阿久根市地域防災計画修正の概要 (原子力災害対策編) 平成29年 月 1 修正の趣旨 国の原子力災害対策指針(通称:防災指針)が見直されるまでの 間,独自に,防災対策重点区域を10kmから20km圏内とす る鹿児島県原子力災害対策暫定計画を平成23年12月に策定し, この暫定計画により20km圏内の区域に含まれることとなった 阿久根市においても,住民の広域避難計画を主な内容とした市原 子力災害対策暫定計画を平成24年3月に策定した。 その後国が防災指針の見直しを行い,それに準じて,鹿児島県 も平成25年3月に改訂を行った。それに基づき本市においても, 平成25年12月に本計画を策定した。 今回,市地域防災計画(原子力災害対策編)について,県計画 との整合性を図るため,文言の整理等一部改訂するものである。 2 修正項目 ⑴ 計画全体の修正点 ① 県地域防災計画に基づく字句の加除・修正。 ② 原子力施設等の事態の規模について「警戒事象,特定事象」 を「警戒事態,施設敷地緊急事態」に修正。 ③ 「原子力緊急事態」を「全面緊急事態」に修正。 ④ 「災害時要援護者」を「要配慮者(高齢者,障がい者,外国 人,乳幼児,妊産婦,傷病者,入院患者等をいう。)」に修 正。 ⑵ 各章の主な修正点 第1章 ① 総則 計 画 : P1~ , 対 照 表 : P5~ 第2節 ② 定義の追加。以下,節の繰り下げ。 計 画 : P8~ , 対 照 表 : P10~ 防災関係機関の事務又は業務大綱に係る定義の修正。 - 2 - 第2章 ① 防災体制 計 画 : P14, 対 照 表 : P17 体制の対応基準の字句の修正。 ② 計 画 : P15, 対 照 表 : P17 災害警戒本部の廃止において,「特定事象又は警戒事象」 の発生通報を「警戒事態又は施設敷地緊急事態」の発生通報 に修正。 ③ 計 画 : P15, 対 照 表 : P18 対策本部体制及び緊急時体制における対策本部の所掌事務 におけるバス会社等への「出動要請」をバス会社等への「協 力要請」に修正。 第3章 ① 原子力災害事前対策 計 画 : P19, 対 照 表 : P20 緊急時モニタリング作成及び連携について追加。 ② 計 画 : P24, 対 照 表 : P22 防災関係機関相互の連携体制に項の追加。 ③ 計 画 : P25, 対 照 表 : P22~ 23 緊急時モニタリング体制について追加。 ④ 計 画 : P25~ 26, 対 照 表 : P23~ 24 第7節 複合災害に備えた体制の整備について追加。以下, 節の繰り下げ。 ⑤ 計 画 : P27, 対 照 表 : P24 避難所等の整備について加除・修正 ⑥ 計 画 : P28~ P29, 対 照 表 : P25~ 26 避難行動要支援者に関することについての各組織等との協 力体制について追加。 ⑦ 計 画 : P29~ 30, 対 照 表 : P26 避難所等・避難方法等の周知について加除・修正 ⑧ 計 画 : P30~ 31, 対 照 表 : P27 - 3 - 安定ヨウ素剤の予防服用体制の整備について追加。 第4章 ① 緊急事態応急対策 計 画 : P37, 対 照 表 P31 施設敷地緊急事態及び警戒事態が発生した場合の追加。 ② 計 画 : P37, 対 照 表 P31 九州電力からの施設敷地緊急事態発生通報があった場合の 連絡・協力要請等について追加。 ③ 計 画 : P38~ 39, 対 照 表 P32 応急対策活動情報の連絡について加除・修正。 ④ 計 画 : P41, 対 照 表 P33 避難,屋内退避等の防護措置について加除・修正。 ⑤ 計 画 : P43, 対 照 表 P34~ 35 安定ヨウ素剤の予防服用について追加。 ⑥ 計 画 : P44, 対 照 表 P35 避難行動要支援者及び要配慮者への配慮について修正。 - 4 -
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