米政策の見直しとなる 30 年産に向けて 北海道米の安定生産に取り組みましょう! 高まる!北海道米への評価と期待 ●高い品質 北海道米は、「ゆめぴりか」 「ななつぼし」 「ふっくりんこ」が 食味ランキングで特Aを獲得する等、道内外において、 その品質について高い評価を受けております。 ◀ 「ゆめぴりか」、 「ななつぼし」は 6 年連続、 「ふっくりんこ」は 2 年連続特Aを獲得 ! ●日本の食料基地北海道の安定的な供給力 主食用米作付面積・収穫量上位県 北海道米は作付面積も収穫量についても、 毎年全国一、二を競っており、日本の食料基地北海道と して、その供給力には強い信頼をいただいております。 28年産 作付面積 (ha) 1位 新潟県 101,500 2位 北海道 99,000 3位 秋田県 69,300 収穫量 (t) 新潟県 589,700 北海道 545,500 秋田県 409,600 資料:農林水産省 (円/60kg) 国による生産数量目標の配分が廃止となる 30 年産以降に おいては、北海道米へ高い需要に応えるため、 需要に応じて北海道米の生産拡大を図っていきます。 都道府県別需要実績 28年産 需要実績 (t) 1位 2位 3位 北海道 572,642 新潟県 538,143 秋田県 470,654 14,000 13,500 13,000 12,500 12,000 11,500 11,000 10,500 10,000 ななつぼしの相対取引価格 25年 26年 27年 全国的な需給改善への 取り組みにより、 米価は上昇傾向! ●新たな局面における更なる発展 28年11月 資料:農林水産省 資料:農林水産省 しかし、 そうなのか! 水稲作付面積の減少により 北海道米の安定供給へ不安が… 〈北海道水稲作付面積の推移〉 115, 000 (ha) 110, 0 00 1,320 1,036 2,098 947 2,627 2,334 105, 0 00 主食用米 備蓄米 生産数量目標等 1,195 3,742 2,817 3,651 3,870 108,700 3,791 107,000 103,500 100,100 9 5, 0 0 0 9 0, 0 0 0 これ以上水稲作付面積が 減少すると…! 水稲作付面積も 減少傾向が続いている 2,144 3,703 100, 0 00 3,363 加工用米 新規需要米 2 4年 2 5年 2 6年 2 7年 99,000 28年 28 年産主食用米に ついては、取組目標 (100,290ha)を 大きく下回り、 作付実績が 99,000haに減少 ※27年は自主的取組参考値、28年はJAグループの取組目標 そのため、29年産に向けては… 道内の8割以上の人々に 食べていただいている 北海道米の道内供給への不安 CM展開などにより これまで獲得してきた 道外需要の他県産米への 置き換わり …が懸念されます 北海道米の安定生産が必要です! ①30年産に向けた北海道米の需要を確実に確保していく観点から、 28年産主食用米作付実績(99,000ha)の確実な確保が必要です。 ⇒具体的には、29年産の生産数量目標の達成を目指します。 ②水田機能の維持と北海道米総体の需要を確保する観点から、非主食用米の生産による 水稲作付面積の維持・確保が必要です。 北海道農協米対策本部(事務局:JA北海道中央会) 30年産以降の米生産ってどうなっていくの? ◆30年産からは、国による生産数量目標の配分が廃止となります。このため、 各都道府県・市町村行政、生産者団体、現場が一体となって需要に応じた生産に 取り組む必要があります。 ◆北海道では、30年産以降も需要に応じた米生産を行い、農家所得の向上と 北海道米の安定供給に向けて、オール北海道で取り組むことを決定しました。 基本的な考え方(Q&A) Q1 生産数量目標の配分が無くなるけどどうなるの? A. 北海道独自の 『生産の目安』 を設定します! 北海道米の需要量に地域の作付意向等を加味し、 全道段階及び地域段階での「生産の目安」の設定を検討します。 α 北海道米 シェア率 【現 在】 7.29% 全国の需要量 北海道米の需要や 地域の作付 意向等を反映 目安は 『水稲全体の面積』 を! 北海道米の販売戦略や水田農業の 振興に向け、主食用米に限らず 新規需要米等を含めた水稲全体に ついて、作付面積の目安を 提示することを検討します。 生産の 目 安 Q2 どこが主体となって目安の設定、配分を行うの? A.『オール北海道』 で行います! 農業再生協議会とは 北海道農業再生協議会が全道段階及び地域段階の 「生産の目安」 を設定し、配分を行います。 また、「オール北海道」 で取り組むために、 農業再生協議会が主体となって 「生産の目安」 の 推進を行っていきます。 行政、農協、担い手農家、 各種団体によって構成される 組織です。各種政策や米の 需給調整の推進を行って います。※道及び地域段階に設置。 ◆北海道では30年産以降もこれまでどおり、 需要に応じた生産を行っていきます。 ◆ 「日本一の米どころ」さらには北海道米の 需要拡大を目指して、主食用から加工用、 新規需要米等を含め「オール北海道」 で 米生産を行いましょう !
© Copyright 2024 ExpyDoc