大阪労働局 - 厚生労働省

大阪労働局
Press Release
東大阪労働基準監督署発表
平 成 29年 1月 31日
労働基準法違反の疑いで書類送検
(労働基準監督官に虚偽の報告をした疑い)
平成29年1月31日、東大阪労働基準監督署(署長 鈴木博司)は、
一般社団法人地域活動支援センターさくら福祉会及び同法人代表理事A
を労働基準法違反の疑いで、大阪地方検察庁に書類送検した。
記
1
被疑者
いっぱんしゃだんほうじん ち い き かつどう し え ん せ
ん
た
ー
ふくしかい
(1)一般社団法人地域活動支援センターさくら福祉会
本店所在地
東大阪市宝持二丁目
事業内容
(2)同法人代表理事
2
障害者福祉事業
A
違反条文等
労働基準法違反
労働基準法第104条の2第2項
同法第120条5号(罰則)
同法第121条第1項(両罰)
3
事件の概要
被疑者一般社団法人地域活動支援センターさくら福祉会は、大阪府東大阪
市宝持二丁目において障害者福祉事業を営む事業主,被疑者Aは、同法人の代
表理事として,同法人のために経営一切を統括する使用者であるが,被疑者A
は,同法人のため,所轄東大阪労働基準監督署の労働基準監督官Bから報告を
求められたことに対し,虚偽の賃金台帳を添付した報告書を東大阪労働基準監
督署の労働基準監督官Bに提出し,もって虚偽の報告をしたものである。
関連条文について
労働基準法
(報告等)
第百四条の二
行政官庁は、この法律を施行するため必要があると認め
るときは、厚生労働省令で定めるところにより、使用者又は労働者に対し、
必要な事項を報告させ、又は出頭を命ずることができる。
2
労働基準監督官は、この法律を施行するため必要があると認めるとき
は、使用者又は労働者に対し、必要な事項を報告させ、又は出頭を命ずる
ことができる。
(罰則)
第百二十条
次の各号の一に該当する者は、三十万円以下の罰金に処す
る。
五
第百四条の二の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、
又は出頭しなかつた者
(両罰規定)
第百二十一条
この法律の違反行為をした者が、当該事業の労働者に関
する事項について、事業主のために行為した代理人、使用人その他の従業
者である場合においては、事業主に対しても各本条の罰金刑を科する。た
だし、事業主(事業主が法人である場合においてはその代表者、事業主が
営業に関し成年者と同一の行為能力を有しない未成年者又は成年被後見
人である場合においてはその法定代理人(法定代理人が法人であるときは、
その代表者)を事業主とする。次項において同じ。)が違反の防止に必要な
措置をした場合においては、この限りでない。