カリキュラム 1. 事前オリエンテーション (出席必須) ■概要 私達は(柔道整復師、鍼師鍼灸師、アスレチックトレーナーなど) 日本 ハワイと聞くとついつい旅行気分になってしまいます。 で解剖を学ぶとなると、教科書か大学や病院で実習を行っているのを ですが今回は解剖実習を目的となっている為、何のためにハワイで 見学する以外ありません。 行うのか?解剖実習の得する意味とは?事前にして行わなければい ハワイ解剖実習は自身でメスを持ち、身体の隅々まで徹底的に直接 けないことは?などを伝えるセミナーです。 調べ、勉強することができます。 ■内容 また、ハワイ大学の講師、教授から直接学べることができます。 このよ 日本では医師以外が法律により、直接人体にメスを入れて解剖して うな体験をしっかり生かすためにも、 日本でハワイ解剖実習に参加す はなりません。 また重要性などを話すセミナーになります。 る心得、 この解剖実習ツアーのフライト・宿泊先等は弊社監修の元、 全て旅行会社が手配いたします。 従って、現地ハワイまで安心して来航いただけます。 詳しくは別紙にてご確認下さい。 2. 解剖実習事前セミナー ■概要 ■内容 ハワイ解剖実習をより良く理解するためにも、ハワイ大学の教授が 解剖実習はたったの2日間しかできません。本来ならば時間をかけて (日本人講師) 2時間くらいかけて身体の神秘的な部分、 また人体と ゆっくり行います。 は?という基本的ではあるがとても重要な事を、事前に教えてくれる そこで事前に事前セミナーを行うことで、当日の解剖実習をより良く、 セミナーをハワイ大学本校舎にて行います。 深く理解する為のセミナーです。 事前にセミナーを受けることで、 教科書では教えてくれないような解剖学・ 生理学の内容や、講師の方々にしっかりと質疑応答することができます。 3. 解剖実習 ■概要 ■内容 ハワイ大学の研究室にて、御献体をお借りし自身でメスを持ち実質 2日間くらい通して、朝から夕方まで研究室にて行います。解剖実習 的に解剖を行いながら人体を学ぶことができます。 を通じて、 今まで机上でしか知れなかった人体を御献体を通じて、 人間 の身体の深部まで学ぶことによって、今までの知識が再び活性され、 さらに自身の施術内容の質(クオリティー) が著しく向上します。 宿泊日数 →5泊6日 (最低スケジュールとして) ※ジャパンセミナーは必須なので、出国前にスケジュールを合わせて行います。 スケジュール(参考資料) 1 日目 2 日目 3 4 5 6 成田空港着(16:00∼19:00頃予定)⇒フライト(23:30頃予定) ⇒ハワイ着(当日の8:25頃予定)⇒自由行動 自由行動⇒ハワイ大学本校舎(8:00∼)⇒解剖事前講習(9:00∼13:59[amcase]) ⇒解剖事前講習(14:00∼19:59[pmcase])⇒自由行動 日目 自由行動⇒ハワイ大学研究室(8:00∼)⇒解剖実習(9:00∼16:59) ⇒17:00解散⇒自由行動 日目 自由行動⇒ハワイ大学研究室(8:00∼)⇒解剖実習(9:00∼16:59) ⇒17:00解散⇒自由行動 日目 自由行動⇒空港(11:00までに集合)⇒フライト(13:10発予定) 日目 ⇒成田着(翌日の16:55頃予定)⇒解散(17:00頃予定) ■解剖実習に臨まれる皆様へのメッセージ このハワイ解剖実習は、柔道整復師、針鍼灸師、指圧師、 ア スレチックトレーナー、セラピスト、またそれらの学生の 方々が多方面から参加しています。 ハワイ大学で御献体をお借りして実際に解剖を行います。 私達は今まで教科書や模型などを使って勉強をしてきまし たが、実際どこまで理解しているのかは疑問があります。例 えば筋肉の位置や深層、浅層、筋膜、神経などを三次元で 勉強、再認識することが出来ます。 また大学の講師の方か ら教科書には載っていない様な人間の神秘に触れる事が 出来ます。 これは解剖を行った人しか味わえない“経験”で はないでしょうか?解剖を行ってからの施術では患者様の 身体をより奥深く理解できるようになり、教科書を開けば 今まで以上に理解が出来ます。 この様な人体への勉強を行 うことは技術の向上と、知識の深さを得られます。 ですが、 ハワイでの研修となると少し旅行気分になったり、 心が浮ついてしまいます。 ここで大事な事は、大学からお借 りしている御献体とその家族に対して、感謝と敬意を忘れ てはならないという事です。御献体を解剖させて頂くとい うのはどの様な手順があり、 ご家族にもどの様な気持ちで 提供して頂いてるのかというのを私達は忘れてはいけま せん。ある大学の講師から聞きました。ある老人が犬の散 歩で大学の研究室の近くを通るそうです。その際に 「誰か お探しですか?知り合いの方でもいるのですか?」 と伺った ところ、 「ここで私の家族が大学の勉強の為にここにいまし た。 ここの近くを通れば家族に会えるのではないかと思い 散歩しています」 と。大学の講師は 「私達はなんて大変あり がたい環境で勉強しているのだろう。 またこの感謝と敬意 を絶対に忘れてはならない」 と心に誓ったそうです。 解剖実習は最初は怖いかもしれません。 またハワイに行く というのは楽しみかも知れません。 ですがその御献体は遺 族にとって大切な人であり、御献体に個性があり、人生が ありました。そんな大切な人をただの教材としてではなく、 今後の患者様に活用できるようにしっかりと勉強して頂き たいと切に願います。 毎年春になると 「追悼セレモニー」 が行われます。皆さんも 受講される時に、 この事を胸に刻んで受講されるならば、 きっとよりよい経験を得られるでしょう。
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