PDFを見る - 京王プラザホテル

２０１７年１月２３日
京王プラザホテルニュースリリース
伝説の染色家久保田一竹生誕 100 年を記念し
幻の着物「一竹辻が花」の作品をホテルのロビーで無料展示
一竹氏の収集した“古代とんぼ玉”名コレクションも
3 月 28 日（火）～4 月 30 日（日） 3 階/アートロビーほか入場無料
京王プラザホテル（東京：西新宿、社長：山本護）は、3 月 28 日（火）から 4 月 30 日（日）
まで、室町時代発祥の幻の染物「辻が花」を独自の技法で確立した染色家久保田一竹氏
の作品と、生涯に亘って美を追求していた一竹氏が世界を旅して収集した
貴重な“古代とんぼ玉”のコレクションをホテルのロビー等に展示し入場無料でご覧
いただきます。4 月 25 日（火）には久保田一竹美術館（山梨県：河口湖町）の名誉館長
宮原作夫氏のお話とこの日限りの特別ランチコースをお楽しみいただくイベントも
開催いたします。また 4 月 1 日（土）～30 日（日）までフレンチ＆イタリアン、懐石、
和食の 3 つのレストランにてこの度の特別展示開催を記念した特別メニューも
ご用意いたします。
今年は国内外で高い評価を得た久保田一竹氏の生誕 100 周年の年にあたります。一竹氏は
31 歳のときに抑留されていたシベリアから帰国し、400 年前に忽然と消えうせた幻の辻が花
染めの研究に命を削る思いで没頭しました。そして 60 歳の時に「一竹辻が花」を発表し
国内外で大きな反響を巻き起こしました。77 歳で芸術家として愛した富士山が夢のように
美しく見える地に美術館を建設し、85 歳でその生涯を閉じたあとも数々の作品がその美術館で
大切に保管されています。このたびその中から一竹氏のライフワークといえる富士山をテーマ
とした作品を中心に「一竹辻が花」6 点と一竹氏のルーツともいえる友禅作品 2 点、一竹氏が
シルクロードをはじめ世界を旅して収集した世界最古の工芸品と言われる“古代とんぼ玉”
14 点を入場無料でご覧いただきます。また、筆や硯など一竹氏の愛用した道具類なども
展示いたします。
京王プラザホテルでは、ご宿泊の 75％を世界 100 か国以上からお客様をお迎えする
ホテルとして様々な日本文化をご紹介するイベントを季節ごとに開催しております。
新宿は東京から富士山へ向かう起点でもあることから、2013 年からは富士山を題材とした
フェアを毎年開催し大変ご好評をいただいております。今年は「一竹辻が花」を通して
日本の文化・芸術に深い影響を与えた富士山の素晴らしさを発信するとともに、国内外で
高い評価を得ている染色家久保田一竹氏にスポットをあて、日本の伝統技術の素晴らしさ
と四季折々の自然の美しさをお楽しみいただきます。
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檃（おん）：
穏（おん）：霧に噎ぶ樹海の富士
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春たけなわ、富士の草木も咲き誇る
（１９８９年制作）
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（１９９５年制作）
作品解説：富士山シリーズの第一号作品
作品解説：山紫水明・百花繚乱・千紫万紅、古代とんぼ玉イメージ
富士吉田のホテルから観た富士山と樹海を
春を迎え色とりどりの花々が一斉に咲き
表現した一竹作品の中で最も写実的に表現
乱れるこの年美術館開館にともない一竹の
された作品
夢もまた花開いた
「富士山を愛した染色家久保田一竹の世界展
～一竹生誕100周年記念
日時：3月28日（火）～4月30日（日）
美への探求」
場所：3階/アートロビーほか入場無料
■特別展示
◎「一竹が心奪われ染め上げた富士山」
場所：アートロビー
染色家久保田一竹氏が生涯をかけて作り上げた「一竹辻が花」作品より
富士山をテーマとした作品を中心に 6 点と、一竹氏のルーツともいえる友禅を 2 点
展示。一竹氏が使用していた筆や硯、小物類などもご覧に入れます。
◎「久保田一竹美術館古代とんぼ玉ギャラリー」
場所：2 階レストランコリドール
“古代とんぼ玉”のコレクターとしても有名な久保田一竹氏の貴重なコレクションの
うち、ヨーロッパを中心に自ら収集した 2,000 年以上前のものなどを含む約 14 点。
幼少期から“古代とんぼ玉”に見せられた久保田一竹氏の審美眼を知ることが出来
る、古来は王様同士が贈り物に使うなど高価な物で、人間の手が創り出した最古の
工芸品といわれる“古代とんぼ玉”の魅力をお楽しみください。
（4 月 21 日～29 日にとんぼ玉のアクセサリーをロビーギャラリーにて販売いたします。
）
協力：久保田一竹美術館
◎「富士と花を合わせる写真展」場所：南館メインバー＜ブリアン＞前ほか
河口湖美術館「富士山写真大賞」の入賞作品の中から、富士山と花などをテーマ
とした作品を約 20 点展示いたします。
協力：河口湖美術館
展示に関するお問合せ・ご予約／（０３）５３２２-８０６１【ロビーギャラリー直通】
■特別イベント『幻の染物「一竹辻が花」についてお話を聞く午餐会』【要予約】
日時：4 月 25 日（火）トーク 11:30a.m.～ 1:15p.m.（受付 11:00a.m.）
食事 1:30p.m.～ 3:00p.m.
場所：高層階宴会場（トーク）／フレンチ＆イタリアン＜デュオフルシェット＞（食事）
料金：1 名様 8,500 円（トーク、料理、ワンドリンク、サービス料・税金込）
トーク：宮原作夫（久保田一竹美術館名誉館長）
ゲスト：パトック・ショディエフ（国際ショディエフ財団・久保田一竹美術館オーナー）
久保田一竹氏の愛弟子で作品制作を最も近くで支えた宮原作夫氏に「一竹辻が花」の魅力
についてお話をいただきます。また、当日は美術館オーナーのパトック・ショディエフ氏
もロシアからこのイベントのために来日し、世界で愛される「一竹辻が花」の素晴らしさ
を参加のお客様とともに分かち合います。その後は、フレンチ＆イタリアン
＜デュオフルシェット＞にて料理長友國稔行による特別ランチコースをお召し上がり
いただけます。
お問合せ・ご予約／（０３）３３４４－０１１１【レストラン予約直通】
■レストランフェア
期間：4月1日（土）～4月30日（日）
2階／フレンチ&イタリアン＜デュオフルシェット＞
2階／和食＜かがり＞
2階／懐石＜蒼樹庵＞
お問合せ・ご予約／（０３）３３４４－０１１１（代表）レストラン予約

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