別紙1 杉並区立上井草保育園民営化に伴う 整備・運営事業者公募要項 平成 29 年2月 杉 並 区 目次 Ⅰ 公募の概要 1 公募の主旨と概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 提案できる事業者の条件 3 1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 本事業の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 4 スケジュール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 5 提案に当たっての留意事項 6 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 応募方法等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 7 選定方法等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 8 問い合わせ・提出先 Ⅱ 上井草保育園の概要 Ⅲ 運営に当たって ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 1 遵守すべき法令等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 2 運営に関する条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 3 職員に関する条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 4 施設定員に関する条件 Ⅳ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 新園舎整備に当たって 1 敷地、施設及び設備に関する条件 2 用地の貸付条件 3 整備費補助(予定) 4 運営にかかる費用 5 施設整備に関する留意事項 ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 10 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 Ⅰ 公募の概要 1 公募の主旨と概要 杉並区では、待機児童の解消及び保育サービスの多様化に対応するため、区立保育園の改築・ 改修等にあわせて民間活力の導入を推進しています。 今回は、 「杉並区立上井草保育園」において、運営及び新園舎整備を担う事業者候補をプロポ ーザル(提案)方式で公募するものです。 提案内容、事業者の実績、経営状況等を総合的に審査し、採択された事業者は、区と提案内 容を基本として、実施に向けた協議を行うこととします。 施設の運営に当たっては、利用者本位の良質なサービスを提供し、地域住民から信頼される 施設運営を期待します。 2 提案できる事業者の条件 次にあげる項目をすべて満たしている事業者に限ります。 ① 平成 29 年2月 1 日現在、以下いずれかの運営実績を有すること。 ・児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)第 39 条に定める認可保育所あるいは就学前 の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律(平成 18 年法律第 77 号)第2条第6項に定める認定こども園を運営している法人で、法人として当該施 設(認可保育所の場合は定員 60 名以上(本園と分園とを含めて 60 名以上の場合は除 く)に限る)の運営実績がおおむね6年以上あること。 ・学校教育法(昭和 22 年法律第 26 号)第 22 条に定める幼稚園を運営している法人で、 法人として当該施設の運営実績がおおむね 10 年以上あること。 ② 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当していないこ と。 ③ 杉並区競争入札参加有資格者指名停止に関する要綱(平成 22 年 3 月 23 日杉並第 65476 号)に定める指名停止要件に該当していないこと。 ④ 杉並区契約における暴力団等排除措置要綱(平成 23 年1月 17 日杉並第 53890 号) に定める除外措置要件に該当していないこと。 ⑤ 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更正手続き開始の申立て又は民事再生 法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続き開始の申立てがなされていないこと。 ⑥ 法人税、法人事業税及び地方法人特別税並びに消費税及び地方消費税を完納していること。 ⑦ 区長、副区長又は区議会議員等が無限責任社員等になっていないこと。 ⑧ 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律(平成11年法律第147号)第5条 及び第8条に規定する処分を受けている団体又はその構成員の統制下にある団体でない こと。 ⑨ 児童福祉法第59条第1項に基づく報告徴収に虚偽報告等を行ったことがないこと。 ⑩ 児童福祉法第59条第5項に基づく事業停止等の命令を受けたことがないこと。 -1- ⑪ 提案事業者全体の財務内容について、直近3会計期間連続して損失を計上していないこと。 ⑫ 提案事業者全体の財務内容について、直近2会計期間中いずれの年度も債務超過になって いないこと。 ⑬ 全ての既存園の運営費に占める人件費の割合が平均おおむね70%以上であり、年次有給 休暇や育児休業の適切な付与など質の高い職員を維持するための待遇を保証しているこ と。 3 本事業の概要 ① 本事業は、杉並区立上井草保育園を平成30年4月から民営化するものです。 ② 「Ⅳ 新園舎整備に当たって」で示す用地に、事業者において、平成30年4月末を目途 に定員200名程度の新園舎の整備を行っていただきます。 ③ 事業者において、平成30年6月末までに現園舎から新園舎へ移転(引っ越し)を、平成 30年7月から新園舎での運営をそれぞれ行っていただきます。 ④ 運営の引継ぎに当たっては、事業者選定後から順次行い、平成29年12月(予定)から同 30年3月までは、園長、主任等保育に携わる職員との実務的な引継ぎを予定しています (引継ぎに係る人件費については、別途契約を交わすこととします。)。 4 スケジュール 内 容 公募開始 期 間 等 平成29年02月 3日(金)から 質問書の提出期限 平成29年03月 3日(金) 応募申込書類の提出期限 平成29年03月10日(金)午後5時(時間厳守) 運営企画書類の提出期限 平成29年03月24日(金)午後5時(時間厳守) 公募要項の公表 審査(書類・ヒアリング等) 平成29年03月~4月 審査結果発表 5 平成29年05月 提案に当たっての留意事項 ① 「Ⅰ 公募の概要3」記載の本計画を十分に理解し、平成30年4月1日からの運営、及び 同年7月1日から新園舎での運営の開始ができること。 ② 「Ⅱ 上井草保育園の概要」及び「Ⅲ 運営に当たって」の内容を十分に理解し、杉並区が これまで行ってきた保育を継承すること。 -2- 6 応募方法等 ① 書類の提出 上記(1)の参加意思表明書の提出を経た事業者を対象に書類を提出していただきます。 書類の提出は、応募申込書類と運営企画書類の2回に分かれます。提出書類の詳細は、 「提 出書類一覧」(別紙1、2)をご覧ください。 提出書類は、正本・副本をそれぞれ製本(ファイル等で綴じる。)し、提出書類一覧を先 頭に綴じ、提出書類一覧の項目ごとにインデックスを付けて提出してください。また、表 紙及び背表紙に、当該提出書類名(区立上井草保育園民営化に伴う整備・運営事業者公募 応募申込書類あるいは運営企画書類)及び事業者名を付してください。 副本については、参加事業者が特定できるような名称(株式会社等の法人種別表記や所在 地、保育園名を含む)、ロゴマーク等は、使用しないでください。それらが記載されてい る書類については、当該個所を黒塗りする等してマスキングしてください。また、個人情 報については、正本・副本とも同様の処理を行うこととします。 ② 留意事項 ア 書類の提出について、持参・郵送を問いませんが、未着・遅延等については原因の如 何を問わず、区は一切責任を負いません。また、ファクシミリあるいは E メールでの 申し込みはできません。 イ 本件に参加する費用は、すべて提案事業者の負担とします。 ウ 提出書類は、日本語を用いるものとし、やむを得ず外国語で記載するものについては、 その日本語の訳文を付記又は添付してください。また、通貨は日本円とします。 エ 各様式は、A4サイズを基本とし、図面等はA3サイズも可とします。 オ 提出後の書類の修正又は変更及び資料等の追加は一切認めません。ただし、区の指示 による場合はこの限りではありません。 カ 提出された書類は、返却しません。 キ 提出された書類について情報公開請求があった場合は、杉並区情報公開条例に基づき、 公開することがあります。 ク 区は提出された書類について、必要に応じて無償で使用できるものとします。 7 選定方法等 ① 選定委員会による選定 提案事業者から提出していただいた書類・ヒアリング等をもとに、区が設置する「杉並区 立上井草保育園民営化に伴う整備・運営事業者選定委員会(以下「選定委員会」という。)」 で審査・選定します。 ○評価基準 評価項目 主な評価の内容 保育の内容 保育に対する考え方は適切か。 給食について 食材の安全性や衛生面に配慮されているか。 -3- 安全・衛生・健康管理 子育て支援 安全管理や健康管理は適切か。 地域の子育て支援の取り組みは十分か。 虐待防止の取り組みは適切か。 個人情報の管理等に関する取り組みは適切か。 保育園運営 職員の配置については適切か。 職員の採用や育成に関する取り組みは十分か。 保護者との連絡・連携に関する取り組みは十分か。 ヒアリング 保育所に対する考え方、提案内容は妥当か。 (説明に説得力があるか、質問の受け答えが的確か) 提 案事業者の経歴・ 理 提案事業者の保育施設の運営に関する実績、理念はどうか。 念・財務 提案事業者の財務状況は適切か。 ② 審査方法 ア 第一次審査 提出のあった応募申込書類・運営企画書類に対し、書類審査を実施し、一定の点数を 満たした事業者を第一次審査通過者として選定します。 イ 第二次審査 第一次審査通過者を対象にヒアリング等を実施し、提案の採択事業者を選定します。 なお、応募申込者が4以上ある場合、第二次審査は、書類審査の合計点が基準点を超 える事業者のうち、上位3事業者について実施します。 ③ 審査結果 第一次審査の審査結果は4月上旬に、選定結果は5月中にお知らせします。 ④ 提案事業者の失格 書類提出後、次のいずれかに該当する場合は失格とします。 ア 提出書類に不備及び虚偽の記載があった場合 イ 参加資格を満たさなくなった場合 ウ 審査の透明性・公平性を害する行為があった場合 エ 前各号に定めるもののほか、提案にあたり著しく信義に反する行為があった場合 ⑤ 質問方法 提案に関する質問は、 「質問書」 (別紙3)に記入のうえ、3月3日(金)までに、問い合 わせ先へファクシミリあるいはEメールでお送りください。 8 問い合わせ・提出先 〒166-8570 杉並区阿佐谷南一丁目 15 番1号(区役所西棟 10 階) あきよし たかまつ 杉並区 保健福祉部 保育課 保育施設計画係 秋吉・髙松 電 話 03(3312)2111 内線 3083 ファクシミリ 03(5307)0774 E メ ー ル [email protected] -4- Ⅱ 上井草保育園の概要 【開 設】昭和 45 年9月 1 日 【所 在 地】杉並区上井草三丁目8番7号 【敷地面積】1,134.77平方メートル 【床 面 積】 633.17平方メートル 【園庭面積】 333.08平方メートル 【施設形態】保育所単独施設 【児童定員】対象年齢 満8か月以上~就学前 計 0 歳児 1 歳児 2 歳児 3 歳児 4・5 歳児 107 9 16 19 21 42 【開所時間】午前 7 時 30 分~午後6時 30 分 【延長保育】午後 6 時 30 分~午後7時 30 分 定員 22 名(満 1 歳以上から) ※その他、延長保育定員に空きがある場合は、1 日単位で利用できる「スポッ ト保育」を実施しています。料金は 1 時間 500 円(月額上限 4000 円)です。 【職員配置】(平成 28 年 4 月 1 日現在) 計 園長 保育士 看護師 調理 用務 19 1 17 1 委託 ※保育士は、国の配置基準のほか特例保育、延長保育等の実施により、区基準 の増配置を行っているほか、非常勤職員(パート)を配置しています。 【保育目標】生き生きとした子ども ・健康なからだ ・ゆたかな心 ・意欲的に遊ぶ 【おもな行事】 4月 進級式 10 月 運動会、園外保育、いも掘り 5月 こどもの日、お楽しみ会 11 月 エコ教室、焼き芋会 6月 エコ教室、歯磨き指導 12 月 お楽しみ会、年長組お菓子作り 7月 プール開き、七夕、プラネタリウム、夏祭り 1 月 新年子ども会、新年お茶会 8月 プールじまい 2 月 節分、4 歳 5 歳おおきくなったねの会 9月 お楽しみ会 3 月 ひな祭り、卒園式、お別れ会食、お 別れ遠足 -5- 【その他の事業】 *緊急一時保育(保護者が病気や出産等で、お子さんの世話が出来なくなった時、杉並区 立の保育園で一時的にお子さんをお預かりする制度です。) *ふれあい保育(親子で保育園の子どもたちと触れ合って遊びます。ご希望により食事(代 金 200 円)もできます。要事前電話予約。) *行事参加:夏まつりと運動会のプログラムに地域のお子様たちが参加できます。 *あそびの広場(5・6 月、9~1 月の毎週水曜日、午前 10 時から 11 時 15 分に保育園 の子どもたちと触れ合いながら遊びを体験できます。 *地域のお子様向け身体測定実施(毎月第 2 水曜日) -6- Ⅲ 運営に当たって 児童福祉法第 39 条に定める認可保育所を運営するに当たり、以下の条件、基準等を厳守 してください。 1 遵守すべき法令等 ① 児童福祉法 ② 子ども・子育て支援法(平成 24 年法律第 65 号) ③ 東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例 (平成 24 年東京都条例第 43 号) 及び同施行規則(平成 24 年東京都規則第 47 号) ④ 保育所設置認可等事務取扱要綱(平成 28 年3月 31 日 27 福保子保第 3369 号) ほか 2 運営に関する条件 ① 児童福祉法等関係法令を遵守するとともに杉並区保育実践方針を尊重し、かつサービスの 自己評価や第三者評価、相談・苦情対応の仕組みを整備(保護者会、保護者を交えた苦情 調整委員会の設置等)し、安定した質の高いサービスを行うこと。 ② 杉並区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例を遵守し、 利用に関する説明を行い、質の高いサービスを提供すること。 ③ 自園内での調理を実施すること。また、乳児及び幼児の集団給食の経験を1年以上有する 栄養士を確保している等、業務上安全な給食提供への注意を払う体制をとること。 ④ 「杉並区障害児保育運営要綱」による「調整会議」で認定された児童(障害児)を保育す る場合は、区の職員配置基準により障害児保育の経験がある職員を配置すること。また、 発達障害などの要配慮児に対する体制をとること。 ⑤ 情報公開、個人情報保護、危機管理、給食(アレルギー代替食の対応等)、感染症等のマ ニュアルを作成すること。また、防災対策・安全対策が含まれた保育園の概要書(サービ スガイドライン)を作成し、保護者へ配布すること。 ⑥ 上井草保育園の保育目標・保育目的・行事を継承し、継続・発展させること(食育、散歩 や外遊び、保護者の保育参加、近隣の小中高等学校との連携・芋掘り等イベント・授業参 加・保育士体験等。)。 ⑦ 当該保育所運営に係る予算、決算、事業計画及び事業報告を公開すること。また、年度当 初に収支計画並びに年度末に収支実績を、保護者会を通じ全保護者に公開すること。 ⑧ 保育料及び遠足等実費徴収のほか保護者負担を新たに設ける場合には、事前に説明責任を 果たすこと。 ⑨ 独立行政法人による災害共済制度や賠償責任・傷害保険等に適切に加入すること。 3 職員に関する条件 ① 施設長(園長)、保育士、調理員、事務員又は用務員、看護師又は保健師及び嘱託医を配 置することとし、配置等は、次の基準によること。 ② 施設長(園長)は、専任とし、保育士資格取得後、7年以上の保育実務経験(児童福祉法 -7- に規定する保育所、家庭的保育事業、小規模保育事業及び事業所内保育事業、就学前の子 供に関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律に規定する認定こども園、学 校教育法に規定する幼稚園並びに東京都認証保育所事業実施要綱に規定する東京都認証 保育所における保育経験をいう。以下同じ。)及び保育所における1年以上の施設長(園 長)経験を有すること。 ③ 主任(副園長)は、専任とし、保育士資格取得後、7年以上の保育実務経験を有すること。 ④ 保育士の配置に当たっては、年齢バランスを考慮すること。施設長(園長)を除き、常勤 の正規職員のうち、保育士資格取得後、5年以上の保育実務経験がある保育士を半数以上 配置すること。 ⑤ 退職者が出る場合は、事前に後任者を配置するなどし、杉並区の配置基準での欠員となら ないこと。 ⑥ 平成 30 年4月以降も、現在勤務している非常勤職員の継続雇用を積極的に行うこと。 ⑦ 常勤保育士等の配置基準は、以下のとおりとする。 区 0 1 2 3 4 ・ 分 歳 歳 歳 歳 5 歳 児 児 児 児 児 標準時間対応保育士 非 常 勤 保 育 充 実 保 朝 ・ 夕 保 障 害 士 育 育 児 基 準 備 考 児童 3 人に対して職員1人 児童 5 人に対して職員1人 都要綱基準 6 人 児童 6 人に対して職員1人 児童 20 人に対して職員1人 15 人の場合、公定価格加算あり 児童 30 人に対して職員1人 保育標準時間認定を受けた子どもが 利用する施設に1人 施設に1人 定員 91 人以上の施設に1人 定員 61 人以上の施設に1人 児童2人までに対し職員1人 障害児保育実務経験者を配置 ⑧ 調理員は4人配置することとし、乳児及び幼児の集団給食の経験を1年以上有すること。 4 施設定員に関する条件 「Ⅰ 公募の概要3②」で示すとおり、平成 30 年4月末を目途に定員 200 名程度の新園舎 の整備を行っていただきます。平成 30 年7月から新園舎での保育を本格的に行っていただき ますが、募集定員については下記の考え方によるものとします。 記載の歳児毎定員は、200 名規模の保育所を想定し区が設定したものですが、これに固執す る必要はありません。 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 計 平成 29 年 4 月 9名 16 名 19 名 21 名 21 名 21 名 107 名 平成 30 年 4 月 9名 16 名 19 名 21 名 21 名 21 名 107 名 平成 31 年 4 月 15 名 27 名 32 名 21 名 21 名 21 名 137 名 平成 32 年 4 月 15 名 27 名 32 名 42 名 21 名 21 名 158 名 平成 33 年 4 月 15 名 27 名 32 名 42 名 42 名 21 名 179 名 平成 34 年 4 月 15 名 27 名 32 名 42 名 42 名 42 名 200 名 -8- Ⅳ 新園舎整備に当たって 1 敷地、施設及び設備に関する条件 ① 新園舎予定地 所 在 地 杉並区上井草三丁目25番 最 寄 駅 西武新宿線「上井草駅」徒歩7分程度 敷 地 面 積 約2,023㎡(※下記⑤により有効面積は約1,753㎡) 用 途 地 域 第一種低層住居専用地域 高 度 地 区 第一種高度地区 建 ぺ い 率 / 容 積 率 建ぺい率 50%/容積率 100% 日 影 規 制 種別(一)2h-3h 防 火 ・ 準 防 火 準防火地域 ② 現地の確認 障囲があり敷地内に入ることはできませんが、現況は確認することができます。その際 は、近隣住民の迷惑とならないよう配慮してください。 ③ その他関係法令等 建築基準法、消防法その他関連法令、東京都建築安全条例、高齢者、障害者等が利用し やすい建築物の整備に関する条例、その他東京都及び杉並区の関係条例等(区景観条例、 区建築物に係る住環境への配慮等に関する指導要綱、区雨水流出抑制施設設置指導要綱、 緑化計画の届出ほか)についても、確認をしてください。 ④ 埋蔵文化財包蔵地 当該敷地は、埋蔵文化財包蔵地に当たるため、文化財保護法第 93 条第1項の届出が義 務付けられています。このため、根切り工事の立会いもしくは試掘(試掘の結果によっ ては本調査)が必要となります。どちらが必要となるかは、工事の内容(面積及び深さ 等)により異なります(試掘・本調査が必要な場合は、区の経費で行います。)。 ⑤ 位置指定道路 当該敷地西側は位置指定道路があります。その部分には建築物を建築することはできず、 また建築確認申請等に当たっての敷地面積に含めることもできません。 また、上記位置指定道路は、現状では道路状となっていません。保育所整備に併せて道 路整備を行ってください。道路整備の詳細は、事業者として選定された後区と協議して ください。 ⑥ 施設及び設備に関する条件 ・産休明け保育(生後 57 日~)を新たに開始し、定員 200 名程度の規模を想定した施 設とすること。 ・1歳児~5歳児室各室については、各保育室を2室設けること。また、1歳児及び2 -9- 歳児室については、各室から直接トイレに行けるような配置とすること。 ・自転車及びベビーカー等の置き場を確保すること。 ・区における各部屋の面積基準を確保すること。 区 分 0 歳 児 室 児童一人当たり 5 ㎡以上 1 歳 児 室 児童一人当たり 3.3 ㎡以上 2 障 基 準 備 都要綱基準 考 3.3 ㎡以上 歳 児 以 上 児童一人当たり 1.98 ㎡以上 害 児 室 児童一人当たり 5 ㎡以上 障害児室を設ける場合 ・各部屋の面積は、有効内法面積(内法面積から、戸棚・手洗場等、保育に利用できな い面積を除外した面積をいう。)で計算すること。 ・屋外遊戯場として必要な面積(2歳以上の児童1人当たり 3.3 ㎡以上)は、基本的に 敷地内の地上部に設けるとともに、水遊びを行うための設備を備えること。 ・屋外遊戯場から直接使用できる幼児用トイレ及び手洗いを設置すること。 2 用地の貸付条件 予定地を借り受ける事業者は、以下の条件により杉並区と借地借家法(平成3年法律第90号) 第23条に規定する定期借地権に基づく賃貸借契約を締結するものとします。 ① 貸付期間 30年(平成30年7月1日~平成60年6月30日まで) ② 貸付開始時期 事業開始を始期として、契約を締結し、貸付けを開始します。 ③ 貸付料 事業計画作成に当たっては、月額60万円(参考額)を使用してください。 ④ 補償金 免除します。 ⑤ 用途の指定 事業者は、予定地を本公募により認められた事業に限り使用するものとし、区の許可なく 目的外使用や第三者への転貸を行うことはできません。 ⑥ 土地の維持管理 事業者は、区との覚書等に基づき、当該地の引き渡しを受けた後は、事業者の責任と負担 により当該地の管理を行い、当該地に投じた必要費又は有益費があっても、区に請求しな いものとします。 ⑦ 土地の返還 貸付期間満了のとき、事業者側の理由により貸付契約を打ち切るとき又は貸付契約が解除 されたときは、事業者の負担により施設・設備等の撤去を行い、原状に回復させ、返還す ることになります。 ⑧ 貸付料の見直し 貸付料が土地価格の変動等により、又は近隣の土地の貸付料と比較して不相当となった場 合、あるいは当該事業に関する制度変更等状況に変化があった場合には、区は貸付料を改 定することができるものとします。 - 10 - ⑨ 引渡し時の状況等 区は、丸太柵及び防草シート等を残置し、対象土地とともに現状有姿にて引き渡します。 ⑩ その他 契約の解除その他の事項については、土地賃貸借契約書によります。 3 整備費補助(予定) 施設整備費の補助については、 「杉並区私立保育所施設整備補助金交付要綱」に基づきます(詳 細は、国や都の補助体制によります。区独自(単独)の補助はありません。)。 4 運営に係る費用 子ども・子育て支援法に基づき保育所へ給付します。また、区の運営加算を「杉並区保育扶 助要綱」、「杉並区私立保育所運営費加算金交付要綱」及び各種補助要綱に基づき行います。 5 施設整備に関する留意事項 ① 契約手続き 施設整備を行う場合の契約手続きについては、一般競争入札を行う等、杉並区が行う公共 事業の扱いに準じてください。 ② 地域住民等への対応 「杉並区中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例」に準拠し、敷地境界 線から建築予定建築物の高さの2倍の範囲に対して、施設整備前に説明を行い、理解を得 られるよう努めてください。 - 11 -
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