平成28年度第3次補正予算(ゼロ国債)に係る 総合評価落札方式の取り扱いについて 九州地方整備局 港湾空港部 平成29年1月 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 目 次 ①.施工能力評価型(Ⅱ型)の適用範囲を拡大 P1 ②.一括発注(一括審査)手続きの適用範囲を、 施工能力評価型(Ⅱ型)まで拡大 P2 ① 施工能力評価型(Ⅱ型)の適用範囲を拡大 平成28年度第3次補正予算(ゼロ国債)の効果を早期に発現するための取り組みとして、工 事期間の制約等から早期契約が必要な工事については、総合評価落札方式のうち契約手続 期間の短い施工能力評価型(Ⅱ型)を適用可能とする。 〔難易度Ⅰ~Ⅳの工事(WTO工事除く)〕 → 全て施工能力評価型(Ⅱ型)を適用可能 25日程度 20日程度 19日程度 11日程度 13日程度 19日程度 (施工能力Ⅰ型) 通常 (技術提案S型) 今回 (施工能力Ⅱ型) 約 19日程度 契 20日程度 札 14日程度 入 参加資格確認結果 の通知 申請書・ 技術資料 の提出 入札公告・説明書 の交付 予算の成立 契 約 迄 の 手 続 き 53日程度必要 64日程度必要 43日程度必要 1 ②一括発注(一括審査)手続きの適用範囲を、施工能力評価型(Ⅱ型)まで拡大 要 【イメージ図】 旨 「総合評価落札方式における競争参加者・発注者双方 の負担の軽減」のため、技術提案(施工計画)を求める工事 に限って実施してきた複数工事の一括発注(一括審査)手続 きを、施工能力評価型(Ⅱ型)に拡大する。 複数工事一括発注 工事 開札順番 施工能力評価型(Ⅱ型)の一括審査適用条件 ① ② ③ ④ ⑤ 支出負担行為担当官又は分任支出負担行為担当官が同一の工事。 工事の目的・内容が同種の工事であり、技術力審査・評価の項目 が同じ工事。 「契約業者取扱要領」に掲げる工事種別及び等級区分が同じ工事。 入札公告、競争参加資格申請書等の提出、入札、開札及び落札決 定のそれぞれについて同一日におこなうこととしている工事。 発注規模が比較的小さく、技術的難易度がⅠ,Ⅱの工事。 入札手続きに関する留意事項 ③ 入札は、すべての工事または、希望する工事のみ札を入れる。 入札説明書で示した開札順番ごとに開札し、工事毎に評価値の最 も高い者に落札決定する。 1公告に申請できる予定技術者は1名とし、落札決定後は、以降の 入札は無効扱いとする。 ①工事 ②工事 ③工事 ④工事 ⑤工事 1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 業者 評価値順位 評価値順位 評価値順位 評価値順位 評価値順位 A 5位 B 落札決定 1位 無効 C ① ② ・配置予定技術者 1名のみ申請 D 2位 3位 4位 落札決定 1位 無効 無効 無効 無効 無効 2位 2位 落札決定 1位 3位 落札決定 1位 無効 無効 F 4位 5位 3位 2位 4位 ・ ・ 無効 ・ ・ 落札決定 1位 無効 ・・ 2位 ・ ・ E ・ ・ 3位 ・・・ 6位 2 (参考) 総合評価落札方式のタイプ選定表 技術的難易度 Ⅰ Ⅱ 技術提案評価型 (WTO) Ⅲ Ⅳ Ⅴ 60点 Ⅵ 70点 (億円) 技術提案評価型(WTO) 7.4 5.8 〔A等級〕 技術提案評価型(S型) ◆ 施 工 体 制 確 認 型 技術提案 評価型 (S型) 又は (A型) 施工能力評価型 (Ⅱ型) (Ⅰ型) 〔B・C等級〕 施工能力評価型 (Ⅰ型) 技術提案評価型 (2項目以上) 60点 技術提案評価型 (1項目) 50点 施工能力評価型 (Ⅰ型) 施工能力評価型 (Ⅱ型) 70点 40点 40点 3
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