倫理および 業務に関す る規範 目次 10 顧客、 サプライヤー、競合会社 3 規範 12 利害の衝突 3 当規範の適用 15 独占禁止法および競争法 3 すべての該当法令および規則を理解し、 それらを順守すること 4 倫理違反の重大性 4 上司およびマネージャーは当規範の 「守護者」 10 腐敗防止法 12 輸出入規制の順守 16 公正取引 16 顧客対応 17 製品の品質および安全性 18 株主 5 ヘルプ サポートおよび違反の通報 5 助言、疑問の提起、 懸念事項の報告 19 記録管理 6 匿名による通報ヘルプライン 19 監査および政府調査への対応 6 報復禁止ポリシー 19 インサイダー取引 6 報告の取り扱いおよび調査 20 資産・情報の保護および所有権 7 社員 7 職場におけるダイバーシティおよび敬意 8 職場のプライバシー 9 職場の安全 9 職場における薬物およびアルコール 18 財務報告および開示 21 会社資産の適正使用 21 声をひとつに 22 地域社会 22 政治献金および慈善寄付 22 環境保護 23 連絡先一覧 24 同意書 注:当規範において、 ノードソン・コーポレーションおよびその子会社、同社の取締役、 役員、および社員を指して、 「当社」、 「会社」、 「私たち」の言葉が使用されています。 当規範で参照されるポリシー 当規範においてノードソンのポリシーおよび指針を参照する場合、 イタリック体を使用します。当該文書はサイト 検索機能を使用し、 ノードソンのイントラネットで確認することができます。 イントラネットへのアクセス権がない場合 は、上司またはマネージャーへ参照ポリシーのコピーを依頼してください。 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 2 ノードソン社員各位 当社の「倫理および業務に関する規範」のエッセンスは、 ノードソンの企業理念でとらえられてい ます。 ノードソン・コーポレーションは、倫理的行動および見識ある社会の 枠組みの中で、顧客、社員、株主、および地域社会の富を創造・拡大 できるような、活力に満ちた自己改善能力を有する世界規模の組織 になることを目指して尽力します。 そのため、当規範は、公正さと誠意を持ってすべての関係者(株主、顧客、サプライヤー、 コミュニ ティ、そして最も重要である従業員)に接するという当社創立者の揺るぎない信念を具体的に表 しています。誠実であること、顧客サービスへの向上心、顧客サービスへの熱意、顧客サービスへ の積極性、そして他者を尊重することといった当社の価値観は、 この信念から生まれたものであ り、私たちがノードソンを代表して業務を遂行する際に、あらゆる面で取り入れるべき行動を示 しています。 本書で「規範」 と呼ぶ当社の「倫理および業務に関する規範」の改訂版は、 ノードソンを代表して 業務を遂行し、正しい判断を行う際に求められる私たちの責任を理解するために必要な基本指 針を提供しています。規範は、個人の行動が企業としてのノードソンの誠実さと信頼性にどのよ うに影響するかを考え、不適切または違法な行動に導く状況を避けるのに役立ちます。 グローバル企業としてのノードソンは、絶えず変化し、異なる法律、文化、そして慣行を持つ数多 くの国々で事業を展開しています。いかなる時も誠意を持って行動し、当社のグローバルなビジ ネス活動に関連する該当法令を全面的に遵守しなければなりません。倫理的行動に対する当社 の信念は、法で求められるまたは特定地域の一般的な慣行よりも高い基準を設ける必要があり ます。 この信念を絶対に妥協させてはなりません。 自身または同僚の行動が、当規範で認められているものか定かでない場合は、質問をするように してください。 ノードソンのいかなる社員も、善意の報告を行うことで報復を受けることはありま せん。倫理的違反に関する質問または報告は、当規範の巻末にある連絡先までお寄せください。 当社規範を理解し、それを順守することが、 ノードソンの継続的な成功に不可欠です。 ノードソン が期待していることに対してより理解を深めることで、今後も正しい判断ができることでしょう。 皆様のご協力とご理解をお願いいたします。 Michael F. Hilton 社長兼最高経営責任者 規範 当規範の適用 ノードソンの「倫理および業務に関する規範」 (「規範」) は、当社が倫理的かつ適切なビジネス判断を行うための リファレンス・ガイドです。適切な行動を決めるのが難し い時に、私たちを最も倫理的な方向に案内すべく、当規 範が存在します。当規範は、私たちが直面する可能性が 高い倫理的ジレンマを取り上げ、 また追加の指針を求め たり、懸念事項を報告するうえで役立つリソースを提供し ています。 当規範は、 ノードソンのすべての取締役、役員、そして従 業員に適用されます。世界のどこにいようとも、当規範で 定められる基準に従うことが、私たち一人一人に課せら れた義務なのです。 また、 ノードソンの代表者、代理人、サ プライヤー、およびコンサルタントも、当社に代わって業 務を行う際には、同様の基準を守ることが求められます。 世界規模で優れた結果を引き続き残していくためには、 ビジネスを誠実に、倫理的に、かつ合法的に遂行するこ とが、私たちの共通の責務です。 すべての該当法令および規則を理解し、 それらを順守すること 国際的な組織として、当社は国によって法律や規制が異 なることを認識しなければなりません。各自の職務に適 用される地域の各種法令を理解し、それらに従う必要が あります。 こ の セ ク ション の 内 容 --------------------当規範の適用 すべての該当法令および規則を理解し、 それらを順守すること 倫理違反の重大性 上司およびマネージャーは当規範の 「守護者」 ノードソンは、米国を本拠地とする上場企業であるた め、 どの地域おいても、米国法との整合性を持つことが 極めて重要になります。米国法と地域の法律や慣行の 間に不整合が見られる場合、行動を起こす前に、法務部 門の弁護士に相談してください。各自の職務の指針に ついて、一般的な知識を持つことが期待されますが、私 たちのほとんどは法律専門家になることを求められてい ません。 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 4 正しい行動が何であるか定かでない状況においては、 まず最初にノードソン法務部門の弁護士に連絡してく ださい。 倫理違反の重大性 当規範の違反は、現地の法令や規則に従って、解雇をも 含む懲戒処分の対象となる場合があります。違反の深刻 さによっては、民事または刑事訴追を受ける可能性があ ります。 また、特定の不正行為に対しては、 ノードソンが 民事または刑事責任を問われる恐れもあることを認識し なければなりません。 上司およびマネージャーは当規範の 「守護者」 ノードソンの上司とマネージャーには、当規範の模範お よび守護者として行動する責務も追加されます。 リーダー として、部下である社員が当規範に精通し、それに従って 行動させる責任があります。そのため、上司とマネージャ ーには、直属の社員に当規範を十分に理解させ、社員の ノードソンの倫理規範は、創立者のWalter Nord(写真左) とその息子のEric(同中央) ビジネス判断が当規範に沿ったものであるように監督し とEvan(同右)の信念に直接由来していま なければなりません。社員、役員、および取締役を含め、 す。設立以来、Nord家は、 「倫理的行動と見 私たち全員は、当規範に定められる責任を果たしている ことを毎年証明するように義務付けられています。 識ある市民性の枠組みの中で業務を遂 また、上司とマネージャーは、社員が気兼ねすることなく 行」 してこそ、はじめて当社の成功がありえ 質問をしたり、懸念を報告できる職場環境を築かねばな りません。 ノードソンは、誰に対する報復も容認せず、当 社リーダーにもこの約束を固く守ることを求めています。 上司またはマネージャーは、善意で報告を行う社員に対 して、報復を行ったり、報復を容認してはなりません。 「善 意で」報告するということは、その報告者が自分が知る限 りの正直、正確かつ完全な説明を提供することを意味し ます。 ると力説してきました。 ヘルプ サポートお よび違反の 通報 助言、疑問の提起、懸念事項の報告 当規範は、通常の業務で直面しうる数多くの法的および 倫理的な想定事例を取り上げていますが、目前の状況を いかに解決すべきか分からない時もあることでしょう。 こ の時は、会社のリソースをガイドとして活用することをお 勧めします。助言を求めたり、懸念を提起する場合は、 ま ず初めに直属の上司またはマネージャーと問題を話し合 うことを検討してください。外部ヘルプラインも含め、 「連 絡先情報索引」セクションに記載されるリソースに問い 合わせることも可能です。 私たちには、当規範に関する懸念や違反をすみやかに報 告することも義務付けられています。懸念や違反を経営 陣に知らせることで、 ノードソンが倫理および法的基準を 徹底して順守することができるようになります。 こ の セ ク ション の 内 容 --------------------助言、疑問の提起、懸念事項の報告 匿名による通報ヘルプライン 報復禁止ポリシー 報告の取り扱いおよび調査 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 6 匿名による通報ヘルプライン 報復禁止ポリシー 現地法が許す限り、外部ヘルプラインに連絡して匿名で 当社のビジネス慣行に対する懸念を気兼ねなく提起した 通報することもできます。匿名で通報する場合、当社によ り、話し合える企業文化を広めるために、各自が非合法ま って徹底的な調査を実施することが制限される可能性が たは倫理に欠けるビジネス慣行を抑止することに尽力す あります。 このため、通報の際には、 ご自身の身元も含む ることが大切です。そのため、助言を求めたり、善意で違 詳細な情報を提供することをお勧めします。法律で義務 反またはその疑いを通報する者に対するいかなる報復 付けられ、かつ調査を実施するために必要な範囲で、す 行為も許されません。 べての通報は機密に取り扱われます。 通報者に対して報復行為を行った社員は、現地の法令や 外部ヘルプラインとは 規則に従って、解雇なども含む懲戒処分の対象となる場 外部ヘルプラインとは、質問や懸念がある場合、または 合があります。 違反を通報する場合に、電話またはインターネットから 利用できる第三者のリソースです。ヘルプラインは、現 報告の取り扱いおよび調査 地法で認められている場合、完全に匿名で利用できま ノードソンは、あらゆる報告に対して、迅速かつ徹底的 す。 このリソースは、24時間365日体制を敷いており、要 に、先入観を持つことなく調査します。当社は、必要に応 望があれば、現地語を話す通訳も手配します。ヘルプラ じて、適切な是正措置または懲戒処分を行う基準を有し インは、社員の懸念に対応するため、 ノードソンが外部 ています。報告される不正行為の調査に参加を求める場 委託したノードソンとは独立した会社によって運営され ています。質問先が分からない、 または報告したいが外 部ヘルプライン以外の他の連絡先を使用することに抵 抗がある場合は、 「連絡先情報索引」に記載された外部 ヘルプライン宛ての最寄りのフリーダイヤル番号または www.nordson.ethicspoint.comからヘルプラインに連絡でき ます。 私が外部ヘルプラインへ連絡するとどのようなことが起こ りますか? 外部ヘルプラインに連絡すると、相談者が提供するすべ ての情報は、法が許す範囲内で機密として取り扱われ ます。専門家が報告内容の詳細な概要を作成し、それを ノードソンの倫 理 対 応チームに転 送します。そして、 同チームは、当該案件をレビュー、対応、解決します。報 告書提出後、後報告者には、報告の対応状況を確認でき る追跡番号が渡されます。 合もあります。 これらの不正行為を解決するためには、皆 さんのご協力が必要です。 社員 職場におけるダイバーシティおよび敬意 当社では、全社員を敬意と尊厳、そして公正さをもって接 することを信念としています。 これらを指針とすることで、 職場環境を向上でき、 さまざまな才能、強み、そして経歴 を持つ人材を引き寄せ、当社を成功に導きます。 ノードソンは、社員が公平に扱われるような建設的な職 場環境の醸成に力を尽くしています。 このため、人種、肌の 色、国籍、宗教、性別、年齢、婚姻状況、身体または精神障 害、軍歴、市民権の有無、性同一性、性的指向などの法に よって守られている特性によって左右されることなく、職 務能力に基づいて雇用上の決定を行わなければなりませ ん。 詳しくは、 ノードソンのAffirmative Action Policy Statement (差別撤廃ポリシー声明) およびEqual Employment Opportunity Policy(雇用機会均等ポリシー) を参照してください。 建設的な職場環境とは、ハラスメントのない環境でもあ ります。国によってハラスメントの法的定義は異なる場合 もありますが、当社では、威圧的、非友好的、 または不快 な職場環境にするようなあらゆる迷惑行為のことを指し ます。ハラスメントには、言葉または身体的なもの、話言 葉または書面によるもの、本人へ直接的なもの、あるい は電子メールなどの他の手段によるものが含まれます。 また、ハラスメントは、性的なものとは限りません。性的な 誘い、人種差別、 または人種、宗教、民族に関する否定的 な意見や冗談も、不適切な行為として見なされます。当社 こ の セ ク ション の 内 容 --------------------職場におけるダイバーシティおよび敬意 職場のプライバシー 職場の安全 職場における薬物およびアルコール は、勤務先の国の現地法に接触するかを問わず、 このよ うな行為は一切容認しません。 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 8 公正な雇用慣行 他者を尊重するコミットメントの一環として、当社はあら ゆる事業において人権を守ります。 ノードソンは、賃金や 職場でのプライバシー 社員として、連絡先、給与、 または福利厚生情報など、取 扱いに慎重を要するまたは個人を特定できるデータを 労働時間に関するあらゆる該当法を遵守し、当社の世界 同僚に提供しなければならない時があります。当社には、 中の全社員に対して、公平な雇用慣行が実施されるよう 該当地域のプライバシー法やデータ保護法などの該当 に努めます。 また、当社は児童労働や強制労働を禁じて 法令に則り、全社員の個人情報を保護し、尊重する責任 おり、そのような労働者を採用しているサプライヤーやそ があります。当該の機密情報にアクセスする必要がある の他のビジネスパートナーと、その雇用事実を知ってい 職務の社員は、それを保護することに特別な注意を払 るにもかかわらず取引を行うことはありません。詳しくは、 い、自身の職務を遂行するために必要な範囲内におい ノードソンのPolicy Against Human Trafficking and Slavery てのみ、使用するようにしなければなりません。詳しくは、 (人身売買および重労働に対する規定)を参照してくだ ノードソンのPersonal Information Security Policy(個人情報 さい。 セキュリティ規定) を参照してください。 当規範の順守 質問: ある同僚から、彼女の上司が打ち合わせの最中、彼女に 不適切なかたちで触ったと打ち明けられました。 これが 初めてではありませんでした。 この問題を報告するよう 質問: に彼女に勧めたのですが、彼女は報告することで仕事 を失うのではないかと不安に思っています。私はどうす れば良いでしょうか? 回答: まず最初に、触られるのが迷惑であることを彼女から彼 特定の民族をからかう話を耳にすることがあります。私 自身は、その話で気分を害することはありませんが、笑 い事ではないと感じている同僚もいると思います。 どう すれば良いですか? 回答: 特定の国籍、人種、 または民族を揶揄する話は、たとえ一 部の社員が「悪意のない」笑い話として捉えていても、他 の人は侮辱的と捉える可能性もあり、不適切な行為です。 女の上司に伝えるように、彼女に提言してください。 それ 他人の感情を害することがないよう、他の同僚にそのよう でもその行為がなくならず、彼女がその問題について報 な笑い話を繰り返してはしてはなりません。 また、可能で 告することを恐れている場合は、あなたが上司または人 あれば、一部の社員が不快に感じる可能性があるため、 事部にその問題を報告するべきです。 ノードソンでは、当 そのような話を人前ですべきでないことをその小話の発 規範、会社規定、 または法律にかかわるいかなる違反も、 信元に伝えるべきです。 また、マネージャーやその他のリ 報告するように奨励しています。 この問題を報告すること ソースにその出来事を報告してください。 で、同じような状況にいる他の社員のことを助けることに なる可能性があります。上司またはマネージャーは、社員 からこのような問題について開示された場合、それを報 告するよう法律で義務付けられていることもあります。 質問: 性的なものを暗示させるコメントを私に対して過去に言 った同僚と密接に働くよう任命されました。彼は私を不 快にさせるため、集中できません。 どうすれば良いです か? 上司が最近、チームの打ち合わせ時間を金曜の正午に 変更することを発表しました。私は、毎日正午のお昼休 みに、お祈りする必要があることを彼に説明したところ、 会議に参加するより 「神がそんなに重要なら」昇進対象 から外れると言われました。上司の言動に気分を害し、 無力感を感じます。私は、 どうすれば良いですか? 回答: 質問: 上司のコメントを直ちに人事担当者に報告してください。 上司のコメントは、違法な差別行為であるかどうかにか かわらず、侮辱的な行為であり、適切な方法で対処される べきです。 回答: この状況について人事部へ連絡するのが最善です。 可能であれば、同僚または上司に直接話してください。 ただし、 この場合、 そうしないことを選択したとしても理解 されます。 職場の安全 当社は、安全かつ衛生的な職場環境を維持することに努 めています。 この取り組みを支えるべく、安全に関する法 令および、 ノードソンが導入した安全対策や手順に従う 当規範の順守 質問: 指示されました。適切な訓練を受ける前に、 この装置を な環境や慣習は、直ちに報告してください。 また、社員一 をよく理解しておく必要があります。 す。 これから使用することになる装置の訓練をまだ受け ていないのですが、上司にすぐに仕事を始めるように 責任が各自にあります。安全性に欠けているまたは危険 人一人がSafety Management System(安全管理システム) 私は、製造施設で新しい職位に昇進したばかりの者で 使い始めてもいいですか? 回答: いいえ。事故や業務上の怪我を防ぐ当社の取り組みに おいて、適切な訓練は不可欠です。使用上の訓練を受け ていない装置を業務で使用してはなりません。 まだ適切 職場の安全に対するコミットメントの一環として、当社で な訓練を受けていないことを上司に知らせるべきです。 は、社員によるまたは社員に対する暴力や脅しを認めま せん。 これには、身体的な暴力行為をはじめ、脅迫的また は威嚇的な言葉の使用が含まれます。脅迫的な言動や 質問: せることにかかっています。 この軽傷を報告しなくても に通報してください。詳しくは、 ノードソンのSafety, Health 規定) を参照してください。 れました。事故のせいで仕事を休むことはなかったです し、私が所属するチームの業績表彰は、事故率を低下さ 実際のまたは潜在的な暴力に気付いた場合は、速やか and Environments Policy(安全、衛生および環境に関する 仕事中に負った軽傷を報告しないように上司に求めら 大丈夫ですか? 回答: いいえ。 このような状況で報告しなくてもよいことは決し てありません。金銭的なインセンティブと業務上の病気 や事故を報告する義務との間は、明らかに対立関係にあ 職場における薬物およびアルコール ります。 しかし、仮に軽傷であろうとも、 どのような業務上 の怪我も報告する必要があります。重傷を負ったり、怪我 当社では、職場における薬物およびアルコールに対して、 で仕事を休んだりといったことがなくても、 あらゆる負傷 厳格な方針を採用しています。物乱用の問題を抱えてい を追跡することで、 より重大な事故につながる恐れがあ ることを自主的に名乗り出た者には、 ノードソンは専門医 る傾向を把握することができるようになります。 の紹介やリハビリ施設などを通じて、最善を尽くして支援 します。同僚が職場で薬物またはアルコールの影響下に あると信じる場合、直ちに上司または人事担当者に知ら せてください。詳しくはポリシーを参照してください。 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 1 0 顧客、サプラ イヤー、 競合会社 腐敗防止法 世界中の数多くの国に事業展開している当社は、 どこ であろうとも、最高の倫理基準に従い、当社の品位を維 持しなければなりません。 これはつまり、当社が事業を 行うあらゆる法域において、米国海外腐敗行為防止法 (FCPA)、英国贈収賄防止法、および国際連合腐敗防止 条約をはじめとする、 さまざまな腐敗防止法に従うことを 意味します。当該法令やノードソンの規定を遵守するた め、代理人を含め当社は、次の行為を禁じています。 • 取引を獲得または維持することを目的として、政府役 人に価値あるものを提供すること • 第三者を通じて不正な支払いを行うこと • 会社の資金または資産を用いて、贈賄およびキックバ ックをすることで他者に影響を及ぼすこと。 「贈賄」 とは、政府役人の行動または決断に影響を及ぼ こ の セ ク ション の 内 容 --------------------- すこと、取引を獲得すること、 あるいはその他の不適切な 優位性を得ることを目的として、価値あるものを提供す る行為を指します。贈賄は、多くの国で違法であるばかり 腐敗防止法 でなく、当社が事業を展開する地域社会に対しても有害 輸出入規制の順守 な行為と言えます。 このため、政府役人に賄賂を提供した 利害の衝突 独占禁止法および競争法 公正取引 顧客対応 製品の品質および安全性 り、それを試みることは絶対にあってはなりません。 一部の国では、次の者も政府役人に含まれることを留意 支払いの円滑化 してください。 特定の非常に限られた状況において、ルーティン化した • 国家、地域政府、地方自治体の役人、公務員、および 職員 事柄を迅速に進めるために、公務員に少額で、不定期な 支払いを行うことは、賄賂とはみなされません。 しかし、他 の賄賂との区別を定義することは容易ではないため、不 • 軍関係者 確かな場合は、法務部門の弁護士へ相談してください。 • 国家、地域政府、地方自治体の行政/立法/司法機関 の一員 • 公職や政党の候補者、政党の職員 • 国家、地域政府、地方自治体が所有または管理してい る社員、営利事業や企業 また、政府関係者から支払いを求められた場合は、法務 部門へ通知してください。 腐敗防止法は複雑で、違反した場合、深刻な影響が及び ます。 このため、不適切な支払いや贈り物とみなされる可 能性のある行動は避けるべきです。 腐敗防止法と贈収賄防止法の下で許可された支払い さらに、 「商業贈収賄」に決して関わってはなりません。商 (政府関係者が当社の装置の検査に立ち会うために当 業贈賄とは、民間の顧客、サプライヤー、 またはこれらに 社の施設を訪問するための合理的な旅費など)、当社の 代わって活動する者に対して、取引の獲得や維持を目的 会計帳簿に正しく記録する必要があります。 として賄賂を提供する行為のことを指します。 また、当社 が第三者から不適切な支払いを受ける商業収賄も禁じ られています。 同様に、当社では、 「キックバック」 を一切容認しない方針 を採用しています。 これは、業務提携への参加に対する 報酬として、支払いを授受できないことを意味します。 当規範の順守 質問: 回答: ノードソンとの商談に関わる外国の政府役人をランチ ミーティングに招待する予定です。 これは、米国海外腐 質問: 一部の国において、 ノードソンは事業展開することに苦 労しています。そのような国に該当するある国で、当社 敗行為防止法(FCPA)やその他の腐敗防止法に違反し の取引獲得を支援いただける代理店の方と最近お会い ますか? しました。 ノードソンを代表して、 この代理店を雇っても 通常の業務における政府役人とのランチ ミーティングに かかる適切な費用は、FCPAまたは現地法で禁じられて いない場合もあります。ただし、 このような行事を計画す いいですか? 回答: はい。ただしその前に、当社のデューデリジェンスの一環 で、その代理店の信用調査を実施する必要があります。 る前に、あらかじめ上司またはマネージャーから承認を 法務部門の弁護士に問い合わせし、代理店候補に渡すフ 受ける必要があります。あなたの上司またはマネージャ ォームを入手してください。契約の締結前に、 このフォー ーが、法務部門とともに、賄賂として見られるかどうかの ムが記入されている必要があります。 また、新しい販売代 判断を支援します。 行人や販売店の場合も、信用調査が必要になることを留 意してください。 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 1 2 輸出入規制の順守 ノードソン製品を輸出が認められているか定かでない 当社が世界中に事業展開し顧客を持つグローバル企業 場合は、 グローバルトレード・コンプライアンスグループ であるため、事業を展開する各国の貿易法や規則をはじ [email protected]にお問い合わせください。当 め、米国政府によって課せられる貿易規制にも従わなけ 社のExport Compliance Program (輸出コンプライアンスプロ ればなりません。順守できない場合、世界各国で輸出特 グラム) についての情報は、 ノードソンのイントラネット サ 権を失う恐れがあります。 イトのGlobal Trade Compliance (グローバルトレードコンプ 米国では、輸出管理法が非常に厳しく、特定の個人、企 ライアンス) のリンクから入手できます。 業、および国に対する輸出を禁じています。 これらの禁輸 は、 ノードソンや海外の子会社、および当社の販売店に も適用されるものです。 「輸出」には、当社が製造する製 当規範の順守 品や装置に加え、当社の技術および情報も含まれること に注意してください。 質問: ノードソンは、取引を制限する慣行や無認可の不買運動 ドユーザーについての詳しい情報を提供してくれませ ん。 この情報を入手しなくても、当該取引を進めてよろ への参加を禁じる米国の反ボイコット法も順守していま す。 どこであろうとも、米国の法律は、当社が以下と取引 を行うことを拒否することを拒むまたは同意することを禁 じています。 海外のお客様が、我々の国が定める輸出規制に関する コンプライアンスを評価するために必要な製品のエン しいですか? 回答: いいえ。輸出管理規制を守るために、 それらの情報が必 要であることを顧客に説明してください。 それでも情報を 入手できない場合には、 グローバルトレード・コンプライ アンスグループに連絡してください • ボイコットされた国またはその国の国民 • ブラックリストにある企業またはボイコットされた企業 加えて、当社は、企業がブラックリストにないことを証明し たり、ボイコットされた国またはブラックリストにある企業 との活動に関する情報や、人種、宗教、性別、国籍に関す る情報を提供してはいけません。 無認可の不買運動に参加する要請があった場合は、それ を米国政府に報告しなければなりません。そのため、不 買運動への参加を要求された、 あるいは不買運動ト活動 利害の衝突 私たち一人一人には、 「利害の衝突」 を避ける義務があり ます。利害の衝突とは、個人または家族の利害が、業務上 の適切または客観的なビジネス判断を阻害する場合に 生じます。利害の衝突の可能性に気付いた場合は、上司 またはマネージャーに知らせてください。 について質問がある場合は、法務部門に通知することが 次のセクションでは、一般的な利害の衝突の状況におけ 重要です。 る詳細な指針を提供しています。 接待および贈り物 接待や贈り物は、取引関係を発展し、企業間の信用を築 くための一般的な礼儀のやりとりです。その反面、 ビジネ ス上の決定に影響を及ぼす目的の接待や贈り物は、利 当規範の順守 質問: 金をもらってもいいですか? 害の衝突に当たります(また、上述の賄賂に関する方針 に違反する可能性もあります)。いかなる形式の贈り物を 授受する場合にも、分別と節度を忘れないようにしてくだ 回答: せん。賞金の最善の使い方については、倫理・コンプライ アンス調整役に問い合わせてください。賞金の使い道と に予想される場合には、贈り物の授受を行なってはなり して、会社または部署が主催する行事で使用する、ある ません。現金またはそれと同等の価値の贈り物を決して いは慈善団体に寄付するなどの選択肢が挙げられます。 受け取ってはなりません。 また、賞金とその使い道を上司またはマネージャーに知 らせる必要があります。 社用の贈り物、謝礼、 または優待について、次の簡単なガ または優待を与えたり、受けたりしないこと。 • 授受される贈り物、謝礼、 または優待が、贈呈者と受 賞金を受け取ることは、利害の衝突を生みます。 ノードソ 当社の通常報酬以外の金銭的利益を享受してはなりま な影響を及ぼすことを目的としている、 あるいはそのよう • 何らかの優遇が期待される場合には、贈り物、謝礼、 いいえ。 ノードソンはあなたの成果を誇りに思いますが、 ンの社員として完遂した業務上のプロジェクトに対して、 さい。法によって禁じられている、 または受領者に不適切 イドラインに従うようにしてください。 私のマーケティングプロジェクトが、商工会が主催する コンテストで一等賞を取り、賞金を授与されました。賞 質問: 長期的な取引関係を持つベンダーから私のお気に入り のレストランのギフトカードが贈られてきました。ギフ トを受け取ってもいいですか? 回答: 領者を支配する該当法令で認められていること。 いいえ。ギフトカードの形で贈られた贈り物であるため、 受け取ってはなりません。 その金額にかかわらず、 ノード ソンは、現金またはギフトカードや小切手などの現金に 相当する物を贈り物として与えたり、受け取ることを禁じ • 贈り物、謝礼、 または優待の価値が対象地域における ています。 妥当な社用の贈り物、謝礼、 または優待の価値と一致 すること。 公的な政府役人に対する贈り物、便宜、 または接待に関 質問: 腐敗防止法」のセクションをご覧ください。 いているプロスポーツ決勝戦のチケットを4枚頂きまし た。その社長は観戦する予定がなく、 また同ベンダーか らの同伴者もいません。家族を連れていっても構いま する規則は、当セクションで示される指針よりもはるかに 厳しいものになっています。詳細については、当規範の「 あるベンダーの社長が、何ヶ月間も売り切れ状態が続 せんか?それとも同僚を招待すべきですか? 回答: 本来、 その贈り物を受け取ることも認められません。 あな たとご家族だけが観戦するのであれば、業務目的ではな いように見受けられます。 さらに、見返りとして、将来の取 引でそのベンダーに有利な計らいをしなければならな いのであれば、招待を辞退するべきです。ただし、社会慣 習上、ベンダーの申し出を断ることが、先方に対して侮辱 的または無礼と受け取られる場合には、 その贈物をノー ドソンへ引き渡し、慈善目的で使用することを理解した うえで、受け取っても構いません。ベンダーがあなたを招 待し、同伴する場合には、ビジネス上の取引で有利な計 らいを提供しないことを同ベンダーが理解している限り、 招待に応じることができます。 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 1 4 外部の利益関係 かかる状況に気付いた場合には、上司またはマネー どのような上場企業に対しても、たとえそれがノードソン ジャーに報告してください。 の競合会社、顧客、あるいはサプライヤーであっても、 フ ァイナンス面での利害関係を持つことは認められていま す。ただし、 これら会社が関わる諸状況の判断に影響を 及ぼす、 またはそのように見える程の多額の直接投資(か かる上場企業の発行済み株式の1%以上)を行なっては なりません。かかる会社に既に多額の投資を行なってい 同様に、血縁者または血縁者がパートナー、取締役、役員 を務める会社とノードソンとの間に、その影響について 上司またはマネージャーと事前に話し合うことなく、取引 関係を築いてはなりません。 また、法務部門の承認が必 要になる場合もあります。 る場合は、法務部門の弁護士に知らせてください。 副業機会 利害の衝突を生じさせる、 またはノードソンの職務を阻 害する恐れを有した状況下で、副業のため雇用されるこ とや、社外ビジネスの利害関係に関与してはなりません。 ノードソンでの雇用期間中は、当社のサプライヤー、 ビジ 当規範の順守 質問: ソースを使用したり、当社業務時間中に業務から離れる 一部を個人的に買収しましたが、 ノードソンがそれを容 認しないことを心配しています。利害の衝突を避けるた ネスパートナー、 または競合会社に就業してはなりませ ん。 また、他社の業務を遂行するために、 ノードソンのリ 最近、ノードソンのサプライヤーである会社の事業の め、兄の名前で投資すれば問題ないですか? 回答: いいえ。 あなたまたはご家族や近親者が直接利益を享受 している場合は、誰の名前で投資するかにかかわらず、 利害の衝突があることは明らかであり、今後もそれが続 ことは一切認められません。 くことを意味します。 したがって、倫理・コンプライアンス 調整役へ報告する必要があります。 当社以外の法人の取締役、役員または理事を兼任する 場合は、法務部門の書面による事前承認が必要です。 不正な個人利得 質問: 取締役、役員、従業員、 またはその近親者が、 ノードソン での地位を利用して、個人的利益の不正供与を受けた場 合にも、利害の衝突が生じる可能性があります。かかる利 益には、 ノードソンの取引先である組織または個人から の贈り物や融資などが挙げられます。 このような利益の 享受は、当規範、会社規定、および法律への違反であり、 絶対に避けなければなりません。 個人的関係 ビジネス上の決定に個人的関係が影響を及ぼす場合 には、利害の衝突が生じたり、そのように推測されること があります。 このため、当社では、近親者に助言を与えた り、近親者が間接的に指示を仰ぐことも認めていません。 「近親者」には、配偶者、子供、継子、親、継親、兄弟姉妹、 義親、 またはその他の世帯員が含まれます。 お客様に定期的にフォローアップの電話をかける副業 をしています。休み時間に、職場から電話をかけたり、 メールを送信する場合は、問題ないですか? 回答: いいえ。友人との昼食の約束をとるために手短な電話を かけるといった一時的な個人目的で、電子メールや電話 などのノードソンのリソースの使用は認められますが、 当社外の仕事に使用することは禁じられています。 独占禁止法および競争法 競争法の内容は各国によって異なりますが、1つの目的 を共有しています。 それは、品質の高い製品とサービスを 公正価格で顧客に提供することができるような自由市場 当規範の順守 質問: 止法」、 「反カルテル法」 とも呼ばれる)に従わなければな りません。 製品の価格を上げれば、彼女の会社も類似商品に対し て、同一価格にすることを暗に伝えてきました。 どのよう の保護と維持です。当社がビジネスを行うあらゆる地域 において、各自がこれらの法律(「反トラスト法」、 「独占禁 競合会社で働く友人と話していた時、 ノードソンが特定 に対応すればいいですか? 回答: これは不適切なビジネスの話し合いであることをご友人 に伝え、速やかに上司またはマネージャー、および法務 担当者にその会話内容を報告してください。 そのような取 り決めに同意した場合、価格操作の罪を問われる可能性 これら法律を遵守するため、私たちが避けるべきいくつ があります。価格操作は公正競争の法律に違反し、 あなた かの状況があります。たとえ何気ない会話の中であった とノードソンの双方に深刻な結果を招く恐れがあります。 としても、競合他社と価格設定や価格に関する情報のや りとりをしてはなりません。他社と市場の住み分け、顧客 や販売地域の割り当てなどの合意を行なってはなりませ 質問: な取り決めに同意した場合、価格操作の罪を問われる 動について協議してはなりません。競合会社がこのよう 可能性があります。価格操作は公正競争の法律に違反 な協議を図ろうとした場合は、あなたは即座にその話し し、あなたとノードソンの双方に深刻な結果を招く恐れ があります。 合いを中止し、速やかに上司またはマネージャーに報告 ンにとって重大なリスクをもたらします。 私たちの多くは、事業者団体に頻繁に参加しています。 そ れにより、競合他社の代表者と接触することになります。 事業者団体が関わる状況において、私たちの行動に公正 競争の法律が適用されることを留意してください。事業 者団体の会議では、競合会社と懇意になることもあり、そ の関係を背景に不適切なビジネスの話し合いにつなが るリスクを生じさせます。展示会や会議に参加または出 席する際の問題を避ける最善の方法は、 このセクション に記載されるガイドラインに従うことです。 詳しくは、 ノードソンのGuidelines for Compliance with the Unfair Competition Laws and Regulations(不正競争防止法 令の遵守ガイドライン) を参照してください。 人に伝え、速やかに上司またはマネージャー、および法 務担当者にその会話内容を報告してください。そのよう ん。 また、顧客やサプライヤー、競合他社に対する不買運 してください。談合の疑いをもたれるだけでも、 ノードソ これは不適切なビジネスの話し合いであることをご友 回答: いいえ。その営業担当者は、市場の分割を提案している のであり、公正な競争を求める法の違反となり得ます。 そ の場から席を外すだけでなく、 その話し合いに異論があ ることを明確にする必要があります。 また、 この件の内容 や会話および集まりから中座したことを、上司またはマ ネージャー、 そして法務担当者に書面で報告すべきです。 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 1 6 公正取引 いかなる時も、公正な取引基準に従うことが大切です。 こ れはつまり、業務が当社の誠実さに基づいて常に遂行さ れる必要があることを意味します。 ノードソン製品の販売 またはマーケティングに携わる者は、その優位性を説明 する際、公正かつ正確な情報のみを提供することが特に 重要となります。 当規範の順守 質問: 競合他社の製品を批判すべきではありませんが、当社 製品との違いを指摘し、当社製品の方が優れている理 由を述べても大丈夫ですか? 回答: はい。当社製品の機能や性能が競合他社の製品よりも優 れている点を、顧客または他者に指摘することは問題あ りません。 それこそ、私たちが行うべきことです。 しかし、競 合他社の製品について、根拠のない主張をしたり、 「ガラ そのため、当社の製品、サービス、 または価格について話 クタ」や「危険」呼ばわりしてはなりません。 その代わりに、 し合う場合には、正直に、そして正確に話さなければなり データにフォーカスし、事実に基づく根拠で当社製品が ません。 これは、競合他社やその製品について、虚偽また 優れていることを示すべきです。 は誤解を招くような発言を絶対にしてはならないことも 意味します。 競争力を維持するためには、競合他社のビジネス手法を 知ることが欠かせません。 しかし、 これら情報を不法に、 ま たは非倫理的に入手することは決してあってはなりませ ん。例えば、機密情報を収集する目的で競合会社の従業 員を雇用してはなりません。 また、新入社員には機密保 持契約を順守する義務があるため、前雇用先についての 情報を暴露することを勧めるべきではありません。情報 提供の見返りに、競合会社の代表者に支払いや賄賂を ノードソンには、顧客の機密を保護する企業文化があり ます。 つまり、 ノードソンの従業員は当社が顧客から受け取る すべての非公開の情報や、顧客、事業、製造過程、製品に 関して知り得たことを、機密保持契約の施行前であって 贈ってはなりません。 ただし、一般に公開されている手段 も、顧客の機密情報として扱わなければなりません。 で、競合他社を調査することは認められます。 従業員は、他の従業員に顧客の機密情報を開示したり、 誠実かつ正確なコミュニケーションの重要性を理解する 誰かと協議してはいけません。ただし、顧客のプロジェク ために役立つノードソンのWrite Smart(ライトスマート) トに取り組むために情報を知る必要がある従業員を除き ます。 プログラムを参照してください。 加えて、顧客がノードソンの製品を使用するという事実を 顧客対応 公開していない場合、当社は、顧客の身元やノードソン れは、顧客の期待を上回る安全かつ高品質の製品を提 扱い、他の顧客や第三者と情報について協議してはいけ ません。 顧客の信頼を継続的に高めることが極めて重要です。 こ が顧客に製品を供給するという事実を、機密情報として 供することで実現できます。 これに向けて、当社は顧客の ニーズを把握するために、継続的にオープンなコミュニ ケーションを奨励しています。 また、 ノードソンと顧客との 間の契約事項を履行することも絶対不可欠と言えます。 顧客と取引する際、次の行為は禁じられています。 • 法務部門の事前承認を得ることなく、当社製品を再 販する顧客に、地域、顧客、最終用途についての制限 を設けること。 • 法務部門の弁護士に相談したうえで承認を得た場合 を除き、特定製品はノードソンのみから購入する、 ノー ドソンと排他的に取引する、競合他社の製品を購入し ないことを条件とする顧客との合意を試みること。 • 顧客にある製品を販売する条件として、別の製品を購 入させること。 • 同一または類似商品に対して、顧客間で競合する顧 客によって異なる価格、割引、 リベート、 または販売条 件を提示すること。ただし当社の競合会社の価格に 合わせる、顧客が数量割引プログラムで購入する、 あ るいはビジネス上の正当な理由がある場合を除く。 価格設定に関して言えば、当社は製品や装置に必ず定 価を付けることになり、競合会社の価格に合わせること もありえます。 しかし、法律上の理由なく、同一商品に対 して顧客間で競合する顧客によって異なった価格を提 示してはなりません。 このような状況に遭遇し、 どのよう に対処すべきか定かでない場合は、法務部門に相談し てください。 製品の品質および安全性 業界のリーダーとして、 ノードソンはその製品および装置 の安全性と品質を保証することに力を注いでいます。安 全かつ信頼性のある高品質の装置を顧客に提供するこ とは、当社の評判および継続的な成功に不可欠です。当 社では、安全に関する該当法令をすべて遵守し、製品ま たは装置に関するいかなる懸念も、それがどんなに些細 なことであっても、報告しなければなりません。 当規範の順守 質問: 私は、ある製造施設の作業員ですが、ホットメルト装置 の製造を担当しています。今日、使用されている留め具 が通常より品質の低い金属製になっていることに気づ きました。 そのことを指摘した方がいいですか? 回答: はい。上司またはマネージャーに速やかに状況を報告す べきです。部品の仕様が変わることも時折ありますが、発 送の手違いまたはその他の原因で、間違った部品を不 注意で使用している可能性もあります。 このような出来事 は、当社製品の品質と安全性に影響を及ぼし、当社の顧 客や社員、 そしてノードソンの評判も危険にさらすことに なります。 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 1 8 株主 財務報告および開示 上場企業として、当社の財務状況を十分かつ公正に反映 する正確な記録の管理は極めて重要です。正確な会計を 維持することは各自の責任であり、社内記録(財務または その他を含む)に記入するたびに、その正確性と完全性 を確認することで実現できます。 ノードソンの一部人員、すなわち最高経営責任者、最高 財務責任者、財務担当シニアマネージャー、および財務・ 会計担当の全社員は、より高い向上心の基準を守らな ければなりません。当該社員は、企業会計原則や財務関 連法および規則に精通し、 これらに従うことが求められま す。 また、当社の財務情報の開示資料に記載される情報 が、完全、公正、正確、そして理解できるものであることを 確認しなければなりません。当社の上級財務責任者の責 務は、次の通りです。 • ノードソンの報告および開示が該当法令の要件を満 たすように、内部統制および手続きの維持と評価を支 援すること • 当社の開示または報告に影響があるような不一致や 不手際を最高財務責任者、倫理・コンプライアンス調 こ の セ ク ション の 内 容 --------------------財務報告および開示 記録管理 監査および政府調査への対応 インサイダー取引 インサイダー取引 会社資産の適正使用 声をひとつに 整役、外部ホットライン、および監査委員会の委員長 に速やかに報告すること • 当社の財務報告書を作成する担当者または社外監 査役とは、隠し立てせずに誠実に接すること • 会計または財務報告の職務を遂行する社員にこれら 原則を理解させ、従わせること 財務報告に対する当社の評判を維持するため、会計また は報告の違反に気付いた場合は、それを報告しなけれ ばなりません。 かかる通知がまだ有効であるか定かでない場合は、法務 部門の弁護士に問い合せてください。当社の監査または 調査に関わる管理職、監査員、 または政府調査員には、 協力しなければなりません。当社または当社社員に対す る進行中の調査について、政府などから情報を求められ た場合は、情報の提供前に、法務部門の弁護士に相談し てください。 このような場合、正確かつ完全な情報を提供することが求 当規範の順守 質問: え、判断を誤らせる、 またはそれを試みること、 あるいは不 適切な行動を助長する行為を行なってはなりません。 これ 出張中に現地の手頃な価格のレストランで、友人にごち そうしました。食事代は、標準的な一人分の食事よりは 高かったですが、決して贅沢ではありませんでした。 この 食事を経費として申請しても構いませんか? 回答: められます。企業情報を隠蔽・改ざん、調査員に影響を与 いいえ。会社は、 あなたの食事代を支給しますが、 ご友人 の食事代は支給しません。友人の食事代を経費報告書 に含めることは不正行為であり、当規範と会社規定に違 反しています。 らの行為は、処罰に値する罪であり、現地の法令や規則に 従い、解雇処分または会社の刑事訴追を招く恐れがあり ます。 インサイダー取引 ノードソンでの通常業務において、当社または取引先の 会社に関する重要な非公開情報に接することがありま す。 インサイダー取引とみなされる、金銭上の利益を得る 目的で、 これらの情報を用いて株式の売買を行なっては なりません。分別がある投資家が、ある企業の有価証券 記録管理 Records Retention Policy and Records Retention Schedule (記録保持規定および 記録保持期間)に従い、当社の記 録を適切な方法で管理することが極めて重要です。当規 定は、会社の文書および記録を適切に識別、保管、保護、 および廃棄する手順を説明しています。 監査および政府調査への対応 進行中または生じる可能性がある訴訟や監査、調査で特 定の記録が必要となることを知らされた場合、当該記録 を保存することに特別な注意を払う必要があります。 この ような場合、当要求に関する文書を破棄または修正して はなりません。 を売買するうえで、判断材料として使用できる情報は「重 要」 と見なされます。 プレスリリースや決算発表、 あるいは 米国証券取引委員会へのForm 8-Kの申告を通して一般 に開示されていない情報は「非公開」のものです。重要な 非公開情報として、次が挙げられます。 • 合併または買収に関する情報 • 四半期/年末期の売上報告および収益報告 • 多額の資産売却に関する情報 • 未発表の株式分割 • 経営陣の変更 • 注目を集めるような新しい製品や開発 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 2 0 インサイダー取引の関連法では、株式売買を行う者に対 して、取引の判断材料となる 「機密情報の漏洩」や重要な 非公開情報の提供も禁じています。 これを防ぐには、 この ような情報(情報がノードソンまたは他社に関するもので 当規範の順守 質問: がある場合を除き、 これら情報について同僚と話し合うこ とも避けるべきです。 ています。仕事を終えて自宅にノートパソコンを持ち帰 る途中でどこかに立ち寄る必要がある場合、 どうすれば あるかを問わず) を、友人または家族などのノードソン社 外の者に開示してはなりません。 また、業務上の必要性 ノートパソコンには、機密の財務情報が大量に保存され いいですか? 回答: コンピューターを一緒に持って行くべきです。盗まれる可 能性があるので車に残しておくべきではありません。私た ちが所有する会社のあらゆる機密情報は保護しなけれ ばなりません。 その時はたとえ非現実的に思えても、最終 インサイダー取引および機密情報の漏洩は、当社規範と 的には皆さんの利益になることです。 米国の証券取引法の両方に違反しています。 インサイダー ノートパソコンのセキュリティやその他のIT規定の詳細 取引または機密情報の漏洩に関するご質問やご懸念は、 は、Information Security Program and Information 法務部門までお寄せください。 また、 Policy Regarding Trading Technology Policies(情報セキュリティプログラムおよ Nordson Common Shares(ノードソン普通株の取引に関する びITに関する規定) を参照してください。 規定) を参照してください。 資産・情報の保護および所有権 質問: ムにも是非見せたいのですが、かなり高額で、その予算 当社では、物的財産、当社固有の情報、および知的財産 がありません。ビデオを借りて、 コピーを作ってもいいで をはじめとするノードソンの資産を保護することが求め られます。 ノードソンの物的財産には、当社の装置、施設、資材、 資金、および文書などが含まれます。また、これらの資 産を適切に使用することも心掛けなければなりません。 「当社固有の情報」には、特許、原価および価格情報、財 務記録、営業秘密などが含まれます。当社サプライヤー、 競合会社、および顧客の機密財産に対しても、同様に配 慮する必要があります。 これは、当社がグローバル組織と して成功し続け、優れた財務業績を残すために不可欠で す。当社の専有情報は、 ノードソンの最も重要な資産の 1つです。私たち一人一人には、機密・専有情報を誤って 漏洩しないようにする責任があります。 詳しくは、 ノードソンのInformation Security Program(情報 セキュリティプログラム) を参照してください。 他社の同僚から、彼らのチームでは非常に役立ったと言 われている製造研修ビデオを紹介されました。私のチー すか? 回答: いいえ。書面の教材資料と同様に、ビデオの教材も通常 は著作権で保護されています。つまり、複製してはなら ず、著作権所有者の事前の承認を得ることなく、 ビデオを 借りたり、見せることも許されない場合もあります。 ビデオ を自分のチームに見せたい場合は、 ビデオの正規品を購 入する必要があります 会社資産の適正使用 声をひとつに 全般的に、 ノードソンの資産は業務目的のために使用す ノードソンから発信される情報は、正確かつ一貫性があ るものです。 インターネットやその他の電子コミュニケー り、指名された広報担当者のみが、 ノードソンの代表者と ションの限定的な個人利用は認められていますが、各自 して情報を一般に公開できるものとします。 メディアから の職務や責任遂行の妨げになってはなりません。 会社支給の電子通信機器を、嫌がらせと見なされる不 の依頼や投資家・証券アナリストからの問い合わせはす べて、当社の広報部門に転送されるべきです。 適切または非倫理的な用途で決して使用してはなりませ ノードソンの代表者として、 または当社ビジネスに関して、 ん。当該機器には、 コンピュータ、 ノートパソコン、スマー 意見を求められた場合は、マネージャーの事前の承認を トフォン、携帯電話などのデバイスが含まれます。 これら 得てください。承認を得ていない、 または訓練を受けてい 機器の不正使用として、性的に露骨または不快な発言、 ない者は、 ノードソンについて公に話してはなりません。 わいせつまたは不快な情報・素材の閲覧、冒涜的、差別 的、侮辱的なコメント、 あるいは脅迫的または乱暴な言葉 の使用などが挙げられます。 会社支給の機器やボイスメールなどの電子コミュニケー ノードソンのPublic Communications Policy(広報規定) は、 ノードソンとその子会社、そして私たち自身が、重大な責 任を回避し、当社のブランドや評判を傷つけることがな いようにするために作成されたものです。 ションツールを使用する場合は、送受信される情報が非 公開のものと見なしてはなりません。社員の電子コミュニ ケーション活動を常に監視する慣行はノードソンにはあ りませんが、そのようにする権利を有しています。当社の Electronic Communication System Policy(電子通信システム (ECS)規定)では、 コンピュータやネットワークシステム、 およびその他の電子機器の適切使用に関する指針を記 当規範の順守 質問: 勤務中は、Social Networking Policy(ソーシャル ネットワー キング規定)に従い、正当な業務目的でソーシャル ネット ワーキングを利用することができます。 さらに重要なこと は、嫌がらせまたは差別的と見なされる投稿、 ノードソン のビジネス手法に関する機密情報の漏洩、同意を得るこ となく顧客、 ビジネスパートナー、 またはサプライヤーの 言及を行なってはなりません。当社の企業広報部門は、 Facebook、Twitter、LinkedInなどのソーシャル ネットワーキ ングサイトを活用しており、あらゆる公式声明や投稿は、 同部門のチームメンバーまたは同部門が指定するノード ソンの事業部門内の者によって行われます。 を求められました。質問に対する答えは分かっていま す。彼女が知りたいことを教えてあげてもいいですか? 載しています。 ソーシャルメディアネットワーキング ある記者から電話があり、私の仕事に関連したコメント 回答: いいえ。会社から承諾を得ることなく、記者のいかなる質 問にも答えてはなりません。回答についてご質問がある 場合は、広報部門に問い合せてください。 倫 理 および 業 務 に 関 する 規 範 | 2 2 地域社会 政治献金および慈善寄付 当社では、 地域社会での活動に積極的に参加することを奨 励しています。 ただし、 上司またはマネージャーの事前の承 認を得ることなく、政治、市民、 または慈善の各種イベント において、 ノードソンを代表して参加することがあってはな りません。 ノードソンが主催するイベントでない限り、 この ような活動は、 勤務時間外かつ自費で行うものであり、 各自 の職務を妨げることがあってはなりません。 環境保護 当社が事業を行うあらゆる地域の環境を大切にすること が、当社の信念です。 これは、エネルギーを賢く利用し、 該当する法律、規制、および許可要件を遵守し、環境に 配慮しながらビジネスを遂行することを意味します。環 境コンプライアンスに関する意思決定を行う職務の者 は、その仕事に影響を及ぼすあらゆる複雑な関連法令 に通じていることが重要となります。自分の環境への責 務に関連する特定の手続きについて確信を持てない場 合は、Safety, Health and Environments Policy(安全、衛生、 環境に関する規定) を参照してください。 こ の セ ク ション の 内 容 --------------------政治献金および慈善寄付 環境保護 当規範の順守 質問: 回答: 実験デモで、顧客の液材を取り扱っている最中に、誤って床に こぼしてしまいました。 どうすればいいですか? 直ちに上司またはマネージャーに事故を報告し、適切な洗浄方 法を特定するために、液材の物質安全データシートを調べてく ださい。他の誰かが後始末をしてくれる、 あるいは心配する程の 事故ではないなどと勝手に決めつけてはなりません。液材の漏 出は、重大な脅威をもたらす可能性があるため、早急に報告する 必要があります。 連絡先一覧 外部リソース 法務 Navex Global 一般法 社外秘。24時間年中無休で利用可能です。 米国:1.888.391.3196 Robert Veillette バイスプレジデント、 ジェネラルカウンセル兼書記役 米国以外:www.nordson.ethicspoint.com 440.414.5184 ウェブベースでのレポート:www.nordson.ethicspoint.com [email protected] 倫理・コンプライアンス担当オフィサー Gina Beredo Gina Beredo 副ジェネラルカウンセル兼書記補佐役 副ジェネラルカウンセル兼書記補佐役 440.414.5499 倫理・コンプライアンス担当オフィサー [email protected] 440.414.5499 [email protected] 副ジェネラルカウンセル兼書記補佐役 企業広報および投資家情報(IR) ジェネラルカウンセル補佐(知的財産担当)兼書記補佐役 Jim Jaye 440.414.5387 広報およびIR担当ディレクター 440.414.5639 Brad Leaheey [email protected] [email protected] Ed Wasp グローバルトレード・コンプライアンスグループ 440.414.5411 John Dillon [email protected] バイスプレジデント、サプライチェーン管理 440.985.4275 上席弁理士 Ray Slattery [email protected] 上席弁理士 Mary White [email protected] 輸出に関する質問 グローバルトレード・コンプライアンス担当マネージャー 440.985-4509 [email protected] Bachlien Scanlan 輸出に関する質問 通関・貿易プロフェッショナル 440.985.4542 [email protected] Letitia Skalsky 輸入に関する質問 貿易コンプライアンス・スペシャリスト 440.985.4653 [email protected] Barbara Kantola 製品コンプライアンス マネージャー、環境、安全衛生 440.985.4203 [email protected] 440.414.5632 人事 現地の担当者までお問い合わせください。 同意書 下記に署名することにより、私はノードソンの倫理および業務に関する規範(「規範」)を受領した ことを証します。私は、 ノードソンの従業員、取締役、代理人、 コンサルタント、および契約社員の 各自が、当規範に定められる原則および基準を理解し、それに従わなければならないことを受け 入れます。 また、当規範は、当社規定の基本的な概要を提供することを目的としており、特定の時点で実施 されているすべての規定や慣行を網羅しているわけではないことを理解し、それに同意します。 私は、疑問および懸念を提起し、当該ガイドラインの違反またはその疑いを会社に報告して、求 められた場合には調査に協力するなど、当該ガイドラインに対する私の責任を理解します。 私は、当規範の違反は、現地の法令や規則に従って、解雇をも含む懲戒処分の対象となる場合が あることを理解します。 名前 (活字体でご記入ください) 日付 署名 当規範の適用外 本行動規範は、 ノードソンのすべての取締役、役員および従業員に適用すべく作成されたものです。当規 範の規定を適用すべきでない異例が生じた場合には、特定の手続に従って適用除外を行うものとします。 取締役または役員に対する当規範の適用除外は、取締役会で承認されなければなりません。 その他のすべ ての適用除外は、法務担当責任者の書面による承認が必要となります。適用除外が認められた場合には、 ノードソンは法律または証券規制の定めるところにより、速やかに開示するものとします。 前ページの同意書に署名し、 ノードソンの人事(Nordson Human Resources)に戻ってください。 WE ARE NORDSON 人に対する敬意 卓越性 エネルギー 誠実さ お客様への情熱 外部リソース:Navex Global 社外秘。24時間年中無休で利用可能です。 米国: 米国以外: ウェブベースでのレポート: 1.888.391.3196 www.nordson.ethicspoint.com www.nordson.ethicspoint.com
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