連携中枢都市圏形成について①

連携中枢都市圏形成について①
平成29年1月25日・26日
議 会 報 告 会 資 料
連携中枢都市圏形成の目的
人口減少・少子高齢化社会において、地域を活性化し経済を持続可能なものとするため、地域において相当の規
模と中核性を備える圏域の中心都市が近隣の市町と連携し、地域間のネットワーク化により、「経済成長のけん引」、
「高次都市機能の集積・強化」及び「生活関連機能サービスの向上」を行うことにより、一定の圏域人口を有し活力
ある社会経済を維持するための拠点を形成すること。
岡山市と連携中枢都市圏の形成に取り組む意義
本市は津山圏域自治体と定住自立圏を形成し、医療・公共交通などの生活基盤の確保及び産業振興、移住・定
住など圏域の活性化を図り人口の流出を食い止めるダム機能の役割を果たしていきます。あわせて高次の都市機
能が集積し、圏域全体の経済のけん引役の役割を果たす岡山市と連携し、空港津山道路の整備促進及びJR津山
線の利便性向上など交通機能面の強化を中心に、両市の優位性を相互に活かした取組みを進め、南北軸の強化
を図り、一定の圏域人口を有し活力ある社会経済を維持するために連携していくもの。
国の財政措置
○ 中心市においては「経済成長のけん引」及び「高次都市機能の集積強化」の
取組に対して、普通交付税(約2億円)が措置され、あわせて「生活関連機能
サービスの向上」の取組に対して特別交付税(上限1.2億円)措置をうける
ことが可能となる。
○ また、連携市町村においては、連携して実施する取組みに対して特別交付税
措置(上限1.5千万円)の支援を受けることが可能となる。
連携中枢都市圏形成について②
連携施策・検討事業 (8分野・9事業)
連携施策
施策分野
検討中の事業
施策分野
連携施策
検討中の事業
産業
圏域全体の戦略的な産業振
興に向けた仕組みの構築
圏域での産業連関表の
作成の検討
スポーツ
圏域の活性化に向けたスポー
ツ振興
「ファジアーノ岡山」「岡
山シーガルズ」の支援
事業
観光
国内外に開かれた広域観光
の推進
圏域内周遊に向けた歴
史・文化資源発信事業
交通
公共交通ネットワークの利便
性の向上
JRの利用促進と駅機能
強化事業
広域交通
広域道路交通網の整備促進
地域高規格道路「空港津
山道路」の整備促進事業
移住
圏域外への移住・定住の促進
移住促進連携事業
ESD
ESDによる人づくりとネット
ワーク化の推進
ESD実践事業
圏域内行政職員の育成
人事交流・育成事業
スポーツ
圏域の活性化に向けたス
ポーツ振興
大規模なスポーツ大会
等の受入体制の整備
その他
※ESD(Education for Sustainable Development: 持続可能な開発のための教
育)→将来の世代を含む誰もが安心して暮らせる社会をめざして、環境、経済、
社会など様々な問題を自分の事としてとらえ、あらゆる世代で学び合い、よりよ
い地域づくりに取り組む人の輪を広げ、未来を考え行動する人づくりの取組。
今後のスケジュール
連携協約締結に
ついての議決
連携協約の締結
連携協約締結式
7月
第1回
連携協議会
都市圏ビジョン
の策定
都市圏ビジョン
(素案)の作成
【岡山市】
連携中枢都市宣言
8月
第1回
都市圏ビジョン懇談会
9月
10月
11月
第2回
都市圏ビジョン懇談会
12月
1月
第3回
都市圏ビジョン懇談会
2月
3月
第2回
連携協議会
連携中枢
都市圏の形成