事 前 評 価 書

 事 前 評 価 書
事業名・路線名等
所 在 地
事業の目的
事
業
概
要
おがた たかちほ
こめ やま
(単)道路改良事業 (主)緒方高千穂線 米山工区
年 度
28
整理番号
事業主体 大分県
おがたまち とくだ
豊後大野市緒方町徳田
幅員狭小箇所の現道拡幅並びに交差点改良を行うことにより、生活圏域の中心地と中山間地域等
を結ぶ生活道路の走行性、安全性の向上を図る(地域ネットワークの強化)。
【計画延長・幅員】 L=373m、W=5.5(7.0)m
【道路区分】 第3種第4級 【設計速度】 V=40km/h
事業内容
【現況幅員】 W=3.5(4.5)m
【交通量】 自動車 1,200台/日(H22センサス)
事 業 費
C=354百万円(うち交付金橋梁補修事業103百万円、(単)一般改良251百万円)
完成予定年
着手から4年(平成32年度)
1年目 路線測量・詳細設計
事
業
の
実
施
計
画
事
業
の
必
要
性
事
業
手
法
・
工
法
の
妥
当
性
2年目 用地測量、用地買収、改良工事
3年目 改良工事、舗装工事 事業段階毎の 4年目 改良工事、舗装工事 実施計画
・豊後大野市(緒方)と宮崎(高千穂)を結ぶ幹線道路で、本区間前後は既に2車線改良済みであり、本区間改
良による事業効果は大きい。
必要性・緊急性
・交差点箇所は、見通しが悪く危険である。(交差点部において、事故3件H20に2件、H21に1件)
整備効果
・本区間の改良が完了することで、2車線改良区間が繋がり、宮崎県とのアクセスが強化される。
・沿線集落を結ぶ主要な生活道路でコミュニティバスの運行ルートにもなっており、安全性の向上と走行性が
確保される。
・正対していない交差点の線形是正および隅切り等による見通しの確保により、通行車両・歩行者双方の安全
性の向上を図る。
費用対効果 ・費用便益分析の結果、費用便益費は0.47となるが、幹線道路である国道502号から、本区間までの間で今
回事業区間のみ未改良区間となっており、本事業実施における事業効果は高いと考える。
分析
工法の
妥当性
コスト縮減
・交差点形状について、経済性等勘案しながら、道路構造令に適合した工法を採用。
・橋梁の架け替えについて、河川管理者との協議をおこない、適正な工法を作用。
・既存道路を最大限活用した線形計画により、極力家屋への影響がないようしている。
・アスファルト・砕石は再生材を使用。
環境等への配慮 ・平面線形、縦断線形ともに現道を最大限に利用する計画としている。
・豊後大野市から土木建築委員会へ要望が挙がっており、市の協力体制は整っている。
事業の実効性 ・地元期成会からの要望が挙がっており、地元の協力体制は整っている。
事
業
実
施
環
境
事業の成立性 ・道路法第15条に基づき事業を実施
・社会資本整備総合交付金要項に規定された事業内容、採択基準に適合(橋梁補修)
事業の特殊性
対応方針
・以上のとおり事業の必要性が認められることから、本事業を実施したい。
事業箇所位置図
事業評価箇所 緒方高千穂線(米山工区)