武雄市生活支援体制整備事業一部委託業務仕様書 １．本事業の目的 日常生活上の支援が必要な高齢者が、住み慣れた地域で生きがいを持って在 宅生活を継続していくために必要となる、多様な主体による多様な生活支援・ 介護予防サービスの提供体制を構築するため、支援ニーズとサービスのコーデ ィネート機能を担い、サービスを提供する事業主体と連携して支援体制の充 実・強化を図ることを目的とする。 ２．業務委託期間 平成２９年３月１日から平成２９年３月３１日（実績の応じ契約更新有） ３．準拠法令等 業務実施にあたり、本仕様書のほか介護保険法（平成９年法律第１２３号） 第１１５条の４５第２項第５号を根拠とする。 ４．業務の内容 (１ )第 １ 層 （ 市 内 全 域 ） エ リ ア を 対 象 に 、 生 活 支 援 ・ 介 護 予 防 サ ー ビ ス の コーディネート等に関する以下の業務 ア．生活支援・介護予防サービスの把握および創出 イ．小地域の高齢者ニーズの把握 ウ．関係者間のネットワーク構築 エ．地域の支援ニーズとサービス提供主体の活動をマッチング (２ )サ ー ビ ス ・ 支 援 の 担 い 手 と な る ボ ラ ン テ ィ ア 等 の 養 成 に 関 す る 業 務 (３ )上 記 業 務 を 担 当 す る 生 活 支 援 コ ー デ ィ ネ ー タ ー １ 名 以 上 の 配 置 （国、県が実施する研修会を受講） ５．生活支援コーディネーターについて (１ )市 民 活 動 へ の 理 解 が あ り 、 多 様 な 理 念 を 持 つ 地 域 の サ ー ビ ス 提 供 主 体 の 調整を適切に行うことが可能な者とする。 (２ )所 属 す る 法 人 等 の 利 益 に よ る こ と な く 、 地 域 住 民 の ニ ー ズ に こ た え る よ う公平・中立な立場で活動を行う。 (３ )選 任 さ れ た 時 点 で 国 や 県 が 実 施 す る 研 修 を 受 講 し て い な い 場 合 は 、 速 や かに当該研修を受講し、資質の向上に努める。 ６．事業に要する経費 以下の経費について委託料による支出対象とする。ただし、職員が本委託事 業 以 外 の 業 務 を 兼 務 す る 場 合 は 、委 託 業 務 の 業 務 量 に 相 当 す る 経 費 の み を 対 象 経費とする。 -1- (１ )人 件 費 生活支援コーディネーターの給与等 (２ )事 業 費 研 修 旅 費 、 需 用 費 （ 消 耗 品 費 、 燃 料 費 、 印 刷 製 本 費 等 ）、 役 務 費 （ 通 信 運 搬 費 等 ）、 使 用 料 、 賃 借 料 、 負 担 金 、 その他事業の実施に必要と認められる経費 ７．受託者の責務 (１ )受 託 者 は 、 本 業 務 を 遂 行 す る に あ た り 、 適 切 な 知 識 と 経 験 を 有 す る 者 を 配置し、的確かつ迅速に履行するよう努めること。 (２ ）受 託 者 は 、委 託 契 約 締 結 後 速 や か に 業 務 計 画 書 を 提 出 し て 市 の 承 認 を 受 けるとともに、受託期間中においては適正な工程管理を行い、市から進捗 状況の報告を請求された場合は、速やかに報告すること。なお、当該計画 書の内容は市と受託者の協議により変更することができるものとする。 (３ )受 託 者 は 、 委 託 業 務 の 遂 行 に つ い て 業 務 遂 行 責 任 者 を 定 め 、 市 に 通 知 す ること。なお、業務遂行責任者を変更した場合も同様とする。 (４ )受 託 者 は 、 業 務 委 託 期 間 終 了 後 、 速 や か に 業 務 の 成 果 を 記 載 し た 実 績 報 告書を市に提出しなければならない。 (５ )市 か ら 提 供 を 受 け た 資 料 等 は 、 本 委 託 業 務 以 外 に 使 用 し て は な ら な い 。 ただし、第三者に提供する場合で、あらかじめ市の承諾を得たものについ てはこの限りではない。 (６ )受 託 者 は 、 武 雄 市 個 人 情 報 保 護 条 例 (平 成 18 年 3 月 1 日 武 雄 市 条 例 第 21 号 )を 遵 守 す る ほ か 、 個 人 情 報 保 護 対 策 を 施 し た 管 理 下 で 業 務 を 行 う こ と。また、業務終了後も含め、個人情報その他業務上知り得た内容を第三 者に漏らし、または公表してはならない。 (７ )委 託 事 業 に 係 る 関 係 書 類 は 、 委 託 期 間 終 了 後 、 翌 年 度 ４ 月 １ 日 か ら 起 算 して５年間保存すること。 (８ )受 託 者 は 、 受 託 し た 業 務 の 全 て を 第 三 者 に 委 託 し 、 又 は 請 け 負 わ せ る こ とはできない。ただし、業務を効率的に行う上で必要と思われる業務につ いては、市と協議の上、業務の一部を委託することができる。 (９ ) 受 託 者 は 、 本 事 業 に 係 る 契 約 の 終 了 後 、 他 者 に 業 務 の 引 継 ぎ を 行 う 必 要 が 生 じ た 場 合 に は 、利 用 者 の 利 便 性 を 損 な わ な い よ う 必 要 な 措 置 を 講 じ 、 円滑な引継ぎに努めるものとする。具体的な内容については、受託者と市 の協議によることとする。 ８．特記事項 本委託業務の遂行にあたり疑義が生じた場合は、原則として市の指示に従 うものとし、必要に応じて市及び受託者双方の協議するものとする。 -2-
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