お 知 ら せ (経 済 同 時) 平成29年2月1日 (地独)京都市産業技術研究所 担 当 : 経 営 企 画 室 電 話 : 326-6100 (公財)京都高度技術研究所 担 当:地域イノベーション戦略推進部 電 話:315-6603 京 都 市 産 業 観 光 局 担 当: 新 産 業 振 興 室 電 話:222-3324 世界最大級のナノテクノロジーの総合展 「nano tech 2017」への出展について 東京ビッグサイトで開催される世界最大級のナノテクノロジーの総合展「nano tech 2017」に,京都市からは,地方独立行政法人京都市産業技術研究所(以 下, 「京都市産技研」という。)及び公益財団法人京都高度技術研究所が出展しま すので,お知らせします。 京都市産技研においては,創設100周年記念事業の一環として,出展する もので,京都市産技研が担っている, 「伝統産業から先進産業」までの幅広い研 究分野や, 「伝統技術と先進技術の融合」といった「知恵産業」のこれまでの成 果を,木を使用し,格子をデザインするなど京都らしいしつらえのブースに展 示し,国内や海外の企業の方々に知っていただき,新しい産業支援に繋げてい きます。 京都高度技術研究所においては,産学公連携で取り組んでいる,文部科学省 補助事業の地域イノベーション戦略支援プログラム「京都次世代エネルギーシ ステム創造戦略」の研究成果を発表します。 ともに,京都ならではの最先端の研究成果を発表し,京都の魅力を広くアピー ルするものですので,是非,御来場ください。 記 1 日時 平成29年2月15日(水)~17日(金) 午前10時~午後5時 2 場所 東京ビッグサイト 東展示棟5・6ホール 3 出展内容 (1)京都市産技研 京都市産技研のナノテクを, 「Create つくる」, 「Evaluate はかる」 , 「Use つかう」,そして「FOR THE NEXT 100 YEARS BASED ON THE FIRST CENTURY こ れまでの 100 年を礎に,次の 100 年へ」というキーワードで展示し,次の10 0年へ繋げる取組などを紹介します。また,技術デモンストレーション(京都 市産技研開発酵母の紹介,着物の3D着用イメージ技術など)も併せて実施し ます。 ○低熱膨張めっき(電鋳)技術 (KEEPNEX®) ○液相還元法による金属ナノ材料の創製 ○より人間の指に近いセンシング技術を目指して ○シンプル&クリーン水素吸蔵量測定装置の開発 ○銅ナノ粒子を用いた赤色釉薬・吹屋ベンガラの再現 ○シリカモノリス多孔体を用いたアロマディフューザーの 製品開発 ○高分子(プラスチック,塗料)による京都発の環境調和 素材の開発 伊藤若冲作「樹花鳥獣図屏風」 タペストリー ○低環境負荷/低コスト酸化ガリウム粉末の開発 ○友禅技術を応用したプリントレザーの開発 ○京都の伝統素材の意匠を活かしたインテリア 関連アイテムのデザイン開発 ○医師・作業療法士・料亭・大学と作った京都の 伝統工芸で「食べる楽しみ」を叶える感性価値 100 周年モニュメント 「宙の環‐礎‐」 の高い機能性介護食器 【京都市産技研ブースのイメージ図】 ○京都オリジナル酵母による魅力あふれる酒造り ○着物の3D着用イメージ表示システム ○ゼロエミッションデジタル捺染システムにより製作した伊藤若冲作「樹花鳥獣図屏風」 のタペストリー そ ら の わ いしずえ ○京都市産技研創設 100 周年モニュメント「宙の環‐ 礎 ‐」ミニチュア版 (2)京都高度技術研究所 二酸化炭素のエネルギー利用を取り込んだ社会システム,高効率な給電シス テムを構築し,安全で持続的な次世代エネルギーシステムの実現を目指すため, 京都高度技術研究所,京都市をはじめとする京都の産学公金13団体により 「京都次世代エネルギーシステム創造戦略」を推進しており,エネルギーを「蓄 える」 「創る」 「使う」の観点から,京都大学,京都工芸繊維大学,同志社大学 の研究成果について展示・紹介します。 (京都大学) ○拡散・透過性に優れた二酸化炭素分離・精製材料の開発 ○多孔性配位高分子を用いた二酸化炭素還元技術の開発 ○生体内酵素を模倣した分子触媒による二酸化炭素還元技術の開発 ○革新的触媒を目指した PCP/ナノ合金複合体の開発 ○高圧タンクを必要とせず燃料電池が手軽に使える固体水素源の開発 (同志社大学) ○アンモニア直接型燃料電池用電極触媒の開発 (京都工芸繊維大学) ○レジリエントな電力ネットワークを実現するY字型電力ルータの開発 など (参考1)「nano tech 2017」の開催概要 ・名 称 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議 ・日 時 平成29年2月15日(水)~17日(金) 午前10時~午後5時 ・会 場 東京ビッグサイト 東4・5・6ホール&会議棟 ・展示規模 約600社(うち,海外出展者約20ヵ国から約200) ・予定来場者数 約50,000名 ※同時開催展含む。 (参考2)京都市産業技術研究所創設100周年記念事業 ・記念式典の開催・記念誌の発刊(平成28年11月11日) ・記念シンポジウムの開催(平成29年1月22日) ・モニュメントの制作(平成29年1月27日 除幕式) ・nano tech2017 への出展(平成29年2月15日~17日) ・伝統産業技術後継者育成研修の研修生,OB・OG による合同作品展(平成29年3月17日~20日,みやこめっせ)
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