IoTの活用による自動環境制御・耐風雪圧設計の農業用高機能ハウスの

地域
熊本県益城町
認定日
平成29年2月3日
通巻番号
8
- 28 - 75
別紙
⑤ITなどの新技術を活用した生産や販売の実現
IoTの活用による自動環境制御・耐風雪圧設計の農業用高機能ハウスの
開発・販売事業
農業参入企業等向けに高機能ハウスの開発・販売と導入企業に対する農業コンサルティングサービスを提供する。
 連携体
農林漁業者
(株)果実堂 (法人番号 5330001006495、農業)
高機能ハウスや土壌水分量計測センサ、自動環境制御システム等の検証と実証データを提供する。
中小企業者
(株)果実堂テクノロジー (法人番号 6330001023416、総合工事業)
(株)SenSprout (法人番号 4010401116043、業務用機械器具製造業)
高機能ハウスに係るIoTを活用した新商品の開発と建設、販売及び農業コンサルティングサービスを提供する。
ハウス内の土壌水分量に応じた潅水の自動制御プログラムの開発、製造及び販売を行う。
連携参加者
東京大学(法人番号 5010005007398) 、九州大学(法人番号 3290005003743) 、徳島大学(法人番
号 4480005002568)(以上、学校教育)、熊本県産業技術センター(法人番号 7000020430005、学術・
開発研究機関)、スマートロジック(株)(法人番号 7010402035917、情報サービス業) 、
徳農種苗(株)(法人番号 5480001001515、その他の卸売業)
高機能ハウスに係る構造計算やIoTを活用した新商品の開発を支援する。
熊本県中小企業団体中央会(法人番号 7330005001086)
サポート機関等
(独)中小企業基盤整備機構 九州本部(法人番号 2010405004147)
 連携の経緯
生産コストの低減と生産量の増大を実現できる農業用高機能ハウス
の導入を目指していた(株)果実堂と、同ハウスの開発のためにIoTの導
入を模索していた(株)果実堂テクノロジー、土壌水分量計測センサの実
用化を目指していた(株)SenSproutの思惑が合致し、連携に至った。
 連携に当たっての課題や工夫等
施設園芸では、低コストでありながら地域の課題に対応した耐候性の
高い園芸施設が求められている。そこで、農業参入企業等のニーズに
沿った「低コスト」、「耐候性」、「環境制御」の特徴を有する高機能ハウ
スを提供するとともに、高機能ハウスを導入した新規農業参入企業に対
してワンストップの農業コンサルティングサービスも提供する。
【代表者】
[土壌水分量センサ]
【共同申請者】
高機能ハウス開発・販売
農業コンサルティング
連
携
体
新規農業参入企業
[高機能ハウス]
(株)果実堂テクノロジー
高機能ハウスの開発力
土壌水分量センサの開発・販売
【共同申請者】
栽培実証結果の提供
(株)果実堂
(株)SenSprout
土壌水分量センサの開発力
生産施設、栽培技術
【連携参加者】
東京大学
九州大学
徳島大学、熊本県産業技
術センター
スマートロジック(株)
徳農種苗(株)
インクジェット印刷技術
画像分析・診断技術
構造計算ノウハウ
ワイヤレスセンシング
果菜類栽培技術
 連携による効果
農林漁業者
5年で4.0億円の売上高増加、生産量の増加、生産コストの低減
生産量が増加するだけでなく、自動環境制御による作業負担の軽減により、生産コストの低減が期待される。
中小企業者
㈱果実堂テクノロジー:5年で4.0億円、施設園芸農業への貢献
㈱SenSprout :5年で3,000万円の売上高増加、施設園芸農業への貢献
高機能ハウス(ハード)と農業コンサルティング(ソフト)をワンストップで提供することで、売上の増加が期待される。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : 株式会社果実堂テクノロジー
T E L : 096-289-5036
E - m a i l : [email protected]
所 在 地 : 熊本県上益城郡益城町大字田原1155番地5
F A X : 096-289-7555
ホームページ:
地域
大分県中津市
認定日
平成29年2月3日
通巻番号
8 - 28 -
76
①規格外や低未利用品の有効活用
ねぎ外葉を使ったねぎ挟み皮等の惣菜ブランドの開発、製造及び販売
ほぼ全量が廃棄されている小ねぎの外葉を用いて惣菜素材「ねぎ挟み皮」や外葉惣菜の開発と販路拡大を行う。
 連携体
農林漁業者
有限会社弦本農園(法人番号4320002021660、農業)
外葉の活用に向けて新たな有機肥料の使用を含め、施肥管理、水分調整を改善し、従来は処分していた外葉を食品
素材として、新たに定める規格・ロットに沿って洗浄、カット等を行い出荷する。
中小企業者
株式会社八紘(法人番号4320001014079、食料品製造業)
食味の調整ノウハウを活用し、外葉を用いた惣菜素材などを製造するとともに、小売チェーンなどとの既存取引先を含
めた飲食店、小売店などへの外葉惣菜の販売を行う。
連携参加者
サポート機関等
大分県(法人番号1000020440001)
(独)中小企業基盤整備機構 九州本部(法人番号2010405004147)
 連携の経緯
市場流通できずに廃棄していた外葉の活用と差別化商品による小
ねぎのブランド価値向上を目指していた(有)弦本農園と、既存顧客
から鮮度保持が可能な惣菜原料や利便性の高い惣菜の取り扱いに
対して要望が増えていた(株)八紘の課題が一致し、連携に至った。
 連携に当たっての課題や工夫等
(有)弦本農園は廃棄していた外葉を差別化できる商品にするため、
施肥管理、水分調整を改善することで、これまで以上にビタミン、ミネ
ラルが豊富な小ねぎを生産する。 (株)八紘は、料理研究家などを活
用し、(有)弦本農園と共同開発したねぎ挟み皮などの惣菜素材をもと
にさらなる外葉惣菜の開発を行い、現事業の中心である青果卸販売
から収益性の高い惣菜製造販売への事業拡張を図る。
連携体
【共同申請者】
【代表者】
外葉惣菜の製造販売
健康・安心を求める
惣菜市場
小ねぎ栽培と外葉出荷
惣菜の再販売
(株)八紘
(惣菜店・惣菜売場及び卸
売業、飲食店等)
惣菜開発、製造技術
(有)弦本農園
農地および栽培技術
 連携による効果
農林漁業者
5年で2,888万円の売上高増加、外葉4トンの有効利用
外葉の活用が図られるだけでなく、惣菜によるブランド価値向上が農業経営の安定に貢献すると期待される。
中小企業者
5年で4,302万円の売上高増加、収益性の改善
外葉活用をきっかけとした惣菜開発、製造への事業展開を図ることにより売上の増加と収益性の改善が期待される。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : 有限会社弦本農園
T E L : 0979-31-0411
E - m a i l : [email protected]
所 在 地 : 大分県中津市赤迫208番地3
F A X : 0979-31-0411
ホ ー ム ヘ ゚ ー シ ゙ : http://tsurumoto-farm.com
地域
宮崎県延岡市
認定日
平成29年2月3日
通巻番号
8 - 28 -
77
③新たな作目や品種の特徴を活かした需要拡大
宮崎県産ホップ、麦芽を使用したオール宮崎産ビール、発泡酒の開発・販路開拓
地元産のホップと麦芽、特産のフルーツ等を使用したオール宮崎産のビール、及び発泡酒を開発、販路開拓する。
 連携体
農林漁業者
スローライフトゥ株式会社(法人番号 6350001013794、農業)
ビールの苦みと香りの元となるホップを栽培し、オール宮崎産ビールの原料として供給する。
中小企業者
宮崎ひでじビール株式会社(法人番号 8350001010567、飲料・たばこ・飼料製造業)
県内から供給されたホップ、大麦を原料としてオール宮崎産ビールを製造し、国内・国外において販売する
連携参加者
農事組合法人はなどう(法人番号 9350005004754、農業)
株式会社霧立山地・ごかせ農園(法人番号 4350001007402、農業)
ホップの栽培を行い、オール宮崎産ビールの原料として供給する。
サポート機関等
(公財)宮崎県産業振興機構(法人番号 8350005001455)
(独)中小企業基盤整備機構 九州本部(法人番号 2010405004147)
 連携の経緯
「オール宮崎産ビール、発泡酒」の開発を目標とする宮崎ひでじ
ビール(株)では、県内産ホップの調達が課題となっていた。また、茶
葉生産を営むスローライフトゥ(株)では経営安定化の為に、収益性
の高い新たな作物を模索していた。両社の連携により、宮崎県で初
めてとなるホップの栽培に取り組むこととなった。
 連携に当たっての課題や工夫等
ホップの主産地は北海道、東北地域であり、九州ではまだ栽培実
績が無い。その為、主産地の視察研修を行うとともに、農業改良普及
センターの指導を受けながら栽培技術の向上を図る。また気象条件、
土壌条件の異なる県内3地域の圃場でホップの栽培を行い、収穫さ
れたホップの分析結果を各圃場間で情報共有する事で、施肥計画な
ど最適な栽培方法を検討する。
【代表者】
連
携
体
【共同申請者】
オール宮崎産ビール、発泡酒の
開発、製造、販路開拓
宮崎ひでじビール㈱
クラフトビール製造技術
【連携参加者】
ホップの栽培、供給
スローライフトゥ㈱
ホップの栽培技術
農事組合法人はなどう
霧立山地・ごかせ農園
大麦・ホップの栽培、供給
ホップの栽培、供給
 連携による効果
農林漁業者
5年で200万円の売上高増加、経営の安定化
労働負担が比較的少なく、さらに収益性の高い新作物の導入により、経営の安定化につなげることが出来る。
中小企業者
5年で5,000万円の売上高増加、収益性の改善
付加価値の高い商品を未参入市場(海外、及び国内飲食チェーンなど)に投入する事で、新規売り上げを獲得できる。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : 宮崎ひでじビール株式会社
T E L : 0982-39-0090
E - m a i l : [email protected]
所 在 地 : 宮崎県延岡市行縢町747-58
F A X : 0982-38-0080
ホ ー ム ヘ ゚ ー シ ゙ : http://www.hideji-beer.jp
地域
福岡県福岡市
事業分類
情報通信
認定日
平成29年2月3日
テーマ分類
8-28-145
IT
事業名:デジタルサイネージを活用したバーチャルショップサービス開発
○事業概要(新規性、市場性等)
・デジタルサイネージは、今まで費用対効果が低いと見られてきた媒体です。
・当事業は、デジタルサイネージを見て、商品を欲しいと思った瞬間に株式会社AliveCastの開発した
スマホの注文アプリで購入できるバーチャルショップサービスを提供するものです。
・これまでにない全く新たな通販市場を開拓していくものであり、販売業者と消費者の距離を一層短く、
便利にしていくサービスです。
・バーチャルショップ展開のスタート時の市場ターゲットは、乗降客が多く、既にネット通販事業を展開
している企業をグループ内に有している大手交通機関(鉄道、航空会社等)です。まずは福岡近郊
の大手交通機関と打ち合わせを開始しています。
支援予定メニュー
①補助金
②低利融資
地域
福岡県福岡市
事業分類
情報通信
認定日
平成29年2月3日
テーマ分類
8-28-146
検査・計測
事業名: 和牛の霜降り等級を、肥育中に超音波画像から推定できるサービス開発・提供
○事業概要(新規性、市場性等)
・肉牛の価格は、牛脂肪交雑基準(B.M.S. いわゆる「霜降り等級」)によって、1頭あたり70~200
万円と大きな価格差があるため、牛脂肪交雑基準の高い肉牛を飼育することが、畜産農家にとっ
て重要な課題である。
・一方で、B.M.S.は、屠殺後の枝肉を検査員が目視して判定するため、畜産農家は約30か月の飼
育期間中、将来の収入予定が見込みづらい経営を強いられている。
・本事業は、飼育中の牛のB.M.S.の等級を、超音波画像により、出荷の5~6ヶ月前に推定すること
で、適正な出荷時期を見極めることによって、畜産農家の経費削減による収益の向上と経営の安
定化に貢献することを目的とした事業である。
・年間50頭以上飼育する比較的大きな畜産農家(2,941戸)をターゲット市場とする。
支援予定メニュー
①補助金
②低利融資
B.M.S推定概念図
クラウドDB概略イメージ
地域
宮崎県宮崎市
事業分類
認定日
サービス
平成29年2月3日
テーマ分類
8-28-147
その他
事業名: 高齢者の自動車運転の正当評価を目指した「自動車運転評価サービス」の事業化
○事業概要(新規性、市場性等)
・AI型自動車運転評価システムSDAP(Smart Driving Assessments Program)を活用して、高齢者、
特に認知症の疑いがある者及び、高次脳機能障害者等の実車時の自動車運転評価を行い、本人
や関係医師等へ、その運転評価を提供するサービスの事業化である。
・コア企業自身が実施する自動車運転評価サービスとAI型自動車運転評価システムSDAPとメンテ
ナンスサービスを提供し、他事業者が自動車運転評価サービスを行う2種類の事業からなる。
・道路交通法改正や高齢社会の進行により、評価サービスを必要とする人数を毎年約65,000人と
推定している。又、システムの提供先としては自動車学校、教習所の1420校がターゲットとなる。
連携体の構成
事業推進体制
企画・実証試験・販売
技術支援
コア企業:㈱オファサポート
(宮崎県宮崎市)
宮崎大学
<役割・経営資源など>
・自動車教習技術・ノウハウ
・自動車教習所設備
・リハビリテーション技術
医学アドバイス
潤和会記念病院
販売支援
全国届出自動車
教習所協会
市場・ターゲット
一般顧客・医師
市場・ターゲット
自動車教習所
統合ソフト開発
シスココンサルティング㈱
(東京都千代田区)
<役割・経営資源など>
・ERPコンサルティングノウハウ
・各種システム開発
・最適なエンジニアの提供
・新規販路開拓支援
運転評価システム開発
㈱Qosmo(コズモ)
(東京都渋谷区)
<役割・経営資源など>
・データ解析技術・ノウハウ
・ウェアラブルコンピューティング技術
支援予定メニュー
①補助金
②低利融資
③設備投資減税
写真
グラフ
地域
鹿児島県鹿児島市
事業分類
製造(電気・情報機器)
認定日
平成29年2月3日
テーマ分類
8-28-148
衣食住(食)
事業名: 給食事業における検品作業を効率化する検品端末と受発注システムの開発と販売
○事業概要(新規性、市場性等)
・給食事業において、食材の検品とその記録に多くの時間を費やしている。そこで、給食事業者の受
発注及び検収に関するデータを一元化し、新規に開発する検品端末を用いて測定した検品データ
を取り込んで検収記録簿を自動的に作成する「受発注検品システム」を開発し販売する。
・検品端末を①女性でも操作性が良く、持ちやすいデザインとする点、②機能を絞り込み、できるだ
け市販品を活用することで価格を抑える点などが特徴である。
・検品にある程度以上時間を要すると思われる施設(=特定給食施設)は全国に約4万9千施設あり、
そのほとんどが外部委託により運営されている。まずは、これら給食受託業者をターゲットに販売
し、本事業開始5年後に、売上高2億円を目指す。
・㈱エスポワールが有する給食事業に関する知見・ノウハウ、ネットワークと、㈱栄電社が有するシス
テム開発及び製造力、また保守体制を活用することによって、事業化への視野が開けた。
事業推進体制
連携体の構成
企画・販売
技術支援
㈱鹿児島TLO
食材卸売業者
コア企業: ㈱エスポワール
(鹿児島県鹿児島市)
・事業全体の企画・推進
・販売促進
開発・製造・保守
販売支援
食材卸売業者
IT系企業
㈱栄電社
(鹿児島県鹿児島市)
・システム開発及び製造
・保守
支援予定メニュー
①補助金
②低利融資
③信用保証
④特許料減免
・画面上で納品予定数量を
確認
・概観異常の場合タッチ入力
・バーコードによる商品検索
・消費期限、生産地データ取込
・温度データ取込
事業所PC
Wifi
図.検品端末のイメージ
3類型
地域資源名
地 域
観光資源
篠栗四国霊場八十八ヶ所、
篠栗町森林セラピー
福岡県篠栗町
通巻番号
認定日
所管省庁
8-28-010
平成29年2月3日
国土交通省、経済産業省
事業名:ファスティングに“お遍路体験”と“森林セラピー”を掛け合わせた「脳・こころ・内臓のお手入れ
ができる」滞在型ヘルスツーリズムプログラムの開発と販路開拓
会社名:株式会社コプラス
所在地:東京都渋谷区南平台町16-29
(法人番号 4011001057958)
連絡先:TEL: 03-5784-4100
H P: http://www.co-plus.co.jp/
FAX: 03-5784-4134
事業概要(地域産業資源の活用)
九州で初めてのファスティング専門旅館「若杉屋」で、“内臓のケ
ア”を行うファスティングに、篠栗町の地域産業資源の「森林セラピ
ー」と「篠栗四国霊場八十八ヶ所」を活用した、“こころのケア”と“脳
のケア”を掛け合わせた、「内臓・こころ・脳のお手入れができる」ファ
スティングプラン商品の開発と販路開拓に取り組む。また、ファステ
ィングコンシェルジェ等のレベルアップや新メニュー開発等により商
品の付加価値と顧客満足度を高める。
【森林セラピー(こころのケア)】
新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性)
◆市場性
心身のヘルスケア市場のニーズは近年高まっており、市場規模も
拡大している。また、ファスティング(断食)は静かなブームと言われ
ていることから、本事業の商品のニーズはあると見込まれる。
◆需要の開拓の方針
心身の健康や美容意識の高い女性、社・職員向けメンタルヘル
スケアを行う企業・組織、インバウンドを主要ターゲットとして、メデ
ィアやSNSでのPR及び九州内の大手企業、中小企業、自治体等 【お遍路体験(脳のケア)】
の研修や個人需要の開拓を行う。また、インバウンド業者への販
路開拓にも取り組む。
◆商品の特性
本事業の商品は、ファスティング専門旅館で、ファスティングに森
林セラピーとお遍路体験を組み合わせ、それぞれの有資格者が指
導アドバイスを行い、心身両面のケアを提供する他にない独自性の
ある商品であるため、他の類似品と比べても競争力がある。
【ファスティングドリンク
地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携
(内臓ケア)】
篠栗町の全面的な支援のもと、お遍路体験を提供する篠栗霊場会、森林セラピーの案内
人の会(森の風篠栗)、篠栗町旅館組合、ファスティングコンシェルジェ協会、地元医療機関
及び果物や野菜生産農家等と連携して商品開発に取り組む。また、篠栗町観光協会、福岡
県観光振興課・観光連盟等と連携して広報PRに取り組む。
3類型
農林水産物
通巻番号
地域資源名
竹・たけのこ
認定日
地 域
福岡県糸島市
所管省庁
8-28-011
平成29年2月3日
農林水産省、経済産業省
事業名:地元糸島の竹を活用した純国産メンマ商品の開発および販路開拓
会社名:株式会社 タケマン
(法人番号 2290001064030)
連絡先:TEL:092-332-7796
FAX:092-332-7797
所在地:福岡県 糸島市 神在 1301-7
HP
: http://mennma-takeman.jp/
【加熱後発酵】
事業概要(地域産業資源の活用)
【孟宗竹、真竹の若竹】
地元糸島で産する孟宗竹、真竹の若竹(成長タケノコ)を用い、
国内では初めて発酵乾燥加工してメンマに仕上げるもので、孟宗
竹・真竹の柔らかく、歯切れの良い食感が保持された、安心安全
な純国産メンマとして市場に提案し、販路開拓に取り組む。
本事業により開発商品「糸島めんま」がSNSなどで全国に発信
され、「糸島」の名が広まることで、糸島ブランド産品の周知加速
等の波及効果が期待できる。
新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性)
◆市場性
国内で流通しているメンマは、中国産の「麻竹」を原料として発酵・
乾燥させた物を輸入し、国内工場で業務用メンマとして商品加工さ
れた物が主である。本事業で開発する純国産メンマは、安心安全な
国産原料を求める市場に対し訴求力を有し、十分な市場性が見込
まれる。
◆需要の開拓の方針
本事業では、業務用メンマとして、こだわりの強いラーメン店を
ターゲットとする。また、メンマ消費が少ない九州ラーメン市場に
向けても販売促進活動を積極的に行う。
◆商品の特性
従来の麻竹メンマの発酵による独特な臭いもなく、収穫後即時
加工による食べやすい食感と純国産という安心安全を付したもの
であり、競合優位性は十分にある。
【乾燥原料】
地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携
糸島市水産商工課、シティセールス課、糸島市商工会、糸島市
食品産業クラスター協議会などに協力連携を仰ぎ、地域特産品と
して全国並びに九州のラーメン店チェーンや一般消費者に向けて
販路拡大を図る。品質管理・開発・改良については、福岡県工業
技術センターの指導を受ける。圃場整備・原料調達は、地元ボラ
ンティア団体などと連携し、放置竹林を伐採整備する。
新商品
【糸島めんま】
3類型
地域資源名
地 域
鉱工業品
通巻番号
島原手延そうめん
認定日
長崎県南島原市、島原市、雲仙市
所管省庁
8-28-012
平成29年2月3日
経済産業省
事業名:自社配達と通信販売を活用した「そうめん補食」等の需要開拓事業
会社名:有限会社一高本舗
(法人番号 7310002018787)
所在地:長崎県島原市秩父が浦町丁3548-1
連絡先:TEL: 0957-62-2777
FAX: 0957-62-2666
H P: http://www.ichi-ko.jp/
事業概要
「伸びにくくゆでた後も時間が持つ」という特徴のある地域産業資源
「島原手延そうめん」を活用し、スポーツ食「そうめん補食」として運動
チームやスポーツイベント等の新たな販路開拓に取り組む。
本事業により、島原手延そうめんの認知度が高まり、地域の他の中
小企業者への波及効果が期待される。
新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性)
◆市場性
健康志向食品市場の需要は、熱中症対策やエネルギー補給などを
背景として、「運動愛好家」という層を中心にして、需要が伸びるとさ
れており、本事業の製品は、摂食の利便性及び地域ブランドという観
点からの訴求力も有ることから、市場性はあると見込まれる。
◆需要の開拓の方針
エネルギー補給を望む運動愛好家を販売ターゲットとし、運動チー
ムなど向けに需要の開拓を行う。販売先や販売ルートは生協購買モ
デルによる直接販売や自社サイトによる通信販売、スポーツジムへ
の卸販売などを想定し、新たな需要を開拓するものである。
◆商品の特性
運動前後にできるだけ咀嚼を必要とせずにエネルギーを補給した
いという市場ニーズや、販売ターゲットである運動チームのニーズに
応えうるようタンパク質補完、レシピ開発の簡単さ、調理時間の短さ
といった特性をもつ商品となっている。
【TVの補食特集】
【補食会の様子】
【補食レシピ例】
地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携
雲仙手延素麺組合と連携し、商品供給を受けつつ、共同で商品開発を行う。商品ニーズを
共有し、消費者の声や新たな需要可能性の調査結果を交え、機能性や健康等を意識した商
品ブラッシュアップを行う。また、他の地域の製造業者とレシピやセット商品の開発、島原市に
よるPR支援、長崎県産業振興財団、長崎大学、長崎国際大学との連携による機能性など研
究、V・ファーレン長崎とのPR連携、日本青少年育成協会によるスポーツ販路開拓支援など
の連携を行う。
3類型
地域資源名
地 域
農林水産物
アユ
熊本県八代市
番号
認定日
所管省庁
8-28-013
平成29年2月3日
農林水産省、経済産業省
事業名 :球磨川・川辺川の鮎を活用した、鮎出汁を使った鮎鍋料理セット等の
開発及び販路開拓
会社名 : 合資会社頼藤商店
(法人番号 7330003003398)
連絡先 : TEL:0965-33-1145
FAX:0965-39-5160
所在地 :熊本県八代市萩原町2丁目1番6号
HP :http://www.yorifuji.org/
事業概要(地域産業資源の活用)
日本一の清流「川辺川」の天然鮎を活用し、希少性の高い鮎出汁を使っ
た「鮎鍋料理セット」や「炙り鮎めしセット」等を開発し、高級ギフト商品とし
て全国に販売する。
本事業により、表旬と言われる初夏の若鮎だけでなく、裏旬と言われる
晩秋落鮎の高付加価値化を図ることで、鮎の需要を年間で平準化でき、
食文化を通じて地域ブランド向上等の波及効果が期待できる。
球磨川の尺鮎
新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性)
最高級 鮎鍋
◆市場性
料理ギフトの市場は、お取り寄せブームと鍋ブーム、さらには出汁
ブームなどと相まって毎年売上拡大を続ける市場であり、近年は高
級冬魚鍋が上位を占める。「鮎鍋」は希少性を有し、美食家が注目
する商品であることから市場性はあると見込まれる。
◆需要の開拓の方針
九州駅弁グランプリで3年連続1位を獲得した、当社商品「鮎屋三
代」のブランド力及び販路を活用し、全国の百貨店のカタログギフト
やお取り寄せグルメのカタログギフト、弊社出店の百貨店などで直販
売する。さらに、自社通販(WEB)において、料理方法の動画配信な
ども行い、直接的に消費者にアピールする。
◆商品の特性
日本三大急流「球磨川」と、その支流で日本一の清流「川辺川」で漁獲される天然鮎の内、
秋に獲れる巨鮎(尺鮎)は、全国的にも有名である。鮎問屋の伝統製法で鮎出汁を製造し、こ
の出汁で作った鍋つゆなどと鮎の炙り焼きをセットにし、料理セットとしては珍しい「鮎鍋」「炙
り鮎飯」等を、高級逸品料理として販売する。
秘伝 鮎飯
地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携
球磨川漁協との連携で、地域資源である天然の鮎を安定確保し、熊本県が推進するくまもと
県南フードバレー協議会や、球磨川流域の市町村と連携し、商品開発及び販路開拓を行う。
初夏の若鮎から冬の鍋まで一年を通じての多様な鮎料理が楽しめる地域観光食とし、観光産
業への貢献を図りたい。
3類型
地域資源名
地 域
鉱工業品又はその生産技術
黒酢(天然壷づくり米酢)
鹿児島県霧島市
通巻番号
認定日
所管省庁
8-28-014
平成29 年2月3日
財務省、農林水産省、
経済産業省
事業名:天然壷づくり黒酢の醸造技術を活用したクラフト発泡酒の開発及び販路開拓事業
会社名: 福山黒酢株式会社
(法人番号5340001007468)
連絡先: TEL: 099-218-8345
FAX: 099-220-8546
所在地 : 鹿児島県霧島市福山町福山
2888番地
H P : http://www.kakuida.com/
事業概要(地域産業資源の活用)
天然壷づくりの黒酢醸造で培ったノウハウや、自社独自の製
麹技術を利用して上質な本格クラフト発泡酒を醸造し、販路開
拓に取り組む。
「壷づくり黒酢」の特徴である「長期熟成・健康・壷づくり」を
テーマに独自のクラフト発泡酒をブランド化していくことで、地域
産業資源である霧島市福山産黒酢の認知度が高まり、地域の
黒酢業界や醸造産業への波及効果が期待される。
新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性)
◆市場性
クラフトビール市場の需要は、消費者の嗜好の多様化などを
背景として、中高年層を中心に需要が伸びてきており、本事業
の製品は、「長期熟成」及び「健康」という観点からの訴求力も
有ることから、開発する新商品の市場性はあると見込まれる。
◆需要の開拓の方針
「味」や「健康」にこだわりのある消費者を販売ターゲットとし、
自社レストランの来店客(観光客)や、ホテルや飲食店など業
務用ルートでの新たな需要の開拓を行う。
◆商品の特性
健康への市場ニーズや、上質な本格ビールを期待する消費
者を販売ターゲットとするため、その需要に応えうるよう熟成
したコクと香り、健康効果といった特性をもつ商品となってい
る。その点において、本事業の製品は、他の競合品、類似品
と比べても競争力がある。
地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携
【壷づくり黒酢の醸造風景】
【壷による発酵工程】
【開発・販売予定の発泡酒】
霧島市商工会やかごしま産業支援センターなどに支援を仰ぎつつ、地域を挙げてブランド
化に取り組んでいく。また、佐賀大学や関西大学、鹿児島県工業技術センターからの技術指
導、酒類総合研究所や日本地ビール協会の研修セミナーを活用しつつ、人材育成を行う。
副原料として地域特産品を使用する観点から、地元の生産者との連携体制を構築する。