阿波市平成27年度進捗状況報告書.

阿波市
平成27年度 進捗状況報告書
平成29年1月
阿波市
目
次
第1章. 実行計画の基本的事項 ................................. 1
実行計画の位置付け及び意義・目的 ................................. 1
実行計画の期間 ................................................... 2
調査対象範囲 ..................................................... 2
排出係数 ......................................................... 3
基準排出量及び削減目標 ........................................... 3
第2章. 温室効果ガス排出状況 ................................. 4
目標設定施設の温室効果ガス排出状況 ............................... 4
行政事務及び事業、目標設定外施設の温室効果ガス排出状況 .......... 20
目標達成状況 .................................................... 21
温室効果ガス総排出量(実排出量)(参考) ......................... 22
今後の方針 ...................................................... 23
資料編
第1章. 実行計画の基本的事項
実行計画の位置付け及び意義・目的
本計画は、
「地球温暖化対策の推進に関する法律」
(以下「温対法」という。)第 20 条の 3 の
規定に基づき、阿波市の行政事務及び事業における温室効果ガスの排出削減を目的として策
定するものである。
なお、第2次実行計画の策定は、法令の遵守はもとより、以下に示す意義及び目的を有す
るものである。
計画策定の意義・目的
法令の遵守(
「地球温暖化対策の推進に関する法律」及び「エネルギーの使用の合
理化等に関する法律」)
阿波市の行政事務及び事業における省エネルギー化を主体とした地球温暖化対策
の推進
市民・事業者への普及啓発を目的とした行政の率先行動
エネルギー消費量削減による経費節減
地球温暖化対策の推進に関する法律(抜粋)
(平成十年十月九日法律第百十七号)
最終改正:平成二八年五月二七日法律第五〇号
(地方公共団体実行計画等)
第二十一条
都道府県及び市町村は、単独で又は共同して、地球温暖化対策計画に即して、当該都
道府県及び市町村の事務及び事業に関し、温室効果ガスの排出の量の削減並びに吸収作用の保全及
び強化のための措置に関する計画(以下「地方公共団体実行計画」という。)を策定するものとす
る。
2
地方公共団体実行計画は、次に掲げる事項について定めるものとする。
一
計画期間
二
地方公共団体実行計画の目標
三
実施しようとする措置の内容
四
その他地方公共団体実行計画の実施に関し必要な事項
~中略~
8
都道府県及び市町村は、地方公共団体実行計画を策定したときは、遅滞なく、単独で又は共同
して、これを公表しなければならない。
9
第五項から前項までの規定は、地方公共団体実行計画の変更について準用する。
10
都道府県及び市町村は、単独で又は共同して、毎年一回、地方公共団体実行計画に基づく措
置及び施策の実施の状況(温室効果ガス総排出量を含む。
)を公表しなければならない。
11
都道府県及び指定都市等は、地方公共団体実行計画を達成するため必要があると認めるとき
は、関係行政機関の長又は関係地方公共団体の長に対し、必要な資料の送付その他の協力を求め、
又は温室効果ガスの排出の抑制等に関し意見を述べることができる。
12
前各項に定めるもののほか、地方公共団体実行計画について必要な事項は、環境省令で定め
る。
1
エネルギーの使用の合理化に関する法律(抜粋)
(昭和五十四年六月二十二日法律第四十九号)
最終改正:平成二七年九月九日法律第六五号
(特定事業者の指定)
第七条
経済産業大臣は、工場等を設置している者(第十九条第一項に規定する連鎖化事業者を除く。
第三項において同じ。)のうち、その設置しているすべての工場等におけるエネルギーの年度(四月一
日から翌年三月三十一日までをいう。以下同じ。)の使用量の合計量が政令で定める数値以上であるも
のをエネルギーの使用の合理化を特に推進する必要がある者として指定するものとする。
2
前項のエネルギーの年度の使用量は、政令で定めるところにより算定する。
3
工場等を設置している者は、その設置しているすべての工場等の前年度における前項の政令で定め
るところにより算定したエネルギーの使用量の合計量が第一項の政令で定める数値以上であるときは、
経済産業省令で定めるところにより、その設置しているすべての工場等の前年度におけるエネルギーの
使用量その他エネルギーの使用の状況に関し、経済産業省令で定める事項を経済産業大臣に届け出なけ
ればならない。ただし、同項の規定により指定された者(以下「特定事業者」という。)については、こ
の限りでない。
実行計画の期間
基準年:平成 25 年度
実行計画期間: 平成 26 年度 ~ 平成 30 年度(5 年間)
調査対象範囲
(1). 調査対象施設:阿波市が管理する全事務及び事業
目標設定施設
計画の調査対象範囲から目標設定対象外施設を除いた範囲とする。同施設に対して
は温室効果ガス排出量の把握並びに排出削減への取り組みの実施に加え、実行計画の
削減目標に対する達成状況を調査・管理する。
目標設定外施設
削減目標に基づく管理は行わず、温室効果ガス排出量の把握並びに排出削減への取
り組みのみ実施するものとし、下記の施設を目標設定外施設とする。
老人ルーム
公会堂
給食センター
指定管理施設
排水機場、消防施設
ポンプ施設、公衆トイレ、
街路灯 等
プラント系施設、公園照明等
市営住宅
教育・体育施設
2
(2). 調査対象ガス:CO2(二酸化炭素)
調査対象とする温室効果ガスは、日本が排出する温室効果ガスのうち約 93%を占める
CO2(二酸化炭素)とする。
排出係数
温室効果ガス排出量の算定には、
「地球温暖化対策の推進に関する法律施行令」第 3 条(以
下「政令」という。
)による排出係数を用いる。
なお、本計画では温室効果ガス削減への阿波市職員の取組を正当に評価するため、実行計
画期間は基準年(平成 25 年度)の排出量算定に用いた排出係数を使用するものとする。(表
1-1参照)
表 1-1 CO2 排出に関わる排出係数
排出係数(施行令第3条)
排出源
発熱量
排出係数(活動量ベース)(※1)
数値
単位
数値
単位
数値
単位
ガソリン
0.0183
kg-C/MJ
34.6
MJ/ℓ
2.32
kg-CO 2 /ℓ
軽油
0.0187
kg-C/MJ
37.7
MJ/ℓ
2.58
kg-CO 2 /ℓ
灯油
0.0185
kg-C/MJ
36.7
MJ/ℓ
2.49
kg-CO 2 /ℓ
A重油
0.0189
kg-C/MJ
39.1
MJ/ℓ
2.71
kg-CO 2 /ℓ
液化石油ガス(LPG)
0.0161
kg-C/MJ
50.8
MJ/kg
5.97
kg-CO 2 /㎥
燃料の使用に伴う排出
他人から供給された電気の使用に伴う排出
四国電力(※2)
0.700
kg-CO 2 /kWh
-
-
0.700
kg-CO 2 /kWh
※1:施行令第3条を基に活動量ベースの係数を算出
※2:国から公表された供給者毎の排出係数を用いる(平成25年12月19日 環境省報道発表資料)
基準排出量及び削減目標
基準排出量
: 6,614 t-CO2
削減目標:基準排出量に対し目標年度(平成 30 年度)の排出量を 2.7% 削減
ガソリン削減目標
:
9.5%
軽油削減目標
:
9.5%
灯油削減目標
:
1.3%
A重油削減目標
:
3.2%
LPG 削減目標
:
3.5%
電気削減目標
:
2.5%
3
第2章. 温室効果ガス排出状況
目標設定施設の温室効果ガス排出状況
(1).温室効果ガス排出量及び排出源構成
平成 27 年度における本計画の目標設定施設より排出された温室効果ガス排出量は、6,447
t-CO2 となり、基準排出量 6,614 t-CO2 に対して 167 t-CO2(-2.5%)減少しており、現状で
は削減目標(2.7%)を上回っている。(図 2-1参照)
◆目標設定施設における温室効果ガス総排出量
基準年(平成 25 年度) :
6,614 t-CO2
平成 27 年度
6,447 t-CO2(基準年比-2.5%削減)
:
排出源別では、電気が全体の 94.2%を占め、以下ガソリン(1.9%)、軽油(1.8%)
、
灯油(1.7%)
、LPG(0.3%)と続いている。(図 2-1参照)
排出量の増減状況では、ガソリン、軽油は増加しているものの、灯油、A重油、LPG、
電気は減少している。なかでも灯油、A重油、LPG においては排出源別の削減目標を
上回っている。(表 2-1、図 2-2参照)
年度
基準年
H26年度
H27年度
H28年度
H29年度
H30年度
H31年度
目標値
排出量
(㎏-CO 2 )
6,614,431
6,677,519
6,446,830
基準年
8,000
対比
0.0% 7,000
1.0%
6,000
-2.5%
目標設定施設温室効果ガス総排出量推移(t-CO 2)
6,614
6,678
6,447
6,436
5,000
4,000
3,000
6,435,841
-2.7%
2,000
1,000
0
ガソリン
1.9%
軽油
1.8%
基準年
灯油
1.7%
H26年度 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 目標値
LPG
0.3%
電気
94.2%
注)構成比の合計については、端数処理の関係により
100%にならない場合がある
図 2-1 温室効果ガス排出量推移及び排出源構成(目標設定施設)
4
表 2-1 排出源別温室効果ガス排出量推移(目標設定施設)
(単位:kg-CO 2 )
項目
燃
料
平成25年度
(基準年)
平成26年度
排出量
排出量
基準年
(kg-CO 2 ) 対比
平成27年度
前年度 基準年
対比
対比
排出量
削減
目標
ガソリン
113,390
116,366
2.6%
119,541
2.7%
5.4%
9.5%
軽油
103,830
102,730
-1.1%
118,195
15.1%
13.8%
9.5%
灯油
122,605
109,793 -10.5%
112,424
2.4%
-8.3%
1.3%
A重油
19,840
981 -95.1%
0 -100.0% -100.0%
3.2%
LPG
60,829
30,014 -50.7%
22,319 -25.6% -63.3%
3.5%
電気
6,193,937 6,317,636
2.0%
6,074,352
-3.9%
-1.9%
2.5%
温室効果ガス全体
6,614,431 6,677,519
1.0%
6,446,830
-3.5%
-2.5%
2.7%
LPG
電気
t-CO2
100
ガソリン
軽油
灯油
A重油
50
6
14
0
-10
-50
-20
-39
-100
-120
-150
図 2-2 排出源別基準年対比増減量(目標設定施設)
5
(1). 排出源別排出状況
目標対象施設における排出源別温室効果ガス排出状況を以下に示す。
ガソリン
削減目標:-9.5%
基準年(平成 25 年度) :
平成 27 年度
114 t-CO2
: 120 t-CO2(基準年比 5.4%増加)
ガソリン使用に伴う温室効果ガス排出量は約 120 t-CO2 であり、排出量全体の 1.9%
(4 頁図 2-1参照)を占めている。また、排出量は基準年比で 5.4%増加しており、
現状では、目標値(-9.5%)に対して残り 14.9 ポイントとなっている。
ガソリンは公用車燃料として主に使用しており、使用量は公用車の管理状況・稼働
状況に応じて変動する。公用車の稼働状況の変化によりガソリン使用量が増加して
いる。
契約管財課(新本庁舎)での排出が全体の 39.4%を占め、以下建設課(新本庁舎)
(15.1%)
、水道課(新本庁舎)(11.3%)等が続いている。
年度
基準年
H26年度
H27年度
H28年度
H29年度
H30年度
H31年度
目標値
排出量
(㎏-CO 2 )
113,390
116,366
119,541
基準年
140
対比
0.0% 120
2.6%
100
5.4%
ガソリン使用に伴う排出量推移(t-CO 2)
113
116
120
103
80
60
40
102,618
-9.5%
20
0
基準年
H26年度 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 H31年度
環境衛生課 農地整備課
税務課(新
(新本庁舎) (新本庁舎)
本庁舎)
その他
2.3%
1.5%
2.5%
9.4%
危機管理課
(新本庁舎)
2.8%
社会福祉課
(新本庁舎)
3.9%
農業振興課
(新本庁舎)
4.0%
地域包括支援
センター
7.8%
水道課(新
本庁舎)
11.3%
目標値
契約管財課
(新本庁舎)
39.4%
建設課(新
本庁舎)
15.1%
注)構成比の合計については、端数処理の関係により 100%にならない場合がある
図 2-3 ガソリン使用に伴う温室効果ガス排出状況
6
表 2-2 ガソリン使用量増加施設(課)
基準年対比増加量
ガソリン使用量増加課・施設
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
使用増加量 排出増加量
(L)
(㎏-CO 2 )
20,313
47,127
7,759
18,001
5,819
13,499
4,028
9,346
2,037
4,726
1,997
4,633
1,429
3,314
1,286
2,983
1,206
2,799
798
1,851
702
1,629
550
1,276
532
1,234
357
829
330
765
306
709
242
562
227
526
173
401
138
320
87
201
63
146
31
72
24
55
22
51
13
30
10
23
契約管財課(新本庁舎)
建設課(新本庁舎)
水道課(新本庁舎)
地域包括支援センター
農業振興課(新本庁舎)
社会福祉課(新本庁舎)
危機管理課(新本庁舎)
税務課(新本庁舎)
環境衛生課(新本庁舎)
農地整備課(新本庁舎)
住宅課(新本庁舎)
健康推進課(新本庁舎)
子育て支援課(新本庁舎)
阿波支所地域課
国保医療課(新本庁舎)
秘書人事課(新本庁舎)
吉野支所地域課
土成支所地域課
商工観光課(新本庁舎)
市場中学校
八幡認定こども園
吉野一条ふれあい会館
林小学校
市場小学校
吉野柿原ふれあい会館
吉野中央ふれあいセンター
八幡小学校
基準年対比
増加率
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
68.3%
新規
新規
620.0%
78.0%
18.0%
9.0%
100.0%
表 2-3 ガソリン使用量減少施設(課)
基準年対比減少量
ガソリン使用量減少課・施設
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
契約管財課(旧本庁舎)
建設課(旧本庁舎)
水道課(旧市場支所)
地域包括支援センター
教育総務課(旧吉野支所)
社会福祉課(旧市場支所)
危機管理課(旧本庁舎)
市場・地域課
農業振興課(旧本庁舎)
環境衛生課(旧本庁舎)
健康推進課(旧市場支所)
農地整備課(旧本庁舎)
吉野・地域課
住宅課(旧本庁舎)
子育て支援課(旧市場支所)
農業委員会事務局(旧市場支所)
秘書人事課(旧本庁舎)
土成・地域課
介護保険課(旧市場支所)
地籍調査課(旧吉野支所)
社会教育課(旧吉野支所)
阿波伊沢公民館
八幡公民館
国保医療課(旧本庁舎)
市場文化会館
7
使用減少量 排出減少量
(L)
(㎏-CO 2 )
-11,421
-26,498
-7,311
-16,961
-4,926
-11,428
-3,805
-8,828
-3,463
-8,035
-3,006
-6,974
-1,576
-3,656
-1,538
-3,569
-1,366
-3,169
-1,113
-2,582
-1,084
-2,514
-1,080
-2,505
-980
-2,273
-801
-1,858
-718
-1,665
-548
-1,270
-482
-1,117
-448
-1,039
-444
-1,030
-416
-966
-321
-744
-314
-727
-263
-610
-205
-475
-75
-173
基準年対比
減少率
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
-30.5%
軽油
削減目標:-9.5%
基準年(平成 25 年度) :
平成 27 年度
104 t-CO2
: 118 t-CO2(基準年比 13.8%増加)
軽油使用に伴う温室効果ガス排出量は約 118 t-CO2 であり、排出量全体の 1.8%(4
頁図 2-1参照)を占めている。また、排出量は基準年比で 13.8%増加したことで、
現状では、目標値(-9.5%)に対して 23.3 ポイントの開きが生じている。
軽油はガソリン同様、公用車用燃料として使用しており、使用量は公用車の管理状
況・稼働状況に応じて変動する。公用車の稼働状況の変化を要因として軽油使用量
が増加している。
清掃車等を管理する環境衛生課(新本庁舎)の排出が全体の 62.6%を占めている。
年度
基準年
H26年度
H27年度
H28年度
H29年度
H30年度
H31年度
目標値
排出量
(㎏-CO 2 )
103,830
102,730
118,195
基準年
対比
0.0%
-1.1%
13.8%
軽油使用に伴う排出量推移(t-CO 2)
140
120
118
104
103
94
100
80
60
40
93,966
-9.5%
20
0
契約管財課
(新本庁舎)
5.9%
学校教育課
(新本庁舎)
7.9%
基準年
H26年度 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 目標値
林保育所 伊沢保育所
2.2%
1.6%
阿波中学校
水道課(新
0.3%
本庁舎)
3.0%
土成中学校
0.1%
建設課(新
本庁舎)
16.6%
環境衛生課
(新本庁舎)
62.6%
注)構成比の合計については、端数処理の関係により
100%にならない場合がある
図 2-4 軽油使用に伴う温室効果ガス排出状況
8
表 2-4 軽油使用量増加施設(課)
基準年対比増加量
軽油使用量増加課・施設
1
2
3
4
5
6
7
8
使用増加量 排出増加量
(L)
(㎏-CO 2 )
28,663
73,950
7,612
19,639
3,614
9,325
2,686
6,929
1,358
3,503
198
511
67
172
13
32
環境衛生課(新本庁舎)
建設課(新本庁舎)
学校教育課(新本庁舎)
契約管財課(新本庁舎)
水道課(新本庁舎)
林保育所
阿波中学校
土成中学校
基準年対比
増加率
新規
新規
新規
新規
新規
25.2%
80.1%
106.8%
表 2-5 軽油使用量減少施設(課)
基準年対比減少量
軽油使用量減少課・施設
1
2
3
4
5
6
7
8
使用減少量 排出減少量
(L)
(㎏-CO 2 )
-25,609
-66,071
-6,870
-17,724
-3,675
-9,481
-1,129
-2,912
-431
-1,111
-389
-1,004
-361
-931
-179
-462
環境衛生課(旧本庁舎)
建設課(旧本庁舎)
学校教育課(旧吉野支所)
久勝保育所
社会教育課(旧吉野支所)
伊沢保育所
土成・地域課
教育総務課(旧吉野支所)
9
基準年対比
減少率
削減
削減
削減
削減
削減
-35.1%
削減
削減
灯油
削減目標:-1.3%
基準年(平成 25 年度) : 123 t-CO2
平成 27 年度
:
112 t-CO2(基準年比 8.3%削減)
灯油使用に伴う温室効果ガス排出量は約 112 t-CO2 であり、排出量全体の 1.7%(4
頁図 2-1参照)を占めている。また、排出量は基準年比で 8.3%減少しており、現
状では、目標値(-1.3%)を上回っている。
灯油はストーブを始めとする暖房用燃料、空調用(吸収式エアコン)燃料として使用
しており、使用量の増減は使用状況の変化に応じて変動する。
排出量減少の主要因としては、ストーブ等を複数台保有している保育所、小学校、中
学校でのストーブの使用頻度の減少に伴う灯油使用量の減少が挙げられる。
土成中央認定こども園及び林保育所での排出が全体の 17.3%を占め、以下久勝保育
所(15.4%)
、市場保育所(8.4%)等が続いている。
年度
基準年
H26年度
H27年度
H28年度
H29年度
H30年度
H31年度
目標値
排出量
(㎏-CO 2 )
122,605
109,793
112,424
基準年
対比
0.0%
-10.5%
-8.3%
灯油使用に伴う排出量推移(t-CO 2)
140
123
110
120
121
112
100
80
60
40
121,011
-1.3%
20
0
市場小学校
2.7%
基準年
H26年度 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 目標値
土成中央認定
こども園
17.3%
その他
23.1%
林保育所
17.3%
吉野中学校
2.7%
伊沢小学校
2.8%
林小学校
2.8%
阿波中学校
3.6%
一条小学校 市場保育所
3.9%
8.4%
久勝保育所
15.4%
注)構成比の合計については、端数処理の関係により
100%にならない場合がある
図 2-5 灯油使用に伴う温室効果ガス排出状況
10
表 2-6 灯油使用量増加施設
基準年対比増加量
灯油使用量増加課・施設
1
2
3
4
5
6
7
土成中央認定こども園
阿波中学校
伊沢幼稚園
久勝幼稚園
大俣幼稚園
柿原小学校
吉野一条ふれあい会館
使用増加量 排出増加量
(L)
(㎏-CO 2 )
7,825
19,484
440
1,096
381
947
235
585
145
361
107
266
53
132
基準年対比
増加率
新規
37.3%
174.9%
64.6%
33.3%
10.2%
新規
表 2-7 灯油使用量減少施設(課)
基準年対比減少量
灯油使用量減少課・施設
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
土成なかよし幼児センター
林保育所
土成中学校
市場保育所
市場小学校
林幼稚園
一条幼稚園
伊沢小学校
一条小学校
土成小学校
地籍調査課(旧吉野支所)
八幡小学校
久勝保育所
市場・地域課
市場幼稚圏
吉野中央保育所
市場中学校
久勝小学校
建設課(旧本庁舎)
林小学校
伊沢保育所
土成・地域課
吉野中央公民館
御所小学校
大俣小学校
八幡公民館
吉野中学校
柿原幼稚園
市場文化会館
使用減少量 排出減少量
(L)
(㎏-CO 2 )
-4,856
-12,091
-913
-2,273
-821
-2,044
-618
-1,539
-514
-1,280
-500
-1,245
-432
-1,076
-413
-1,029
-372
-926
-369
-919
-365
-909
-327
-814
-323
-805
-300
-747
-290
-722
-280
-697
-256
-637
-210
-523
-178
-443
-177
-441
-171
-426
-169
-421
-100
-249
-96
-239
-88
-219
-80
-199
-29
-72
-25
-62
-2
-5
基準年対比
減少率
削減
-10.5%
-48.6%
-14.0%
-29.9%
-67.6%
削減
-24.6%
-17.5%
-27.7%
削減
-23.4%
-4.4%
削減
-40.4%
削減
-21.4%
-20.5%
削減
-12.2%
削減
削減
削減
-11.5%
-8.5%
削減
-2.3%
-5.6%
-5.0%
※土成なかよし幼児センターは、土成認定こども園に所管替えしたことによる減少
11
A重油
削減目標:-3.2%
基準年(平成 25 年度) : 20 t-CO2
平成 27 年度
: 0 t-CO2(基準年比 100%削減)
A重油は市場・地域課(旧市場支所)でボイラの燃料として使用していたが、平成 27
年 1 月に廃止となったことから、目標設定施設におけるA重油使用に伴う排出量は
0 t-CO2 となった。
年度
基準年
H26年度
H27年度
H28年度
H29年度
H30年度
H31年度
目標値
排出量
(㎏-CO 2 )
19,840
981
0
基準年
対比
0.0%
-95.1%
A重油使用に伴う排出量推移(t-CO 2)
25
20
19
20
15
10
5
19,205
-3.2%
1
0
基準年
12
0
H26年度 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 目標値
LPG
削減目標:-3.5%
基準年(平成 25 年度) : 61 t-CO2
平成 27 年度
:
22 t-CO2(基準年比 63.3%削減)
LPG使用に伴う温室効果ガス排出量は約 22 t-CO2 であり、排出量全体の 0.3%(4
頁図 2-1参照)を占めている。また、排出量は基準年比で 63.3%減少しており、
現状では、目標値(-3.5%)を上回っている。
LPGは主に給湯や調理用燃料として使用しており、使用量は給食・食事の調理数
や給湯需要に応じて変動する。
排出量減少の主要因としては、なかよし幼児センターが土成中央認定こども園へ所
管替えしたことに伴うLPG使用量の減少が挙げられる。
伊沢保育所での排出が全体の 22.7%を占め、以下久勝保育所(13.3%)
、市場保育所
(13.3%)等が続いている。
年度
基準年
H26年度
H27年度
H28年度
H29年度
H30年度
H31年度
目標値
排出量
(㎏-CO 2 )
60,829
30,014
22,319
基準年
対比
0.0%
-50.7%
-63.3%
70
LPG使用に伴う排出量推移(t-CO 2)
61
59
60
50
40
30
30
22
20
58,700
-3.5%
10
0
林小学校
2.3%
阿波林公民館
3.5%
阿波農村環境
改善センター
5.6%
基準年
H26年度 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 目標値
市場幼稚圏
2.2%
その他
7.0%
伊沢保育所
22.7%
林保育所
8.1%
柿原保育所
10.4%
市場保育所
13.3%
大俣保育所
11.5%
久勝保育所
13.3%
注)構成比の合計については、端数処理の関係により
100%にならない場合がある
図 2-6 LPG使用に伴う温室効果ガス排出状況
13
表 2-8 LPG使用量増加施設
基準年対比増加量
LPG使用量増加課・施設
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
使用増加量 排出増加量
(m3)
(㎏-CO 2 )
82
490
60
359
50
299
14
84
7
42
6
38
4
24
4
23
1
7
0
2
0
2
0
1
0
1
市場幼稚圏
林小学校
吉野中央ふれあいセンター
阿波林公民館
林保育所
大俣幼稚園
久勝小学校
市場コミュニティセンター
吉野柿原公民館
吉野中学校
阿波中学校
市場公民館
八幡小学校
基準年対比
増加率
11728.6%
240.8%
新規
12.0%
2.4%
83.1%
100.0%
新規
19.3%
6.8%
75.0%
1.4%
6.7%
表 2-9 LPG使用量減少施設(課)
基準年対比減少量
LPG使用量減少課・施設
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
使用減少量 排出減少量
(m3)
(㎏-CO 2 )
-3,043
-18,167
-1,261
-7,529
-800
-4,776
-673
-4,020
-231
-1,379
-210
-1,254
-117
-696
-55
-328
-51
-302
-46
-276
-36
-213
-30
-178
-29
-171
-22
-128
-21
-127
-20
-119
-10
-61
-5
-33
-5
-32
-5
-30
-3
-18
-3
-17
-1
-8
-1
-8
-1
-5
-1
-4
土成なかよし幼児センター
阿波農村環境改善センター
吉野中央保育所
八幡保育所
伊沢保育所
柿原保育所
市場保育所
久勝保育所
土成・地域課
契約管財課(旧本庁舎)
吉野・地域課
伊沢小学校
市場・地域課
土成小学校
大俣小学校
吉野一条ふれあい会館
御所小学校
大俣公民館
市場小学校
吉野中央公民館
大俣保育所
市場文化会館
市場中学校
阿波伊沢公民館
八幡公民館
社会福祉課(旧市場支所)
14
基準年対比
減少率
削減
-85.7%
削減
削減
-21.4%
-35.0%
-19.0%
-9.9%
削減
削減
削減
-83.0%
削減
-36.1%
-61.6%
削減
-21.7%
-16.5%
-67.5%
削減
-0.7%
-41.4%
-25.5%
-52.0%
-5.8%
削減
電気
削減目標:-2.5%
基準年(平成 25 年度) : 6,194 t-CO2
平成 27 年度
:
6,074 t-CO2(基準年比 1.9%削減)
電気使用に伴う温室効果ガス排出量は約 6,074 t-CO2 であり、排出量全体の 94.2%
(4 頁図 2-1参照)を占めている。また、排出量は基準年比で 1.9%減少しており、
現状では、目標値(-2.5%)に対して残り 0.6 ポイントとなっている。
電気は一般的な空調・照明・OA機器への使用のほか、モータ等の動力用として使用
しており、使用量は動力機器保有状況や施設規模等、熱需要に応じて変動する。
排出量減少の主要因としては、浄水場やポンプ場などの動力(モータ)機器の稼働状
況の変化に伴う電気使用量の減少が挙げられる。
動力機器を保有する水道課(新本庁舎)での排出が全体の 57.4%を占めている。
年度
基準年
H26年度
H27年度
H28年度
H29年度
H30年度
H31年度
目標値
排出量
(㎏-CO 2 )
6,193,937
6,317,636
6,074,352
基準年
対比
0.0%
2.0%
-1.9%
電気使用に伴う排出量推移(t-CO 2)
8,000
7,000
6,194
6,318
基準年
H26年度 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 目標値
6,039
6,074
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
6,039,088
-2.5% 1,000
0
久勝小学校
御所小学校 1.0%
一条認定
1.0%
こども園
市場中学校
1.0%
1.2%
その他
17.9%
伊沢保育所
1.4%
水道課(新本庁舎)
57.4%
吉野中学校
1.7%
土成中央認定
こども園
2.2%
契約管財課
阿波中学校 (新本庁舎)
2.6%
12.7%
注)構成比の合計については、端数処理の関係により
100%にならない場合がある
図 2-7 電気使用に伴う温室効果ガス排出状況
15
表 2-10
電気使用量増加施設(課)
基準年対比増加量
電気使用量増加課・施設
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
使用増加量 排出増加量
(kWh)
(㎏-CO 2 )
4,979,854
3,485,898
1,099,470
769,629
187,515
131,261
88,559
61,991
83,068
58,148
74,762
52,333
68,357
47,850
15,349
10,744
15,029
10,520
14,318
10,023
12,422
8,695
11,249
7,874
11,046
7,732
10,523
7,366
9,377
6,564
7,526
5,268
6,060
4,242
5,171
3,620
5,006
3,504
4,285
3,000
4,060
2,842
1,872
1,310
841
589
816
571
254
178
107
75
水道課(新本庁舎)
契約管財課(新本庁舎)
土成中央認定こども園
一条認定こども園
八幡認定こども園
吉野支所地域課
土成支所地域課
市場コミュニティセンター
阿波市金清自然環境活用センター
八幡小学校
市場中学校
吉野中学校
阿波中学校
市場住民センター
社会福祉課(新本庁舎)
林小学校
環境衛生課(新本庁舎)
土成中学校
御所小学校
市場幼稚圏
伊沢幼稚園
柿原幼稚園
伊沢小学校
大俣幼稚園
柿原保育所
林保育所
表 2-11
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
新規
27.5%
13.1%
8.2%
5.2%
新規
新規
9.9%
新規
6.3%
5.9%
31.4%
31.4%
28.2%
1.2%
9.3%
1.0%
0.3%
電気使用量減少施設(課)
基準年対比減少量
電気使用量減少課・施設
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
基準年対比
増加率
使用減少量 排出減少量
(kWh)
(㎏-CO 2 )
-5,344,299 -3,741,009
-543,989
-380,792
-302,610
-211,827
-203,372
-142,360
-180,154
-126,108
-117,638
-82,347
-46,214
-32,350
-36,032
-25,222
-21,811
-15,268
-11,768
-8,238
-9,156
-6,409
-8,294
-5,806
-7,907
-5,535
-7,060
-4,942
-5,409
-3,786
-5,166
-3,616
-4,941
-3,459
-4,360
-3,052
-4,149
-2,904
-4,128
-2,890
-3,440
-2,408
-2,717
-1,902
-1,813
-1,269
-1,606
-1,124
-1,478
-1,035
-1,461
-1,023
-1,398
-979
-1,221
-855
-1,116
-781
-855
-599
-547
-383
-494
-346
-469
-328
-280
-196
-264
-185
-116
-81
水道課(旧市場支所)
契約管財課(旧本庁舎)
市場・地域課
吉野・地域課
土成なかよし幼児センター
土成・地域課
八幡保育所
阿波農村環境改善センター
吉野中央保育所
環境衛生課(旧本庁舎)
社会福祉課(旧市場支所)
一条幼稚園
久勝小学校
一条小学校
阿波伊沢公民館
吉野中央ふれあいセンター
柿原小学校
阿波林公民館
土成小学校
吉野柿原公民館
市場文化会館
林幼稚園
吉野中央公民館
吉野柿原ふれあい会館
市場保育所
大俣公民館
久勝保育所
八幡公民館
市場公民館
市場小学校
大俣小学校
吉野一条ふれあい会館
久勝幼稚園
伊沢保育所
大俣保育所
阿波久勝公民館
16
基準年対比
減少率
削減
削減
削減
削減
削減
削減
削減
-38.2%
削減
削減
削減
削減
-8.1%
-9.2%
-16.7%
-8.9%
-7.7%
-11.5%
-4.6%
-46.3%
-17.8%
-18.3%
-7.1%
-8.8%
-5.1%
-7.8%
-3.0%
-9.3%
-7.0%
-1.0%
-0.8%
-10.9%
-3.5%
-0.2%
-0.4%
-0.4%
(2). 課・施設別排出状況
目標設定施設における課・施設別による排出状況を以下に示す。
水道課(新本庁舎)の排出量が全体の 54.3%を占めている。(図 2-8参照)
排出量上位 10 施設での排出源別排出構成では、電気使用に伴う排出が大勢を占めて
いる。(図 2-9参照)
御所小学校 久勝小学校
1.0%
その他
1.0%
市場中学校
20.6%
1.2%
水道課(新本庁舎)
54.3%
環境衛生課
(新本庁舎)
1.3%
伊沢保育所
1.4%
吉野中学校
1.7%
土成中央認
定こども園
2.3%
契約管財課
阿波中学校 (新本庁舎)
2.5%
12.8%
注)構成比の合計については、端数処理の関係により
100%にならない場合がある
図 2-8 課・施設別排出構成
水道課
契約管財課
阿波中学校
土成中央認定こども園
吉野中学校
伊沢保育所
環境衛生課
ガソリン
軽油
市場中学校
灯油
LPG
御所小学校
電気
久勝小学校
t-CO2
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
図 2-9 課・施設別排出源別排出構成(上位 10 課・施設)
17
排出量が増加した課・施設
基準年に対して排出量が増加した課・施設を表 2-12に示す。本市ではこれら 38 課・
施設で排出量が合計 4,949 t-CO2 増加した。
表 2-12
排出量が増加した施設(課)
課・施設
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
水道課(新本庁舎)
契約管財課(新本庁舎)
土成中央認定こども園
環境衛生課(新本庁舎)
一条認定こども園
八幡認定こども園
吉野支所地域課
土成支所地域課
建設課(新本庁舎)
社会福祉課(新本庁舎)
市場コミュニティセンター
阿波市金清自然環境活用センター
地域包括支援センター
学校教育課(新本庁舎)
八幡小学校
阿波中学校
市場中学校
吉野中学校
市場住民センター
林小学校
農業振興課(新本庁舎)
伊沢幼稚園
危機管理課(新本庁舎)
御所小学校
税務課(新本庁舎)
市場幼稚圏
農地整備課(新本庁舎)
住宅課(新本庁舎)
土成中学校
健康推進課(新本庁舎)
柿原幼稚園
子育て支援課(新本庁舎)
大俣幼稚園
阿波支所地域課
国保医療課(新本庁舎)
秘書人事課(新本庁舎)
商工観光課(新本庁舎)
久勝幼稚園
合 計
平成25年度
(基準年)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
39,920
150,596
69,685
99,296
0
56,741
0
9,604
0
61,571
0
11,346
0
0
62,071
0
5,774
0
7,273
0
0
0
0
10,375
584,252
18
平成27年度
3,502,900
823,684
150,745
80,991
61,991
58,349
52,896
48,376
37,640
11,197
10,767
10,520
9,346
9,325
49,153
159,574
78,056
106,987
7,366
62,000
4,726
13,393
3,314
64,775
2,983
14,113
1,851
1,629
63,585
1,276
7,022
1,234
8,243
829
765
709
401
10,632
5,533,345
(単位:kg-CO 2 )
対基準年
増加量
3,502,900
823,684
150,745
80,991
61,991
58,349
52,896
48,376
37,640
11,197
10,767
10,520
9,346
9,325
9,232
8,978
8,370
7,691
7,366
5,259
4,726
3,789
3,314
3,204
2,983
2,768
1,851
1,629
1,514
1,276
1,248
1,234
970
829
765
709
401
257
4,949,093
排出量が減少した課・施設
基準年に対して排出量が減少した課・施設を表 2-13に示す。本市ではこれら 54 課・
施設で排出量が合計 5,117 t-CO2 減少した。
表 2-13 排出量が減少した施設(課)
平成25年度
課・施設
(基準年)
1 水道課(旧市場支所)
3,752,438
2 契約管財課(旧本庁舎)
407,566
3 市場・地域課(旧市場支所)
236,154
4 土成なかよし幼児センター
156,366
5 吉野・地域課(旧吉野支所)
144,846
6 土成・地域課(旧土成支所)
85,040
7 環境衛生課(旧本庁舎)
76,891
8 八幡保育所
36,370
9 建設課(旧本庁舎)
35,128
10 阿波農村環境改善センター
74,808
11 吉野中央保育所
20,741
12 社会福祉課(旧市場支所)
13,387
13 学校教育課(旧吉野支所)
9,481
14 地域包括支援センター
8,828
15 教育総務課(旧吉野支所)
8,497
16 一条幼稚園
6,881
17 久勝小学校
70,651
18 一条小学校
59,102
19 久勝保育所
56,583
20 阿波伊沢公民館
23,408
21 土成小学校
66,497
22 危機管理課(旧本庁舎)
3,656
23 吉野中央ふれあいセンター
41,156
24 市場保育所
35,022
25 柿原小学校
47,437
26 農業振興課(旧本庁舎)
3,169
27 林幼稚園
12,217
28 伊沢保育所
92,400
29 阿波林公民館
27,193
30 吉野柿原公民館
6,269
31 市場文化会館
14,247
32 健康推進課(旧市場支所)
2,514
33 農地整備課(旧本庁舎)
2,505
34 地籍調査課(旧吉野支所)
1,875
35 住宅課(旧本庁舎)
1,858
36 市場小学校
61,646
37 社会教育課(旧吉野支所)
1,855
38 八幡公民館
10,048
39 子育て支援課(旧市場支所)
1,665
40 林保育所
48,334
41 吉野中央公民館
18,261
42 農業委員会事務局(旧市場支所)
1,270
43 秘書人事課(旧本庁舎)
1,117
44 柿原保育所
21,182
45 吉野柿原ふれあい会館
12,986
46 大俣公民館
13,298
47 介護保険課(旧市場支所)
1,030
48 市場公民館
11,163
49 大俣小学校
50,745
50 伊沢小学校
54,306
51 国保医療課(旧本庁舎)
475
52 大俣保育所
55,084
53 吉野一条ふれあい会館
3,279
54 阿波久勝公民館
21,253
合 計
6,030,179
19
平成27年度
0
0
0
0
0
0
0
0
0
42,056
0
0
0
0
0
0
64,605
53,222
51,560
18,887
62,545
0
37,868
31,752
44,244
0
9,070
89,395
24,225
3,386
11,644
0
0
0
0
59,791
0
8,379
0
46,689
16,713
0
0
20,106
11,912
12,242
0
10,383
50,016
53,648
0
54,881
3,092
21,172
913,485
(単位:kg-CO 2 )
対基準年
減少量
-3,752,438
-407,566
-236,154
-156,366
-144,846
-85,040
-76,891
-36,370
-35,128
-32,752
-20,741
-13,387
-9,481
-8,828
-8,497
-6,881
-6,046
-5,880
-5,023
-4,521
-3,951
-3,656
-3,288
-3,270
-3,192
-3,169
-3,147
-3,005
-2,968
-2,883
-2,604
-2,514
-2,505
-1,875
-1,858
-1,855
-1,855
-1,669
-1,665
-1,645
-1,548
-1,270
-1,117
-1,076
-1,074
-1,056
-1,030
-780
-729
-658
-475
-203
-187
-81
-5,116,694
行政事務及び事業、目標設定外施設の温室効果ガス排出状況
(1).行政事務及び事業 温室効果ガス排出量
平成 27 年度における本計画の調査対象全施設(目標設定施設及び目標設定外施設)より排
出された温室効果ガス総排出量は、9,782 t-CO2 となり、基準年の排出量 10,162 t-CO2 に対
して、380 t-CO2(3.7%)削減した。
◆行政事務及び事業における温室効果ガス総排出量
基準年(平成 25 年度) :
平成 27 年度
:
排出量
(㎏-CO 2 )
10,162,390
9,964,459
9,782,233
年度
基準年
H26年度
H27年度
H28年度
H29年度
H30年度
H31年度
目標値
10,162 t-CO2
9,782 t-CO2(基準年比 3.7%削減)
基準年
12,000
対比
0.0%
10,000
-1.9%
-3.7% 8,000
温室効果ガス総排出量推移(t-CO 2)
10,162
9,964
9,782
基準年
H26年度
H27年度
6,000
4,000
9,888,005
-2.7%
2,000
0
図 2-10
H28年度
H29年度
H30年度
温室効果ガス排出量推移及び排出源構成(調査対象全施設)
表 2-14
排出源別温室効果ガス排出量推移(調査対象全施設)
(単位:kg-CO 2 )
項目
燃
料
H31年度
平成25年度
(基準年)
平成26年度
排出量
排出量
基準年
(kg-CO 2 ) 対比
平成27年度
排出量
基準年
対比
ガソリン
190,254
197,736
3.9%
134,937 -29.1%
軽油
111,952
102,730
-8.2%
灯油
554,594
492,521 -11.2%
452,579 -18.4%
A重油
82,170
45,533 -44.6%
43,523 -47.0%
LPG
209,518
117,564 -43.9%
107,066 -48.9%
123,229
10.1%
電気
9,013,902 9,008,374
-0.1%
8,920,899
-1.0%
温室効果ガス全体
10,162,390 9,964,459
-1.9%
9,782,233
-3.7%
20
(2).目標設定外施設 温室効果ガス排出量
平成 27 年度における本計画の目標設定外施設より排出された温室効果ガス総排出量は、
3,335 t-CO2 となり、基準年の排出量 3,548 t-CO2 に対して、213 t-CO2(6.0%)削減した。
◆目標設定外施設における温室効果ガス総排出量
基準年(平成 25 年度) : 3,548 t-CO2
平成 27 年度
年度
基準年
H26年度
H27年度
H28年度
H29年度
H30年度
H31年度
排出量
(㎏-CO 2 )
3,547,959
3,286,940
3,335,404
: 3,335 t-CO2(基準年比 6.0%削減)
基準年
4,000
対比
0.0% 3,500
-7.4%
3,000
-6.0%
目標設定外施設 温室効果ガス総排出量推移(t-CO 2)
3,548
3,287
3,335
H26年度
H27年度
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
図 2-11
基準年
H28年度
H29年度
H30年度
H31年度
温室効果ガス排出量推移及び排出源構成(目標設定外施設)
目標達成状況
(1). 目標設定施設における温室効果ガス総排出量
平成 27 年度温室効果ガス排出量 : 6,447 t-CO2(基準年比 2.5%削減)
平成 27 年度における本計画の目標設定施設より排出された温室効果ガス排出量は、
6,447 t-CO2 となり、基準排出量 6,614 t-CO2 に対して 167 t-CO2(-2.5%)減少してお
り、現状では削減目標(2.7%)を上回っている。
(2). 行政事務及び事業、目標設定外施設の温室効果ガス排出量
行政事務及び事業
:
9,782 t-CO2(基準年比 3.7%削減)
目標設定外施設
:
3,335 t-CO2(基準年比 6.0%削減)
21
温室効果ガス総排出量(実排出量)(参考)
平成 27 年度の調査対象全施設における温室効果ガス総排出量について、最新年の排出係数
を用いて算定した温室効果ガス総排出量(実排出量)を以下に示す。
※ 電気事業者別CO2排出係数は毎年度公表されており、実排出量は以下の排出係数を使用
して算定したものである。
四国電力事業者 CO2 排出係数
基準年(平成 25 年度)
0.700 kg-CO2/kWh
平成 26 年度
0.699 kg-CO2/kWh
平成 27 年度
0.676 kg-CO2/kWh
(1). 目標設定施設
平成 27 年度における本計画の目標設定施設より排出された温室効果ガス総排出量(最新年
の排出係数により算定)は、6,239 t-CO2 となり、基準年の排出量 6,614 t-CO2 に対して、375
t-CO2(5.7%)削減した。
◆目標設定施設における温室効果ガス総排出量(実排出量)
基準年(平成 25 年度) :
6,614 t-CO2
平成 27 年度
6,239 t-CO2(基準年比 5.7%削減)
:
(2). 行政事務及び事業
平成 27 年度における本市の行政事務及び事業より排出された温室効果ガス総排出量(最新
年の排出係数により算定)は、9,476 t-CO2 となり、基準年の排出量 10,162 t-CO2 に対して、
686 t-CO2(6.8%)削減した。
◆行政事務及び事業における温室効果ガス総排出量(実排出量)
基準年(平成 25 年度) :
10,162 t-CO2
平成 27 年度
9,476 t-CO2(基準年比 6.8%削減)
:
22
今後の方針
平成 27 年度における本市の温室効果ガス排出状況は、基準排出量に対して 2.5%削減する
結果となった。
排出量減少の要因は、浄水場やポンプ場などの動力(モータ)機器の稼働状況の変化に伴
う電気使用量の減少である。
本市の排出構成としては、電気使用に伴う温室効果ガス排出量が全体の約 94%を占めてい
ることから、電気使用量の削減は本市の温室効果ガスの削減には欠かせない要素であるため、
引き続き、下記に示す省エネルギー化を主体とした温室効果ガス抑制策を継続・充実するこ
とが必要となる。
省エネ法に基づき各施設のエネルギー使用設備に係る管理標準を定め、エネルギー
使用量の削減に努める。
空調(冷暖房)温度の適正な管理や使用時間・期間の縮減等を継続的に行う。
施設の運用改善や OA 機器・照明に関わる取組を職員一人ひとりが日頃から実施し、
定着させていく。
設備・機器の高効率化、メンテナンスの実施によって、エネルギー効率の向上を図っ
ていく。
電気使用量の約 57%が浄水場やポンプ場などの動力(モータ)機器の稼働によるも
のであることから、節水を市民に呼び掛ける。
地球温暖化や省エネルギーに関する職員の意識の向上を図るため、職員に対する情
報提供や研修会を行っていく。
市民が利用する施設では、利用者に協力を求め、市民との協働による取組を行って
いく。
23