通夜・告別式での振る舞い②

通夜・告別式での振る舞い②
供花・供物について
供花や供物は、基本的に一般の弔問客は供えなくても構いません。供えたい場合は、事前にその旨
を伝え、葬儀社を通じて通夜の当日までに届くように手配します。遺族に辞退された場合は、無理強
いして供えるのは失礼にあたるので、遺族の意向に沿いましょう。
葬儀・告別式について
葬儀や告別式が始まる 10 分前には受付を済ませ、自分の立場にふさわしい席に座ります。焼香が
終わったら親族代表のあいさつなどがあり、出棺となります。葬儀の後に告別式が行われる場合は引
き続き参列し、その場合は出棺まで見届けて帰るのが礼儀です。
通夜&葬儀・告別式 Q&A
Q:代理人として参列した場合の所作はどのようにしたらいい?
A:まず受付で芳名帳に上司の名前を書き、その下に(代)と書きます。名刺を差し出す場合
は、上司の名刺の右上に「弔」
、自分の名刺には「代」と書き、両方とも受付担当者に直
接手渡します。
社葬の場合
社葬とは、会社が主催者となって行う葬儀。一般の葬儀とは違い大規模に行われます。会長や社長
などの経営者が亡くなったとき、または業務中の事故にあった社員に対して行うこともあります。
◇故人とたとえ個人的に親しくても、会社の方針に従います。自分勝手な行動はNG.
◇親しくしていた社員が亡くなったら、自分から手伝うことはないか上司に申し出ましょう。
弔辞の構成
弔辞を頼まれたら
弔辞は、故人と特に親しかった人の中から
①故人を悼む言葉、弔報を知った驚き
②故人と自分の関係
遺族が選ぶものなので依頼されたら快く受け
③故人の人柄や略歴などを述べ、故人をたたえる
ましょう。弔辞の長さは3分ほどを目安に、
④残された者としての決意
忌み言葉や死因について触れるのは避け、あ
⑤遺族をなぐさめ、励ます言葉
りきたりにならないよう、自分の言葉で表現
⑥冥福を祈る結びの言葉
します。