ほけんだより 2月 2017 年 2 月 7 日発行 保健室 高田 昔の人が言いました。『1月は行く、2月は逃げる、3月は去る』確かに、お正月はついこ 月 の前なのに、もう2月。皆さんは、いかがですか? 先日、一年間の集大成とも言える作品展がありました。進級した4月当初と比べて、絵 の変化や作品から個々の成長が感じられ、また、楽しそうに 作っている写真もあり、ほのぼのとした気持ちになりました。 ひまわり組はとくに、卒園までの日は飛ぶように過ぎていく かもしれません。一日一日、大切に過ごすように心がけたい ですね。その為にも、体調を整えて、登園できるように、お願 いいたします。 保健室からお知らせ とうとうインフルエンザが園でも流行り、各クラス、欠席者が相次いでいます。今年 は、きょうだい間や家族内で移ってしまったという話をよく聞きました。マスクでしっか り予防し、こどものお世話の後は、手洗い、うがいが大切です。玄関前で、お知らせし た後、きょうだいの登園を見合わせていただいたり、インフルエンザの連絡をすぐにし てくださり、ありがとうございます。少しでも早く終息できるように、引き続きご協力く ださい。また、人が多く集まる所などへの外出は、十分、気をつけてください。 「○○が保育園に行きたいって言うから。」と体調が良好でない状態で登園され、保健 室で様子を見ることになり、すぐお迎えになった子どもがいました。体調がすぐれな い時は、ご家庭で、ゆっくり過ごしていただくことが一番だと思います。 朝の登園時や降園時に子ども乗せ自転車からの転落・転倒 ヘルメットは乗せる前に被せていると思いますが、中には、後ろに座ら せてから被せていた方もおられ、頭を打ってしまったと聞きました。降 園時は、お迎えが嬉しくて、テンションが高くなったり、寒い季節は、 膝掛けをしたり荷物もかさばり、自転車の危ない要素がいっぱいです 冬の送迎は特に『ゆとり』が大切です。 保健室から 【先月の感染症】 インフルエンザ A 10 人 (まだまだ増えています) ※感染症の発生状況や病欠状況は、玄関の掲示板でお知らせしています。 子どもの冬のスキンケア ~家庭でできる~ Q. 冬、保健室に来る子どもの中で多い症状は何でしょうか? A. 正解は皮膚のかゆみ、掻きすぎによる傷の痛み 特に肘や膝裏が多く、首、胸、背中、おなかが続きます。園では、症状に合わせて、ワセリン やオイラックス、メモ A で対応しています。そうなる前に、かゆくならないようにしてあげる のが大切です。 ちょっと難しいですが・・・ 『角質層』 皮膚の表面にあり、バリア機能や保湿機能を備えていま す。この層の厚さが、子どもは大人の 1/2~1/3 しかないと言われており、薄い分だけ不安定 で、水分も出ていきやすいです。乾燥してかゆくなると、掻きむしって角質層を破壊し、余計に 乾燥したり、とびひなどの新たなトラブルの原因に・・・という悪循環に陥ってしまいます。 お風呂で洗うときは、ごしごし擦らずに、石鹸をしっかり泡立て、手で優しく洗ってあげてくだ さい。十分きれいになります。風呂上りには、柔らかく清潔なタオルで肌を押さえるようにして 水分を吸い取ります。 お風呂から上がったらなるべく早く、水分が完全に乾く前にクリームなどで潤いに蓋をして保 湿を。5分以内の保湿が効果的。 Q. 保湿剤は何がいい? A. 市販のもので十分ですが、「低刺激」「敏感肌用」とうたわれているものでもアレルギーが 100%出ないわけでもないので、子どもの肌に合ったものを見つけましょう。 スキンケアをしていても、中々改善しない場合、皮膚科の先生に相談する のも良いでしょう。
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