⑶ 配達事業者は、契約書に記載していない配送車両又は配達員による配達、若しくは本人又はその家族に体 調不良(下痢、発熱、腹痛、嘔吐等の症状)が認められる配達員による配達をしないこと。 ⑷ 配達事業者は、配達員の健康状況の把握を行い、その記録を残すこと。 ⑸ 配達事業者の配達員は、配送車両への食事の搬入前や、用便等の後に配達を開始する前には、手指の洗浄 及び消毒を行うこと。 ⑹ 配達事業者の配達員は、配送車両から他の配送車両へ食事を積み替える場合には、作業は速やかに行うと ともに、契約書に記載した積み替え場所以外での積み換えをしないこと。 ⑺ 委託事業者及び配達事業者は、食品の衛生管理について知識及び経験を有する者を食品衛生責任者に選任 し、協力して衛生管理体制を確立すること。 (安否確認) 第4 配達事業者が食事の配達時に安否確認できない場合又は安否確認の際に異常を発見した場合には、委託事 業者へ速やかに連絡すること。安否確認に伴う必要な関係機関への連絡は、再委託することなく、配達事業者 からの連絡を受けて委託事業者が行うこと。なお、第2の⑷の業務を再委託した場合には、「広島市高齢者配 食サービス業務実施仕様書」の5⑹安否確認等で作成するマニュアルにおいて、緊急連絡先等の変更確認の動 きをフローチャート化したものも付記すること。 (事故発生時における報告等) 第5 委託事業者及び配達事業者は、第1から第5の規定に違反する事態が生じ、又は生ずるおそれがある場合 や、第1から第5の規定を遵守していたにも関わらず食中毒などが発生した場合は、速やかに広島市に報告し、 広島市の指示に従うものとする。また、広島市から立入検査の実施を求められたときは、これに応ずるものと する。
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