教員免許状更新講習会授業概要書( シ ラ バス) F 4 大阪府立大学 授業で活かす科学ト ピ ッ ク ス( 理科) 講 習 名 〔 概要〕 高等学校や中学校での理科の授業において、 受講生の興味を 高める と と も に学習意欲の向上につながる よ う な 地球科学・ 化学・ 生物学の各分野における ホッ ト な話題を と り あげ、 理学系研究科の教員がそれら の背景や注 目さ れている 点、 将来予想さ れる 展開など について平易に解説し ま す。 次いで、 こ れま での経験を ふり かえ り 、 今後さ ら にど のよ う な工夫を し 、 ど のよ う に授業にと り く んでいこ う と 考えている かを 論述し ていただき ま す。 なお、 本講習終了後、 希望者を 対象と し て、 大学院理学系研究科物理科学専攻、 同・ 分子科学専攻、 同・ 生物科学専攻の研究室を 1 つずつ見学する ツ ア ー( 所要時間・ 40分程度) を 実施し ま す。 日 ( 平 成 2 9 年 8 月 9 日 時 間 割 業 内 容 氏 名 9: 00~9: 10 大阪府立大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授 原 正之 第1 時限 9: 10~10: 30 大阪府立大学 大学院理学系研究科 物理科学専攻 准教授 “ 光” は非常に古く から 研究さ れてき ていま すが, 現在でも 全く 新し い性質や現象が 沢山発見さ れていま す. 本講では, 最近新し く 大畠 悟郎 発見さ れた現象を いく つか紹介し つつ, 特に発展の目覚ま し い光の量子性に関する ト ピ ッ ク スに焦点を 当てて解説し ま す. 第2 時限 10: 40~12: 00 大阪府立大学 大学院理学系研究科 分子科学専攻 准教授 化学反応を はじ めと する 身の回り の多く の現象 において、 電子のふる ま いが重要な役割を 担っ 麻田 俊雄 ていま す。 コ ン ピ ュ ータ の発展にと も なう 、 普 遍的な理論にも と づく 解析法と 分子設計へのア プ ロ ーチを 実例を 挙げて紹介し ま す。 第3 時限 13: 00~14: 20 大阪府立大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 講師 近年の生態学研究の急速な発展は、 私たち の素 朴な自然観・ 人間観の再検討を 迫っ ていま す。 江副 日出 こ の授業では、 現代社会に生き る 上で必須な教 夫 養と し ての生態学について、 幾つかのト ピ ッ ク を 取り 上げて解説し ま す。 第4 時限 14: 30~15: 50 大阪府立大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授 原 正之 高齢化社会を 迎えて関心が高ま っ ている 再生医 療と 、 それに関連し た幹細胞、 組織工学、 など の話題を 紹介する 。 再生医療に関わる 技術の進 歩と 、 社会的な制度や技術の社会的受容度につ いても 簡単に触れる 。 試験 16: 00~16: 40 大阪府立大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授 原 正之 16: 40~16: 50 大阪府立大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授 原 正之 オリ エ ン テ ーシ ョ ン 昼食休憩 ) 備考 授 所属・ 職名 水 持参する もの 担 当 者 筆記用具 事後ア ン ケート
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