Ⅱ 調査結果 1 住宅防火 (1)住宅用火災警報器設置義務化の認知状況 問1 消防法及びさいたま市火災予防条例により、すべての住宅には次の場所に住宅用火災警報 器の設置が義務付けられていることを知っていますか。(○は1つだけ) 図1−1 住宅用火災警報器設置義務化の認知 知らない 24.9% 知っている 75.1% 回答者数:1,492 全体結果 すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられたことを知っているか聞いたところ、「知っている」が 75.1%、「知らない」が24.9%である。(図1−1) 図1−1−1 住宅用火災警報器設置義務化の認知状況−居住区別、住居形態別 合計<居住区別> 西区 北区 大宮区 見沼区 中央区 桜区 浦和区 南区 緑区 岩槻区 合計<居住形態別> 持ち家 [計] 一戸建て 集合住宅 借家 [計] 一戸建て 集合住宅 その他 知っている 74.9 78.0 71.5 75.2 73.7 64.7 78.7 76.6 78.0 75.5 77.6 74.9 76.7 78.5 70.4 68.0 60.0 68.6 83.3 知らない (%) 25.1 22.0 28.5 24.8 26.3 35.3 21.3 23.4 22.0 24.5 22.4 25.1 23.3 21.5 29.6 32.0 40.0 31.4 16.7 回答者数:1,397 全体結果 「知っている」比率が最も高いのは、居住区別では桜区(78.7%)、居住形態別では持ち家の一戸建て(78. 5%)である。一方、「知らない」比率が高いのは、居住区別では、中央区(35.3%)、居住形態別では借家の一戸 建て(40.0%)である。(図1−1−1) 1 (2)住宅用火災警報器設置義務化を知った方法 (問1で「1 知っている」と答えた方へ) 問1−1 どのような方法で「住宅用火災警報器の設置義務化」を知りましたか。(○はいくつでも) 図1−2 住宅用火災警報器設置義務化を知った方法 0% 5% 消防局・消防署・出張所 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 11.5 区役所などの公共施設 9.9 市報 ホームページ 42.8 1.3 ポスター 12.5 パンフレット・チラシ 13.9 回覧板 市の行事 45% 25.5 3.1 新聞・タウン誌などの雑誌 21.2 テレビ・ラジオ・ケーブルテレビ 30.0 その他 19.8 回答者数:1,101 全体結果 どのような方法で住宅用火災警報器の設置義務化を知ったか聞いたところ、「市報」が42.8%、「テレビ・ラジオ・ ケーブルテレビ」が30.0%、「回覧板」が25.5%などの順である。(図1−2) (3)住宅用火災警報器の設置状況 問2 現在、お住まいの住宅には、住宅用火災警報器を設置していますか。(○は1つだけ) 図1−3 住宅用火災警報器の設置状況 設置していない 18.5% 設置している 81.5% 回答者数:1,479 全体結果 お住まいに住宅用火災警報器を設置しているか聞いたところ、「設置している」が81.5%、「設置していない」が1 8.5%である。(図1−3)※なお、国の算定方法に従い代替え設備等による設置免除世帯については「設置してい る」に含める。 2 図1−3−1 住宅用火災警報器の設置状況−年代別 設置している 設置していない (%) 70代 79.4 20.6 60代 77.8 50代 22.2 23.8 76.2 40代 84.1 30代 15.9 89.5 20代 10.5 83.5 16.5 回答者数:1,393 全体結果 「設置している」比率が高いのは、30歳代(89.5%)、40歳代(84.1%)、20歳代(83.5%)などの順である。 (図1−3−1) 図1−3−2 住宅用火災警報器の設置状況−居住区別、住居形態別 合計<居住区別> 西区 北区 大宮区 見沼区 中央区 桜区 浦和区 南区 緑区 岩槻区 合計<居住形態別> 持ち家 [計] 一戸建て 設置している 設置していない(%) 81.2 18.8 93.7 集合住宅 借家 89.1 [計] 一戸建て 25.8 17.5 17.6 23.3 16.2 17.6 15.1 9.9 15.9 30.8 18.8 20.8 25.2 6.3 10.9 74.2 82.5 82.4 76.7 83.8 82.4 84.9 90.1 84.1 69.2 81.2 79.2 74.8 40.0 60.0 93.7 集合住宅 6.3 100.0 その他 回答者数:1,385 全体結果 「設置している」比率が高いのは、居住区別では南区(90.1%)、居住形態別では持ち家及び借家の集合住宅(9 3.7%)である。一方、「設置していない」比率が高いのは、居住区別では岩槻区(30.8%)、住居形態別では借家 の一戸建て(40.0%)である。(図1−3−2) 3 (4)住宅用火災警報器の設置場所 (問2で「1 設置している」と答えた方へ) 問2−1 どの場所に設置していますか。(○はいくつでも) 図1−4 住宅用火災警報器の設置場所 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 寝室 80% 69.9 階段 30.1 台所 67.2 居室(寝室以外) 50.7 廊下 13.1 その他 6.0 回答者数:1,114 全体結果 住宅用火災警報器をどの場所に設置しているか聞いたところ、「寝室」が69.9%、「台所」が67.2%、「居室 (寝室以外)」が50.7%などの順である。(図1−4) (5)住宅用火災警報器の点検実施状況 (問2で「1 設置している」と答えた方へ) 問2−2 ボタンを押したり、引きひもを引いて、定期的に点検を実施していますか。(○は1つだけ) 図1−5 住宅用火災警報器の点検実施状況 0% 月に1回程度 2∼3か月に1回程度 10% 20% 30% 50% 60% 70% 1.2 3.0 半年に1回程度 17.1 年1回程度 17.1 実施していない その他 40% 57.8 3.8 回答者数:1,146 全体結果 住宅用火災警報器の点検を実施しているか聞いたところ、「実施していない」が57.8%、「年1回程度」及び「半年 に1回程度」が17.1%などの順である。(図1−5) 4 (6)住宅用火災警報器を設置していない理由 (問2で「2 設置していない」と答えた方へ) 問2−3 設置していない理由は何ですか。(○はいくつでも) 図1−6 住宅用火災警報器の設置場所 0% 5% 10% 15% 20% 25% 義務化されたことを知らない 30% 27.2 自分で取り付けることが難しい 19.7 購入先がわからない 13.5 値段が高い 14.4 購入したが設置方法がわからない 3.1 借家のため自分で設置してよいのかわからない 5.8 共同住宅で自動火災報知設備、スプリンクラーが設置され ている 3.6 共同住宅で居室内に自動火災報知機、スプリンクラー… その他 12.7 回答者数:277 全体結果 住宅用火災警報器を設置していない理由は何か聞いたところ、「義務化されたことを知らない」が27.2%、「自分 (図1−6) で取り付けることが難しい」が19.7%、「値段が高い」が14.4%などの順である。 図1−6−1 住宅用火災警報器設置を設置していない理由−居住区別、住居形態別 自分で取り 付けが困難 義務化を 知らない 購入先が不明 居室内に自動火災報 知設備、スプリンク ラーが設置されている 購入はしたが 借家の為、設置 設置方法が してよいかわか わからない らない 値段が高い その他 (%) 27.2 全 体 19.7 14.4 13.5 5.8 3.6 3.1 12.7 <居住区別> 20.0 西区 15.6 北区 18.8 大宮区 28.6 見沼区 28.3 中央区 30.4 桜区 14.6 14.8 17.2 南区 15.2 7.4 24.1 34.6 緑区 17.1 21.3 6.6 7.3 13.0 8.7 7.3 12.2 25.9 7.4 3.4 19.2 11.5 12.5 9.5 8.7 2.2 2.2 20.7 15.4 13.3 10.9 4.9 3.7 14.8 20.7 15.4 31.1 岩槻区 4.3 8.7 15.2 9.8 25.9 9.4 3.1 9.4 9.5 4.8 4.8 7.1 15.2 23.9 26.8 浦和区 9.4 11.9 23.8 13.0 6.7 4.4 2.2 20.0 17.8 37.5 10.3 3.4 15.4 1.6 6.6 1.6 19.7 <居住形態別> 28.1 持ち家 [計] 一戸建て 32.1 集合住宅 10.3 その他 8.9 20.0 7.1 3.6 10.7 16.7 21.4 [計] 7.1 10.3 13.8 22.0 16.7 集合住宅 借家 21.6 29.3 一戸建て 6.9 3.4 13.2 6.7 3.3 15.6 16.4 0.3 3.6 2.1 3.60.3 23.3 15.1 13.3 41.1 10.7 37.9 15.0 14.3 42.9 27.6 3.4 0 全体結果 「義務化を知らない」比率が高いのは、居住区別では、北区(37.5%)、居住形態別では借家の一戸建て住宅(3 2.1%)である。(図1−6−1) 5 (7)防炎品の認知状況 問3 カーテンや寝具などに防炎品があることを知っていますか。(○は1つだけ) 図1−7 防炎品の認知状況 知らない 20.9% 知っている 79.1% 回答者数:1,432 全体結果 カーテンや寝具などに防炎品があることを知っているか聞いたところ、「知っている」が79.1%、「知らない」が 20.9%である。(図1−7) (8)防炎品の種類に対する認知状況 問3で「1 知っている」と答えた方へ) 問3−1 「防炎」又は「防炎製品」の表示が貼付してある防炎品はどのような種類があるか 知ってい ますか。(○はいくつでも) 図1−8 防炎品の種類の認知状況 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% カーテン 90% 100% 50.5 寝具類 20.3 防災頭巾 35.9 衣服類 19.2 自動車・バイクカバー その他 80% 98.3 じゅうたん のぼり旗 70% 10.5 2.4 1.5 回答者数:1,095 全体結果 防炎品はどのような種類があるか知っているか聞いたところ、「カーテン」が98.3%、「じゅうたん」が50.5%、「防 災頭巾」が35.9%などの順である。(図1−8) 6 (9)高層の共同住宅における居住状況 問4 高層(高さ31mを超える建築物。概ね11階以上が該当です。)建築物の共同住宅には消防 法により防災物品(カーテンやじゅうたん等)の使用が義務付けられていますが、現在あなたのお住 まいは高層建築物にあたる共同住宅ですか。(○は1つだけ) 図 1−9 高層の共同住宅における居住状況 高層の共同住宅である 8.7% 高層の共同住宅ではない 91.3% 回答者数:1,425 全体結果 現在のお住まいは高層建築物にあたる共同住宅か聞いたところ、「高層の共同住宅である」が8.7%、「高層の共 同住宅ではない」が91.3%である。(図1−9) (10)防炎品の使用状況 (問4で「1 高層の共同住宅である」と答えた方へ) 問4−1 お使いのカーテンやじゅうたん等は防炎物品ですか。(○は1つだけ) 図 1−10 防炎物品の使用状況 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 22.5 防炎物品である 一部防炎物品である 32.4 防炎物品でない 45.1 回答者数:111 全体結果 現在お住まいの高層建築物で使用しているカーテン等は防炎品か聞いたところ、「防炎物品である」が 22.5%、「一部防炎である」が32.4%、「防炎物品でない」が45.1%である。(図1−10) 7 (11)住宅火災に対し家庭内で備えているもの 問5 住宅火災に対し家庭内で備えているものはありますか。(○はいくつでも) 図1−11 住宅火災に対して家庭内で備えているもの 0% 10% 20% 30% 40% 50% 消火器 46.6 消火バケツ 9.7 エアゾール式簡易消火具 住宅用自動消火装置 10.7 1.8 4.2 住宅用スプリンクラー 12.9 カーテン・寝具などの防炎品 ロープ・避難はしごなどの避難器具 11.1 特に何もしていない 32.0 2.2 その他 回答者数:1,419 全体結果 住宅火災に対し家庭内で備えているものについて聞いたところ、「消火器」が46.6%、「特に何もして いない」が32.0%、「カーテン・寝具などの防炎品」が12.9%などの順である。(図1−11) (12)放火防止対策のため備えていること 問6 市内の火災原因の第1位は放火によるものですが、放火を防ぐため何か実施していることは ありますか。(○はいくつでも) 図1−13 放火を防ぐために実施していること 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 家庭ごみは指定日の朝に出している 56.8 夜間、日常的に屋外照明を点灯している 19.6 1.7 屋外に監視センサー又はセンサーライトなど 屋外に監視センサー又はセンサーライト などを設置している を設置している 21.8 特に何もしていない その他 80% 70.9 家の周りに燃えやすい物を置かない 車やバイクのカバーは防炎品を使用している 70% 16.1 1.5% 回答者数:1,425 全体結果 放火を防ぐため何か実施していることがあるか聞いたところ、「家庭ごみは指定日の朝に出している」が70.9%、 「家の周りに燃えやすい物を置かない」が56.8%、「屋外に監視センサー又はセンサーライトなどを設置している」 が21.8%などの順である。(図1−13) 8 (13)コンロ火災防止対策のため使用しているもの 問7 コンロは、市内の火災原因の上位となりますが、次のうちどれを使用していますか。(○は1つだけ) 図1−14 コンロの使用状況 0% 10% 20% 30% 40% 50% 53.9 ガスコンロ(全口安全装置付き) ガスコンロ(一部安全装置付き) 20.0 ガスコンロ(安全装置なし) 7.4 電磁調理器(IHクッキングヒーター) その他 60% 18.1 0.6 回答者数:1,454 全体結果 コンロ火災を防ぐため使用しているものを聞いたところ、「ガスコンロ(全口安全装置付き)」が53.9%、「ガスコンロ (一部安全装置付き)」が20.0%、「電磁調理器(IHクッキングヒーター)」が18.1%などの順である。(図1−14) 2 防災 (1)地震対策として行っていること 問8 地震対策として行っていることはあります。(○はいくつでも) 図2−1 地震対策で行っていること 0% 10% 20% 防災訓練などに参加している 40% 50% 23.1 家庭で連絡方法や集合場所を確認している 34.4 避難場所や避難経路を確認している 34.9 家具やテレビなどの転倒防止をしている 38.8 ガラス飛散防止フィルムを添付している 5.0 災害備蓄品・持出品を準備している 44.4 家の耐震診断を実施している 7.0 特に何もしていない その他 30% 17.8 1.7 回答者数:1,450 全体結果 地震対策として行っていることを聞いたところ、「災害備蓄品・持出品を準備している」が44.4%、「家具やテレビな どの転倒防止をしている」が38.8%、「避難場所や避難経路を確認している」が34.9%などの順である。 (図2−1) 9 (2)防災展示ホールの認知状況 問9 市内に防火・防災について学べる防災展示ホールがあることを知っていますか。(○は1つだけ) 図2−2 防災展示ホールの認知状況 知っている 20.5% 知らない 79.5% 回答者数:1,445 全体結果 市内に防災展示ホールがあることについて聞いたところ、「知っている」が20.5%、「知らない」が79.5%であ る。(図2−2) (3)防災展示ホールへ行った実績 (問9で「1 知っている」と答えた方へ) 問9−1 本市の防災展示ホールへ行ってみたいと思いますか。(○は1つだけ) 図2−3 防災展示ホールへ行ってみたいと思うか 0% 10% 20% 30% 40% 行ったことがある 60% 55.1 36.8 行ってみたい 行きたくない 50% 8.1 回答者数:272 全体結果 本市の防災展示ホールへ行ってみたいか聞いてみたところ、「行ったことがある」が55.1%、「行ってみたい」が 36.8%、「行きたくない」が8.1%の順である。(図2−3) 10
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