資料5 入居補償料及び納付金の計算方法

資料5
入居補償料及び納付金の計算方法
(1) 入居補償料及び納付金の計算方法
ア 入居補償料
(ア) 県は、職員宿舎の平均入居率※1が、県が定める入居補償率※2に満たない場合、以下
に示す計算式により算出される金額を、入居補償料として、後払いで事業者に支払う。
・入居補償料=(入居補償率-平均入居率)×最大家賃収入
(イ) 実際家賃収入※3が、最大家賃収入※4に入居補償率を乗じた金額(以下「最大補償
額」という。
)を超える場合は、入居補償料は発生しない。
(ウ) 入居補償料は、最大補償額から実際家賃収入を控除した金額を上限とする。
イ 納付金
(ア) 事業者は、職員宿舎の平均入居率が入居補償率を超えた場合、以下に示す計算式によ
り算出される金額を、納付金として、県に支払う。
・納付金=(平均入居率-入居補償率)×最大家賃収入×50%
(イ) 実際家賃収入が最大補償額に満たない場合は、納付金は発生しない。
(ウ) 納付金は、実際家賃収入から最大補償額を控除した金額の50%を上限とする。
表 1 入居補償料及び納付金
※1
平均入居率
(%)
(各計算期間※5における職員宿舎の全戸数分の家賃発生延日
数)÷(当該計算期間における職員宿舎の全戸数分の入居可
能延日数)×100
※2
入居補償率
90%
※3
実際家賃収入
各計算期間における全ての職員宿舎入居者が、職員宿舎の賃
貸借契約に基づき、当該計算期間において支払うべき家賃の
総額
※4 最大家賃収入
各計算期間の平均入居率を100%と仮定した場合において、当
該計算期間における全ての職員宿舎入居者が、当該計算期間
において支払うべき家賃の総額
※5 計算期間
入居補償料及び納付金の対象期間(平成32年10月1日~平成
72年9月末日)において、入居補償料及び納付金の計算の単
位とする、毎年10月1日から翌年9月末日までの12か月の期
間
90%
Yes
No
(90%以上)
(90%未満)
90%
90%
No
Yes
納付⾦
あり
0円
図 1
No
Yes
⼊居補償料
あり
0円
入居補償料と納付金のチャート
(2) 入居補償料及び納付金の計算期間及び支払い方法
入居補償料及び納付金の支払い方法は、以下のとおりとする。
ア 対象期間:平成32年10月1日から事業期間終了日(平成72年9月末日)まで。
イ 計算期間:毎年10月1日から翌年9月末日までの12か月を、計算期間の単位とする。
ウ 請求時期:入居補償料又は納付金の支払いが発生した場合、当該計算期間の終了月の
属する年度中に、請求書等を受理し、支払手続を行う。
平 成 32年 度
5月 6月
10月
対象期間
入 居
竣 工
対象期間
平 成 34年 度
平 成 35年 度
4月
4月
4月
10月
10月
平成
36年 度
10月
4月
(平成32年10月1日~平成72年9月末日:40年間)
(10/1~9/30)
3
(10/1~9/30)
年目分
年目分
(~3/31)
図 2
(~3/31)
計算期間の模式図
(10/1~9/30)
3
年目分
2
1
4
年目
2
年目
(10/1~9/30)
年目
年目
請求時期
この間は、入居補償・
納付金
の計算対象外
計算期間
1
平 成 33年 度
(~3/31)