SFS通信第44号 - 日本ボーイスカウト新潟連盟

第44号
(1)
平成28年(2016)12月15日発行
日本ボーイスカウト新潟連盟
スカウトフェローシップ委員会
編集長 杉山 剛
〒959-2658胎内市西条602-11
TEL & FAX 0254-43-4879
事務局 〒951-8052 新潟市中央区下大川前通4の町
TEL 025-229-5454 FAX 025-229-5446
第11回 SFS委員会全体集会実施報告
期日:平成28年10月20日(木)、21日(金)
宿泊:奥胎内ヒュッテ (胎内市下荒沢)
参加者:下越地区 高橋(新発田1) 杉山(中条)
新潟地区 藤塚(新潟7) 南雲(新潟9) 杉山・お嬢様(新潟15) 中越地区 鈴木(長岡3) 星(長岡1)
内容:
(1) 奥胎内ヒュッテ集合
議事:決算・事業報告・予算・事業計画を提案通り
ダム建設のためにつくられた道路が観光
可決しました。
道路として整備された山道約15km。齢
SFS通信は今年度も4回発行します。会員諸氏
を重ねてきた会員の集まり場所として適
のご協力お願いします。
当だろうか、との検討段階での心配も杞
会員の高齢化に伴い全体集会の在り方が議論
憂に終わり、全員が無事元気な顔で集ま
になり、結論は来年も継続となりました。
りました。といってもわずか8名、3年前の
(来年は上越地区担当です)
妙高での17人に比べ半減です。例年参
講演会:「私の体験したスカウティング」 加の中越三姉妹(金井・根津・野上さん)
高橋 剛氏(新発田1 団委員長)
はいずれも体調不良のため欠席。今後不
43年前子供が小3でカブに入隊。親戚のしっか
参加との連絡を頂いた方もおられます。こ
の会も曲がり角に近づいた様です。
りした子どもがBSであったことが切っ掛け。毎日
曜日の活動に参加する内、山岳部出身の自分
奥胎内ヒュッテは紅葉モード(通常より10
にあっていると考え一年後CS隊長となった。今
00円値上げ)に入っていましたが、山自
日は、昔は良かった・・との思いをスカウト、指導
体はこれから紅葉といった段階でした。と
者、保護者の変わり方という点から話してみた
は言え随所にそれなりの見どころがあり、
い。
値下げ交渉をする迄もありませんでした。
①スカウトが柔(ヤワ)になった。
昔は新発田~胎内野営場まで自転車でBS夏
(2) 全体集会
期野営に参加したり、CSはダムから歩いたも
藤塚委員長の司会で開式、連盟歌斉唱、
のだ。大変だったであろうが文句も言わずに実
物故者への黙祷の後、南雲理事長か
行した。BSでは、班長にカリスマ性が無くな
らお話しを伺いました。県コミッショナー交
代、理事会のあり方、先程実施されたコミ
り、長幼の序が乱れてきた。班制度が機能不
全に陥っている。
研のお話しの中からは、県連を変えていく
BSでは、班長にカリスマ性が無くなり、長幼の
ことへの熱意をもって居られることが伝
序が乱れてきた。班制度が機能不全に陥ってい
わってきます。最後に楽しくなければBS
る。妙高ジャンボリーで野営で使用される需品
ではないと強調されました。
類が他団と新発田とで大きく異なることを知っ
(伝えるべきことは楽しく伝え、教えるべき
た。新発田は野趣に満ちていたが・・。
ことは楽しく教えることだと思います。BS
学校の部活も強力で、土日の部活も多い。今は
は難しいですね。難しいから指導者に
夏期野営中に部活のための出入りも多い。
とっても面白いとも言えます。)
<提案>部活にBSを含められないか?
(2)
第44号
②指導者はユルイ活動で良いと思っている。
(4) 懇親会
例えば参加可否についても、「参加できな
ひと部屋に集まり0時過ぎまで何を語り合った
い日は」とすべきところを「参加できる日は」と
のだろう。理事長の漬物・星さんの神楽南蛮甘
問いかけている。
煮、杉山さんの上等なお菓子、杉山のゴーヤ
<提案>隊長になる人は、しかるべき人であっ
砂糖煮をつまみながらの長話。料理、健康問
てほしい。 副長は馬力があって子供が好きな
題から始まり、SFS委員会のこれから、そして
こと。独身は今一、休みが取れること、偉くなっ
高橋さんの講演を基にした諸々のBSに関する
たと勘違いしない人。
こと。(ここでは紹介できません)いずれにせよ
③保護者について
BSにかける思いはまだまだ強いものがある方
昔は総会や活動には父親が参加。今は母
達なので参加して良かったなと思いました。
親が多い。指導者供給源が細っている。
クレームのり扱いには留意してほしい。(特
(5)エクスカーション(ダム見学)
に名前の無い場合)
10時~12時前まで奥胎内ダムの見学をしま
事故について、昔は恐縮されたものだが、
した。事前に教室で勉強した後、車で現地に。
今はクレームになる。
トンネルをくぐり工事現場到着。
最近、夫婦での参加や、保護者のみでの
奥胎内ダムは昭和60年計画調査開始、平
参加がある。これは良い傾向だと思っている。
成14年工事開始、平成29年完成ということで
<提案>成人も含めた活動にしていきたい。
ダム本体は完成しクレーンやコンクリート製造
最後に、最近スカウトOBの成人との懇親会が
工場などは撤去を開始していました。完成す
あった。その席でBSに入って何か良いことが
ると胎内川の四つ目のダムとなります。連携し
あったかと問うたが特別な答えは無かった。後
て洪水対策・用水確保・発電を行う多目的ダム
日、その中の一人の母親から「息子が曲がった
です。
道に入らなくて・・・」とお礼を言われた。
地元である中条第一団は胎内野営場での
夏期野営時には必ず見学することにしていま
(3) 温泉タイム:15:30~16:30
したので建設当初からの変化を見ることが出
売り物の紅葉を観賞しながらのお風呂でし
来、またダムカードも戴きスカウトは大喜びでし
たが、山あいの為暮れるのが早く、全面ガラ
た。
ス張りの壁を通して見えるのは、浴室の明か
(6)解散
りに照らされた木々のみ。朝風呂の楽しみに
解散後、希望者6名は胎内リゾート名物の蕎
しました。
麦を楽しみました。
【奥胎内ヒュッテの前】
【ダム見学の記念】
第44号
(3)
引き続き世界ジャンボリーに奉仕なされた方々の報告を、「派遣団報告書」から転載します。今回は派遣団長としてご苦労いただ
いた関川さんと外国通の岡本さんです。お二人はともにサブキャンプの世話役として活躍されました。通常の野営では経験でき
ない内容です。
(4)
第44号
SFS44
(5)
(6)
第44号
藤塚委員長より新潟7団の募集チラシを頂きました。極めて好調とのことでです。各団の参考にしてください。
毎年3~4回(春夏秋)の体験会はハイキングと芋煮をメインで行っています。特に秋は団行事として保護者も多く参加し大人数
となります。掲載の秋の体験会には4家族10名の体験参加があり、総勢50人のにぎやかなハイクと芋煮になりました。案内の配布
は近隣の幼稚園が主目標です。その他には駅での掲示、地域広報紙(ルート)への掲載によりお知らせしています。この活動は
数年前から定着し、今年は約3名の入団が予定されています。現在BVS7名、CS6名、BS5名です。