参考資料 1.用語解説 用語 あ 解説 行 インフラストラクチャーの略で、経済活動や社会生活の基盤を形成 インフラ する施設のこと。本計画では、庁舎等の建物を公共建築物、道路な どをインフラ施設と分類している。 か 行 劣化した建物等の性能、機能を初期の水準以上に改善すること。大 改修 規模改修とは、竣工後 20 年から 30 年にかけて建物全体に対して行 う修繕・更新等(バリアフリー対応等の社会的改修を含む)をいう。 地方公共団体の歳出のうち、任意に削減できない極めて硬直性が強 義務的経費 い経費のこと。扶助費のほか、職員の給与等の人件費、地方債の元 利償還金等の公債費からなる。 劣化した部位・部材や機器等を新しい物に取り替えること。施設を 更新 建替えること。 固定資産の 取得か ら除 売却処分に 至るま での 経緯を個々 の資産 ご 固定資産台帳 とに管理するための帳簿で、所有するすべての固定資産について、 取得価額、耐用年数等のデータを網羅的に記載したもの。 さ 行 事後保全 対象物に異常や故障が発生又は確認された段階で、初めて修繕等を 実施する方法のこと。 地方自治法の改正により、管理委託制度に代わって創設された指定 指定管理者 管理者制度において、公の施設の管理を行うよう指定された者。 住民サービスの向上や経費節減などを目的とした制度で、民間事業 者も含めた幅広い団体に公の施設管理を委ねることができる。 修繕 劣化した材料、部材、部品、機器等の性能、機能を原状又は実用上 支障のない状態まで回復させること。 建築物の建 築の際 に考 慮しなけれ ばなら ない 基準は建築 基準法 に よって定められており、地震に対して安全な建築物とするための基 新耐震基準 準を耐震基準と呼ぶ。現行の基準は、昭和 56 年の建築基準法の改 正によるもので、それ以前の耐震基準と区別するために新耐震基準 と呼ばれている。 74 用語 た 解説 行 耐震化 耐震改修のほか、建築物の建替えにより耐震性を確保することを含 め、建築物の地震に対する安全性を向上させること。 新耐震基準(現行の耐震基準)に適合しない建築物の地震に対する 耐震改修 安全性の向上を目的として、増築、改築、修繕、模様替え、一部の 除却又は敷地の整備(擁壁の補強など)を行うこと。 地方公共団体間の財政不均衡を是正し、必要な財源を確保するため に、国税のうち、所得税、法人税、酒税、消費税及びたばこ税のそ れぞれ一定割合の額を、国が地方公共団体に対して交付する税のこ 地方交付税 と。 地方交付税には、普通交付税と災害等特別の事情に応じて交付する 特別交付税がある。普通交付税は、基準財政需要額が基準財政収入 額を超える地方公共団体に対して、その差額(財源不足額)を基本 として交付される。 長寿命化 投資的経費 な 適切な維持管理・更新を行うことにより、将来にわたって必要な施 設の機能を発揮し続けるための取り組みのこと。 公共施設整備等の将来に残るものに支出される経費 のこと。普通建 設事業費、災害復旧事業費等から構成される。 行 施設等に対し、名称をつけることができる権利のこと。公共施設等 ネーミングライツ に対して企業名や商品名等を付与することで、権利料を徴収するビ ジネスとして確立しています。 は 行 PPPは、Public Private Partnership の略で、本市をはじめと する地方公共団体などが提供してきた公共サービスに、民間の資金 PPP/PFI や技術、ノウハウを取入れる手法のこと。PFIは、Private Finance Initiative の略で、民間資金を活用した社会資本整備や アウトソーシング(外部委託)など、PPPを実現するための手法 のこと。 社会保障制度の一環として、地方公共団体が各種法令に基づいて実 扶助費 施する給付や、地方公共団体が住民福祉の向上を図るため独自の施 策において支給する経費のこと。 法定耐用年数 補修 建物の構造、用途によって減価償却費の算定基準として、財務省令 で定められています。 部分的に劣化した部位・部材等の性能、機能を実用上支障のない状 態まで回復させること。 75 用語 ま 解説 行 地域課題を解決するための組織で、地縁組織である自治会等の団体 まちづくり協議会 の枠を超え、横の連携により広域的な視点で意見を出し合い、「自 分たちの地域は自分たちでつくる」という考えで活動する組織のこ と。 メンテナンス サイクル や 期点検・診断に活用するといった維持管理の業務サイクルのこと。 計画的に対象物の点検や修繕等を行い、使用中の故障を未然に防止 する方法のこと。 行 ライフサイクル マネジメント 劣化 に基づき適切な時期に措置を行い、対策履歴等の情報を記録して次 行 予防保全 ら 施設の状態を正確に把握するための点検・診断を実施し、その結果 施設の企画段階から、設計・建設・運営そして解体までの施設の生 涯に着目して計画すること。その生涯費用のことをライフサイクル コストという。 物理的、化学的及び生物的要因により、ものの性能が低下すること。 76 宇陀市公共施設等総合管理計画 (案) 平成 29 年 2 月 宇陀市
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