障害のある人を取り巻く「社会的障壁」 とは、 どのようなものでしょうか。 たとえば、 街中に段差があると、 車 いすを使っている人は進めなくなりま す。 漢字ばかりの書類は、 理解しにくい 人がいます。 また、 制度や慣行、 障害の ある人に対する理解不足から生じる偏見などさま ざまです。 街中の段差 書類 ホームページ 3 ㎝程度の段差で車 いすは進めなくなり 難しい漢字ばかりで は、理解しづらい人 全て画像だと読み上 げ ソフト※が機能しま ます。 もいます。 せん。 ※コンピュータ画面上の文字を音声で読み上げるソ フトウェア。 障害のある人もない人も共にいきいきと暮らせる社会をめざします。 障害を理由とした差別をし 障害のある人からの求めに応 てはいけません。 じて、社会的障壁 ( バリア ) を取り除くために合理的な配 慮 ( パネル 11 参照 ) を行い ます。 障害者差別解消法の 「障害者」 とは、 障害者手帳をもっている人のこと だけではありません。 社会の中にある社会的障壁 (バリア) によって、 日 常生活や社会生活に相当な制限を受けている人すべてが対象です。 障害のある人に対して、 正当な理由 なく、 障害を理由として、 サービスの 提供を拒否することや、 サービスの提 供にあたって場所や時間帯などを制限 すること、 障害のない人にはつけない条 件をつけることなどが禁止されます。 正当な理由があると判断した場合は、 障害のあ る人にその理由を説明し、 理解を得るよう努めることが大切です。 内閣府ホームページ http:/www8.cao.go.jp/shougai/index.html 内閣府ホームページ http:/www8.cao.go.jp/shougai/index.html 内閣府ホームページ http:/www8.cao.go.jp/shougai/index.html 行政機関など ● 順番を遅くする、書面や資料を渡さない ● 説明会などへの出席を拒む、必要のない付き添い者の同 行など、過剰に条件を求める 学校など 学校への入学出願の受理、受験、入学、授業等の受講、研究指導、実習 ● 等校外教育活動、入寮、式典参加の拒否、正当な理由の ない条件を付加する 試験等において合理的配慮を受けたことを理由に、試験 ● 結果を評価対象から除外したり評価に差をつけたりする 病院・福祉施設など 仮利用期間を設けたり、他の利用者の同意を求めるなど、 ● 他の利用者と異なる手順を課す 交通(鉄道・バス・タクシー・飛行機など ) ● 身体障害者補助犬の同伴を理由に乗車を拒否する ● 障害があることのみをもって、乗車を拒否する 住まい ●「障害者不可」 「障害者お断り」と表示・広告する ● 障害者の希望に対し、必要な調整を行うことなく仲介を断る ● 障害を理由とした誓約書の提出を求める 飲食店など ● 身体障害者補助犬の同伴を拒否する 10 内閣府 資料 1 障害者差別解消法について http:/www.pref.okinawa.jp/site/kodonmo/shogaifukus
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