米国市況ニュース

2017 年 2 月 6 日
2017 年 2 月 3 日
東海東京証券アメリカ
米国市況ニュース
*3
1 0 年債利回り
*4
*4
*4
$1,220.80 (
+0.29% )
$53.84 (
+0.17% )
9 6 4 .0 2 (
+ 0 .5 1 % )
W T I原油
3 5 9 7 .4 2 (
- 5 .3 9 % )
インド・センセッ クス
2 8 2 4 0 .5 2 (
+0.05% )
2 .4 7 4 % (
-0.003% )
ブラシ ゙ル ・ボベスパ
6 4 9 5 3 .9 3 (
+0.58% )
*5
* 1 :中小型指数 * 2 :フィラ デ ルフィ ア半導体指数 * 3 :百万株 * 4 :午後4 時時点比較 * 5 :前日比差 * 6 :+は円高、 -は円安
19900
19800
前日終値
19700
16:00
コメッ クス金
20000
15:30
+ 1 .5 0 % )
NY SE出来高
-0.16% )
15:00
1 3 7 7 .8 4 (
半導体指数
-0.12% )
1 9 3 .2 0 (
14:30
C RB 商品指数
14:00
NY ユーロ/ 円
+ 0 .5 4 % )
20100
13:30
+ 0 .7 3 % )
5 6 6 6 .7 7 (
*1
1 2 1 .4 8 円 (
*6
13:00
2 2 9 7 .4 2 (
ナスダッ ク
*2
*6
12:30
S&P5 0 0
ラッ セル2 0 0 0
+0.05% )
1 1 2 .6 9 円 (
*4
12:00
*4
11:30
NY ドル/ 円
11:00
+ 0 .9 4 % )
10:30
2 0 0 7 1 .4 6 (
10:00
NY ダウ
【NYダウ工業株30種平均】(日中値、一分間隔)
9:30
【株式市況】ニューヨーク 2月3日(前日比%)
出所:Bloombergより東海東京証券アメリカ作成
【マーケットコメント】
 米国株式市場:上昇。小動き。トランプ政権による金融規制緩和に向けた取り組みへの期待から銀行株を中心に上昇。
 セクター別:トランプ大統領が金融規制改革法(ドッド・フランク法)を見直す方針を表明したことを好感し銀行株が大幅高となった。一方、衣料品メーカー
のヘインズブランズが発表した通期の業績見通しが予想を下回ったことを嫌気しアパレル株は下落。
 個別銘柄:前日引け後に発表された決算を嫌気しゴープロが大幅安となった一方、買収観測が出たメーシーズが大幅高となった。
 米国債市場:横ばい。1月の雇用統計で賃金の伸びが減速したことを受け、インフレ加速懸念が後退し買いが入ったが、その後サンフランシスコ連銀
のウィリアムズ総裁が年内3回の利上げが妥当との認識を示したことから警戒感が広がり売りが出た。
 原油相場:小幅高。トランプ政権がイランが実施した弾道ミサイル発射実験に抗議し、同国に対する追加制裁を発表したことを背景に上昇。
 為替:小動き。1月の雇用統計では雇用者数が堅調に伸びた一方で賃金の伸びが減速したことを背景に、ドルがやや売られた。
 本日発表の主要経済指標:労働省が発表した1月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比22.7万人増(市場予想同18万人増)、失業率
が4.8%(市場予想4.7%)と前月の4.7%から上昇、平均時給が前月比0.1%増(市場予想同0.3%増)となった。供給管理協会(ISM)が発表した1
月の非製造業景況指数は56.5と市場予想57.0を下回り、前月の数字も57.2→56.6に下方修正された。商務省が発表した12月の製造業受注
は前月比1.3%増と市場予想同0.5%増を上回った。
 今後の注目経済指標/要人発言/決算発表:7日に12月の貿易収支、12月の消費者信用残高、9日に12月の卸売在庫、10日に1月の輸入物
価指数、2月のミシガン大学消費者マインド指数、1月の月財政収支が発表される予定。要人発言は9日にセントルイス連銀のブラード総裁とシカゴ連銀
のエバンス総裁がそれぞれ講演を行う予定。企業決算は7日にバルカン・マテリアルズ、マイケル・コース、アーチャー・ダニエルズ、モザイク、ゼネラル・モーターズ、モンデ
リーズ、アカマイ・テクノロジーズ、ウォルト・ディズニー、ギリアド・サイエンシズ、ニュアンス・コミュニケーションズ、8日にタイムワーナー、センチュリーリンク、プルデンシャル、9日にカミンズ、
コカコーラ、CVSヘルス、ヤム・ブランズ、ツイッター、エヌビディア、アクティビジョン・ブリザード、エクスペディア、イェルプが発表予定。
【本日の個別企業ニュース】
 メーシーズ(M)$32.69 +6.41%:①カナダの大手百貨店ハドソンズ・ベイがMに対し買収の打診を行ったとダウ・ジョーンズが報道した。②OTRグローバルはM
に商品を供給する業者がMによる最近の計画実行力に対し懸念を示しているとし、「ミックスト」→「ネガティブ」に格下げした。
 ゴープロ(GPRO)$9.58 -12.67%:①ベアードは有効市場に疑問の余地があることや、現金残高(1.60㌦/株)が柔軟性を抑えるとの懸念から、「中
立」→「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価を10→6㌦に引き下げた。②レイモンド・ジェームスは1Q業績見通しが予想を下回ったことや資金が2017
年に尽きてしまうとの懸念を背景に売上・利益が安定するまで株価が停滞すると予想し、「市場平均並み」→「アンダーパフォーム」に格下げ。
 ビザ(V)$86.08 +4.59%:バーンスタインは2017年9月通期見通しが引き上げられなかった理由として、カード利用者向け奨励金、ビザ・ヨーロッパ買収コス
ト、為替の悪影響、経営陣の保守的姿勢を挙げ、「アウトパフォーム/トップ・ピック」継続で、目標株価を98→104㌦に引き上げた。
 アルコア(AA)$36.86 -2.18%:バンク・オブ・アメリカは中国で供給が押さえられていることからアルミ市場に対する見方がより楽観的となったとし、「中
立」→「買い」に格上げ、目標株価を35→45㌦に引き上げた。
 トランスオーシャン(RIG)$13.97 +1.67%:クレディ・スイスは原油掘削市場のファンダメンタルズは最低2018年まで回復が見込めないが、入札手続きが2017年
に増加し始め、リグの稼動件数が2018年初めに底入れするとの期待から、「中立」→「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価を8→18㌦に引き上げ。
 ラルフローレン(RL)$76.17 -0.57%:①UBSは「買い」→「中立」に格下げ、目標株価を107→76㌦に引き下げた。②パイパー・ジャフレイは「中立」→「アンダ
ーウェイト」に格下げ、目標株価を91→70㌦に引き下げた。
 フォード・モーター(F)$12.56 +2.28%:バークレイズは「イコールウェイト」→「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価を13→15㌦に引き上げた。
 アップル(AAPL)$129.08 +0.43%:インドで4月末までにiPhoneの組み立てを始めると同国政府担当者が発表した。
 アマゾン・ドット・コム(AMZN)$810.20 -3.54%:JPモルガンは売上成長率の鈍化、1配送センター当たりの処理量減少、動画コンテンツ向け支出の増加が、
利益率の重石となる可能性が高いとし、「オーバーウェイト」継続で、目標株価を965→945㌦に引き下げた。
 フリーポート・マクモラン(FCX)$15.83 -5.83%:インドネシアにおける銅精鋼の輸出再開について、まだ同国政府より認可されていないと発表。
1/6
2017 年 2 月 6 日
香港市況ニュース
【株式市況】(香港:2 月 3 日)
ハンセン指数
終値: 23,129.21 前日比:
-55.31(-0.24%) H株指数
終値:
9,683.23 前日比: -13.09(-0.13%)
レッドチップ指数 終値: 3,759.17 前日比:
11.20(0.30%) 上海総合指数 終値:
3,140.17 前日比: -19.00(-0.60%)
ハンセン指数は 4 日続落。中国人民銀行による公開市場操作でリバースレポの落札金利が上昇したほか、臨時資金調達手段と
して使われる常備貸出制度金利も引き上げられたことを受け、金融引き締めに対する警戒感で売りが先行したが、前日までに 3
日続落しただけに押し目買いが相場を支えた。ティンイ HLD(00322)等食品株の一角やチャイナ・オイルフィールド・サービシズ(02883)等エネ
ルギー株の一角が安い。一方、ジーリー・オートモービル HLD(00175)等の自動車株や個別でシノファーム・グループ(01099)が高い。
【マクロ関連ニュース】
現地メディアが伝えた中国の金融情報会社、ウィンド・インフォのデータによると、2016年に中国の上場企業による合併・買収
(M&A)は件数が4,354件、取引額は前年比3.9億元増の3.0兆元だった。同年には87社がM&Aの財務顧問業務を手掛けていたが、
市場シェア上位10社の証券会社が全案件の70%を手掛けていた。
【為替市場の動向】 香港市場2 月3 日終値
1香港ドル=1 4 . 5 7 9 日本円 1香港ドル=0 . 8 7 9 人民元 1人民元=1 6 . 5 8 8 日本円
【経済指標・イベント】発表日、予想は変更される可能性があります。
【ハンセン指数(日足)】
25000
発表日
02/03
02/03
02/07
02/10
02/10
02/10
02/10-02/15
国・地域
イベント
期間
調査
香港 小売売上高(価額、前年比) Dec -4.9%
香港 小売売上高(数量、前年比) Dec -5.0%
中国
外貨準備高
Jan $3003.5b
中国
輸入(前年比)
Jan 9.8%
中国
輸出(前年比)
Jan 3.2%
中国
貿易収支
Jan $48.20b
中国 マネーサプライM2(前年比) Jan 11.3%
実績
前回
改定
24000
-- -5.5% --- -5.6% --- $3010.5b --- 3.1% --- -6.1% -6.2%
-- $40.82b $40.71b
-- 11.3% --
23000
22000
21000
20000
19000
16年7月
16年9月
25 日移動平均線
16年11月
17年1月
75 日移動平均線
出所:Bloomberg より東海東京証券香港作成
【銘柄ニュース】
ティッカー
2 3 1 9 HK
銘柄名
チャイナ メンニュ ウ デイリ ー
終値
1 4 . 9 2 香港ドル
前日比
1.50%
同社 CEO は、乳製品の売上高は 2016 年下期(7~12 月)に 2 桁増となり、今後数年間の伸び率は 1 桁台後半と、同業他社より
高くなる見通しを示した。
1 7 HK
ニュ ー ワールド ディベロッ プメント 8 . 9 9 香港ドル
0.67%
現地メディアによると、同社の鄭家純会長は、傘下の投資会社ナイト・ドラゴンを通じて、ロンドンの複合ビル建設プロジェクトに 10
億ポンドを投資する。同ビルの竣工は 2021~22 年の予定。英国の EU 離脱後、中国人による投資としては最大規模になる。
7 6 3 HK
ゼッ ト テ ィー イー
1 1 . 7 6 香港ドル
0.00%
同社は 2 日、子会社の上海中興通信技術が中国の店頭市場で株式公開すると発表した。上海中興は通信技術の研究・開発や
携帯端末の製造・販売等を手掛けている。
8 5 7 HK
ペトロチャイナ 6 . 0 4 香港ドル
-0.82%
マッコーリーは最新リポートで、同社の目標株価を 5.60HK ドル→5.40HK ドルに引き下げた。投資判断は「中立」→「アンダーパフォ
ーム」へ格下げ。ガス価格下落や、原油輸入コストの増大、パイプライン関連の輸出損失の増大等の見通しが背景。
2 5 7 HK
チャイナ エ バーブライト I NTL
9 . 3 9 香港ドル
-0.84%
同社の子会社、光大緑色環保がこのほど、香港証券取引所メインボードへの上場を申請した。上場の時期は 3~4 月、IPO の資
金調達額は 2 億-3 億米ドルになる見通し。
2/6
2017 年 2 月 6 日
欧州市況ニュース
東海東京証券ヨーロッパ
【株式市況】(ロンドン:2 月 3 日)8 月 29 日は夏の公休日のため、8 月 30 日の欧州市況ニュースは休刊となります。
ユーロ・ストックス: 終値:3,273.11 19.50(0.60%)
英FTSE100: 終値:7,188.30
47.55(0.67%)
仏CAC40指数:
終値:4,825.42 31.13(0.65%)
独DAX指数: 終値:11,651.49 23.54(0.20%)
3 日(金)の欧州株式市場は反発。1 月の Caixin 中国製造業 PMI が市場予想を下回ったことや同国の短期金利引き上げ等が上
値を抑えた一方、トランプ米大統領がドッド・フランク法(金融規制改革法)を見直すとの報道を受け規制緩和期待から銀行等の金融セ
クターが上昇、またイランのミサイル発射実験実施で同国と米の緊張感が高まり米国が追加制裁を発動したことから原油高を背景にエネ
ルギーセクターが上昇を牽引し終日プラス圏での推移となった。その後、1 月の米非農業部門雇用者増加数が 4 ヶ月ぶりの高水準とな
ったことを好感し同国株式市場が好調にスタートしたことも追い風となり、ユーロ・ストックス 50 指数は小幅ながらも上昇幅を拡大し終了し
た。
【ユーロ(独)国債市場 】 2年: -0.74 % 前日比:
(-0.01 %)
10年: 0.41 % 前日比:
(-0.02 %)
30年: 1.17 % 前日比: (+0.00 %)
独国債は、米雇用統計の発表を控えた警戒感から下落、平均時給が市場予想を下回ったこと等から反発した米国債に連れ高。
【経済指標・イベント】発表日、予想は変更される可能性があります。
発表日 対象国
02/03
02/03
02/03
02/03
02/03
02/03
02/03
02/03
ドイツ
ドイツ
フランス
フランス
ユーロ圏
ユーロ圏
ユーロ圏
ユーロ圏
経済指標
マークイット ドイツ サービス業PMI
マークイット/BMEドイツ コンポジットPMI
マークイット フランス サービス業PMI
マークイット フランス コンポジットPMI
マークイット ユーロ圏サービス業PMI
マークイット ユーロ圏コンポジットPMI
小売売上高(前月比)
小売売上高(前年比)
対象期間
調査
実績
Jan F 53.2
Jan F 54.7
Jan F 53.9
Jan F 53.8
Jan F 53.6
Jan F 54.3
Dec 0.30%
Dec 1.80%
53.4
54.8
54.1
54.1
53.7
54.4
‐0.30%
1.10%
前回
【独 DAX 指数(日足)】
改定
53.2
‐‐
54.7
‐‐
53.9
‐‐
53.8
‐‐
53.6
‐‐
54.3
‐‐
‐0.40% ‐0.60%
2.30% 2.50%
16年9月
16年11月
17年1月
出所:Bloomberg より東海東京証券ヨーロッパ作成
25 日移動平均線
75 日移動平均線
【銘柄ニュース】
ティッカー
DBK GY
12000
11500
11000
10500
10000
9500
9000
8500
8000
16年7月
銘柄名
ドイツ銀行
終値
1 8 . 8 4 ユーロ
前日比
3.63%
(A)同行は世界中で株式及び債券業務の従業員を最大各 17%、6%の削減する予定と米 WSJ 紙を引用し Bloomberg が報道。
(B)独 Equinet は、投資判断を「neutral」から「buy」に格上げ、目標株価を 13.00 ユーロから 22.00 ユーロに引き上げ。(C)同行の普通
株式等 Tier1 比率改善を受け、投資家の焦点は新規資金流入、トレーディング等に移ると米 Morgan Stanley が予想。
ISP IM
インテサ ・サ ンパオロ
2 . 2 3 8 ユーロ
2.66%
(A)同行は、伊 Generali との合併の可能性について、単にケーススタディーであり 選択肢の 1 つとして検討中と表明。(B)2016 年第
4 四半期(10-12 月)純利益は、7.76 億ユーロとアナリスト予想(8.242 億ユーロ)を下回った。2017 年通期(1-12 月)は営業マージン拡大を見
込む。(C)同行の 2017 年までの配当方針を受け、2014-2015 年の配当が過大で 2017 年に減配の可能性を米 Jefferies が指摘。
BNP FP
BNPパリ バ
6 1 . 1 4 ユーロ
1.46%
(A)傘下アジア部門は米政策懸念による安全資産への需要増で 10 月以降、元本確保型仕組債をアジア富裕層に 1.50 億ドル以上販
売。(B)仏リテール部門に懸念も、バリュエーションの低さ等から同国銀行の投資判断を「overweight」、特に同行を選好と米 Citi が指摘。
FP FP
トタル
4 7 . 1 5 ユーロ
1.41%
Patrick Pouyanne CEO は、原油安に見舞われたが石油大手の中でも好調な 2016 年通期決算になると述べた。(9 日発表予定)
NESN VX
ネスレ
7 2 . 8 5 スイスフラン
1.18%
傘下米州部門は南米の需要拡大期待から高所得層をターゲットにブラジルで年間生産量 3 万トンのペットフード工場の操業を開始予定。
VOW 3 GY フォル クスワーゲン
1 4 4 . 9 ユーロ
0.42%
(A)同社幹部は、エンジンを小型にするほど排出量が増える等と指摘、小型化時代の終焉を主張、現行 1.0L エンジンが最小と表明。
(B)同社監査役会は、排ガス不正問題に関し個人への損害賠償請求を検討と独 Braunschweiger 紙を引用し Bloomberg が報道。
PHIA NA
コーニンクレッ カ・フィリッ プス
2 7 . 4 8 ユーロ
0.33%
(A)同社は、家電製品等のオンライン販売価格に関する EU 競争法関連の調査で、EU 当局に全面的に協力としていると発表。(B)
仏 Natixis は、投資判断を「buy」、目標株価を 33.00 ユーロで新規カバレッジ開始。
BM W GY
BM W
8 4 . 0 3 ユーロ
-0.2%
同社は、独部品供給業者 Grammer と大株主との間の監査役会に関する抗争を注視、大株主の動機が不透明と不安感を表明。
SIE GY
シ ーメ ンス
1 1 8 . 2 5 ユーロ
-0.55%
仏 Natixis は、投資判断を「neutral」、目標株価を 128.00 ユーロで新規カバレッジ開始。
DAI GY
ダイム ラー
6 7 . 6 5 ユーロ
-0.66%
同社と日産自動車は米新政権の国境税導入の恐れ等から今年操業開始予定のメキシコ新工場での共同生産計画を再検討中。
UHR VX
ス ウォッ チ・グループ
3 4 7 . 5 スイスフラン
仏 Natixis は、投資判断を「neutral」から「reduce」に格下げ、目標株価を 267.00 スイスフランとした。
3/6
-1.89%
2017 年 2 月 6 日
エマージング市況ニュース
【マーケット概況】(シンガポール:2 月 3 日)
前日終値
シンガポール
インドネシア
マレーシア
フィリピン
タイ
ベトナム
インド
ブラジル
ST指数
ジャカルタ総合指数
FTSEブルサマレーシアKLCI指数
フィリピン総合指数
SET指数
ベトナムVN指数
SENSEX指数
ボベスパ指数
騰落率(%)
前日終値
3041.94
-0.07
5360.77
1685.01
0.13
0.69
7226.70
0.01
1582.95
700.35
0.65
-0.40
28240.52
0.05
64953.93
0.58
1シンガポール・ドル
100ルピア
1リンギ
1ペソ
1バーツ
100ドン
1ルピー
1レアル
騰落率(%)
79.99
0.21
0.848
25.534
0.71
0.48
2.268
0.18
3.225
0.500
0.56
0.66
1.681
0.78
36.169
0.21
注:各通貨の騰落率は、プラス(マイナス)が円安・自国通貨高(円高・自国通貨安)、ブラジル・レアルは現地 18 時、その他の通貨はシンガポール時間 18 時時点
【マーケットコメント】
・エマージング市場:概ね上昇
3 日(金)のアジア市場は概ね上昇。1
月の米雇用統計の発表を控えて模様眺めムードが広がり、総じて方向感乏しく小
・ASEAN
株式市場:全面安
動きとなった。同日のブラジル市場は反発。1 月の米雇用統計を受けた景気拡大期待や金融規制緩和期待等を背景とした
米株高に加え、WTI 原油先物が反発したことも買いを誘った。
【本日の注目市場】
【SENSEX指数】
29000
・インド市場:小幅続伸
28000
1 月の米雇用統計の発表を控える中、このところの株価
上昇に伴う高値警戒感もあって利益確定の売りに押され
る場面もあったが、下値は堅く、小幅ながら 3 日続伸して
終値ベースで約 4 ヵ月ぶりの高値を付けた。
SENSEX 指数を構成する 30 銘柄のうち 17 銘柄が上昇。
タタ・モーターズ(ティッカー:TTMT IB、前日比-1.57%)など自動
車株が売られた一方、ドクター・レディーズ・ラボラトリーズ(同:
DRRD IB、同+1.47%)など製薬株がしっかり。
27000
26000
25000
16年11月
16年12月
17年1月
17年2月
25 日移動平均線
【経済指標・イベント】
発表日
02/03
02/06
02/07
02/08
50 日移動平均線
経済指標の発表日(現地時間)、予想は変更される可能性があります。
対象国
インド
インドネシア
フィリピン
タイ
経済指標
対象期間
日経インドPMIサービス業
GDP (前年比)
消費者物価指数(前年比)
タイ中央銀行指標金利
Jan
4Q
Jan
Feb
【トピックス】
インド~景況感は底入れの動き~
3 日(金)に発表されたインドの 1 月のサービス業 PMI
(購買担当者景気指数)は前月比+1.9 ポイントの 48.7(前
月:同+0.1 ポイントの 46.8)となり、3 ヵ月連続で景況判断
の分かれ目となる 50 を下回るも底入れの動きを強めた。
また、1 日(水)に発表された同月の製造業 PMI は同
+0.8 ポイントの 50.4(前月:同-2.7 ポイントの 49.6)と 50 を
上回っており、昨年 11 月の高額紙幣廃止によって急激に
悪化した景況感は足元で回復基調に転じている。
調査
実績
-5.00%
2.8%
1.50%
前回
48.7
----
46.8
5.02%
2.6%
1.50%
改定
-----
インドの総合PMIと株価の推移
30000
56
SENSEX指数(右軸)
55
29000
54
28000
53
27000
52
26000
好況
51
25000
50
24000
23000
49
48
不況
総合PMI(左軸)
(注)17年2月の株価は3日時点
46
14年2月 14年8月 15年2月 15年8月
16年2月
16年8月
出所:株価、指数、経済指標及びチャートはブルームバーグより
東海東京調査センター作成
4/6
22000
21000
47
20000
17年2月
東海東京調査センターからの注意事項
このレポートは、東海東京調査センター(以下「弊社」)が作成し、弊社の許諾を受けた証券会社、及
び情報提供会社等から直接提供する形でのみ配布いたしております。提供されたお客様限りでご利用くだ
さい。
このレポートは、弊社の親会社である東海東京ファイナンシャル・ホールディングス株式会社の海外現
地法人である Tokai Tokyo Securities (USA), Inc.、Tokai Tokyo Securities Europe Limited、および
TOKAI TOKYO SECURITIES (ASIA) LIMITED 作成の市況ニュースを、弊社が作成各社の同意を得て編集作業
したもので、本資料の著作権は「作成各社」にそれぞれ帰属しております。また、エマージング市況ニュ
ースは、弊社が作成したもので、著作権は弊社に帰属しております。
弊社は十分善良な管理者の注意義務を果して編集作業を行っておりますが、その正確性及び完全性に関
しては保証するものではありません。
このレポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたもので
はありません。投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
このレポートは、信頼できると考えられる情報に基づいて作成されておりますが、弊社は、その正確性
及び完全性に関して責任を負うものではありません。このレポートに記載された内容は、作成日における
ものであり、予告なく変わる場合があります。このレポートの権利は弊社に帰属しており、いかなる目的
であれ、無断で複製又は転送等を行わないようにお願いいたします。
このレポートで述べられている見解は、当該証券又は発行会社に関する執筆者の意見を正確に反映した
ものです。執筆者の過去、現在そして将来の報酬のいかなる部分も、直接、間接を問わず、このレポート
の投資判断や記述内容に関連するものではありません。
弊社は、このレポートを含め、経済・金融・証券等に関する各種情報を作成し、東海東京証券に提供す
ることを主たる事業内容としており、弊社の収入は主に東海東京証券から得ております。
東海東京証券からの注意事項
このレポートは、東海東京調査センターが作成し、東海東京証券株式会社が許諾を受けて提供いたしてお
ります。投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
金融商品取引法に基づきお客様にご留意いただきたい事項を以下に記載させていただきます
東海東京証券の概要
商 号 等 : 東海東京証券株式会社 金融商品取引業者 東海財務局長(金商)第140号
加入協会 : 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金
融商品取引業協会
リスクについて
◎
国内外の金融商品取引所に上場されている有価証券(上場有価証券等)の売買等にあたって
は、株式相場、金利水準等の変動や、投資信託、投資証券、受益証券発行信託の受益証券等
の裏付けとなっている株式、債券、投資信託、不動産、商品等(裏付け資産)の価格や評価
額の変動に伴い、上場有価証券等の価格等が変動することによって損失が生じるおそれがあ
ります。
◎
上場有価証券等の発行者等の業務や財産の状況等に変化が生じた場合や、裏付け資産の発行
者等の業務や財産の状況等に変化が生じた場合、上場有価証券等の価格が変動することによ
って損失が生じるおそれがあります。
◎
新株予約権、取得請求権等が付された上場有価証券等については、これらの権利を行使でき
る期間に制限がありますのでご留意ください。
◎
上場有価証券等が外国証券である場合、為替相場(円貨と外貨の交換比率)が変化すること
により、為替相場が円高になる過程では外国証券を円貨換算した価値は下落し、逆に円安に
なる過程では外国証券を円貨換算した価値は上昇することになります。したがって、為替相
場の状況によっては為替差損が生じるおそれがあります。
5/6
◎
信用取引またはデリバティブ取引を行う場合は、その損失の額がお客様より差入れいただい
た委託保証金または証拠金の額を上回るおそれがあります。
※
裏付け資産が、投資信託、投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等である場合
には、その最終的な裏付け資産を含みます。
※ 新規公開株式、新規公開の投資証券及び非上場債券等についても、上記と同様のリスクがあ
ります。
◎
上記以外の上場有価証券等にも価格等の変動による損失が生じるおそれがありますので、上
場有価証券等の取引に際しては、当該商品等の契約締結前交付書面等をよくお読みください。
手数料等諸費用について
Ⅰ 国内の金融商品取引所に上場されている有価証券等
国内の取引所金融商品市場における上場有価証券等の売買等についてお支払いいただく委託手数料等
は、次の通りです。
(1)国内の金融商品取引所に上場されている株券等(新株予約権付社債券を除く。)
委託手数料の上限は、約定代金の1.242%(税込)になります。
(2)国内の金融商品取引所に上場されている新株予約権付社債券等
委託手数料の上限は、約定代金の1.08%(税込)になります。
※上記金額が2,700円(税込)に満たない場合には、2,700円(税込)になります。
※信用取引には、委託手数料の他に、売買代金の33%以上で、かつ30万円以上の委託保証金が事前
に必要です。加えて、買付の場合は金利、売りつけの場合は貸株料及び品貸料等をいただきます。金
利、貸株料、品貸料等の額は、その時々の金利情勢等に基づき決定されますので、金額等をあらかじ
め記載することはできません。
Ⅱ 外国金融商品市場等に上場されている株券等
外国株券等(外国の預託証券、投資信託等を含みます)の取引には、国内の取引所金融商品市場における
外国株券等の売買等のほか、外国金融商品市場等における委託取引と国内店頭取引の2通りの方法があり
ます。
(1) 外国金融商品市場等における委託取引
①国内取次ぎ手数料
国内取次ぎ手数料(上限:約定代金の1.404%(税込))が掛ります。
②外国金融商品市場等における委託手数料等
外国株券等の外国取引にあたっては、外国金融商品市場等における委託手数料及び公租公課その他
の諸費用が発生します。当該諸費用は、その時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定されますの
で、本書面上その金額等をあらかじめ記載することはできません。
(2) 国内店頭取引
お客様に提示する売り・買い参考価格は、直近の外国金融商品市場等における取引価格等を基準に
合理的かつ適正な方法で算出した社内価格を仲値として、仲値と売り・買い参考価格との差がそれぞれ
原則として2.75%(手数料相当額)となるように設定したものです。当該参考価格には手数料相当額が含
まれているため、別途手数料は頂戴いたしません。
※ 外国株券等の売買等にあたり、円貨と外貨を交換する際の為替レートは、外国為替市場の動向を
ふまえて当社が決定した為替レートによるものといたします。
Ⅲ その他
募集、売出し又は相対取引の場合は、購入対価をお支払いいただきます。また、お客様との合意に基づき、別
途手数料をいただくことがあります。
金融商品等にご投資いただく際のリスク、手数料等は、金融商品等ごとに異なりますので、契約締
結前交付書面や上場有価証券等書面または目論見書等をよくお読みください。
6/6