設備計画の基本方針 □ 基本方針 ・照明器具は高効率、長寿命のLED方式を採用。 設備計画については、学校保健安全法に基づく「学校環境衛生の基準」に準拠し、電気設備、 ・照明制御システムの導入。(集中制御、昼光-人感センサー、初期照度制御等の採用) 給排水衛生設備及び空調設備の計画を行います。 ・ケーブル-電線類は環境負荷低減のためエコケーブルを採用。 (1) 省エネルギー・環境保全に配慮した設備計画 □ 利便性の向上 (2) 時代を担う生徒の環境教育の教材となる先進的な学校を実現 (3) シンプルなシステム構築でランニングコストに配慮し、ライフサイクルコストの低減を図る ・職員室に総合盤を設置し、全体監視操作可能なシステムを採用。 (4) 将来の変化や発展性を考慮した、耐久性や更新性に配慮した設備計画 ・空調機器は集中リモコンを設置し、各室の発停-状態監視を行う。 (5) エコスクールの概念に基づく自然エネルギーの活用など環境負荷低減に配慮した設備計画 ・設備警報盤を設け、電気設備、給排水設備の状態監視を行う。 ・照明制御盤、インターホン、トイレ呼出表示、非常放送、自火報受信盤、防火戸制御盤 等を設置し、一括管理を可能とする。 □ 省エネルギー・環境保全に配慮した設備計画 (1) 消費電力の削減 ・窓ガラスなどからの熱損失や日射等に留意しながら自然採光を利用し、昼光センサーに □ 更新性・メンテナンス性 よる点滅・調光制御により、学習環境に適した明るさを感知して不要な照明電力を削減。 (1) 搬入ルートの確保 ・廊下-トイレ-更衣室-倉庫等は、昼光-人感センサーなどにより無駄な点灯時間を低減。 ・建物北側の駐車スペースを利用し、設備機器の搬出入用車両が寄り付ける計画とする。 ・フル2線式リモコンスイッチによる照明制御により、各室での個別制御と職員室からの ・機器の配置は機器更新時の作業性に配慮した計画とする。 集中制御及び監視が可能なシステムとし、消し忘れ防止対策を行う。 (2) 更新性・メンテナンス性の配慮 ・エレベーター、給水ポンプ等の動力設備にインバーター制御を組み込み省電力化を図る。 ・空調諸室は、全熱交換機を用いた第一種換気を基本とし、空調負荷の低減を図る。 ・汎用品、規格品またはユニット形式のものを採用。 ・運用形態や運転時間の相違によるゾーニングを行い、省エネルギー化を図る。 ・受変電設備の変圧器盤は実装容量の1ランク上の変圧器が収納できる大きさとする。 また増設キュービクルのスペースを確保する。 (2) 自然エネルギーの有効活用 ・電灯、動力、弱電通信盤等には設備増設に対応できるスペースを確保し、更新性を向上。 ・屋上に太陽光発電パネルを設置して、ソーラー発電システムを導入する。 ・電力、通信幹線はケーブルラック配線とし、増設が容易なサイズとする。 ・屋内運動場には高所と低所に換気窓を設け、重力換気による自然換気システムを検討。 ・適切な設備シャフトを計画し、メンテナンスや設備更新-増設のスペースに配慮する。 ・教室の南面はバルコニー等で日射調整を行い生徒にやさしい環境を計画する。 ・設備配管をピット内とし、保守や更新の作業性、経済性を向上させる。 ・災害時にプール水の有効利用が可能なシステムを構築する。 ・便器は防汚処理加工の器具を採用し、汚れ防止と清掃性に配慮する。 (3) 高効率器具、省エネルギー器具の活用と環境への配慮 □ その他 ・照明制御システム-変圧器-空調機-衛生器具等はグリーン購入法に適合した製品を採用。 ・空調機は通年エネルギー消費効率(APF)を配慮し、省エネルギー性、環境性能の ・火災や自然災害に対して十分な安全性を考慮した計画。 高い機器を選定し、CO2排出削減を図る。 ・「建築設備基準・同要領」、「学校環境衛生の基準」、「建築設備耐震設計・施工指針」 ・衛生器具は節水型を採用。 に準拠。 Title (仮称)吉川市立第4中学校建設工事 Scale 基本計画及び基本設計 設備計画の基本方針 No. - 02
© Copyright 2025 ExpyDoc