【News Release】 2017 年 1 月 31 日 富士通株式会社 ニフティ株式会社 ニフティの再編について このたび、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 達也、以下、富士通)は、 ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三竹 兼司、以下、ニフティ)の ISP を中心 とするコンシューマ向け事業を、2017 年 4 月 1 日を効力発生日として吸収分割の手法により、富士通 が新設する 100%子会社に継承させます。これによりニフティを、クラウドを中心とするエンタープライズ 向け事業会社(以下、クラウド事業会社)と、ISP を中心とするコンシューマ向け事業会社(以下、コン シューマ事業会社)に再編します。 富士通は、新たな経営方針の下、つながるサービスへのシフトを進めながら、持続的成長に向けた ビジネスモデル変革に取り組んでいます。今回の再編を機に、富士通、およびクラウド事業会社の連携 を強化することで、両社がもつ顧客基盤やノウハウを共有し、グループ一丸となって、つながるサービス の中核となるクラウド事業を強化していきます。 一方、コンシューマ事業会社については、ニフティが培ってきたノウハウや資産を有効活用しつつ、 企業価値をさらに高めるため、2017 年 4 月 1 日に富士通が持つ同社の全株式を株式会社ノジマ(本 社:神奈川県横浜市、代表執行役社長:野島 廣司、以下、ノジマ)に譲渡します。 1.クラウドを中心とするエンタープライズ向け事業について 富士通は、お客様のデジタル革新を支えるデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(フジツウ デジタル ビジネス プラットフォーム メタアーク、以下、MetaArc)」を展開し、お 客様システムの最適化とビジネス貢献を目指しています。今回、富士通の保有するクラウドビジネスのノウハ ウや顧客基盤と、ニフティがこれまで培ってきた「ニフティクラウド」のノウハウや実績とを組み合わせることに より、更なるクラウド事業基盤の強化・拡大を図ります。具体的には、売上成長が顕著な「ニフティクラウド」に ついて、引き続きその特長を活かしたお客様への俊敏かつ短期間でのサービス提供に努め、合わせて富士 通のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5(フジツウ クラウド サービス ケイファイブ、以下、K5)」の ラインナップに加えることで、お客様のクラウド活用への対応力を強化します。富士通の「MetaArc」、「K5」の 更なる強化に向けて、クラウド事業会社と緊密な連携を図っていくことにより、お客様のクラウドファースト ニーズに応えて参ります。 【クラウド事業会社の概要】(2017 年 4 月 1 日時点) (1)商号 :富士通クラウドテクノロジーズ株式会社 (2)事業内容 :クラウド事業 (3)本店所在地 :東京都新宿区 (4)新体制発足日 :2017 年 4 月 1 日(予定) (5)代表者 :愛川 義政 (6)資本金 :1 億円 (7)株主 :富士通株式会社 100% 2.ISP を中心とするコンシューマ事業について ISP を中心とする事業を継承するコンシューマ事業会社は、富士通が持つ同社の全株式をノジマに譲渡す ることで、ノジマグループの一員になります。 コンシューマ事業会社は、ニフティのブランド価値、提供サービス並びにお客様基盤の維持を最優先に、ノ ジマグループが持つ実店舗網や営業力とのシナジーを活用しながら、引き続き事業を拡大していきます。IoT 時代のスマートライフのハブとなることを目指す同グループにおける IoT 領域の中核企業として、長年にわた り培ってきたネットワークや Web サービスの企画・開発力を存分に発揮し、今後も独自性あるサービス提供を 通して企業価値向上に邁進していきます。 【コンシューマ事業会社の概要】(2017 年 4 月 1 日時点) (1)商号 :ニフティ株式会社 (2)事業内容 :ISP 事業、Web サービス事業 (3)本店所在地 :東京都新宿区 (4)設立年月 :2017 年 2 月(予定) (5)代表者 :三竹 兼司 (6)資本金 :1 億円 (7)株主 :株式会社ノジマ 100%(2017 年 4 月 1 日に富士通から株式譲渡) 【商標について】 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。 以上
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