ファンケルグループ決算説明会 (2016年4月1日~2016年12月31日) 2017/1/30 持株会社体制の解消について 2017年4月1日付で(株)ファンケルは、(株)ファンケル化粧品、 (株)ファンケルヘルスサイエンスを吸収合併することを決定 目的 当社グループ全体が持つ強みを複合的に生かしながら 中期経営計画をより一層強力に推し進める体制を構築するため <現在> <新体制> ファンケル フ ァ ン ケ ル 化 粧 品 ヘ ル スフ サァ ン イケ エル ン ス ア テ ニ ア ファンケル 海 外 子 会 社 製 造 子 会 社 ア テ ニ ア 海 外 子 会 社 製 造 子 会 社 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 2 新経営体制について 2017年4月1日以降の新経営体制 新役職名 氏 名 代表取締役 会長執行役員 ファウンダー 池森 賢二 取締役 副会長執行役員 宮島 和美 代表取締役 社長執行役員 CEO 島田 和幸 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 3 決算ハイライト セグメント別実績 (百万円) 2016/3期 3Q累計 2017/3期 3Q累計 2016/3期 3Q(10-12) 前年比 2017/3期 3Q(10-12) 前年比 67,986 71,674 +5.4% 24,793 25,510 +2.9% 化粧品 41,200 42,228 +2.5% 15,210 15,095 △0.8% 栄養補助食品 21,383 23,898 +11.8% 7,614 8,467 +11.2% 5,401 5,547 +2.7% 1,968 1,947 △1.1% 発芽米 1,982 1,902 △4.0% 728 650 △10.6% 青汁 2,096 2,067 △1.4% 733 699 △4.6% 営業利益 1,382 △440 ー 1,266 160 △87.3% 経常利益 1,532 △331 ー 1,311 210 △84.0% 921 4,001 793 127 △83.9% 売上高 その他 当期純利益 +334.2% 売上詳細 (第3四半期累計) ファンケル 化粧品 ブランド別 33,240 インバウンド売上(概算) △0.0%(国内+0.7%、海外△6.5%) アテニア 6,748 +18.5% ボウシャ 1,587 +4.9%(現地通貨ベース+16.9%) 栄養補助食品 23,898 14 4 5 6 9 (億円) 10 10 11 11 10 11 +11.8%(国内+11.8%、海外+11.0%) 15/1Q 15/3Q 16/1Q 16/3Q 17/1Q ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 5 17/3Q 計画との差 市場環境 2016年夏ごろからお客様の節約志向が強まる。 購入件数は増加しているものの、購入単価が下落 チャネル ファンケル 化粧品 総評 通販 △ ・お客様数は着実に増加しているものの、 購入単価の下落により若干未達 店舗 × ・購入単価の下落により、既存店が前年割れ 流通 △ ・空港免税店が計画を若干下回る ○ ・お客様基盤の拡充により好調持続 通販 ○ ・新規のお客様獲得が好調。 今期のお客様数は過去最高更新へ 店舗 △ ・購入単価の下落により若干未達 流通 × ・広告商材は計画通りとなった一方、その他の製品が苦戦 アテニア 栄養 補助 食品 評価 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 6 (参考) 2016年夏以降の動向 2016年夏以降の動向(8~12月 ※インバウンド除く) チャネル別 購入件数 +12% チャネル別 購入単価 +3% 前期 今期 前期 今期 通販 店舗 △6% △3% 前期 今期 前期 今期 通販 店舗 店舗:一人当たり平均購入アイテム数 (前年比 インバウンド除く) 105% 2016年夏以降、 前年を下回る推移 100% 95% 14/04 14/08 14/12 15/04 15/08 15/12 16/04 16/08 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 7 (参考) お客様の状況 広告先行戦略によりお客様基盤は着実に拡大 ■お客様数(既存)の推移 (前年同月比) 既存のお客様(全体) 140% ライト層(購入回数2~9回) 260% 250% 133% 130% 220% 207% 122% 120% 110% 106% 100% 180% 140% 118% 100% 90% 15/10 16/02 ファンケル化粧品(通販) 16/06 16/10 サプリメント(通販) アテニア 60% 15/10 16/02 ファンケル化粧品(通販) 16/06 16/10 サプリメント(通販) アテニア ※過去4ヵ月以内に購入された既存のお客様(12か月移動平均) ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 8 (参考) 営業利益の増減分析 3Q累計 実績 (百万円) 増益要因 新規獲得数の 増加による影響 変動費 減益要因 固定費 320 2,604 2,386 1,382 化粧品:+2,193 サプリ:+1,367 その他:△1,174 16/3期3Q 営業利益 売上増 による 粗利増 1,230 原価率 マーケティング その他 悪化 費用 変動費 の影響 直営店舗の出店 研究開発体制の強化 研究開発費 増加 △440 218 人件費 271 その他 固定費 17/3期3Q 営業利益 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 9 ビューティ事業 【ファンケル化粧品】 「マイルドクレンジング オイル」受賞 ■@cosme ベストコスメアワード2016 殿堂入りを生かしたプロモーション展開 ~ネット中心のプロモーション展開~ YAHOO! LINE @cosmeタイアップ広告 ※殿堂入り 通算3回目のカテゴリ1位にランクインした コスメに与えられる賞 2016年12月 大型ウェブ媒体での 露出を強化 2017年1月~ 新規獲得の 強化 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 11 【ファンケル化粧品】 無添加アクティブコンディショニングの強化 ■「無添加アクティブコンディショニング」 1周年キャンペーン展開 「接触ポイント拡大」と「第三者の評判強化」を実現 接 触 拡 大 ・雑誌タイアップ/広告 ・SNS ・検索サイト ブランド広告 ・交通広告 × 第 三 者 評 判 ・口コミサイトタイアップ ・サンプリング施策 ・自社サイト 口コミ 第3四半期(10~12月)の新規のお客様数は計画比130% <SNS> <雑誌広告・タイアップ> 「東京タラレバ娘」のドラマ化を機に、 メディアの露出拡大、SNSでのさらなる話題喚起を図る ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 12 【ビューティブーケ】 初動について ■60代以上のマチュア世代をターゲットした「ビューティブーケ」発売(2016年10月3日) 通販を中心にテストマーケティングを実施。 新規のお客様数は計画比117%。順調なスタートを切る お客様の内訳 ファンケル ユーザー 35% 非ファンケル 年代 60代未満 25% ユーザー 65% 60代以上 75% 価格:1,620円~5,184円(税込) 販売チャネル:通販、一部直営店舗 (2017年1月から一部エリアの流通でも 展開) 多くの新規ユーザー を獲得 ターゲット層を獲得 2017年1月から静岡エリアで流通のテスト販売を開始 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 13 【アテニア】 本格的な成長軌道へ ■革新的な製品が市場で好評価 ■お客様数の状況 ベストクレンジング第1位 新規獲得数と継続率※の推移 100,000 ■ 新規お客様数 継続率 集中的な 広告投下 お客様 育成 40.0 80,000 35.0 60,000 30.0 「スキンクリア クレンズ オイル」 <アロマタイプ> ベストアイケア第2位 40,000 25.0 20,000 0 20.0 15/3期 15/3期 15/3期 15/3期 16/3期 16/3期 16/3期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q ※新規のお客様 2回目購入率 「アイ エクストラ セラム」 革新的な製品と ネットを活用した広告などにより、 第3四半期の新規のお客様数は 前年同期比2.1倍 今期末には既存のお客様数を2008年の過去最高水準まで回復させる計画 ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 14 【ボウシャ】 スピーディーな製品開発により高成長を実現 Botanical=植物由来 Science= サイエンス Advanced=進歩的な技術 ■革新的な製品をスピーディーに投入し、年率15~20%の売上成長を継続 2016年7月発売 2016年8月発売 2016年8月発売 酒 ブライト ホワイトマスク 椿 スプラッシュ マスク チャコール メイクメルター クレンジングオイルバーム $38 $38 $32 2016年12月発売 チャコール デオドラント $20 新製品をきっかけに定番品の購入につながっており、 今後、数年以内に前期の売上の倍となる卸ベースで40億円を目指す ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 15 ヘルス事業 【ヘルスサイエンス】 機能性表示食品 販売状況 機能性表示食品 流通 売上ランキング 2016年11月 1位 カロリミット 30回分 「カロリミットシリーズ」 売上高 第3四半期(10~12月) 前年比+10% ※通販、店舗、流通の合計 「大人のカロリミット」 機能性表示食品として近日発売 2位 えんきん 30日分 大人のカロリミット 3位 はとむぎブレンド茶 (販売元:ダイドードリンコ社) 4位 A社 (菓子) 5位 B社 (飲料) カスタマー・コミュニケーションズ株式会社 「TRUE DATA」調べ 月刊H&Bリテイル提供 ファンケルが上位を独占 「えんきん」 売上高 第3四半期(10~12月) 前年比+34% ※通販、店舗、流通の合計 「大人のカロリミット はとむぎブレンド茶」 ダイドードリンコ社と共同開発 機能性表示食品として11月に発売 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 17 【ヘルスサイエンス】 「スマホえんきん」発売 ■3月17日機能性表示食品として発売 <えんきんとの比較> えんきん スマホえんきん 機能 加齢による 目の老化 酷使による 目の疲れ ターゲット層 中高年 若年層 <疲れ目の原因> その他 30% 容 量:30日分 価 格:1,563円(税込) 販売チャネル:通販、店舗、流通 老眼 13% PC、スマホ による疲れ 56% PC、スマホによる疲れが 56%と最多。 20~40代で多い。 40代以上では 老眼による目の疲れが 増加 出所:当社調べ(N=10,008名) 高い知名度を持つ「えんきん」のシリーズ化により、効率的に売上拡大を図っていく ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 18 【ヘルスサイエンス】 クロスセルの強化 クロスセルの状況 [購入単価] 通販サプリ 新規のお客様 獲得状況 2年連増で過去最高 3.5倍 108% ライト層(購入回数2~4回) 購入単価(通販サプリ) 前年同月比 104% 100% 15/3期 16/3期 17/3期 96% (見込み) 92% 通販サプリ お客様数(既存) 過去 ピーク ピーク 更新 ボトム 88% 84% 16/01 16/03 16/05 16/07 16/09 16/11 △4割 +7割 05/3期 15/3期 17/3期 ※過去4ヵ月以内に購入された既存のお客様 (見込み) 購入単価は上昇傾向。 今期はお客様属性に合わせた 細やかなターゲティングを一層強化。 育成フォロー施策は前年の倍に増加。 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 19 店 舗 【店舗】 新店の集客力強化 ■2015年度下期以降に出店した店舗に対し活性化策を実施 直営店舗への誘導 新店 売上高・お客様数の状況 <チラシ> 新聞折り込み チ ラ シ 115% 117% 119% 111% 107% 店頭フェア 100% イ ベ ン ト 出 店 先 催事・媒体 7月 8月 売上高 9月 10月 11月 12月 お客様数(7月からの伸長率) ※過去4ヵ月以内に購入された既存のお客様 活性化策の効果により、新店のお客様数は活性化前比119% ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 21 通期見通し 通期見通し 2016/3期 通期実績 (百万円) 2017/3期 通期計画 前年比 90,850 99,000 +9.0% 化粧品 55,016 58,500 +6.3% 栄養補助食品 28,612 32,800 +14.6% 7,221 7,700 +6.6% 発芽米 2,604 2,700 +3.7% 青汁 2,757 2,840 +3.0% 営業利益 1,204 3,000 +149.1% 経常利益 1,421 3,100 +118.0% 522 6,200 +1085.9% 売上高 その他 当期純利益 売上詳細 ファンケル 化粧品 ブランド別 栄養補助食品 45,670 +3.2%(国内+4.5%、海外△8.1%) アテニア 9,320 +22.1% ボウシャ 2,440 +13.2%(現地通貨ベース+19.2%) 32,800 +14.6%(国内+15.2%、海外+4.3%) ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 23 通期見通し 営業利益の増減分析 計画 増益要因 変動費 (百万円) 減益要因 固定費 137 1,266 直営店舗の出店 研究開発体制の強化 1,784 5,729 化粧品:+2,129 サプリ:+422 その他:△1,285 470 研究開発費 増加 275 3,000 その他 固定費 17/3期通期 営業利益 1,204 16/3期通期 売上増 による 営業利益 粗利増 原価率 マーケティング その他 悪化 費用 変動費 の影響 人件費 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 24 2017年度方針について 1.2017年度の位置づけ ◇中期経営計画(2015~2017年度)の最終年度 ◇広告先行戦略の成果を出す年。売上を伸長させつつ、利益面でも改善させる 2.主な事業方針 ファンケル 化粧品 ・ネットを中心とした広告展開を強化 ・ドラッグストアへの展開強化(ビューティブーケ、企画品の展開等) アテニア ・新規商材の投入と独自のコミュニケーション戦略により成長加速 サプリメント ・スター製品の育成・シリーズ化、クロスセル強化、 職域販売チャネルの開拓 店舗 ・好立地に厳選した品質の高い出店、内外美容カウンセリングの強化、 個店活性の強化 海外 ・ボウシャの成長加速、アジア展開加速、サプリメントの中国展開準備 広告 ・ネットに重点を置いた広告展開 ・「正直品質。」を前面に打ち出した企業スタンス広告の展開 経費 ・広告費は150億円規模を維持する一方、販売促進費は効率化。 その他の経費もコスト削減に努める ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 25 職域販売チャネルの開拓 「健康経営」のニーズに応える、サプリメントの新サービスを展開 ビジネスモデル 主な健康サービス(オプション) サプリメント 約130種類の豊富なラインアップ 働き方・健康状態に合わせて選択 カウンセリング 健康セミナー (メール・電話・対面) 生活習慣チェック &アドバイス 血管観察 血管年齢チェック + 価格イメージ 特別 割引 事業者様 従業員様 ●●%負担 ●●%負担 ファンケル 負担 ©2017 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 26
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