RESASかんたん分析 第5回 「東北⼈は⽇本酒好き? ”消費データ分析” 」 皆さんは普段どこでお買い物をしますか?百貨店?スーパー?コンビニ?RESASでは、⾝近にある⾷品スーパー、ドラッグストアのデータを活⽤し、各県の消費傾向 を⾒ることができます。今回は、東北地域と他地域のお酒の消費傾向について⽐較してみましょう ! 1.消費花⽕図 (地域間⽐較) 2.From-to分析(消費動向) 消費マップの「消費花⽕図」では、商品別シェアをグラフで表⽰し、消費傾向を把握すること ができます。 消費マップのFrom-to分析では、地域で⽣産された商品がどこで消費されているかを⾒ること ができます。 購⼊⾦額 (地域別商品割合) 2015年すべての期間 アルコール飲料 東北地域 合算 焼酎 (⼄類) 11.5% 清酒 17.8% 地産品の消費地別割合 2015年すべての期間 秋⽥県の清酒 販売先 果実酒 3.7% 千葉県 2.2% 秋⽥県 その他 3.9% 埼⽟県 5.8% 神奈川県 6.1% 九州地域 合算 清酒 6.0% 焼酎 (⼄類) 22.6% 東京都 7.1% 果実酒 2.3% 秋⽥県 70.7% 全国 東京都 清酒 10.4% 清酒 7.0% 焼酎 (⼄類) 10.0% 果実酒 4.8% 焼酎 (⼄類) 6.3% ⼤分県の焼酎(⼄類) 販売先 その他 31.2% 果実酒 9.9% (%) ビール ウイスキー スピリッツ リキュール類 発泡酒 その他雑酒 ※焼酎(⼄類): ⽶、⻨などを原料とし、単式蒸留器で蒸留して造る焼酎 ※⾷品スーパー、ドラッグストアで取り扱っている約300のカテゴリ商品の購買情報(POSデータ) アルコール飲料の販売内訳を⾒ると、全国と⽐較して東北地域は清酒、九州地域は 焼酎(⼄類)、東京都は果実酒の割合が⼤きくなっています。 >> 次に、東北と九州のお酒がどのような地域に販売されているかを⾒てみましょう。 <執筆者からのコメント:⼤沢> 地域毎に消費されているお酒の種類が違うことや、地産地消の傾向がある県などを⾒ることが出来ました。 皆さんは普段何を買われていますか?皆さんの消費⾏動がRESASに反映されているかもしれませんね。 ⼤阪府 10.1% 埼⽟県 9.9% その他凡例 焼酎(甲類) 東京都 17.1% ⼤分県 神奈川県 9.7% 千葉県 5.3% ※曲線は、⽣産地と消費地のつながりを表しています 販売先の割合を⾒ると、秋⽥県の清酒は、約7割が秋⽥県で消費されており、地産地消 の傾向がみられます。⼀⽅で、⼤分県の焼酎(⼄類)は、⾸都圏など地域外で消費され ている傾向が⾒られます。 Next. 》 「東北企業の海外進出に関する分析」の予定です。ぜひお楽しみに!!
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