「税務総合情報システム再構築に向けた要件調査業務委託調達仕様書

「税務総合情報システム再構築に向けた要件調査業務委託調達仕様書(案)」に関する意見及び回答
項番
頁
部
章
節
1
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(4)
ア
(4)
作業内容の上から3つ目:「受託者は、業務機能要件書
以下のとおり、修正致します。期間は納期、ス
(案)を作成するに際しては、委託者と十分に協議を行い
ケジュールのとおりです。
統一した記載ルールを作成した上で、・・・」
業務機能要件書(案)にどのような内容を記載するか、対 「受託者は、業務機能要件書(案)を作成する
⑤業務機能要件書(案)の作成とRFI ↓
イ
象範囲と作成期間に依存するため。
の実施とリスク分析
に際しては、委託者と記載内容について十分に
「受託者は、業務機能要件書(案)を作成するに際して
協議を行い統一した記載ルールを作成した上
は、提示した期間内で作成可能な内容を検討し、委託者と
十分に協議を行い統一した記載ルールを作成した上
で、・・・」
で、・・・」
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5
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意見
理由、意図など
③システム再構築作業に向けた事務支 NAIS審査会の技術的助言作業の実施時期を記載いただくよ
スケジュール把握のため。
援
うお願いいたします。
回答
ご指摘のとおり記載致します。
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(4)
イ ⑩データ移行計画の策定
作業内容に、調査事項として、情報提供者単位に「現行シ
ステムから新システムへ移行するデータ一覧とその最終移
行時期」「新システムに必要なデータであるが、現行シス
テムで管理していないデータ一覧とその対策」等がありま
すが、これらの情報は新システムの情報提供者から、必要
情報収集の方法等については、本市において検
な情報を得られることが前提となります。
左記は、新システム情報提供者や現行システム保守事業者 討します。
また、「・・・テストデータの作成は現行システムの保守
マターの内容が含まれるため。
必要な情報が提供されない場合の対応について
事業者に実施させるものとし・・・」との記載がありま
は、追記を検討します。
す。
これらの情報収集やベンダーとの調整は名古屋市様にて
行っていただくことを追記、もしくは、必要な情報が提供
されない場合を想定した記述に変更いただきますようお願
いいたします。
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6
(2)
オ 作業実施体制
要件調査では、受託者と委託者による各種検討や共同作業
名古屋市様の実施体制の記載がありません。追記をお願い の実施、また、委託者による成果物の確認を行うことにな
記載可能な範囲での追記を検討します。
します。
り、そのための体制が重要なことから、委託者の体制を明
記しておく必要があると考えます。
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(3)
サ 情報取扱注意項目
別添がありません。公告時にはご提示をお願いします。
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公告の際には添付致します。
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意見
理由、意図など
回答
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(1) 前提条件
「受託者は、平成28年度に本市が策定した「システム再構
築基本計画」に準拠し、本件要件調査を実施していくもの
作業内容の詳細を確認するため。
とする。」とあります。当該計画書については、閲覧に供
する等の形で提示することが望ましいと考えます。
「システム再構築基本計画」は平成28年度末ま
での作成を予定しており、入札説明書に閲覧に
供する旨を記載する予定です。
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-
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(1) ア 資格要件
「受託者は、要員の役割分担、責任分担、体制図等を委託
者に報告し、承認を得ること。」とありますが、貴市側の
円滑な推進体制を検討するため。
体制についても、仕様書等に記載する等の形で提示するこ
とが望ましいと考えます。
記載可能な範囲での追記を検討します。
・①、④、⑪の成果物である作業計画書の納期は、いづれ
も契約締結後2週間以内です。また、⑩の成果物である作
プロジェクト計画書の作成において、同種の計画書記載は
業計画書の納期は平成29年5月31日と近似日でうす。この
包含できるものと思われ、プロジェクト立ち上げ時の検収 ご指摘のとおり、表記の変更を検討します。
ため、各々計画書として作成するのではなく、プロジェク
工期を効率化できると考えられるため。
ト計画書に包含する方式も認めることが望ましいと考えま
す。
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-
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(4) ①プロジェクト計画の作成
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-
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④システム再構築のための要件調査及
(4) び調達仕様書(案)の作成業務の作業 同上
方針と作業計画の策定
同上
項番3に同じ。
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-
5
(4) ⑩データ移行計画の策定
同上
同上
項番3に同じ。
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⑪証明・照会システム先行構築のため
(4) の要件調査と業務機能要件書(案)の 同上
作成業務の作業方針と作業計画の策定
同上
項番3に同じ。
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-
5
(4)
ICT技術製品の調査については、受託者が独自に調査する
⑨新しいICT技術の新システムへの適
だけではなく、RFIに併せて情報提供を求めることも必要
用の検討
と考えます。
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税務への適用を視野に入れた情報をより確実に収集できる ご指摘のとおり、RFIにおいて資料提供を求め
と考えられるため。
ます。
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章
節
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意見
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本課題に対応する作業項目は要件調査であり、その結果を
調達仕様書・評価基準書等としてとりまとめる、と解釈で
(ア)保守性の低下、ならびに、(イ)障害
ア
きますが、課題解決を徹底するためには、システム運用の
抑止のためのコストの増加、
課題管理基準の作成や、運用要件定義書としてとりまとめ
る必要があると考えられます。不要との認識でしょうか?
2
ホストコンピュータ上の…資産に対し
て…一律にオープンシステムへ移行す
ア
るリホストの手法は、…採用しないこ
と。
2
この場合、構築後の完成確認のためのテスト計画などが不
ホストコンピュータ上の…資産に対し 可欠になります。テスト計画の作成は、構築事業者が決定
て…一律にオープンシステムへ移行す 後に事業者が作成したり、PMO事業者が作成指示したりす
ア
るリホストの手法は、…採用しないこ ることもありますが、今回は、作業範囲外、と考えて良い
と。
でしょうか?弊社としては、他都市での知見から、テスト
要件としてとりまとめるべきと考えています。
理由、意図など
回答
保守性低下や障害対応の生産性向上は、運用要件に直結す
る課題ですが、同時に、業務パッケージや監視系ミドル
ウェアの選定後でないと設計に着手できないため、何ら
か、運用要件としてとりまとめておく、などの対策が必要
となります。
RFIにおいて課題解決のためのシステム提案を
求めることを予定しており、FIT&GAP作業等の
中でその実現性を確認することを予定していま
す。
リホストを採用しない場合でも、固定資産税だけは例外的
に取り扱うことを希望する構築ベンダーが多いためです。
この場合、特に、固定資産税に関連したCOBOL資産はどの
また、パッケージのバッチ部分が内部的にはCOBOLで作成 一部のプログラム、データ等の資産を流用する
ように考えれば良いでしょうか?相当の規模の資産を一律
されている製品(特に、税系や給与計算系)も数多くあり ことによる有効活用を認めないものではありま
に変換して再利用することを望む構築ベンダーが多いと想
ます。COBOL資産についての取り扱いも明確にしておく必 せん。
像できます。
要があると思いますが、要件調査の過程で、例外として定
めることもあり得る、という認識です。
リホストを採用する場合は、新旧システムでの出力比較
は、構築ベンダーにある程度、任せられますが、一般に
は、詳細なテスト計画を策定しておかないと、正しい結果
が得られなくなるリスクが高くなります。一方で、採用す
RFIにおいてテスト計画の提案を求め、その実
るパッケージ製品など、システム構成が具体的に決まらな
現性について分析を行う予定です。
ければ、テスト計画が策定できないため、構築手法が未決
定の段階でのテスト計画の取り扱い(特に、どの事業者が
責任をもって作業するのか)について、現段階でも明確に
なっていれば、後続のリスクが少ないと考えられます。
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2
作業範囲の認識について、確認させてください。図5-1の
ようなサブシステム構成を考えた場合、データ移行だけで 調達仕様書に組み込む、という考え方もありますが、
エ 現行システムから新システムへの
RFIにおいて業務移行、システム移行の計画の
はなく、業務移行やシステム移行も合わせて計画する必要 Fit&Gapなどのスケジュールを考えると、外出しにしてお
エ 円滑なデータ移行の実現、の全体につ
提案を求め、その実現性について分析を行う予
があります。ただし、構築事業者が決定するまでは詳細の いた方が良いと思いますが、受託者によっては作業範囲外
いて
定です。
設計が進まないものの、移行要件定義だけでもとりまとめ としてしまうと、後続のリスクとなってしまいます。
ておくのが良いと考えられます。
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2
新システムの提案に際しては、…本市
本文の当該箇所に関して、入手可能な(提供可能な)ド
入手可能な文書量が少ないと、ヒアリングの要員を増強す ドキュメントの一覧、ページ数等を記載するこ
カ が提供する…ドキュメント等の調査…
キュメントの量がわかると、体制定義などに役立ちます。 る必要があるため。
とを検討します。
システム提案を実施すること
3
現在の構成概要から想像できる範囲では、住民記録システ
ムから移動情報をどのように取得すべきか、や、保険福祉
現在想定している新システム上の共通 「・外部とのデータ交換機能」は、どの程度、具体的に調 系のシステムに収入情報としての課税情報をどのように提 システム等機能要件として整理を行う予定で
イ
基盤システムに必要となる機能は… 査することを求められているでしょうか?
供するのか、また、収納連携における金融機関とのやりと す。
りなど、共通基盤の機能構成に影響する詳細機能が、あま
り、考慮されていないのでは?との印象です。
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章
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見出し
イ ⑩データ移行計画の策定
意見
理由、意図など
回答
採用技術(パッケージなのかどうか、など)が確定してい
ないため、詳細なデータ移行計画の立案が難しいため、内
容的には、データ移行基本計画(あるいは、データ移行要
件定義書)にとどまるとの認識です。同時に、データ移行
だけでなく、システム移行や業務移行の計画も必要となる
ため、全体をとりまとめて、移行基本計画書(案)として
おいた方が良いとの認識です。
採用するパッケージによっては、設計情報などで仕様を確
認することが難しい場合があります。この場合、大規模な
並行稼働が必要になるため、どのタイミングでどういう
データを現行システムから抽出しておくか、など、事前に
決めておく必要がありますが、採用技術が未確定の場合
は、詳細に踏み込めないため、要件としてとりまとめるこ
とになる、という考えです。同時に、システムの切り替え
と業務の移管など、ある程度、要件として定義しておく
と、後続のリスク低減につながります。
平成28年度の基本調査において再構築の提案を
行った情報提供者について、提案する採用技術
に合わせ、それぞれのデータ移行計画を策定す
ることを予定しています。現時点で情報提供者
は3社と想定しています。
データ移行計画の内容については、協議により
決定します。
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意見
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業務機能要件書(案)の作成段階では、所管課へのヒアリ 業務繁忙等の理由で頻繁なヒアリングの開催が難しいと認
システム再構築のための要件調査
ングが必須とされていませんが、ヒアリングの実施によっ 識していますが、ヒアリングを開催することによって業務
イ ⑤業務機能要件書(案)の作成とRFI
機能要件の精度を高めることができ、後続作業を効率的に
て業務機能要件の精度をより高めることが可能となるた
の実施とリスク分析
進めることが可能になるものと考えます。
め、必須扱いとすべきと考えます。
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回答
業務機能要件書(案)を作成する上で内容に
疑義が生じた場合の協議の結果、ヒアリング
が必要と判断した場合にヒアリングを実施す
ることを予定しています。