青少年相談業務概要(臨床心理士、社会福祉士、精神保健福祉士の

青少年相談業務概要 (臨床心理士、社会福祉士、精神保健福祉士のいずれかの資格を有する人)
1. 目 的
社会的ひきこもり、ニート等の課題を持った青少年に対して、それぞれが本来持っている力を発揮で
きていない状態などに注目し、それぞれのペースに応じて、段階的に支援することによって、人・社会
とつながる力を育み、青少年の自立(社会参画)を促すことを目的とする。
2. 事業内容
(1) 面接相談
支援にあたり、対象者が抱える課題状況について、より深く理解することを目的とした面談を実
施し、生活環境の調整の視点からその課題を分析して支援の方向性を対象者とともに考える。
(2) 電話相談・訪問相談
来所が困難な者に対し、不安の除去や、情報の提供を目的とした電話相談・訪問相談を実施す
る。
(3) フリースペースの運営
安心して気軽に過ごすことができる場所を提供するとともに、そこでの個人活動またはグループ
活動を通して、社会生活を営むうえでの諸課題に対処できるための力を育む。
(4) 家族支援
家族が影響しあう相互関係の中で、社会的ひきこもり等の課題をとらえ、家族単位の視点をもっ
て、個別相談を実施するとともに、家族交流会、家族学習会等を企画する。
(5) ネットワークの構築
できる限り多様な視点でもって、支援できるよう支援のネットワークを構築する。
3. 事業の実施日、実施時間および職員の配置
(1) 事業の実施日・実施時間
事業の実施日・実施時間は、支援内容に応じて個別に設定する。ただし、年末年始は除く。
①
面接相談
②
電話相談・訪問相談
③
フリールーム
(2) 職員の配置
青少年相談員(非常勤職員)
4. 対象者
社会的ひきこもり、ニート等の課題を持った青少年を主な対象者とする。
5. 利用料
実施事業の利用料は、無料とする。ただし、催事、講習、講座等の実施に係る経費等で、特定の個人
の利用に係る経費は利用者の負担とする。