情報収集ツールとしてのインターネット

情報モラル啓発資料(12月)
情報収集ツールとしてのインターネット
いじめ防止対策等推進事業(京都府教育委員会)
情報収集ツールとしてすっかり定着したインターネット。何かを調べるときは決まってインター
ネットで、という方も多いのではないでしょうか。
しかし、情報収集ツールとしてのインターネットには、メリットもデメリットもあります。
便利な検索機能と優れた速報性
インターネットが優れている点は、自分が欲しい情報を容易に調べることができること。新聞や書
籍などで欲しい情報を探そうとすると手間がかかりますが、インターネットだと、キーワードを入力
して検索すれば、それに関連した情報を簡単に見ることができます。
また、24時間いつでも最新の情報を入手できるという利点もあります。テレビや新聞などと違い、
インターネットは絶えず情報が更新されているので、いち早く新しい情報を得ることができるのです。
ニュース
○○について
調べよう!
■■■■■
■■のニュー
スが出てる!
○月×日
---------------------------------------------------------------------
信ぴょう性が薄い
インターネットのデメリットとしては、多くの嘘や間違い、偏りがあるということがあげられます。
インターネットは誰でも自由に情報を発信することができます。テレビや新聞などのように、公表す
る前に何度もチェックをしたり、意見に極端な偏りがないようバランスに配慮したりといった手順は
踏まれません。間違ったことを書いても、それがそのまま公開されてしまいます。
そのため、インターネットには間違った情報や著しく偏った情報がたくさん存在しており、中には
悪意を持って広められた嘘もあるのです。
インターネット上
本当か分からない
けど載せちゃえ!
だましてや
ろう!
SNS
●×掲示板
■■■■
1.A男 ○月×日
------------------------------------
B太
@btaxx
【拡散希望】
------------------------
自分が欲しい情報や最新の情報を手軽に入手できる反面、信ぴょう性が薄いとい
うデメリットもあるインターネット。子どもたちにはこうした点を理解させ、目に
した情報をうのみにするのではなく、テレビや書籍など複数のメディアから情報を
集めるなどして、自身で情報の正しさを判断する習慣をつけるよう指導していくこ
とが大切です。
Copyright(c) 2007-2017 PITCREW CO.,LTD