京都府とアリババグループとの共同プレス資料(PDF:803KB)

報道関係各位
2017 年 1 月 25 日
京都府
アリババグループ
京都府とアリババグループが「連携・協力に関する協定」を締結
~中国に向けた京都文化の発信と京都経済の活性化を推進~
京都府(知事:山田 啓二)とアリババグループ(NYSE:BABA、本社:中国・杭州市、
CEO:張勇(ダニエル・チャン))は本日、アリババグループが提供する様々なプラットフォームを通じて、
中国の消費者に京都の産品やサービスを提供し、京都文化の発信と京都経済の活性化を図るため、
「連携・協力に関する協定」を締結しました。アリババグループが日本の自治体と連携協定を締結するの
は今回が初となります。
本協定を機に、京都府はアリババグループ傘下の越境 EC サイト「Tmall Global(天猫国際)」と連
動して伝統工芸品を含む京都産品の中国での販売を促進します。また、旅行サービス「Fliggy(飞
猪)」を活用し、中国人観光客に京都の旅行や商品の情報を発信、より多くの中国人観光客を京都
に誘致し、京都文化の発信と経済発展を促進します。
【京都府知事 山田啓二よりコメント】
世界最大の流通企業であるアリババグループが持つ先進的なオンラインマーケットプレイスと京都の地域
資源を結びつけることにより、京都文化の発信と京都経済の活性化を図っていきたいと思っています。
京都の文化から生み出される伝統工芸品を始めとする高品質な京都産品を、今後ますます拡大が見
込まれる中国の富裕層にアリババの越境 EC を活用して提供するとともに、これまであまり知られていない
京都への訪問客を増やしていきたい。
そのため、単に商品を紹介するだけではなく、京都産品の文化的背景や手づくりの製造過程なども動画
を活用しながら伝えることで、中国の多くの皆さんに、京都の奥深い魅力を感じていただきたいと考えてい
ます。
【アリババグループ CEO 張勇(ダニエル・チャン)よりコメント】
日本市場はアリババグループのグローバル戦略にとって重要なマーケットであり、日本の商品は中国で高い
人気を誇っています。
今回、京都府様との連携協定によって、京都のマーチャントにアリババグループのビジネスエコシステムを活
用していただき、中国市場への進出をサポートします。そして中国の消費者に日本特有の文化的な商品
と体験をもたらしたい。この度の「京都」という日本の自治体との協定締結は、アリババグループにとっても
歴史的なことであり、これを機に今後更に日本における事業展開を加速させていきます。
アリババグループが提供する B2C プラットフォーム「天猫」は中国最大のサードパーティ小売プラットフォーム
です。2016 年の「11.11 Global Shopping Festival」では、一日の流通総額 1207 億元を達成し、
日本は国別流通総額で1位を獲得しました。日本最大の百貨店グループ、三越伊勢丹グループも昨
年の 11 月に「天猫国際」と戦略パートナーシップを結び、「天猫国際」に参入する日本初の百貨店となり
ました。
【協定の概要】
■協定の目的
京都府とアリババグループが相互に連携・協力し、両社が持つ技術、知見、経験等を最大限活用し
て、京もの工芸品等の京都の産品やサービスの販売促進と京都府内への観光誘客を推進することで、
京都文化の発信と京都経済の活性化を目的としています。
■協定による連携・協力事項
(1) 京都文化の発信に関すること
(2) 京都産品の中国での販売促進に関すること
(3) 中国から京都府内への観光誘客の推進に関すること
※アリババグループについて
アリババグループの使命は「場所を問わずに容易に取引を実現できるようにする」ことです。アリババグルー
プの目標は、未来のビジネスインフラストラクチャを構築し、その願いはクライアントがアリババで出会い、仕
事し、生活していくことです。102 年以上続く企業を目指していきます。
《本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先》
京都府 商工労働観光部染織・工芸課 担当:花倉、川北
TEL:075-414-4858
アリババグループ広報事務局 担当:辻・王・安田
TEL:03-4570-3194 MAIL:[email protected]