出雲保健所動物管理センター建物における吹付けアスベスト材の判明

平成 29 年 1 月 25 日
薬
事
衛
生 課
担当:田原、角森
電話:0852-22-5264
出雲保健所動物管理センター建物における吹付けアスベスト材の判明及びその対応
昨年6月から12月にかけて実施した「県有施設の吹付けアスベスト等の再点検」において、出
雲保健所動物管理センターの一部(機械室内の壁)にアスベストを含む吹付け材が使用されている
ことが判明しました。
本吹付け材は、劣化剥落も無く安定しており、また、同室及び施設内全体の飛散状況調査を実施
した結果は国の定める基準未満であり、健康への影響については心配のない状況です。
今後、施設で従事する者の健康等に影響が生じないよう、吹付けアスベストが確認された機械室
の出入り口ドア及び換気口を被覆(実施済み)し、早期に除去工事を実施します。
1 場 所
出雲保健所動物管理センター(出雲市大社町字鵜峠 535-2) 2 階 機械室の壁 1 面分
2 これまでの経緯及び対応
12月14日(水) 関係者による現地の目視調査の実施
12月17日(土) 空気中への飛散状況調査を実施
12月20日(火) 飛散調査の結果、国の基準未満であることが判明
1月 6日 (金) 建材中石綿分析調査の詳細結果判明
1月10日(火) 委託業者及び保健所担当職員へ説明
機械室の出入り口ドア及び換気口を被覆する仮対策を実施
国基準 含有…0.1 重量%超が規制対象 (建築基準法等)
飛散…大気中のアスベスト濃度 10 本/リットル(大気汚染防止法)
WHO(世界保健機関)によると、
「世界の都市部の一般環境中のアスベスト濃度は 1 本~10 本/リットル程度
でありこの程度であれば,健康リスクは検出できないほど低い」とされている。
3 今回の再点検で吹付けアスベストが見つかった理由
機械室の壁については、平成元年に除去した記録があったが、今回判明した箇所が大型空調設
備の裏にあたり、過去の目視確認による点検で見落としていた。
4 今後の対応
施行箇所 : 機械室壁 1 面分(約5㎡)
工
法 : 除去
施工時期 : 契約準備等整い次第速やかに施工予定