仕様書 [PDF 96.3 KB]

仕
様
書
1.件名
高速液体クロマトグラフ(HPLC)購入
2.数量
(1)高速液体クロマトグラフ(HPLC)
1式
ア.ポンプ
1台
イ.オートサンプラー
1台
ウ.カラム恒温槽
1台
エ.フォトダイオードアレイ検出器
1台
オ.蛍光検出器
1台
(2)本体制御及びデータ処理システム
1式
ア.コンピュータ部
1式
イ.データ採取・解析用ソフトウェア
1式
(3)データ解析システム
2式
ア.ノート型パーソナルコンピュータ
2台
イ.データ解析用ソフトウェア
2式
(4)その他付属品
1式
3.納入場所
埼玉県所沢市並木3-3
環境調査研修所
特殊実習棟2階
実習室
4.納入期限
平成 29 年3月 28 日
5.仕様及び性能
(1)高速液体クロマトグラフ(HPLC)
ア.ポンプ
・ ポンプ耐圧は最大 130MPa 以上であること。
・ 4液以上の溶媒を接続可能でかつ2溶媒での高圧グラジェント制御が可能
であること。
・ 設定した流量に応じて ピストンストローク幅 を自動的に変更可能で あるこ
と。
・ 移動相に応じた圧縮率を設定可能であること。
・ デガッサが付属していること。
・ 安全機能として、溶媒漏れを知らせるためのリークセンサーがあり、リーク
検出時にシステムがシャットダウンすること
・ 他の LC のデータを再現するために、グラジエントディレイとミキシング挙
動を模倣する機能を有すること。
イ.オートサンプラー
・ 注入部のニードル構造は、フロースルーニードル構造をとっていること。
・ 注入量は 0.1~20μL の範囲を満たすこと。
・ 2ml バイアルが 432 本以上収納可能であること。
・ サンプルを 4℃~室温-5℃の範囲で冷却することが可能であること。
・ オートサンプラーによる希釈、添加、ニードル内での混合が可能であること。
・ 注入精度は 0.15%RSD 未満あるいは 10nl SD 未満であること。
・ 安全機能として、溶媒漏れを知らせるためのリークセンサーがあり、リーク
検出時にシステムがシャットダウンすること。
ウ.カラム恒温槽
・ 室温-20℃~110℃の温度設定及び制御が可能であること。
・ 300mm のカラムを収納できること。
・ 安全機能として、溶媒漏れを知らせるためのリークセンサーがあり、リーク
検出時にシステムがシャットダウンすること。
エ.フォトダイオードアレイ検出器
・ダイオード素子数は 1024 個以上であること.
・測定波長は 190-640nm 以上であること。
・ スリット幅が 1、2、4 及び 8nm で設定可能であること。
・ シグナルデータ取り込み速度及びスペクトル取り込み速度が 240Hz 以上であ
ること。
オ.蛍光検出器
・ 励起波長範囲は 200nm-1200nm、蛍光波長範囲は 200nm-1200nm まで測定可能
であること。
・ データ取り込み速度は最高 148Hz 以上で採取可能であること。
・ スキャンスピード 28ms/データポイント以上、ステップサイズ 1-20nm で 3D
スペクトルが取り込めること。
(2)本体制御及びデータ解析システム
ア.コンピュータ部
・本体制御用コンピュータはデスクトップ型で、OS は Windows7 以上であること。
CPU は Intel® Xeon® E3-1225v3 (3.20 GHz, 8 MB cache, 4 cores)以上で、HDD
は 500GB 以上、DVD-RW ドライブが内蔵されていること。
・24 インチ以上のモニタ及びカラーレーザープリンタを装備していること。
Microsoft Office 2016(Word、Excel 及び PowerPoint)を付属していること。
イ.システム制御・データ解析ソフトウェア
・システム制御ソフトウェアは高速液体クロマトグラフを一括制御できること。
データの取り込みソフトは、HPLC により測定される各種データを取り込み、
取り込んだデータを整理して保存する機能を有すること。
データ解析ソフトウェアは、得られた各種データより、分子の存在量(濃度)
を計算できる機能を有すること。
・システム制御ソフトウェアと別に機器の性能をチェックできるソフトウェア
を搭載していること。このソフトウェアではシステム状態を常にモニターし、
UV ランプ点灯時間やポンプ送液量などがリアルタイムでモニターできること。
また、メンテナンス作業終了時にはポンプ圧力テスト、リークテストが行え、
メンテナンスが成功したかどうかが判断できること。
・ソフトウェアは日本語であること。
(3)データ解析システム
ア.ノート型パーソナルコンピュータ
・OS は Windows7 以上であること。
・物理メモリ(RAM)は 4GB 以上で、HDD は 160GB 以上、DVD-RW ドライブが内蔵さ
れていること。
Microsoft Office 2016(Word、Excel 及び PowerPoint)を付属していること。
イ.データ解析ソフトウェア
データ解析ソフトウェアは、得られた各種データより、分子の存在量(濃度)
を計算できる機能を有すること。
(4)その他付属品
ア.稼働に必要なものは設置時に揃えること。
イ.日本語版の取扱説明書を1部提供すること。
6.搬入、据付け、調整等
ア.搬入及び据付けについては、環境調査研修所担当官(以下、「担当官」とい
う。)立会いの下に行うとともに、HPLC として正常動作するよう、本システム
の全体調整を行うこと。
イ.搬入、据付け及び調整に必要な経費は全て納入者が負担するものとする。
ウ.本装置の納入直後に担当官に対して、指定する日時・場所において、運転・
維持管理などの導入時トレーニングを無償で行うこと。
7.保守体制等
ア.保守に係る連絡体制を記した書面を提出すること。
イ.障害発生時に速やかに復旧できる保守体制(電話対応を含む。)を構築して
おくこと。
ウ.納入品に関する問合わせに迅速かつ適切に対応できる体制を構築しておくこ
と。
エ.引渡しから1年以内に、発注者の責によらない故障が生じた場合は、納入者
において無償で修理又は交換すること。
8.その他
本仕様書に定めない事項及び疑義が生じた場合は、担当官と協議の上、その指示
によること。