212号 (PDF形式 1.9MB)

No.
212
掲載内容
○議案審議状況等……………… 2・3面
○議会報告会(意見交換会)………… 4面
○委員会視察報告…………………… 5面
○一般質問等…………………… 6・7面
○審議結果等………………………… 8面
(バーコード読み取り機能付の
携帯電話等で読み込めます。)
平成 2 9 年( 2 017 年)2月5日 編 集・発 行 多摩市議会 〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1 ☎042(338)6890・6891 FAX042(372)6761
1 次選考で選ばれたその他9作品
市議会だよりのリニューアルに伴う新しい題字デザインが
決まりました。
応募は全 44 作品、1 次選考で議会だより編集会議が選んだ
10 作品を市役所のロビーに掲示し、市民のみなさんにも投票
いただきました。
最終的に、その票数も参考に議会運営委員会で採用作品を
決定しました。
作品の応募・投票へのご協力ありがとうございました。
◆多摩市の下水道事業が変わる
市議会が多摩の皆様にとって、さらに身近で分かりやすいものになるようイメージして作成しました。
29
年度から公営企業化で、より経営の健全化、効率化へ
重厚感を出しました。また、市議会と街の人々の架け橋を表す虹をメインにおき、
平成
多摩市のイメージカラーのグリーンを文字に使用し、太めのフォントで市議会の柱のような
◆多摩市の情報発信の強化に政策監を設置!
デザインの意図・説明
東京都から部長職を招き、市役所組織マネジメント力の発揮、シティセールスの強化へ
東京都新宿区 長谷川さんの作品
◆特別委設置 パルテノン多摩改修問題に集中!
市民が求めるパルテノン多摩とは? 多摩センターの活性化につなげるには?
市議会だより「題字新デザイン」決定!!
!!
次号より、多摩市議会だよりは変わります!
第4回定例会
12 12
月1日から
月 日まで
(6・7面)
一般質問は初日から5日間にわたり
22
名の議員が行いました。
32
その後最終日にかけて市長提出議案
件、委員会提出議案4件、議員提出
平成 29 年第1回多摩市議会定例会は、3月1日(水)開会予定です
議案7件を審議しました。
また、市民の方からの陳情・政策提
案7件を審議し、6件を採決し、1件
は審議未了となりました。
(2・3・8面)
ぜひチェックしてください!
継続調査としていた、パルテノン多
摩 改 修 事 業 に 関 す る 所 管 事 務 調 査 は、
その他多くのご意見は、多摩市議会ウェブサイトで
各常任委員会での調査を終了し、パル
ご意見はリニューアル後の紙面づくりに活かします。
(2面)
レイアウトがよい、特集の充実の意見がありました。
テノン多摩改修問題特別委員会の設置
欄をよく読まれています。また希望として、写真が多い、
を決め、さらにこの問題を集中して精
市民の皆さんは、一般質問や議案審議状況、意見書の
査することとしました。
だきました。
受動喫煙防止条例の制定に関する所
管 事 務 調 査 は、 次 会 の 報 告 を 目 指 し、
昨年行ったアンケートは、409 名の方から回答をいた
さらなる調査の継続を決定しました。
よく読む記事は一般質問!写真の多いレイアウトに!
市議会だよりアンケート
ご協力ありがとうございます
21
たま市議会だより No.212
議案審議状況等
2
パ ル テ ノン多 摩改 修問題
特 別委 員会 設置!
3常任委員会で調査していたパルテノン多摩改修問題は
一括して調査検討する特別委員会へ移行しました
市では、昭和 62 年に開館したパルテノン多摩について、施設更新(大
育の 3 つの常任委員会で、所管事務調査に位置づけ、それぞれでこの問題
規 模 改 修 )の 準 備 を 進 め て い ま す。こ の 施 設 更 新 に は 多 額 の 費 用 が 見 込
に取り組んできました。
まれています。
今回、大規模改修の全貌が明らかになってきたこと等を踏まえ、
「パル
議 会 で は、 こ の 問 題 に つ い て、 平 成 28 年 3 月 の 第 1 回 定 例 会 で「 平 成
テノン多摩改修問題特別委員会」を設置し、効率的・効果的に調査を進め、
28 年度一般会計予算に対する附帯決議」を全会一致で議決しました。
附帯決議の実現を図っていきます。
その後も、平成 28 年 6 月の第 2 回定例会で、総務・生活環境・子ども教
議会が求めた附帯決議の主な内容
1 総事業費を可能な限り削減すること
2 多摩センター地域全体の活性化につながるよう工夫すること
3 広く市民との情報共有および意見の反映に努めること
3常任委員会での主な調査経過
平成 28 年
6月 総務・生活環境・子ども教育常任委員会で所管事務調査を決定
市に説明を求め質疑(3常任委員会)
7月 パルテノン多摩現地を視察(3常任委員会)
特別委員会の委員
委 員 長 藤原 マサノリ (自民党・新生会)
副 委 員 長 大野 まさき (改革みらい)
委
員 岩崎 みなこ (生活者ネット・社民の会)
委
員 岩永 ひさか (改革みらい)
委
員 小林 憲一 (日本共産党) 委
員 橋本 由美子 (日本共産党)
委
員 あらたに 隆見 (公明党) 委
員 池田 けい子 (公明党)
委
員 いいじま 文彦 (自民党・新生会)
8月 冷暖房設備、工事車両搬入路の現地調査(生活環境常任委員会)
多摩センター地区連絡協議会事務局との意見交換(総務常任委員会)
10 月 パルテノン多摩の今後の施設の在り方や運営方法等の参考とするため、
長野県塩尻市の「市民交流センターえんぱーく」
、
長野県茅野市の「茅野市民館」
を視察(子ども教育常任委員会)
地域活性化の観点から青森県八戸市の「ポータルミュージアムはっち」を視察
(総務常任委員会)
特別委員会での調査
12 月 常任委員会の調査からパルテノン多摩改修問題特別委員会の調査へ
平成 29 年
1月・2月 以下の項目を中心に、集中的に調査します
①改修工事の内容・グレード ④開館後の運営
市内在住で新聞を購読していない世帯を対象に市議会だよりを郵送しています! お問い合わせ 多摩市議会事務局 ☎ 0 4 2( 3 3 8 )6 8 9 0
人 事
くろさわ な お こ
氏
選挙管理委員および補充員の選挙を行い
それぞれ4名の方を選出しました。
○多摩市選挙管理委員
あさくら よしのぶ
なかじま たかひこ
浅倉 義信 氏 黒澤 菜穂子 氏
さいとう まなぶ
斉藤 学 氏 中嶋 孝彦
※北海道美唄市の視察内容は、5面の視察報告をご覧ください
なかやま の ぶ こ
を確認し、所管事務調査の継続を決めました。
ち か こ
委員会では、今後も多摩市の受動喫煙防止条例の制定に向けて取り組むこと
よしだ
を委員間で話し合いました。
吉田 千佳子 氏 中山 伸子 氏
多摩市における受動喫煙防止条例制定の目的や条例化した際の罰則の有無など
ひらうち の り お
制定までの取り組み、美唄市視察後の勉強会の内容について意見交換を行い、
氏 平内 宣夫 氏
第4回定例会の健康福祉常任委員会では、北海道美唄市の受動喫煙防止条例
こんどう しんいち
タバコの受動喫煙被害をなくそう!
~受動喫煙防止条例の検討を進めています~
近藤 信一
③市民意見の集約・反映 ⑥都市計画税の今後の利用
○多摩市選挙管理委員補充員
②予算の削減 ⑤ライフサイクルコスト
3 議案審議状況等
たま市議会だより No.212
新たな政策監の設置で
より明確に!
下水道事業の経営が
提案
多の
摩趣
市旨
下水道事業の
設置等に関する条例の制定
情報発信力の強化へ!
提案の趣旨
多摩市特別職の指定等に
提案の趣旨
① 市の下水道事業は、平成 年度以降、老朽化し
た施設の更新費用の急増が見込まれる
関する条例の一部改正
① 市長の特別秘書として「政策監」の職員をもう
1人設置する
② 安定した事業内容を継続するため、より効率的
な経営が求められている
生活環境常任委員会での審査
そのために、限られた財源をより有効に活用する
仕組みとして、下水道事業を公営企業に移行するも
② 政策 監 に は 市 役 所 の 縦 割 り を 越 え た 横 断 的 な
立場で、市の内外に対する情報発信力の強化を
期待する
③ 東京 都 か ら こ れ ま で よ り 上 位 の 部 長 職 の 派 遣
職員を受け入れることで東京都との人事交流
集団防疫や疾病予防の観点から重要
な予防接種は、国全体の利益や社会防
衛につながるという考えに基づき、国
の責任において必要な財政措置を講じ
ることが必要である。
地方交付税不交付団体への予防接種
の財政負担を見直すよう強く要望す
る。
提出先:衆議院議長、参議院議長、
内閣総理大臣、内閣官房
長官、財務大臣、総務大
臣、文部科学大臣
のです。
1.保育士の処遇改善を図り、保
育環境を改善するため、公定
価格における処遇改善等加
算の十分な財政措置を講じ
ること
2.保育士の勤務条件の緩和や勤
務形態の見直しなど「ワーク・
ライフ・バランスの実現」に
向けて国として積極的に取り
組むこと
教職員が複雑化・困難化する子
どものニーズにきめ細かく対応
し、学ぶ意欲・主体的な取り組み
を引き出すためには、教職員数を
増加させるなどの環境改善が求め
られる。子どもたちの教育環境改
善のため、計画的な教職員定数改
善の推進を求める。
生活環境常任委員会での審査
審査を付託された生活環境常任委員会では、公営
企業会計への変更について、
「経営状況がより明確
予防接種に対する
国の財政措置の充実を求める意見書
教職員定数改善を求める意見書
原案可決
「意見書」とは、市の公益に関することについて、議会として国や東京都に意見を表明するものです
保育士等の処遇改善を
求める意見書
提出先:衆議院議長、参議院議長、
内閣総理大臣、財務大臣、
厚生労働大臣
を充実させる
これらの理由により、条例の一部を改正し、政策
監を2人とするものです。
また、財務諸表の作成により、下水道事業の経営
を分かりやすく公開でき、市民の理解が深まること
化される」、
「適正な将来予測に基づく経営となる」
審査を付託された総務常任委員会では、
「シティセールスは今の段階では優先度が高くな
い。住んでいる人が満足できる街づくりを第一に考
を確認しました。
総務常任委員会での審査
えて欲しい。
」
、
「情報発信では、都との連携をはか
な
の議
効で
果の
を結
確果
認しました。
本ど会
り、 メ リ ッ ト を 活 か し て ぜ ひ 取 り 組 ん で も ら い た
本会議での結果
「市民生活の基盤を安定させるため、
本会議では、
下水道事業の公営企業化に向けた取り組みを円滑
採決したところ賛成者全員で可決すべきものと
しました。
い。
」などの意見がありました。
採決したところ可否が同数となりましたが、委員
長による裁決の結果、可決すべきものとしました。
本会議での結果
に進めること」を要望する意見があり、原案可決と
することを賛成者全員で決めました。
民間企業と同様の会計基準のこと。民間同様の複式
本会議でも、委員会の結果のとおり原案可決とす
ることを賛成者多数で決めました。
地方公務員法に基づき設置する特別職の職員で、市
簿記により、経営管理の向上、弾力的な経営が可能
○公営企業会計
長の特別秘書のこと。
「政策監」
とは多摩市での職名。
になる。
○政策監
部長職より上位、副市長より下位の職層にあたる。
提出した意見書(要旨)
30
原案可決
提出先:衆議院議長、参議院議長、 内閣総理大臣、財務大臣、 厚生労働大臣
地域防災力の向上と災害に強い
防災拠点の整備を求める意見書
1.被災者支援システムの全自治体への
完備・普及や学校区単位での自主防
災コミュニティの組織化や訓練の実施
等、地域防災力の向上を支援すること
2.子どもや女性、障がい者が、避難
所生活でつらい思いをすることが
ないよう避難所の環境整備や防犯
体制を強化すること
提出先:内閣総理大臣、内閣府特命担
当大臣(消費者及び食品安全、
防災)
、総務大臣、国土交通大臣
ホームドアの設置と
「内方線付き点状ブロック」の
整備促進を求める意見書
ないほうせん
1.ホームドアの設置に際して
は、全駅ホームの危険箇所の
実態調査を速やかに行うこ
と
2.
「内方線付き点状ブロック」
の全駅での整備を促進する
こと
3.視覚障がい者への積極的な声
かけ等、事故の未然防止対策
を強化すること
提出先:内閣総理大臣、国土交通
大臣
高齢者向け優良賃貸住宅の
家賃減額措置延長を
求める意見書
高齢者に対し、安全・安心な住
まいを安定して供給するため、高
齢者向け優良賃貸住宅の家賃減
額措置の 20 年間という時限措置
を廃止し、延長すること。
提出先:衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、国土交通
大臣
二度と過労死・過労自殺が
起きない社会を作るため、
労働基準法第 36 条の
改正等を求める意見書
1.長時間労働を許容してい
る労働基準法第 36 条(い
わゆるサブロク協定)の特
別条項を改正すること
2.退社から翌日の出社まで
11 時 間 を 確 保 す る イ ン
ターバル規制を導入する
こと
提出先:内閣総理大臣、厚生労
働大臣
東日本大震災避難者への
住宅支援継続を求める意見書
東 日 本 大 震 災 の 避 難 者 を、
自治体の空き家活用施策や居
住支援協議会における住宅確
保配慮者として位置づけるな
ど、生活の安定に向けた継続
的な支援策を講じること。
提出先:衆議院議長、参議院
議長、厚生労働大臣、
経済産業大臣、国土
交通大臣、環境大臣
※全文は多摩市議会ウェブサイトでご覧いただけます
秋の議会報告会(意見交換会)
議員 1 8 名
・議
会 で 特 別 委 員 会 を 設 置 し、 市 民
を交えて議論を深めるべき。
・時
代のニーズに即した機能という
が、 障 が い 者 に は バ リ ア フ リ ー 化
が先決。
議会報告会の工夫を
・今
日のような意見交換の場を重ね
るなど、市民意見を聴く努力を。
・2
度 目 の 参 加。小 さ な グ ル ー プ 分
けなど、進化していると思う。
ニュータウン再生の推進を
・昭
和 年 建 設 の 分 譲 に 在 住。老 朽
化、 高 齢 化 は 深 刻 だ が 建 て 替 え の
合 意 形 成 は 難 し い。モ デ ル と な っ
た諏訪2丁目以外のUR分譲も進
め方を模索している。
・ニ
ュータウンは緑が豊かで環境が
よ い。都 市 基 盤 更 新 や 超 高 齢 社 会
この秋に行った議会報告会(意見交換会)は2回です。
今回は、4つのテーブルでトークテーマを用意、好きなテーブルを自由に行き来できる
「ビュッフェ方式」として行いました。
まとめには、テーブルごとに意見交換の内容を発表し、全員で内容を共有しました。
議会に届けられた市民の声、その一部をお知らせします!
障がい者の社会参加を
・ 障がい者は福祉の受け手とい
う 既 成 概 念 を 廃 し、 市 の 障 が
い者施策の企画・立案にも、障
がい者が関われるようになる
とよい。
唐木田菖蒲館ホール
参 加 者:市 民 1 4 名
議員 17 名
・幼
稚 園 は 月に入園の結果がわかる
が、保育園は2月になってしまう。
保育所入所決定が遅い
・車
イス対応トイレの増加を。
・障
がい者と健常者が一緒に意見を
上げる活動や政策提案を議員に期
待する。
・市
が掲げる健
幸まちづくり
は、障がい者に
は接点がない。
・ 障
がいがある
人もない人もと
もに暮らせる街
にしたい。
についてさらに推進を。
・ビ
ジネススクエア多摩の取り組
み に 期 待 す る。零 細 企 業 の 支 援
中小企業にさらなる支援を
― もっと近くで話しやすく
テーマにわかれて意見交換
参加者:市民 2 3 名
パルテノン多摩改修に市民を
関戸公民館大 会 議 室
対 応 等 を お 願 い し、 長 く 住 み 続 け
14 時から 16 時 30 分まで
1 1 月 1 9 日( 土 )
入所できるか、兄姉と同じ園に入れる
か、 仕 事 復 帰 で き る か と 不 安 が 続 く。
2月は遅過ぎる。また、学童クラブと
も決定の時期がずれているため、職場
への手続きも遅れてしまう。
防災
市民との情報の共有とともに
市民意見を把握し、意思決定に
反映することを目的としています
・ 歳まで仕事をしていたが、その後1日、1万2千歩
を歩くようにしている。
健康づくり
・樹
木の下は根上がり、上は枝が落ちてきて危険。
・遊
具 近 く に ベ ン チ が な く、 荷 物 を 持 ち な が ら 子 ど も
を見ないといけない。
公園
・ 防
犯カメラの設置場所を増やしてほしい。
・市
の防災情報をもっと知らせてほしい
・災
害 時 で の 水 の 確 保 は 大 切。ス タ ン ド パ イ プ を 自 治
会や管理組合に要望する。
議会報告会(意見交換会)は、
・ 図
書館は分散して身近
にあるほうがよい。
・新
刊 は 多 く 入 る が、
本の種類が少ない。
い。
・本
館が移転するなら
駅に近いところがよ
館。
のは駐車場もある本
か な く な っ た。使 う
別 さ れ て お ら ず、 行
・唐
木田図書館は大人
と子どもの場所が区
図書館
・ウ
ォーキングマップの存在を初めて知った。
・会
社 を 退 職 し て か ら の 健 康 づ く り に は、 仲 間 づ く り
が必要だとわかった。
65
1 1 月 1 1 日( 金 )
たい。
11
1 9 時から 2 0 時 3 0 分 ま で
53
議会報告会(意見交換会) 4
たま市議会だより No.212
5 委員会視察報告
たま市議会だより No.212
この秋、各委員会が調査のため行った視察の要旨をお知らせします。
視察報告書は市内図書館や行政資料室でご覧いただけます。この報告書は3月末に配置する予定です。
健康福祉常任委員会
委員会視察報告
総務常任委員会
10月 26 日
岩手県久慈市
「災害時の避難所」
学校のバリアフリートイレ
10 月27日
青森県八戸市
八戸ポータルミュージアムはっち
春の議会報告会で市民から、災害時に一次避難所となる学校体
まちの魅力を伝える機能、市民の創造活動の拠点、衰退化傾向
育館にこそバリアフリートイレが必要である旨を訴える意見が複
の中心市街地活性化に寄与する賑わい創出、様々な要素が含まれ
数寄せられたこと、3.
11 被災地の現状を見る観点も含めて久慈
た施設であることから多世代が
小学校を選定しました。
集う場としての機能、それぞれ
周辺に他の公共施設が無く、災害時の高齢者や障がい者の存在も
が果たしている様子を視察で
意識したとのことでした。校門前からトイレへスロープが伸び、校
き、単体の施設であっても工夫
舎外からの利用も対応、校舎内も含め8ヵ所の多機能トイレが設置
次第でまちの活性化と市民交流
されていたこと等、参考にすべきポイントを見ることができました。
に役立つ側面を学べました。
10月 13 日
北海道赤平市
介護予防事業
10 月14日
北海道美唄市
受動喫煙防止条例
「赤平地域まるごと元気アッププログラム」について説明を受
美唄市受動喫煙防止条例は平成 28 年7月に施行されましたが、
けた後、運動教室を見学。大学生の指導のもと、高齢者が生き生
それまでに市長や医師会の粘り強い取り組みがありました。条例
きと取り組んでいることが印象的でした。生協による無料バスの
案は、パブリックコメントを実施し、8割から賛同を得たにもか
運行、市による会場の提供と包括支援
かわらず一度議会への提出を断念。
センター職員の派遣、二つの大学の協
その後、あらためて市民検討委員会を設置し「市民の健康増進を最
力による運動プログラムの提供とい
優先するという観点で内容の吟味を」との報告書を得て、再度提出して
う、産官学の協力で資金面を含めて運
います。条例制定後、子どもたちへの防煙教育として、子どもたち自身
営されている良さを学びました。
が取り組むたばこの害についての調査活動は示唆に富んだものでした。
生活環境常任委員会
10月 25日
山口県周南市
水素等新たなエネルギーの利活用
10 月26日
福岡県北九州市
水素等新たなエネルギーの利活用
水素エネルギーで未来を拓く水素先進都市を基本理念に掲げ
北九州市は公害克服をしてきた歴史があり、環境に対する意識
進めています。内容は、水素需要の拡大促進から燃料電池自動車、
が高いです。エネルギー政策として、①地域エネルギー拠点化推
定置用燃料電池の導入や人材育成など多岐にわたります。特に推
進事業②水素タウン③スマートコミュニティ創造事業の3本の柱
進体制では市民団体・コンビナート・エ
を立て取り組んでいます。特徴的なのは水素を一般家庭・商業施
ネルギー・自動車・燃料電池・建設・商工
・
設・公共施設のエネルギーとしてパイプラインで供給しているこ
学識など多彩なメンバーで、庁内も11
とです。需要と供給を最適化する地域節電所でコジェネレーショ
部署にまたがり進めており、全庁的な
ン・太陽光・蓄電池・電気使用量を一元管理し、省エネに取り組ん
取り組みは非常に参考になりました。
でいることは先進的で参考になりました。
子ども教育常任委員会
10月 27 日
長野県塩尻市
市民交流センターえんぱーく
市内公共施設の更新時期を迎えるにあたり、市民にとって使い
勝手のよい、新たな時代の公共施設の在り方のヒントを得るべく
視察しました。
図書館・子育て支援、青少年交流・シニア・ビジネス・市民活動
の5つを支援する複合施設えんぱーく。
「えん」はご縁のえん、円
いのえん、塩尻のえんです。コンセプトは「知恵の交流を通じた
人づくり」です。壁や廊下を出来るだけ少なくし、広がりのある
空間を演出した設計も特徴です。多くの人を引き付ける場へ日々
進化しており、運営のアイデアの工夫など大変参考になりました。
議会運営委員会
11 月8日
北海道芽室町
政策形成サイクル
10 月28 日
長野県茅野市
茅野市民館
ここはホールを中心とした文化施設・美術館・図書館を含むコ
ミュニティ機能を併設した複合施設。茅野駅舎に直結しており、
改札口を出て直接館内に入れるのも特徴です。
長年にわたる市民との検討会を経
て開館し、
「市民一人ひとりが主役に
なれる市民の広場」がコンセプト。
事業の企画は市民公募をした上で、
市民協働による運営を進めています。
11 月9日
北海道帯広市
議会基本条例の制定と議会改革
議会改革でマニフェスト大賞に輝いた芽室町議会。人口2万人
帯広市は人口 17 万人。十勝の中心都市です。帯広市議会は保育
というコンパクトな町ですが、議会改革の大胆さは類を見ません。
士資格を有する臨時職員を活用した傍聴時の幼児一時預かりに特
議会だよりの毎月発行(多摩市議会を含むほとんどの議会は年
色がありました。また希望により市議会手話通訳も行われていま
4回程度)や、無作為抽出で議会へ提言を行う「議会モニター」
すが、これは手話言語条例制定の効果でしょうか。市民要請に応
制度を導入しています。さらに議員と職員だけで手が足りないな
じて自ら出て行き意見交換を
らば、
「議会サポーター」を求めて市民にアシストしてもらうな
行う「お出かけ意見交換会」も、
ど、今すぐにでも多摩市議会が取り入れたい仕組みが根付いてい
今後の議会報告会のありかた
ました。
として検討したいです。
たま市議会だより No.212
一般質問等
6
①困ったときに安心して受けられる生活保護に
②永山モデルを生かした、医療・介護・見守りの充実を
①国の制度である生活保護は、支給額が削減される一方で
す。権利としての制度にするためにも国の制度を充実させ
ることが必要です。また、困難ケース対応のためにも精神
保健福祉士など専門職員の配置を求めました。
②永山モデル事業は医療・介護・見守りについて地域包括
支援センターを拠点に展開されます。特に包括支援セン
安斉きみ子
ター内に高齢者相談窓口ができたことも地域を励ましてい
ます。市はこのモデル事業を全市に広げる予定です。人材
(日本共産党) の確保等について質しました。
パルテノン多摩の大改修について
三階道雄
(公明党)
第4回定例会では、22名の議員が
一般質問を行いました(発言順に掲載します)。
質問は、インターネット上で録画をご覧いただけます。
「YouTube 多摩市議会」で検索してください。
また、3月上旬以降、市内の各図書館や、多摩市議会ウェブサイトの
「会議録の検索と閲覧」で詳細をご覧いただけます。
都営団地の建て替えについて
改修に 80 億円もかけ、今と変わらない内容では民意は得
多摩ニュータウン再生に大きく関わる都営団地の建て替
られないと判断し、同地域に図書館本館の建設も進行中で
え事業。学校跡地を種地として活用することで期間短縮等、
あることから、会派として「パルテノン多摩と図書館本館
居住者の負担軽減に繋がるメリットはあるが、地域が移り、
を合築し魅力ある施設に」との案を多摩市に提出。その件
生活圏が変わる等、デメリットもある。居住者の意見も取
について質問しました。現計画内容では禍根を残しかねな
り入れて、東京都に働きかけて頂きたいと訴えた。また、
い、また現状の進め方は強引であり拙速である、一旦立ち
学校跡地の他にも新たに建設される都営団地は新規募集を
止まり多くの市民に意見を伺うべきではないのか。さらに
我々の案も一案として、同じ土俵に上げ真剣に検討してい
ただきたいと要望しました。
パルテノン多摩大改修の役割とは?
渡辺しんじ
(公明党)
現状の問題も問い質した。
①学童クラブ・児童館等、子どもの居場所づくりについて
②学校大規模改修時にエレベーターを
①学童クラブ待機児問題は、⑴4年生までが対象なのに入
寄与してきた。ただ、この間制定された文化芸術振興基本
所の余地が少ない。 ⑵学年が上がると他のクラブへの移
法や劇場法に見られるように、公共ホールの役割は単に音
動がある。 ⑶移動先のクラブが自宅からさらに遠くなる。
楽や演劇を鑑賞する場ではなく、文化や芸術によって地域
⑷兄弟・姉妹が別々のクラブになる場合がある。以上の解
社会の様々な問題解決に向けてアプローチしていこうとす
決策は施設の拡充以外にないことを指摘し、学校敷地内へ
る場へと大きく変化している。以上の観点から、大規模改
の学童クラブ設置を、特に多摩センター周辺をかかえる東
修を機にパルテノン多摩が新しく生まれ変わることを期待
(自民党・新生会) るのか、質した。
①市民の図書館はどうあるべきか
②多摩市の小中学生のいじめに対する調査結果について
板橋 茂
落合小学校への設置を求めた。また、中高生までの居場所
として、すべての児童館の日曜開館を求めた。
(日本共産党) ②学校大規模改修時にはエレベーター設置を!
①住まいはくらしの基盤~空き家解決と高家賃解消を
②地域活動の拠点~公共施設使用料の大幅値下げを
①市役所庁舎の建て替え候補地の三越北側は多摩センター
①住まいはくらしの基盤であり、市もその確保に責任を
地区活性化になり、誰もが利用しやすい。武蔵野プレイス
負っています。独自調査をもとに、高家賃によるURの空
などのような駅近に合築型図書館本館をと提案。
き家の実態や高齢者優良賃貸住宅の家賃減額時限措置の問
②いじめは悪いと子どもは知っているので、いじめ防止法
題等を指摘し、家賃補助や、市が本年度初めて行う空き家
や教育委員会だけでなく地域・全庁一体となって、取り組
全戸調査の継続実施を求めました。市もデータの重要性を
むべきと訴えた。ユニセフ本部のアリアスさんも子どもに
認め、調査を継続的に行うと答えました。
やさしいまちづくり事業は有効で、自分の権利を学ぶとほ
岩崎みなこ
かの人の権利も尊重でき、いじめもなくなっていくと言う。
(生活者ネット・社民の会)
阿部市長はこの事業に理解を示した。
①突発的集中豪雨が常態化している事態に対応した水害対策を急げ
②核兵器禁止へ大きな一歩・・・国連決議
大くま真一
②市民の文化・地域活動は、市が目指す健幸都市の実現へ
の大きな財産です。市民活動促進のため、公共施設の使用
(日本共産党) 料値下げや利用率向上を図ることを求めました。
①「持続可能なまちづくり」に必要なもの
②公共施設再編と「社会的包摂」
①2015年鬼怒川水害など突発的集中豪雨による堤防決壊や
①多摩ニュータウンのリニューアルには UR や JKK の協力
溢水がどこにでも起こりうることを確認し、緊急避難を想
が欠かせない。また、まちの再生プランとコミュニティの
定して関戸、一ノ宮地域で3階建て以上の施設(民間・公
醸成は、市長が掲げる健幸まちづくり構想ともリンクして
共問わず)
の積極的活用を求めました。市からも
「大変有効」
いなければならない。以上の観点から、
「住まい」のハード
との答弁がありました。
面対策を切り口に市の姿勢について質問した。
② 2016 年、国連総会で採択された「
『核兵器禁止条約』締結
②パルテノン多摩改修を契機として、
「税金で文化施設を
いっすい
交渉開始決議」の意義を質しました。市長からは「この決
議の採択を機に核兵器廃絶に国際社会の合意が進むことを
(日本共産党) 期待」と積極的評価の答弁がありました。
①みどりのルネッサンスについて
②街路樹よくなるプランの更新について
伊地智恭子
運営することの意義」が強く問われている。
「社会的包摂」
の観点に立つ公共施設再編の思想と、そこへの市民参画に
(生活者ネット・社民の会) ついて市側の認識を質した。
①産後ドゥーラ(※)の導入で子育て支援!
②がん対策、がんサバイバー支援の推進を!
①市は、地元住民要望をもとに公園に手を加えてきたが、
①産後のニーズに応じたサポートとして、
「産後ドゥーラ」
市民の関わりを拡げるのはいまだ課題との答弁。また環境
の人材を活用した派遣支援を提案。また母親を支え育み、
部が進める公園緑地の更新には、法や都条例に基づく生物
産後うつ、児童虐待を防ぐための職員研修や体制の強化を
多様性の視点、健幸まちづくりに基づく視点が不可欠と求
要望。子育ての常識や情報が大きく変化する中、
「祖父母手
め、生物多様性ガイドライン策定にようやく着手、公園設
帳」を紹介し、世代間を繋ぐ市独自のツール作成を提案。
(※ドゥーラは他の女性を支援する、経験豊かな女性の意味)
計への反映のための庁内関係所管からのヒアリングを始め
向井かおり
や、被災され仮設住宅として住まわれている方の支援等、
パルテノン多摩は設立時から多摩センター地区の発展に
いいじま文彦 して、市が新たなパルテノン多摩にどのような役割を求め
小林憲一
かけて頂きたいと訴え、訪問介護車等の駐車スペース確保
たとの答弁。
②街路樹よくなるプランは平成 29 年度当初、改定検討委員
(生活者ネット・社民の会) 会を設置。メンバーに市民参加を求め確認した。
池田けい子
(公明党)
②がんサバイバー(経験者とその家族)への理解を訴える
とともに、医療用ウィッグ等の助成支援、学校と医療関係
者が一体となった「がん教育」の推進を求めた。
7 一般質問等
たま市議会だより No.212
①市民主体のまちづくりのさらなる推進に向けて
②「健幸都市」の実現に向けて
①市は自治基本条例に則り市政への市民参加を保障してき
①公明党が進めている活動寿命の延伸施策を紹介し、無関
たが、現状の点検が必要。審議会の傍聴者名簿や傍聴者へ
心層や男性へのアプローチ、地域を交えた楽しいポイント
の資料提供、開催情報の告知方法等、改善を求めた。また、
制度を提案。さらに、国のモデル事業を目指し、市が一丸
会議の動画配信等新たな情報発信の検討を。第6期の自治
となって進めるように要望。
推進委員会がスタートしたが、
「常設型住民投票制度」や「地
②平成27年3月に提案した医療機関の充実、徘徊対策や見
域担当職員」などの提言を活かし地域自治再生に挑戦を。
守り、相談窓口強化の進捗を確認。さらに相談委員の育成
②「健康」で「幸せ」を実感できるまちづくりに異論はない
遠藤めい子
が、行政の役割や責務については本質的な議論をもっと丁
(改革みらい) 寧にするべき。
市長がめざし、つくりたい公共ホールについて
(公明党)
事が多く、市民への信頼を失う行為であると厳しく指摘。
平成 29 年度歳入確保と歳入増に向けて、
人口増政策とシティプロモーションを考える
低成長時代に加えて人口減少・超高齢社会の今は、真の
域をどう活性化しようと考えているか見えてこない。
「時
自治体経営が求められる。その為に、税制改正や納税義務
間をかければもう少し丁寧に取り組める」とするならば、
者の動向を検証して平成 29 年度税収の増減をしっかり把
必要な時間をきちんと確保すべき。
握するとともに、さらなるコスト意識と経営手法の導入を
市長は「市民参加を多様に取り入れること」がパルテノ
実践する為に、歳入確保・歳入増の基本方針を策定すべき
ン多摩の愛される条件であると回答した。だとすれば、現
と考える。また、多摩センターエリアの活性化と都営住宅
な投資が想定されている。ホール経営の実務家も交え、さ
(改革みらい) らに議論を深める場と時間をつくって欲しい。
市民が納得しているとは言えない現状から、
パルテノン多摩大規模改修事業スケジュールは延期すべきだ
の建て替え時における新規住民確保の為には、一刻も早く
藤原マサノリ シティプロモーションをスタートさせて、来街・定住人口
(自民党・新生会) を増やす政策に踏み切るべきである。
なぜ、若者の過労死は繰り返されるのか
~長時間労働を是正せよ‼
頻発する地震の状況を踏まえ、市民の生命・財産を守る
大手広告代理店における新入社員の過労自殺が大きく報
べき市の役割として、各戸での家具転倒防止器具・三日分
道され、長時間労働が改めて社会問題として注目を集めた。
の飲食料・トイレ等の備えの重要性の啓発と、災害弱者と
現行法では、労使協定を結べば事実上、無制限に残業させ
なる高齢者や障害者等、要配慮者の立場に立った避難所の
る事ができるため、過労死をはじめ、少子化や介護離職の
在り方等を真剣に進めるべきだ。
遠因にもなり、社会へ与える弊害は大きく、罰則・規制の
また、将来ビジョンや必要性について十分に語られてい
強化が必要である。企業が定められたルールのもと、健全
るとは言い難く、市民からも強い反対意見が寄せられるパ
大野まさき
充実、見守りキーホルダーや録音電話の貸出拡充を要望。
あらたに隆見 最後に市のホームページのお知らせに全体的に期限超過記
パルテノン多摩の大規模改修を実施し、多摩センター地
在の進め方は再考されなければならない。
「80 億円」の巨額
岩永ひさか
①健幸まちづくりで希望がゆきわたる多摩へ
②認知症対策の加速で安心の多摩へ
ルテノン多摩大規模改修事業については、現行のプランと
な競争ができる土壌を整えるのが政治の役割。市民に、安
藤條たかゆき 心して働ける労働環境を提供し、職住近接を目指す企業誘
(改革みらい) スケジュールで無理に進めるべきではない。
(改革みらい) 致を実施して、真の健幸都市を実現したい。
①多摩市の交通対策について
②多摩市消防団のPRについて
「人と動物の共生社会」の実現をめざして
①多摩市内の全体的な交通安全対策と昨今の全国的に頻発
殺処分ゼロにするための行政の役割として、飼い主の高
している高齢者運転事故の対策とその周知、啓発について
齢化によるペット飼育の注意点や不衛生な多頭飼育の問題
提案した。平成 27 年、新大栗橋交差点信号機が歩車分離式
点、また災害時の備えとペット同行避難の必要性等の啓発
に改良、安全が確保された。改良による影響を確認し、そ
周知を要望した。東京都が推奨している地域猫活動(野良
れに伴う交通渋滞の認識、対策について確認。渋滞解消の
猫の捕獲、避妊去勢手術、給餌、糞尿管理、里親探し)を周
ための準備段階に入った事を確認した。
知する為、セミナー開催、広報紙・ホームページの掲載、ボ
②多摩市消防団のPRについて出初式やポンプ操法大会、
松田大輔
またポンプ車による市内パレードについて有効な手段を確
(自民党・新生会) 認し、提案した。
【パルテノン多摩】いまの改修プランが、本当にベストなのだろうか?
きゅうじ
本間としえ
(公明党)
連携協働する仕組み作りを求めた。
☆消防団第7分団の耐震工事で器具置場の備品(ホース、
はしご
やぐら
上の図書館本館。さらに 100 億円以上の市役所建設が
竹梯 子、旧ポンプ車の備品)
☆消防団火の見櫓 の半鐘 控えており、財政は火の車だ。現行のパルテノン多摩
☆ 10 年以上経過した住宅用火災警報器の電池交換状況 改修案は「コスト面」
「にぎわい創出面」
「市民参加不
☆多摩市内の電気水道ガス等の大規模事故の発生時の各事
足」の3点から課題が多く、見直すべきである。
業者の対策 ☆市内都道、市道の路面下の空洞の調査
(答)
パルテノン多摩改修にあたって閉館期間が長びくと、
街のイメージダウンになるのも事実だが、現行の改
(改革みらい)
度の改善を要望。地域住民・ボランティア・行政の三者が
①地域防災について
②地域の課題について
(問)
改修費 80 億円のパルテノン多摩に加えて、30 億円以
遠藤ちひろ
ランティアの腕章、手帳の作成を提案。避妊去勢の補助制
修プランありきとは考えていない。市民や議員の意
見を受けてもう一度考えたい。
議員の辞職がありました
☆電線類の地中化の対策 ☆乞田川緑化工事の取り組み
増田 匠
☆乞田川の桜の根上がり対策と植え替え ☆ふれあい広場
の公園駐車場の整備 ☆永山・多摩センター、キスアンド
かやかり
(改革みらい) ライドの標識 ☆どんど焼きの茅
刈の場所
①予防接種と自治体の責任と役割・・・予防接種リテラシー向上を
②教育機会確保法の問題点
平野勝久議員(自民党・新生会)は、
①予防接種は積極的に疾病予防を行い、医療費削減にも繋
一身上の理由により平成 28 年 11 月 15 日付で辞職しました。
がる役割を持っています。定期接種が法律で決められてい
平成 29 年2月5日現在の議員は 24 人(定数は26人)です。
かぜは何千円もの負担が必要です。市の財政負担も3億円
これにより、議会の会派人数はこうなりました。
以上。国が財政面の責任を果たすこと、必要な人が無料で
改革みらい 7人 自民党・新生会 4人
公明党 5人 生活者ネット・社民の会 3人
日本共産党 5人
るものは無料ですが、子どものインフルエンザやおたふく
接種を受けられる制度となるよう求めました。
橋本由美子
②教育機会確保の名で不登校の子どもを追い詰めてはなり
ません。市教育委員会も子どもの心を大切にした対応をす
(日本共産党) る等、前向きな答弁を得ました。
平成 29 年(2017 年)2月5日 No.212
審議結果等 8
議 案 等 の 審 議 結 果
平成 28 年第4回定例会(平成28年12月1日~ 12月21日)の審議結果は次のとおりです。
(市長提出議案32件、委員会提出議案4件、議員提出議案7件、陳情6件、政策提案1件、所管事務調査4件)
第4回定例会
全 会 一 致 で 決 定 し た 議 案 ・ 陳 情 ・ 政 策 提 案
【市長提出議案】
◆原案可決
○平成 28 年度 多摩市一般会計補正予算(第4号)
○平成 28 年度 多摩市国民健康保険特別会計補正予算
(第2号)
○平成28年度 多摩市介護保険特別会計補正予算
(第2号)
○多摩市立コミュニティセンターの指定管理者の指定
○市道路線の廃止
○市道路線の認定
○東京都市町村公平委員会を共同設置する地方公共
団体の数の増加及び東京都市町村公平委員会共同
設置規約の改正
○多摩市行政財産の使用及び使用料に関する条例の
一部改正
○証人等の実費弁償に関する条例の一部改正
○多摩市特定個人情報の保護措置の特例に関する
条例の一部改正
○多摩市市税条例の一部改正
○多摩市農業委員会委員定数条例の制定
○多摩市議会議員及び多摩市長の選挙における
選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正
○多摩市下水道事業の公営企業化に伴う関係条例の
整備に関する条例の制定
○多摩市国民健康保険税条例の一部改正
○多摩市下水道条例及び多摩市公共物管理条例の
一部改正
○多摩市下水道事業の設置等に関する条例の制定
○多摩市下水道事業職員の給与の種類及び基準に
関する条例の制定
○多摩市下水道事業の剰余金の処分等に関する条例の
制定
○多摩市立公園条例の一部改正
○多摩市職員の育児休業等に関する条例の一部改正
○多摩市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の
一部改正
○多摩市嘱託職員の任用及び勤務条件等に関する
条例の一部改正
○多摩市非常勤一般職員の任用及び勤務条件等に
関する条例の一部改正
○
(仮称)
多摩市立福祉施設建設事業委託契約の締結
○平成 28 年度 多摩市一般会計補正予算(第5号)
○平成 28 年度 多摩市国民健康保険特別会計補正予算
(第3号)
○平成 28 年度 多摩市下水道事業特別会計補正予算
(第2号)
○平成 28 年度 多摩市介護保険特別会計補正予算
(第3号)
○平成 28 年度 多摩市後期高齢者医療特別会計
補正予算(第2号)
○多摩市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正
【委員会提出議案】
◆原案可決
○保育士等の処遇改善を求める意見書
○多摩市議会委員会条例の一部改正
○多摩市議会基本条例の一部改正
○パルテノン多摩改修問題特別委員会の設置
【議員提出議案】
◆原案可決
○二度と過労死 ・ 過労自殺が起きない社会を作るため、
労働基準法第36条の改正等を求める意見書
○ホームドアの設置と「内方線付き点状ブロック」の
整備促進を求める意見書
○地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を
求める意見書
○予防接種に対する国の財政措置の充実を求める意見書
○高齢者向け優良賃貸住宅の家賃減額措置延長を
求める意見書
○教職員定数改善を求める意見書
○東日本大震災避難者への住宅支援継続を求める意見書
【陳情】
◆趣旨採択
○保育士等の処遇改善に関する陳情
◆不採択
○多摩市における受動喫煙防止に関する陳情
意 見 の 分 か れ た 議 案・陳 情・政 策 提 案
改革みらい
7人
公明党
5人
日本共産党
5人
自民党・新生会
4人(※)
生活者ネット・社民の会
3人
結果
○6、× 1
○
○
○
×
可決
○
○
趣旨採択
×
×
不採択
×
×
趣旨採択
×
不採択
議案・陳情・政策提案名
○多摩市特別職の指定等に関する条例の一部改正
○重度訪問介護に関する陳情
○多摩市における、バランスのとれた
×
受動喫煙防止対策を求める陳情
×
○パルテノン多摩の改修工事の着工時期に関する陳情
○多摩市公共施設及びインフラ施設の建設・改修事業の
×
改善・向上に資する『期中監査制度=事前監査』
導入を求める政策提案
×
×
(※)自民党・新生会の会派人数は4人ですが、採決は萩原重治議長を除いた3人で行います。 ○:可決・採択 :趣旨採択 ×:否決・不採択
○子ども医療費助成の拡充を求める陳情
審議未了となった陳情
○多摩市立複合文化施設(パルテノン多摩)大規模改修事業の精査と財政計画、
多摩センター地域活性化への影響について
調 査 を 終 了 し た 所 管事務
○都市公園における多摩市立複合文化施設(パルテノン多摩)の今後について
○多摩市立複合文化施設(パルテノン多摩)大規模改修事業について
○受動喫煙防止条例について
調 査 を 継 続 と し た 所 管 事務
今後の会議等の予定
2月 10 日(金)
、20 日(月)、23日(木) パルテノン多摩改修問題特別委員会 2月15日(水)、27日(月) 議会運営委員会
平成29年第1回定例会(3月)の日程
日
5
12
19
月
火
本会議
(一般質問)
6
13
水
初日 3/1
本会議
(一般質問)
7
14
木
2
本会議
本会議
(施政方針・代表質問) (代表・一般質問)
8
本会議
(議案等審議)
15
9
本会議
(議案等審議)
16
金
3
(春分の日)
26
27
代表者会議
総務
常任委員会
21
28
議会運営委員会
健康福祉
常任委員会
22
子ども教育
常任委員会
23
29 最終日 30
休会日
(事務整理日)
本会議
(議案等審議)
請願・陳情・政策提案の提出
11
17
18
▽提出・問い合わせ 多摩市議会事務局
☎ 042(338)6890
24
25
10
休会日
(予算審査調査日)
生活環境
常任委員会
4
平成29年第1回定例会初日付託の
請願・陳情・政策提案の提出締切は
2月23日(木)正午までです。
本会議
(一般質問)
予算決算特別委員会 予算決算特別委員会 予算決算特別委員会 予算決算特別委員会 予算決算特別委員会
(予算審査)
(予算審査)
(予算審査)
(予算審査)
(予算審査)
20
土
※会議等の予定は変更する場合があります。
日程は多摩市議会のウェブサイトでもお知らせしています。