平成29年2月1日号 編集/発行 瀬戸市議会 S e t o C i t y A s s e m b l y 72 No. 平 成 2 8 年 12 月 定例会 トピックス 議会基本条例(案)について皆さんのご意見を募集しています。 (P2) 瀬戸市議会で初めて連合審査会を開催しました。 (P7) 【写真】市民の方から投稿いただいたもので以下のコメントが添えられていました。 定光寺公園 正伝池 久しぶりの雪景色に映える赤い欄干と六角堂の風景に、カルガモが泳いできました。 No.72 2 基本条例の概要について (1)この条例は、議会の最高規範として議会並びに議員の活動原則、その他議会の運営に関する基本的事項 を定めることにより、合議機関として市民の負託に応え、市民福祉の増進をはかることを使命として活 動することを目的としています。 (2)議会の広報広聴機能を充実させるため広報広聴協議会を設置し、議会だよりを始めとした多様な広報活 動を行うとともに、市民の皆さんの声を市政に反映させるため、市民との意見交換会の開催や請願・陳情 審査時に提案者の説明・意見を聞く機会を設けるなど広聴活動の充実も図っていくこととしています。 (3)市長等とは健全な緊張関係を保ち、事務執行の監視・評価や議員の質問等(代表質問、一般質問など)に対し、 市長等は反問・反論することができるものとしています。また市長提案の政策等を審議するにあたり、政策 の形成過程の説明や予算・決算における分かりやすい政策説明資料の作成を求めていくこととしています。 トピックス 議会基本条例(案)について 瀬戸市議会では、本年3月に議会基本条例の制定を目指し、 このたび市民の皆さんからご意見を募集しています。 (4)議会は、議員相互間の自由討議を中心とした運営に努め、議案の審議で結論を出す場合においては、議論 を尽くし、合意形成に努めることとしています。 (5)議員は、別に定める瀬戸市政治倫理要綱を規範として遵守することとしています。 その他に議員定数、議員報酬、政務活動費、議会事務局の体制整備や議員研修の充実強化について規定し ています。 (6)議会は、この条例の施行後、市民の意見や社会情勢の変化などを勘案し、定期的にこの条例の施行状況を 検証・評価して、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとしています。 3 市民と議員の合同研修について 議会基本条例制定の背景やその概要について説明します。 昨年9月26日(月)午前10時より本会議場にて、瀬戸市議会始 まって以来となる、市民と議員の合同研修会が行われました。 市民の皆さんを議員席へ、議員は理事者席へ座って、瀬戸市 議会基本条例策定準備の状況が、議会改革推進特別委員会 藤 1 議会基本条例制定の背景について 瀬戸市議会では、平成14年12月定例会から、当時としては先進的であったインターネットによる本会議 のライブ中継を開始、同時に本会議の会議録検索システムを導入するなど、市民に開かれた議会を目指した 取り組みを始めました。平成17年8月以降は各派代表者会議において、さらに平成27年7月からは議会改革 に関する議論の場を議会運営委員会の諮問機関である議会改革推進委員会に移し、引き続き議会改革に取 井委員長より報告がされ、次に、講師としてお願いしました龍 谷大学政策学部教授 土山希美枝氏から「自画像としての議会 基本条例」の講演を頂き、熱のこもった意見交換をさせて頂き ました。 議会基本条例について土山希美枝教授にご講演を いただきました り組んでいるところです。 これまでの成果としては、本会議の録画中継の開始、常任委員会及び議会運営委員会の会議録検索システ ム導入、一般質問における一問一答方式の導入、インターネットによる本会議、常任委員会のライブ中継、議 会報告会と市民との意見交換会の開催、反問権の導入、全議員が委員として参画する広報広聴協議会の設 置、市民からの提案・意見提出者による委員会での趣旨説明などの取り組みを進めてきました。 そうした中で、北海道栗山町で平成18年に全国初の議会基本条例が制定され、それ以降多くの地方議会で もその制定が進んでいます。本市議会では、これま サービスセンター・文化センター ※市ホームページ「市政情報」→「広報・広聴」→「パブリック 要件と言われる「市民からの提案・意見提出者の意 コメント(意見募集)」からもご覧いただけます。 見陳述、議会報告会、議員間の自由討議」に取り組ん 記載事項:①件名「議会基本条例(案)について」 でおり、今こそ議会改革の集大成として議会の最高 ②住所・氏名・年齢 規範である議会基本条例を制定すべきではないか ③ご意見 ※様式は自由です。 との議論が高まり、平成28年5月に議会改革推進特 送 付 先:〒489-8701(住所不要)議会事務局 別委員会を設置し、議会基本条例の制定に向けた協 FAX:0561-84-0047 議を開始することになりました。 Eメール:[email protected] 議会改革推進特別委員会では、先進事例も参考に 02 募集期間:平成29年1月16日(月)∼平成29年2月16日(木)消印有効 閲覧場所:議会事務局(市役所北庁舎5階) ・市政情報コーナー(市役所1階) ・支所・図書館・瀬戸蔵・市民 での議会改革の中で、議会基本条例を成立させる3 しながら協議を重ね、素案をまとめました。 現在パブリックコメント(市民意見募集)を行っておりますので ぜひたくさんのご意見をお寄せください。 提出方法:窓口・郵送・FAX・Eメール 市民と議員の合同研修会で意見を述べている市民 そ の 他:意見の概要などは個人情報を除いて、市ホームページで公表する予定です。 03 No.72 12月定例会議案等審議結果 12月定例会の主な議案概要 12月定例会では、条例及び単行議案が22件、補正予算が8件、人事関係6件が上程されました。 これら議案のうち、その主なものの内容は以下のとおりです。 議案番号 採決結果 第63号議案 第6次瀬戸市総合計画基本構想の策定について 可決(賛成多数) 1 瀬戸市の将来像を掲げる第6次瀬戸市総合計画基本構想を審査 第64号議案 瀬戸市デジタルリサーチパークセンターに係る指定管理者の指定について 可決(賛成多数) 全国で多くの自治体が都市の将来のあり方を示し、議会はその審査をします。第63号議案で、今後10年間 第65号議案 瀬戸市職員の給与に関する条例等の一部改正について 可決(賛成多数) 第66号議案 瀬戸市職員の退職手当に関する条例及び瀬戸市企業職員の給与の種類およ び基準に関する条例の一部改正について 可決(全会一致) 第67号議案 瀬戸市事務分掌条例の一部改正について 撤回 第68号議案 行政組織改編に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 撤回 第69号議案 瀬戸市市税条例の一部改正について 可決(全会一致) 第70号議案 瀬戸市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準 を定める条例の一部改正について 可決(全会一致) 第71号議案 瀬戸市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並び に指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援 の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 可決(全会一致) 第72号議案 瀬戸市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支 援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条 例の一部改正について 可決(全会一致) 第73号議案 瀬戸市立休日急病診療所に係る指定管理者の指定について 可決(全会一致) 第74号議案 瀬戸市国民健康保険条例の一部改正について 可決(全会一致) 第75号議案 瀬戸市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条 例の制定について 可決(賛成多数) 第76号議案 公聴会に参加する者等の実費弁償に関する条例及び瀬戸市職員定数条例の 一部改正について 可決(全会一致) 第77号議案 市有財産(穴田企業団地運動公園用地)の売払いについて 可決(全会一致) 第78号議案 瀬戸市道泉地域交流センターに係る指定管理者の指定について 可決(賛成多数) 第79号議案 瀬戸市新郷地域交流センターに係る指定管理者の指定について 可決(賛成多数) 第80号議案 市の境界変更に伴う町の区域の変更について 可決(全会一致) 第81号議案 瀬戸市道路占用料条例の一部改正について 可決(全会一致) 6 補正予算関係 第82号議案 瀬戸市公共用物の管理に関する条例の一部改正について 可決(全会一致) 補正予算では、がん検診や横断歩道橋修繕などの費用 第83号議案 瀬戸市河川管理条例の一部改正について 可決(全会一致) 第84号議案 市道路線の認定について 可決(全会一致) 第85号議案 平成28年度瀬戸市一般会計補正予算(第6号) 第86号議案 平成28年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) の瀬戸市の将来像を掲げる第6次瀬戸市総合計画基本構想が示されました。市政の最上位に位置する計画で 市政全般に関わる基本方針が主な内容です。 2 地域密着型サービスの一部(デイサービスの小規模なもの)の指定が県から市に 移管されました。 (第70号議案から72号議案) デイサービスは従来、県が指定してきましたが、その内でも小規模なデイサービス(18名以下)が市が所管す る地域密着型サービスに移行したことによって、サービスを実施する上で必要な人員や施設の設備さらには運 営の方法などを定めるのが主な内容です。 3 指定管理者の指定について 市の公共施設の運営については管理を委託できることにな り、委託を受けた業者を指定管理者といい、その選定にあたっ ては議会の議決が必要となります。 今回は、①デジタルリサーチパークセンターの管理(第64号 議案)、②市立休日急病診療所の管理(第73号議案)、③道泉 デジタルリサーチパークセンター 地域交流センターの管理(第78号議案)、④新郷地域交流センターの管理(第79号議案)が対象となりました。 4 農業委員等の定数が変わります 農業委員の定数を12名、また、農地利用最適化推進委員の定数を8名とするものです。 (第75号議案)。 5 市の境界変更について 瀬戸市と尾張旭市との境界変更に伴い、本市の町の区域を変更するにあたり、議会の議決を求めるもので す。 (第80号議案)。 (第92号議案)が主な内容です。 横断歩道橋 04 件 名 撤回 S e t o 可決(全会一致) C i t y A s s e m b l y 05 No.72 議案番号 件 名 採決結果 瀬戸市議会初の連合審査会が開かれる 第87号議案 平成28年度瀬戸市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 可決(全会一致) 第88号議案 平成28年度瀬戸市春雨墓苑事業特別会計補正予算(第1号) 可決(全会一致) 第89号議案 平成28年度瀬戸市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 可決(全会一致) 第90号議案 平成28年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 可決(全会一致) 第91号議案 平成28年度瀬戸市水道事業会計補正予算(第1号) 可決(全会一致) 第92号議案 平成28年度瀬戸市一般会計補正予算(第6号) 可決(賛成多数) 同意 第7号 瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について(水野牧美氏) 可決(全会一致) 同意第8号 瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について(伊藤昌幸氏) 可決(全会一致) Q 策定を1年間延ばした成果は、どのようなものがあったのか。 同意第9号 瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について(瀧本友子氏) 可決(全会一致) A 既に把握していたアンケート調査と市民ヒアリングのデータを生かしたうえで、タウンミーティングにより 同意第10号 瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について(加藤繁紀氏) 可決(全会一致) 諮問第2号 人権擁護委員の推薦について(加藤光昭氏) 可決(全会一致) 諮問第3号 人権擁護委員の推薦について(畔栁俊雄氏) 可決(全会一致) 全議員による連合審査会において「第63号議案 第6次瀬戸市総合計画基本構想の策定について」及 び「第67号議案 瀬戸市事務分掌条例の一部改正について」の質疑応答及び意見交換が行われました。 ※連合審査会とは:事件の付託を受けた委員会が、他の関連する委員会と合同で審査又は調査するために開く会議のこ とをいう。 第63号議案 第6次瀬戸市総合計画基本構想の策定について 職員が多くの市民の皆さんからのご意見をお聞きし、計画を策定できた意義は大きいと考える。 Q 職員の知恵を、どのように集約して具体化につなげたのか。 A 検討を進めてきた将来像や都市像をもとに、施策の体系や中期事業計画で掲げる重点事業などを、各課・ 各部において議論を行った。 連合審査会終了後、総務生活委員会において賛成多数で可決 第67号議案 瀬戸市事務分掌条例の一部改正について 各議員の議案に対する賛否の状況 自民新政クラブ 庁内で十分な議論はされたのか。職員への周知・理解は得られているのか。 A 各職員、各部から意見を集約し、企画会議、政策会議で議論を行った。結果は、部内会議等をとおして周知 Q 政策推進監を置く効果とは何か。これまでの政策会議やプロジェクトチームと差がないのではないか。 A 政策会議は政策形成機関であり、多岐に及ぶ政策・施策の整理の場として適さない。プロジェクトチームは し、職員の理解を得ていると認識している。 ○ ○ ○ ○ ○ ×○ ○ 連合審査会終了後、市長からこの議案について撤回の申し出がなされました。 ○ ○ ○ ○ ○ ×○ ×○ × ○ 3つの議案が取り下げられる ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 宛に事件撤回請求書が提出されました。連合審査会での様々な 意見を踏まえ、その内容についてさらに熟考することと判断した ○ ○ ○ × ○ ○ × ○ 連合審査会での質疑応答及び意見交換終了後、市長から議長 ○ 髙 桑 茂 樹 ○ ○ ○ 等の質疑応答が行われ、委員からは全体をとおして政策推進監を置く必要性についての疑問が出された。 ○ 馬嶋みゆき ○ ○ ○ 計画に掲げる都市像の実現のため、重要な政策課題の推進や分野を横断した連携に効果があると考える。 ○ 藤 井 篤 保 ○ ○ ○ ○ 中 川 昌 也 ○ ○ ○ 横断的な役割を果たすものの他部にまたがる指示系統が曖昧となる。政策推進監を置くことは、第6次総合 ○ 柴 田 惠 子 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × 山 田 伸 夫 ○ ○ ○ × 東 伸 二 ○ ○ ○ × 長 江 秀 幸 ○ ○ ○ × 島 原 治 美 ○ ○ ○ 原 田 学 池 田 信 子 ○ ○ ○ 浅 井 寿 美 長 江 公 夫 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × × × ○ ○ ○ ○ 三 木 雪 実 ○ ○ ○ × 山 田 治 義 ○ ○ ○ × 冨 田 宗 一 ○ ○ ○ × 宮 薗 伸 仁 ○ ○ ○ ○ 水 野 良 一 ○ ○ ○ 【○】は賛成(同意) 【×】は反対(不同意)議員名は左より会派ごとの議席順に記載。 森 英 一 西 本 潤 ○ ○ 臼 井 淳 石 神 栄 治 ○ × 髙 島 淳 ○ 第92号議 案 ○ 第79号議案 ○ 第78号議案 ○ 第75号議案 ○ 第65号議案 ○ 第64号議案 日本共産党 瀬戸市議団 せと未来 ○ 第63号議案 ネットワーク せと 朝 井 賢 次 議 員 名 議 案 番 号 公明党 瀬戸市議団 水曜会 伊 藤 賢 二 【各議員の議案に対する賛否の状況】≪上記議案のうち賛否の分かれたもののみ記載≫ Q との理由であります。それを受けただちに本会議を開催し「第67 号議案 瀬戸市事務分掌条例の一部改正について」また、それに関 連する「第68号議案 行政組織改編に伴う関係条例の整理に関す る条例の制定について」及び「第85号議案 平成28年度瀬戸市一 般会計補正予算(第6号)」の撤回が賛成多数で可決されました。 なお、戸田由久議員は議長職のため採決には加わりません。 06 07 No.72 一 般 質 問 Q 一般質問とは 市の行政課題などについて考え方や内容を質問しました。 質問を行った順に、一人ずつ紹介します。 Q : 市議の質問 A Q 瀬戸市における「介護予防・日常生活支援総合事業」について Q せと 未来 馬嶋 みゆき A 現行相当のサ−ビスに係る報酬基準について トする新しい総合事業では市 は、現行どおりを考えており、新たに予定している緩 町村の裁量が 拡大される。今 和型のサービスは現行よりも安価にすることを検 後、利用者である市民への介 討している。また運営基準については、訪問型・通 護サービスの低下を招かない 所型サ−ビスでは、身体介護を含まない家事援助 ために運営基準や介護報酬を などを行い、人員基準は専門職以外に、市の研修修 どのようにしていくか伺う。 了者も従事できることとする。 (高齢者福祉課) 自民新政クラブ 長江 公夫 Q 用車に依 存しなければ生 活しにくい地 域な 取り巻く生 活 環 境の 整 備は、市全 ので、免 許 証が必 要になってくる。そうした 中、免許証を返したくとも返せない状況の中 で免許証を返納された方々の生活に支障を 公明党 瀬戸市議団 東 伸二 きたす部分に対してのサポートが必要になっ 体で取り組むべき、大きな課題であ ると認識しており、前向きに取り組 んでいく。 ( 生活安全課) 公明党 瀬戸市議団 池田 信子 伺う。 Q 冨田 宗一 08 が、財政の健全化は議会や住民の監視と自律 例化についても他の自治体の事 的な仕組みで担保されるべきであり、単に財政 例を研究しながら、その必要性を 運営の基本指針というルールにとどまることな 含めて、財政 規 律の実 効 性を高 く、よりその実効性を確保するためにも本市自 める方 策 を検 討していく考え 。 治の原則のひとつとして条例化していくことが (財政課) 必要ではないか。 A 市の 管 理 する道 路 照 明 灯は 、幹 LED照明灯については、消費電力 線 道 路を照らすものを中心に約110 や発 熱 量の削 減、長 寿 命化の 観 点から 0基 ある 。現 在のナトリウム 灯・水 銀 従 来の道 路照明灯より優位性があると 灯・蛍 光 灯からLED照 明 灯への 切り 言われている。導入にあたっては、初 期 替えにより、環 境 面、防犯 面 及び 費 用 投資の削減方策や長 期的な効果につい 対 効 果 が 見 込 まれると考えるがどう て他市の導入事例も参考にしながら、慎 か 。ESCO 事 業 やリース 方 式により 重に検討していきたい。 ( 維持管理課) 一括LED化してはどうか。 Q A 児童生徒がより安全に登 通学路は、児童生徒がより安全に通学するための 下校する道路は、 どのように確 道路で、道路事情や距離などを踏まえ、学校と保護者、地 保をされているのか、通学路 元自治会などの協力をえて検討を行い、最終的に学校長 の条件とはなにか、教育委員 が決定する。教育委員会は毎年年度当初に瀬戸市内小 会は安全点検の方法や安全マ 中高交通安全指導連絡協議会を開催して、安全点検やハ ップの作成方法など、統一し ザードマップの作成方法など一定の指針を各小中学校の た指針を明示しているのか。 交通安全担当者に伝えて作成している。 (学校教育課) Q 臼井 淳 に作用してきた経緯があるが、条 機能的で暮らしやすい街づくりの都市計画について 自民新政クラブ 朝井 賢次 保留地販売は本年6月から進んでいない うか。一般保留地の17筆4,339㎡が 状況。平成28年6月8日付で保留地32筆の内 差押えとなったが、 どのような経緯か 17筆に対し、裁判所から保留地管理権等差押 ら差押えの状況となったのか。 保留地 命令が通知された。差押えによって売却できな 17筆が差押えられていることで、本 い状況となっており、早期に工事代金の支払い 事業の保留地売却や資金運用に悪 が出来るよう相手方と協議を整え、 事業計画変 影響を及ぼすのではないか。 更手続きを進めていく。 (都市計画課) 第6次 瀬 戸市 総合 計画にお 本 市に誘 致 するため“ 効 果 的 で 便 利 ”かつ いて、菱野団地周辺を地域拠点と “通 勤がしやすく子育て環境が良い街”を計 位置付けており、来年度から子育 画的にプロデュースし広報発信してはと考え て 、定住 、交 通 、福 祉 、まちづくり る。これからさらに増加が予想される空き家 等の分野を横断した“住宅団地の 問 題もふくめ既存の集合住宅地を再整 備し 再生モデル計画”の策 定を予定し コンパクトシティーを形成していくべきと考 ている。 ( 都市計画課) えるがどうか。 Q A 現在の保留地の販売状況はど A 若い世代や多世帯(二世帯や三世帯)を 本市における最悪の地震と初動体制について 塩草土地区画整理事業の保留地一部が差押えられ、 今後どう対応していくのか せと 未来 これまでの財政規律が有効 てくるのではないかと思い瀬 戸市の見 解を 瀬戸市における小中学生の安心で安全な通学路を確保するために 自民新政クラブ A 昨年度に財政の健全化を維持するための ガイドラインである新財政 規律を策定された Q A 移動手段の確保など高齢者を : 市の回答 市の維持管理である道路照明灯の一括LED化の導入について 高齢者の運転免許証が返納しやすい環境整備について 瀬 戸市 では 、地 理 的 、地 形 的にも自 家 A 財政の健全化を目指すために新財政規律を条例化すべきではないか : 市の回答 平成29年4月からスタ− : 市議の質問 自民新政クラブ 石神栄治 発 災 時は多くの11 A 119番通報の平時における同時受信回線数は、 9番通報が重なると予想 通信 指 令室の勤務人 数に応じて4回 線から6回 線ま できるが、同 時 通 報の対 でとなる。また、1件の火災に対して2隊を投入するケ 応能力はどうなっている ースでは、同時に14件を超える火 災が発 生したとき のか。本市の消防力で対 は、本市の消防力では対応できないと判断する。最悪 応できないと判断する場 の事態を想 定し、初動の段階から各地 域の自主防災 合は 、どのような 場合 か 組織等と消防防災機関が一体となることが重要であ 伺う。 る。 ( 消防課) S e t o C i t y A s s e m b l y 09 No.72 Q 本市の主な公共施設におけるセキュリティー体制について Q 自民新政クラブ 宮薗 伸仁 市民が 安 全・安心に暮らしていくために A Q 庁舎内での不当な行為の抑 くり」は重要な施策として取り組むべき事と考 いく事 は 重 要 な事と認 識してお どう考えるか。搬入量が増え、ダンプが千台を 悪化が一番恐ろしい。市は住民の える。本市における役割のひとつとして、市民が り、連携をさらに図っていくよう検 超える事及び子どもの通学路の危険性につい 相 談 窓 口となる使 命を負ってい 利用する公共施設は安全・安心であることが求 討していく。 て近隣住民は大きな危惧を抱いている。市の る。JR東 海、珪砂 組合などには められていることから、セキュリティー体制につ また、安心な市役 所とするため 「全量搬入は難しい」という認識及び住民の不 きちんと指導、対応を行っていく。 いてはどの様に対応し、市民の安全・安心を確 必要な訓練を計画していく。 ( 財政 保しているのか伺う。 課) 現在 瀬 戸市においてはまちなか地 区の行政・福 日本共産党 瀬戸市議団 浅井 寿美 A 10 安な思いをJR東海に通知し対応すべきではな (産業課) いか。 瀬戸市の教育現場における情報モラル教育について Q 公 立 陶 生 病 院 への 近年、情報モラルの欠如による A 情 報 モ ラル に つ いて 児 童 生 徒 にし 祉・商業・文化・交通等多様な都市機能の集約と充実に 負 担 金 繰 出しは国のリノ インターネットを介した犯罪、情報漏 っかりと教 えていくことが 重 要と認 識し より安心安全で住みやすい瀬戸市を形成するという目 ベーション事 業の活用の 洩、SNSの投稿などによる被害が増 てい る 。現 在 は 授 業 の 中 で 、情 報 モ ラル 標のもと新瀬戸駅周辺を都市機能の核となるエリアと ため交付金の手続きを行 加している。瀬戸市のICTを活用した 教 育 を行 うとともに 、外 部 講 師 を 活 用し して様々な整備をしてきた。そうした中で陶生病院で い 、そのうえで 陶 生 病 院 教育において、将来社会に出て行く て 講 演 会 などを行っている 。今 後 は 専 門 はなく瀬戸市が事業主体となって2年前より陶生病院 への負担金として議 会に 児童生徒たちのために情報モラルを 的 知 識 を有 する I C T 支 援 員 の 活 用 も合 東病棟新設に着手しているがこれまで市民及び瀬戸市 予算 審 査をお 願 いした 。 教えていく必要があると感じるが見 わせて検 討していく 。 (学校教育課) 議会での議論をさけてきた理由を伺う。 PTAの要望により今回(2中学と5小学校)の統 (経営戦略室) 自民新政クラブ 髙島 淳 A 解を伺う。 次世代の成長産業を瀬戸市で育てるために(目指す新産業の創造) Q 第2次瀬戸市教育ア 本市近郊には「知の拠 点あい A インキュベーション施設の整備は、ベン 廃合計画を進めるとされているが、今回の具体的な問 クションプランに掲 げる ち」等の施 設があり全国 的にも極 チャー企業や研究所の誘致のためのセールス 題については、反対をする地域もあると伺っている。ま 適 正 規模・適 正配 置の推 めて恵まれた学究都市といえる。企 ポイントの一つと考える。第6次瀬戸市総合 た学校の大・小規模についてのアンケートから読みと 進により適切な教育環境 業やベンチャーのためのインキュ 計画において3つの都市像の一つに「活力あ れるのは、第1位は、地域の実情にあわせて学校の規 を確 保してまいりたいと ベーション施設を整え新産業の創 る地 域 経 済と豊かな暮らしを実 感できるま 模やあり方を考えることとされているにも係わらず、は 考 えて い る 。 (学校教育 造、成長産業の育成、雇用の創出に ち」を掲げ、新たな基盤となる産業の戦略的 じめに適正規模(配置)ありきの統廃合計画は問題で 課) つなげたいと考えるが 市の見解を な育成・誘致や人材育成、雇用創出に取り組 伺う。 んでいく。 (産業課) A 小 中 一 貫 校 にお 1日施行され学校司書配置が努力義務とされた。より良い ける 学 校 図 書 館 の 運 環境下で読書をするには学校図書館を有効に活用する為の 用につきましては 、学 環境整備が必要で、専任の学校司書配置により、学校図書 校司書も含めて今後検 館の機能を向上させる事が出来る。本市は小中一貫校を創 討していく。 (学校教育 設する事で未来を担うこれからの世代の為の教育環境を 課) 整える事を目指している。小中一貫教育の取り組みのなか 自民新政クラブ 水野良一 はないか。 Q 「学校図書館法の一部を改正する法律」がH27年4月 柴田 惠子 全量搬入は物理的に難しい と考えている。住民の生活環境の 子どもの読書活動推進と学校図書館の司書教諭及び学校司書配置について ネットワークせと A 体工事による発生土の受け入れについて市は Q 原田 学 坂下非常口以外の非常口及びトンネル本 止力として、警察と連携を密にして 小中学校の適正配置は本当に父母、住民の望むものなのか 日本共産党 瀬戸市議団 : 市の回答 「地域の生活環境の向上と安全・安心な地域づ Q 森 英一 A リニア中央新幹線建設工事の発生土搬入による市民生活への影響について 国土交通省の補助事業による陶生病院新東棟の建設手法について せと 未来 : 市議の質問 瀬戸市議会においてはじめて 「市民からの意見」の趣旨説明が行われました 昨年4月、議会では市民からの提案(請願)、市民からの意 見(陳情)を委員会で審査する際、希望があれば提案者が趣 旨説明をすることができるよう要綱で定めてきました。そし て今12月定例会、厚生文教委員会においてはじめて陳情者 による趣旨説明が行われました。 で学校図書館と学校司書についての方向性を伺う。 S e t o C i t y A s s e m b l y 11 No.72 議会報告会を開催しました 平成28年11月15日(火)瀬戸市文化センター において第8回瀬戸市議会報告会を開催しまし た。当日は9月定例会においての審査の報告、決算 審査に関する報告を行いました。 また、当日ご参加いただいた市民の皆さんとの グループワークによる意見交換会を開催し、瀬戸 市の問題点を協議しました。瀬 戸市議会では今後も定例会後 に議会報告会や意見交換会を 開催していきます。ぜひご参加 ください。 瀬戸市議会の情報番組のお知らせ 瀬戸市議会では、以下の番組において議会情報 をお知らせしております。 グリーンシティケーブルテレビ 『こんにちは!瀬戸市議会です』 (地上デジタル121ch) 3月定例会放送予定 4月10日(月)から4月16日(日)まで 放送時間(7:25∼、9:25∼、12:25∼、18:25∼、20:25 ∼、 22:25∼ 土・日のみ7:25→14:25となります。 ) RADIO SANQ 『せとまちラジオ』 ( FM 84.5MHz ) 3月定例会放送予定 2月28日(火) 放送時間(9:20∼、12:00∼、18:00∼) 意見交換会について(2月7,19日) 厚生文教委員会では、市民との意見交換会を開催 します。テーマは「瀬戸市における小中一貫教育」。 今後、全市的に進められていく小中一貫教育につ いて特に保護者の皆様と意見を交わしたいと思 います。多くの皆様に参加できるよう休日に企画 しました。 とき 平成29年2月19日(日)午後2時∼4時 ところ パルティせと4Fマルチメディアルーム なお、総務生活委員会及び都市活力委員会は2 月7日に関係団体と意見交換を行います。一般の 方の参加はできませんのでご了承ください。 3月定例会開催予定 (開会・予算大綱説明) 2月21日 (火) 本会議 (議案上程・説明) 3月2日(木) 本会議 (代表質問) 3月7日(火) 本会議 (代表質問・一般質問) 3月8日(水) 本会議 (一般質問) 3月9日(木) 本会議 3月10日 (金) 本会議 (一般質問・議案質疑・ 委員会付託)終了後 予算決算委員会 3月13日 (月) 総務生活委員会 終了後 予算決算委員会 総務生活分科会 3月14日 (火) 厚生文教委員会 終了後 予算決算委員会 厚生文教分科会 3月15日 (水) 都市活力委員会 終了後 予算決算委員会 都市活力分科会 3月21日 (火) 予算決算委員会 終了後 議会運営委員会 3月23日 (木) 議会運営委員会 3月24日 (金) 本会議(委員長報告・討論・議案採決・閉会) ※いずれも、午前10時からの開催予定ですが、日程が、 変更される場合がありますのでご確認ください。 (3月10日のみ午後1時から) ※土曜・日曜・祝日は休会となっております。 議会だよりを発行するのに、通常4回ほ どの編集担当会議を行います。表紙の写 真を選ぶことから始まり、特集記事は何 を取り上げるかなど定例会や議会活動の うちの何を市民のみなさんにお伝えすべ きか、様々な検討を加えて紙面づくりを 行っています。 ・ ・ ・ しかしながら我々編集担当の常に念頭に あるのは、議会の姿をきちんとお伝えできて いるのだろうかという思いです。本市の未来 のために真摯に向き合う議会のあるべき姿 を少しでもお伝えすることが出来ればと 思っています。 議会だよりに関するご意見などについては、下記の問い合わせ先までお寄せください。 問い合わせ先 議会事務局 議事課 ☎88・2740 E-mail [email protected]
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