平成28年度 水道未普及地域解消事業(給水区域内無水源

平成28年度 水道未普及地域解消事業(給水区域内無水源)嬉野東地区 設計書
(当初設計)
加圧ポンプ所電気・機械設備工事
業務番号
加 上
工 事 名
加圧ポンプ所電気・機械設備工事
委託箇所
加東市
工
構造物工事
種
第 43 号
松沢
地内
加 東 市
委 託 費
実 施
(前回変更)
円
今 回 変 更
概 要
増 減 額
電気機械設備工
1式
設 計 額
場内配管工
1式
(消費税額)
場内整備工
1式
円
円
円
円
円
設 計 額
(消費税額)
執行方法
(起工又は変更理由)
請
負
履 行 期 日
平成29年9月29日限り
嬉野東地区加圧ポンプ所電気・機械設備工事
工
施 設 名
工 事 別
電気・機械設備工事
場内配管工事
場内整備工事
直 接 工 事 費
事
上段:実 施
総
形 状 ・ 内 訳
ポンプ設備、計装盤、
薬注設備設置
流入管、流出管、
排水・越流管布設
フェンス設置、場内舗装
側溝工
下段:変 更
括 表 数
量
1.0 式
金 額
摘
要
第1号設計書
1.0 式
第2号設計書
1.0 式
第3号設計書
嬉野東地区加圧ポンプ所電気・機械設備工事
工
施 設 名
工 事 別
諸経費
共 通 仮 設 費
事
上段:実 施
総
形 状 ・ 内 訳
率計上分
数
量
重機運搬費
式
仮設材の運搬費
式
準備費
式
事業損失防止施設費
式
安全費
1式
役務費
式
技術管理費
式
営繕費
式
環境対策費(率計上)
式
1式
現 場 管 理 費
1式
一 般 管 理 費 等
1式
諸 経 費 計
1式
純工事費
工事原価
工 事 価 格
工 事 費 計
金 額
摘
要
1式
共 通 仮 設 費 計
消 費 税 相 当 額
下段:変 更
括 表 8%
交通整理員B
25人計上
第1号 電気・機械設備工事設計書
1. 設計図面との対象番号
イ
計装フローシート
(
ロ
盤外形図、単線結線図
(
ハ
場内電気工事図
(
)
ニ
屋内電気工事図
(
1:20
)
ホ
(
1:50,30
)
実施時
変更時
2. 工事計画概要
電気計装設備工事
計装盤、計測機器設置
1式
陸上多段渦巻ポンプ3.7KW 3台(ユニット)
照明工事
屋内照明工事
1式
追加塩素装置
1式
1:50
)
)
工 種
名 称
形状・寸法
加圧ポンプ所
材料費 電気計装・機械設備工事
加圧ポンプ所
照明配線工事
単位 数 量
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
式
1.0
内訳書①
式
1.0
内訳書②
式
1
内訳書①
式
1
内訳書②
式
1
計
労務費 加圧ポンプ所
電気計装設備工事
加圧ポンプ所
照明配線工事
中央監視装置改造
計
合 計
工 種
名 称
形状・寸法
単位 数 量
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
内訳書① 加圧ポンプ所電気計装・機械設備工事
材料費
SUS製ポール
機器費 引込開閉器盤
取付形
面
1.0
計装テレメータ盤
SS製屋内自立形
面
1.0
水位計
投込式
組
1.0
PH-2 ケーブル5m付
組
1.0
台
インバータ制御ユニット
3.7KW3台
式
ポーラログラフ法、
回転電極式
基
液中ピストンポンプ2台
次亜タンク100L
基
1.0
水位電極
防浸型2線10Kフランジ
電磁流量計
加圧ポンプ
残留塩素計
追加塩素装置
100A専用ケーブル10m付
1.0
1.0
1.0
小 計
電力ケーブル
600V CVT38sq
m
10
埋込電線管
FEP 65
m
10
電灯ケーブル
CV5.5sq-2C
m
10
埋込電線管
m
10
通信ケーブル
FEP 30
FCPEV
0.9-3P
m
10
埋込電線管
FEP 30
m
10
絶縁電線
m
5
組
1
埋設標識シート
IV14sq
H2-9,R2K-60付
600x600x600
W300
2倍
m
30
電力ケーブル
600V CVT14sq
m
5
絶縁電線
IV14sq
m
5
絶縁電線
m
5
ケーブルラック
HIVE54
メラミン樹脂
W500高さ70
m
6
制御用ケーブル
CVV2sq-3C
m
20
制御用ケーブル
CVV2sq-2C
m
20
制御用ケーブル
CVV1.25sq-6C
m
20
絶縁電線
HIVE28
m
20
絶縁電線
m
20
個
1
プルボックス
HIVE22
SUS防水形
300*300*150
SUS防水形
300*300*150
個
2
電線管
PE54
m
6
電線管
PE28
m
6
式
1
ハンドホール
プルボックス
同上付属材料
上記計
×1.75
工 種
名 称
コンクリート柱
コンクリート根かせ
形状・寸法
8-14-200
1200x240x170
バンド付
低圧用ラック
単位 数 量
本
1
個
1
個
2
低圧引留碍子
75x65
個
2
引留バンド
3BD-HC-17
個
2
自在バンド
IBT-208
個
6
支線ブロック
450x300
硬質ポリエチレン
2.2m
個
1
本
1
100×100
亜鉛めっき鋼
より線 38sq
個
1
kg
2.1
支線ガード
玉碍子
支線
保護管HIVPφ20含む
薬注
ブレードホース
φ6×φ11
2方切替弁
次亜注入装置
注入口弁
m
22
個
1
個
1
式
1
小 計
補助材費
小 計
計
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
工 種
名 称
労務費
据付・ 技術者
配線工
電工
薬注
形状・寸法
単位 数 量
人
人
普通作業員
人
配管工
人
技術者
据付
人
技術者
単体調整
人
普通作業員
人
機械設備据付工
人
電工
人
小 計
複合
工費
機械掘削工
埋戻工
残土処理工
土砂投棄料
小 計
計
BH0.28
発生土
BH0.28
土砂
L=2.2km
m3
4
m3
3
m
3
1
m
3
1
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
工 種
名 称
形状・寸法
単位 数 量
内訳書② 配水池照明設備工事
屋内壁掛形
W450*D125*H600
材料費 電灯分電盤
主幹:ELCB
面
50AF,
分岐MCCB2P30AF*4
FSR2-322
蛍光灯
100V 32W*2
台
FBF2RP-201
蛍光灯
100V 20W*1
台
埋込接地コンセント
1
3
2
個
2
個
2
埋込スイッチ
125V 15A
125V 15A
2ケ口
取付枠付
1P 15A
個
1
コンセントプレート
1∼3穴
個
2
スイッチプレート
個
2
個
4
台
2
個
2
m
7
電力ケーブル
1∼3穴
塩ビ製
1個用
一般形
φ300
防虫網付
SUS
600V EEF/
F 2.0-3c
600V EEF/
F 1.6-2c
m
8
絶縁電線
IE/F 1.6mm
m
7
式
1
m
15
式
1
埋込接地コンセント
スイッチボックス
換気扇
同上 カバー
電力ケーブル
同上付属材料
電線管
同上付属材料
CD 22
小 計
補助材費
小 計
計
式
1.0
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
工 種
名 称
労務費
据付・ 電工
配線工
設備機械工
計
形状・寸法
単位 数 量
人
2.0
人
1.0
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
第2号 場内配管工事設計書
1. 設計図面との対象番号
イ
屋内配管詳細図
(
1:50
)
ニ
(
)
ロ
場内配管平面図
(
1:10
)
ホ
(
)
ハ
場内配管詳細図
(
実施時
変更時
)
2. 工事計画概要
流入管
流出管
排水・越流管
DCIP-GXφ100
L=26.9m
SUS100A
L= 4.8m
HPPEφ100
L= 7.2m
SUS50A
L= 3.1m
SUS100A
L= 7.8m
HIVPφ100
L=10.8m
SUS100A
L= 6.0m
工 種
名 称
材料費
流入管 DCIP 直管
DCIP
φ100 DCIP 直管
DCIP 曲管
DCIP 曲管
DCIP 継輪
DCIP 短管2号
DCIP 2受丁字管
DCIP 帽
ソフトシール仕切弁
G-Linkセット
形状・寸法 単位 数 量
GX形1種
φ100×4000L
本
2
GX形1種
φ100×4000L
本
4
GX形内粉
φ100×45°
ケ
4
GX形内粉
φ100×11°1/4 ケ
1
GX形内粉
φ100
ケ
1
GX形内粉
φ100
ケ
2
GX形内粉
φ100×100
ケ
2
GX形内粉
φ100
ケ
1
GX形受挿し
φ100
ケ
2
φ100
GX形
接続部材
組
7
ケ
8
ライナ
φ100
ケ
4
仕切弁ボックス
H=0.6m
組
2
埋設表示シート
W150
m
25.9
ポリエチレンスリーブ
φ100
m
25.9
配管明示テープ
φ100
m
25.9
本
2
本
2
本
4
組
10
φ150×5000L
本
1
φ150
ヶ
1
EF片受ベンド
φ150×11°1/4
ヶ
1
EF片受レデューサ
φ150×100
ヶ
1
EFフランジ
PE挿し口付
ソフトシール仕切弁
φ100 10K
ヶ
1
φ150
基
1
仕切弁ボックス
H=0.6m
組
1
埋設表示シート
W150
m
7.2
配管明示テープ
φ150
m
7.2
小 計
流入管 SUS304 Sch20
SUS
両F短管
100A SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F曲管
フランジ継手材
7.5KF
100A×400L
7.5KF
100A×1,350L
7.5KF
100A×400L
SUS304 B,N GF
100A 7.5K
小 計
流出管
HPPE EF受口付直管
φ150
EFソケット
小 計
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
工 種
名 称
材料費 SUS304 Sch20
流出管 両F短管
SUS
50A
仕切弁
SUS304 Sch20
両F曲管
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F片落管
SUS304 Sch20
3F丁字管
SUS304 Sch20
両F曲管
形状・寸法 単位 数 量
10KF
50A×150L
本
2
ソフトシール丸ハンドル付
50A10K
基
2
10KF 50A×120L
本
1
本
2
本
3
本
3
本
1
組
16
組
3
本
1
基
4
本
1
本
2
本
2
本
1
本
4
本
1
ヶ
1
本
1
ヶ
1
本
1
本
1
本
1
ヶ
1
フランジ継手材
100A 200L
10KF
100A×715L
コック付き
20A
10KF
100A×157L
10KF
100A×350L
10KF
100A×620L
リダツ付
100A
SUS304 B,N GF
100A 10K
組
23
配管支持金具
Aタイプ
組
2
配管支持金具
Bタイプ
組
2
配管支持金具
Cタイプ
組
1
フランジ継手材
フランジ継手材
×90°×200L
10KF
50A×100L
10KF
50A×40A
10KF
50A×50A
10KF
50A×180°
SUS304 B,N GF
50A 10K
SUS304 B,N GF
40A 10K
小 計
流出管 SUS304 Sch20
SUS
両F片落管
100A
仕切弁
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
3F丁字管
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F曲管
SUS304 Sch20
両F短管
フランジアダプタ
SUS304 Sch20
両F短管
小型空気弁
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F短管
VSジョイント
小 計
10KF
100A×50A
ソフトシール丸ハンドル付
100A10K
10KF
100A×800L
10KF
100A×100A
10KF
100A×200L
10KF20Aソケット付
100A×950L
10KF
100A×90°
10KF
100A×282L
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
工 種
名 称
材料費
排水・ ビニール管
越流管
HIVP HITSフランジ
φ100
仕切弁
仕切弁室
フランジ継手材
HI-TS
エルボ
HI-TS
チーズ
形状・寸法
HIVP
φ100×4m
単位 数 量
本
3
φ100
ソフトシール7.5KF
φ100
H=0.6
φ100
SUS304 B,N GF
100A 7.5K
ヶ
4
基
2
組
2
組
2
φ100×90°
ヶ
2
φ100×100
ヶ
3
本
4
本
4
本
8
組
20
小 計
排水・ SUS304 Sch20
越流管 両F短管
SUS
SUS304 Sch20
100A 両F短管
SUS304 Sch20
両F曲管
フランジ継手材
小 計
計
7.5KF
100A×280L
7.5KF
100A×600L
10KF
100A×90°
SUS304 B,N GF
100A 7.5K
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
工 種
名 称
労務費
流入管 鋳鉄管据付工
DCIP
鋳鉄管切断工
形状・寸法
機械
φ100
単位 数 量
m
25.9
6
GX形 継手工
φ100
口
直管接合
φ100
口
異形管接合 G-Link使用
φ100
口
異形管接合
φ100
口
仕切弁設置工
φ100
ヶ所
2
仕切弁室設置工
H=0.6m
ヶ所
2
埋設標示帯工
ポリエチレンスリーブ
被 覆 工
W150
m
25.9
φ100
m
25.9
配管明示テープ工
φ100
m
25.9
100A
m
4.8
100A 7.5K
口
φ150
m
7.2
φ150
融着接合1口継手
φ150
融着接合1口継手
φ100
融着接合2口継手
φ150
口
1
口
3
口
1
口
1
GX形 継手工
GX形 継手工
6
7
8
小 計
流入管
SUS
SUS鋼管据付工
100A
フランジ継手工
10
小 計
流出管 ポリエチレン管
HPPE 据付工
φ150 ポリエチレン管
切断工
ポリエチレン管
継手工
ポリエチレン管
継手工
ポリエチレン管
継手工
仕切弁設置工
φ150
ヶ所
1
仕切弁室設置工
H=0.6m
ヶ所
1
埋設標示帯工
W150
m
7.2
配管明示テープ工
φ150
m
7.2
50A
m
3.1
50A 10K
口
16
フランジ継手工
40A 10K
口
3
仕切弁設置工
50A
ヶ所
2
小 計
流出管
SUS
SUS鋼管据付工
50A
フランジ継手工
小 計
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
工 種
名 称
労務費
流出管 SUS鋼管据付工
SUS
100A フランジ継手工
形状・寸法
単位 数 量
100A
m
6.8
100A 10K
口
23
仕切弁設置工
100A
ヶ所
4
メカニカル継手工
100A
口
2
支持金具取付工
Aタイプ
ヶ所
2
支持金具取付工
Bタイプ
ヶ所
2
支持金具取付工
Cタイプ
ヶ所
1
φ100
m
10.3
φ100
口
7
TS継手工
φ100
口
17
仕切弁設置工
φ100
ヶ所
2
仕切弁室設置工
H=0.6m
7.5K
φ100
ヶ所
2
口
2
100A
m
6.0
100A 7.5K
口
BH0.28
m3
16
m
2
22
m
3
16
m
3
0.5
m
3
0.5
小 計
排水・
越流管 ビニール管据付工
HIVP
φ100 ビニール管切断工
フランジ継手工
小 計
排水・
越流管 SUS鋼管据付工
SUS
100A フランジ継手工
20
小 計
計
土工費 機械掘削工
床均し工
埋 戻 工
残土処理工
土砂投棄料
計
合 計
人力
発生土
BH0.28
土砂
L=2.2km
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
第3号 場内整備工事設計書
1. 設計図面との対象番号
イ
場内整備平面図
(
1:100
)
ニ
(
)
ロ
場内舗装面積求積図
(
1:100
)
ホ
(
)
ハ
門柵標準図
(
1:20
)
実施時
変更時
2. 工事計画概要
フェンス設置
ネットフェンス H=1.8m忍返付
L=58.5m
場内舗装
As舗装
A=138㎡
側溝設置
CD側溝250
L= 8.0m
工 種
名 称
材料費
側溝 CD側溝
グレーチング
門柵
UNフェンス
フェンス門扉
銘板
計
形状・寸法
単位 数 量
250×250×2000 ケ
4
CD250用
310×1000×90
枚
8
A型50シリーズ
曲忍付H=1.8
m 58.5
両開き
H=1.8 W=4.0
組
1
アルミ鋳物ヘアライン仕上
W600×H200
ヶ
1
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
工 種
名 称
労務費
側溝 Co取壊工
形状・寸法
m3
0.2
残塊運搬処分工
有筋Co L=22.5km m3
0.2
処分費
有筋Co
As
t=15㎝以下
As
t=10㎝以下
As塊
L=16.8km
m3
0.2
m
8
m2
4
m
3
0.2
m
3
0.2
m2
4
m2
4
m
8.0
枚
8
m
58.5
組
1
舗装切断工
舗装取壊工
残塊処理工
U字側溝
As塊投棄料
路盤工
再生密粒度As
t=5cm
粒調砕石M30
t=10cm
側溝据付工
CD側溝250
舗装復旧工
グレーチング設置工
門柵
UNフェンス設置工
フェンス門扉設置工
基礎コンクリート
基礎コンクリート
基礎コンクリート
銘板取付工
場内
舗装
単位 数 量
路盤工
舗装復旧工
計
合 計
CD250用
310×1000×90
忍返付
H=1.8
両開き
H=1.8 W=4.0
フェンス用
250×250×H450
ヶ
両開き門扉用
ヶ
500×500×H700
両開き門扉落し用
ヶ
300×200×H200
W600×H200
粒調砕石M30
t=10cm
再生密粒度As
t=5cm
ヶ所
32
2
1
1
m2
138
m2
138
実 施 時
単 価 円
金 額 円
数 量
変 更 時
単 価 円
金 額 円
摘 要
数
量
計
電気工事
算
書
嬉野東加圧ポンプ所
上段:実 施 数 量 計 算 書
電気・機械工事
名 称
形状・寸法
単 位
嬉野東 加圧ポンプ所 電気計装設備
SUS製ポール
引込開閉器盤
取付形
面
計装テレメータ盤
SS製屋内自立形
面
水位計
投込式
組
水位電極
組
残留塩素計
PH-2 ケーブル5m付
防浸型2線10Kフランジ
100A専用ケーブル10m付
インバータ制御ユニット
3.7KW3台
ポーラログラフ法、
回転電極式
電力ケーブル
600V CVT38sq
m
埋込電線管
FEP 65
m
電灯ケーブル
CV5.5sq-2C
m
埋込電線管
m
通信ケーブル
FEP 30
FCPEV
0.9-3P
埋込電線管
FEP 30
m
絶縁電線
m
埋設標識シート
IV14sq
H2-9,R2K-60付
600x600x600
W300
2倍
電力ケーブル
600V CVT14sq
m
絶縁電線
IV14sq
m
絶縁電線
m
ケーブルラック
HIVE54
メラミン樹脂
W500高さ70
制御用ケーブル
CVV2sq-3C
m
制御用ケーブル
CVV2sq-2C
m
制御用ケーブル
CVV1.25sq-6C
m
絶縁電線
HIVE28
m
絶縁電線
HIVE22
SUS防水形
300*300*150
m
電磁流量計
加圧ポンプ
ハンドホール
プルボックス
下段:変 更 合 計 設計値
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
10.0
10.0
10
10.0
10.0
10
10.0
10.0
10
10.0
10.0
10
10.0
10.0
10
10.0
10.0
10
5.0
5.0
5
1.0
1.0
1
30.0
30.0
30
5.0
5.0
5
5.0
5.0
5
5.0
5.0
5
6.0
6.0
6
20.0
20.0
20
20.0
20.0
20
20.0
20.0
20
20.0
20.0
20
20.0
20.0
20
1.0
1.0
1
台
式
基
m
組
m
m
個
摘 要
嬉野東加圧ポンプ所
電気・機械工事
名 称
形状・寸法
SUS防水形
プルボックス
300*300*150
数 量 計 算 書
単 位
2.0
個
電線管
PE54
m
電線管
PE28
m
同上付属材料
コンクリート柱
コンクリート根かせ
8-14-200
1200x240x170
バンド付
6
6.0
6.0
6
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
2.0
2.0
2
2.0
2.0
2
2.0
2.0
2
6.0
6.0
6
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
2.1
2.1
2
個
個
75x65
個
引留バンド
3BD-HC-17
個
自在バンド
IBT-208
個
支線ブロック
450x300
硬質ポリエチレン
2.2m
個
100×100
亜鉛めっき鋼
より線 38sq
個
支線
6.0
本
低圧引留碍子
玉碍子
6.0
式
低圧用ラック
支線ガード
上段:実 施 下段:変 更 合 計 設計値
摘 要
2.0
2
本
kg
嬉野東加圧ポンプ所
上段:実 施 数 量 計 算 書
電気・機械工事
名 称
形状・寸法
単 位
嬉野東 加圧ポンプ所 薬品注入設備
液中ピストンポンプ2台
追加塩素装置
次亜タンク100L
基
ブレードホース φ6×φ11
m
2方切替弁
個
次亜注入装置
注入口弁
個
下段:変 更 合 計 設計値
1.0
1.0
1
22.0
22.0
22
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
摘 要
嬉野東加圧ポンプ所
上段:実 施 数 量 計 算 書
電気・機械工事
名 称
形状・寸法
嬉野東加圧ポンプ所照明設備
屋内壁掛形
W450*D125*H600
電灯分電盤
主幹:ELCB
50AF,
分岐MCCB2P30AF*4
FSR2-322
蛍光灯
100V 32W*2
FBF2RP-201
蛍光灯
100V 20W*1
埋込接地コンセント
単 位
1.0
コンセントプレート
1∼3穴
個
スイッチプレート
個
電力ケーブル
1∼3穴
塩ビ製
1個用
一般形
φ300
防虫網付
SUS
600V EEF/
F 2.0-3c
600V EEF/
F 1.6-2c
絶縁電線
IE/F 1.6mm
m
同上 カバー
電力ケーブル
同上付属材料
電線管
1
0.0
0
3.0
3.0
3
2.0
2.0
2
2.0
2.0
2
2.0
2.0
2
1.0
1.0
1
2.0
2.0
2
2.0
2.0
2
4.0
4.0
4
2.0
2.0
2
2.0
2.0
2
7.0
7.0
7
8.0
8.0
8
7.0
7.0
7
1.0
1.0
1
15.0
15.0
15
1.0
1.0
1
1.0
1.0
1
台
個
換気扇
1.0
台
埋込スイッチ
スイッチボックス
合 計 設計値
面
125V 15A
125V 15A
2ケ口
取付枠付
1P 15A
埋込接地コンセント
下段:変 更 個
個
個
台
個
m
m
式
CD 22
m
同上付属材料
式
補助材費
式
摘 要
嬉野東加圧ポンプ所
電気計装設備工事
数 量 計 算 書
材 料 集 計 表 − 1
嬉野東加圧ポンプ所
電源引込材
材 料 コンクリート柱
コンクリート根かせ
8-14-200
1200x240x170
場 所
低圧用ラック
防犯灯
低圧引留碍子
引留バンド
自在バンド
支線ブロック
支線ガード
玉碍子
支線
FL20W×1
75x65
3DB-HC-17
1BT-208
500x250
硬質ポリエチレン
100
亜鉛めっき鋼より線
自動点滅器内蔵
ロッド付
2.2m
38sq
SUS
バンド付
引込部
本
個
個
個
個
個
個
本
個
式
台
1
1
2
2
2
6
1
1
1
1
1
屋外
0.3kg/m×7m
配管室
=2.1kg
計
1
1
2
2
2
6
1
1
1
1
1
1
1
2
2
2
6
1
1
1
1
1
補完率
合 計
単位当電工
計 電工
単位当普通作業員
計 普通作業員
材 料 集 計 表 − 2
嬉野東加圧ポンプ所
プルボックス
埋設電線管路材
材 料 場 所
ハンドホール
埋設標識シート
埋設表示柱
H1-6,R2K-60
W300
コンクリート
600×600×600
2倍
組
m
1
1
SUS
WP
SUS
WP
300*300*150
200*200*150
本
個
個
8.0
1
1
2
8
1
1
2
1
1
2
引込部
屋外
配管室
計
補完率
合 計
単位当電工
計 電工
単位当普通作業員
計 普通作業員
1.05
1
8.4
材 料 集 計 表 − 3
嬉野東加圧ポンプ所
接 地 装 置
材 料 場 所
硬質塩化ビニル管
接地銅板
接地棒
水中電極
VU
C種 計装用
D種 低圧,INV
PH-2
φ100
900x900x1.5t
φ10xL1500
コード平均3m/本
屋外
枚
本
引込部
屋外
電 極 式 水 位 計
個
箇所
m
1
1
4
1
1
4
1
1
1
配管室
屋上
計
1
2
補完率
合 計
単位当電工
計 電工
単位当配管工
計 配管工
単位当技術者
計 技術者
1.1
1
2
1
1
4.4
複合工集計表 (1/1)
嬉野東加圧ポンプ所
名 称
数量
掘削
埋戻
型枠
コンクリート
砕石路盤工
小型構造物
RC-40
t=10cm
機械
バックホー0.2m3
機械
バックホー0.2m3
m3
m3
m3
m2
2.248
1.795
0.453
2.23
1.14
4.48
↓
2.94
↓
4.0
3.0
m2
残土
埋設表示柱
ピット蓋類
鋼材加工
m
本
kg
1.05
8.0
1
1.05
↓
8.0
↓
1
↓
材料集計表へ
材料集計表へ
砂敷き
埋設標識
機械
タンパ締め固め
シート
m3
1.09
1.54
↓
m3
式
ハンドホール
1
式
埋設電線管路
合 計
1
↓
↓
1.0
5
↓
ハンドホール土工数量拾出・集計表
嬉野東加圧ポンプ所
ハ ン ド ホ ー ル
ハンドホール
記 号
図面参照
HH-1
掘 削 寸 法
A(m)
B(m)
C(m)
1.720
1.720
掘削量
3
V1(m )
0.760
2.248
砕石路盤工 t=10cm
2
D(m)
S1(m )
0.920
0.846
ハ ン ド ホ ー ル
3
E(m)
F(m)
V2(m )
0.720
0.710
0.368
埋戻量
3
V3(m )
残土処理
3
V4(m )
1.795
0.453
1.795
0.453
A: 掘削上部幅 = 1.72
B: 掘削下部幅 = 1.72
C: 掘削高さ = 0.76
D: 砕石幅 = 0.92
E: ハンドホール幅 = 0.72
F: ハンドホール今回埋設部高さ = 0.61
3
V1(m )
V1=A×B×C
砕石路盤工 S1(m2)
S1=D×D
ハンドホール体積 V2(m3)
(埋設部) V2=E×E×F
埋戻量
V3(m3)
V3=V1-(S1×0.1+V2)
残土処理
V4(m3)
V4=V1-V3
掘削量
合 計
2.248
6
0.846
埋設管路 土工数量拾出・集計表 (1/1)
嬉野東加圧ポンプ所
電路
各 部 寸 法 (m)
自
掘削上部幅 掘削下部幅 掘削高さ
各部寸法、計算式の説明
A:掘削上部幅
番号
至
A:引込柱∼
HH-1
配管断面積
掘削量
砂敷き
埋戻量
残土処理
埋設標識
埋設表示
シート
柱
砂上部幅
砂高さ
亘長
A
B
C
D
E
L
S(m2)
V1(m3)
V2(m3)
V3(m3)
V4(m3)
(m)
(本)
0.714
0.714
0.391
0.714
0.191
8.0
0.005
2.233
1.051
1.142
1.091
8.0
1
--
--
--
--
--
8.0
--
2.23
1.05
1.14
1.09
8.0
1
B:掘削下部幅
C:掘削高さ
D:砂上部幅
E:砂高さ
L:埋設管路亘長
S:埋設管断面積
掘削量
V1=(A+B)/2*C*L
砂体積
V2=((A+D)/2*E-S)*L
埋戻量
V3=((A+D)/2*(C-E))*L
残土処理
V4=V1-V3
小計
7
嬉野東加圧ポンプ所
埋設管路 断面寸法表
埋設管路 断面寸法表
A:引込柱∼
HH-1
電路番号
φ30x 4
埋設管断面積 S=
2.1 m
0.005
電路番号
430
亘長 L=
埋設管断面積 S=
8.1 m
0.003
m2
100
430
50
41
50
314
41
50
41
30
41
200
50
50
41
180
380
100
714
191
391
φ30x 1
CPEVMAZV 0.9-15P
m2
200
30
30
200
200
714
電路番号
B:配水池連絡
分界∼HH-1
300
714
300
亘長 L=
430
亘長 L=
埋設管断面積 S=
m
電路番号
m2
亘長 L=
埋設管断面積 S=
8
m
m2
嬉野東加圧ポンプ所
照明配線工事
数 量 計 算 書
材 料 集 計 表 − 3
嬉野東加圧ポンプ所照明配線工事
電灯分電盤
材 料 場 所
室内
蛍光灯
主幹 ELCB 50AF
FSR2-322
FBF2RP-201
分岐MCCB 2P 30AF×4
壁掛形:W450*D125*H600
100V 32W×2
100V 20W×1
面
台
台
1
3
室出入口
計
蛍光灯
2
1
3
2
1
3
2
補完率
合 計
単位当電工
計 電工
単位当配管工
計 配管工
単位当技術者
計 技術者
材 料 集 計 表 − 4
嬉野東加圧ポンプ所照明配線工事
材 料 埋込接地コンセント
125V 15A
場 所
自動点滅器
埋込スイッチ
コンセントプレート
スイッチプレート
埋込接地コンセント
熱線式
取付枠付
1∼3穴
1∼3穴
125V 15A
100V 3A
1P 15A
2ケ口
室内
個
個
2
2
室出入口
計
個
スイッチボックス
(スイッチ取付工)
換気扇
一般形
1連
φ300
ウエザ-カバ-(SUS)
新金属プレート
新金属プレート
個
個
個
個
個
台
1
2
2
4
1
2
2
2
2
2
1
2
2
4
1
2
2
2
2
1
2
2
4
1
2
補完率
合 計
単位当電工
計 電工
単位当設備機械工
計 設備機械工
嬉野東加圧ポンプ所
薬品注入設備工事
数 量 計 算 書
数 量 総 括 表
施設名
名 称
形 状 ・ 寸 法
重量
単 位
数 量
次亜注入ポンプ
液中ポンプ25WEP3-P21KM型同等
5.8
台
2
次亜用タンク
PVC各型タンクレベルスイッチ付100L EP-3Y100型同等
15
槽
1
ブレードホース
φ6×φ11
m
22
2方切替弁
ハンガー付
個
1
次亜注入装置
注入口弁
個
1
配管材料 集計表
形状/寸法
名称
管
ブレードホース
次亜
小計
設計数量
22
22
薬注配管
類
φ6×11
22.0
場
内
配
管
工
事
上段:変更前
嬉野東 加圧ポンプ所流入管
配 管 材 料 数 量 表
(DCIP-GXφ100)
名 称
DCIP 直管
DCIP 直管
DCIP 曲管
DCIP 曲管
DCIP 曲管
DCIP 両受曲管
DCIP 曲管
DCIP 継輪
DCIP 短管2号
DCIP 2受丁字管
DCIP 帽
ソフトシール仕切弁
G-Linkセット
形状・寸法
GX形1種
φ100×4000L
GX形1種
φ100×4000L
GX形内粉
φ100×90°
GX形内粉
φ100×45°
GX形内粉
φ100×22°1/2
GX形内粉
φ100×22°1/2
GX形内粉
φ100×11°1/4
GX形内粉
φ100
GX形内粉
φ100
GX形内粉
φ100×100
GX形内粉
φ100
GX形受挿し
φ100
単位長 単 位
2
本
(m) (13.90)
1.000
本
下段:変更後
合 計
2
4.000
0.479
ケ
0.416
ケ
0.380
ケ
0.120
ケ
0.360
ケ
0.200
ケ
0.390
ケ
0.470
ケ
4 (切管調書)
4
4
1
1
1
1
2
2
2
2
1
1
2
2
7
7
8
8
4
4
2
2
25.9
25.9
25.9
25.9
25.9
25.9
25.9
25.9
1.0
1
26.9
26.9
ケ
0.490
φ100
GX形
ケ
組
接続部材
ケ
ライナ
φ100
DCIP用 V型
不断水丁字管 φ250×100
摘 要
0.029
ケ
基
仕切弁ボックス H=1.2m
組
仕切弁ボックス H=0.6m
SUS304 B,N GF
フランジ継手材 φ100 7.5K
φ100
埋設表示シート W150
組
ポリエチレンスリーブ φ100
m
配管明示テープ φ100
m
組
m
管延長
(DCIP-GXφ100)
m
仕切弁延長
(DCIP-GXφ100)
m
総延長
(DCIP-GXφ100)
m
嬉野東 加圧ポンプ所流入管
上段:変更前
配 管 労 務 数 量 表
(DCIP-GXφ100)
名 称
形状・寸法
機械
鋳鉄管据付工 φ100
単 位
25.9
合 計
25.9
摘 要
m
鋳鉄管切断工 φ100
直管接合
GX形 継手工 φ100
異形管接合 G-Link使用
GX形 継手工 φ100
異形管接合
GX形 継手工 φ100
6 (切管調書)
6
6
7
7
8
8
2
2
2
2
25.9
25.9
管延長
25.9
25.9
管延長
25.9
25.9
管延長
26.9
26.9
口
口
口
ヶ所
仕切弁室設置工 H=1.2m
ヶ所
仕切弁室設置工 H=0.6m
ヶ所
7.5K
フランジ継手工 φ100
DCIP用 V型
不断水連絡工 φ250×100
6
口
仕切弁設置工 φ100
口
ヶ所
埋設標示帯工 W150
ポリエチレンスリーブ
被 覆 工 φ100
m
配管明示テープ工 φ100
m
(土工延長) 無舗装
断面 2
DCIP-GXφ100
下段:変更後
m
H=0.60
m
嬉野東 加圧ポンプ所流入管
切
(DCIP-GXφ100)
管
調
書
実施
〔 〕内は片端NS形,片端K形を示す
【 】内は両端共K形を示す
(形状寸法)
DCIP-GX φ100×4000L
甲 切 管
必要長
(形状寸法)
切
乙 切 管
摘 要 ・ 溝 切
必要長
残管長
溝
残管長
甲切管長 乙切管長
直管
延長
(m)
(m)
(本)
(m)
1.50
G
(2.50)
G
2.30
GX (0.20)
GX
2
1.50
2.30
1
3.80
2.30
G
(1.70)
G
1.00
GX (0.70)
GX
2
2.30
1.00
1
3.30
2.50
G
(1.50)
G
1.50
GX
GX
1
2.50
1.50
1
4.00
2.80
G
(1.20)
GX
1
2.80
1
2.80
4
13.90
切管用延長
(1.20)
切管用延長
残管延長
4.80
2.10
9.10
直管本数 GX形
管切断・溝切 φ100
=
4本
=
切溝
溝 切
6
計
9.10
4.80
切管用直管
4
本(GX)
挿口加工 φ100
=
本(K)
管切断 φ100
=
6 口
上段:変更前
嬉野東 加圧ポンプ所流入管
配 管 材 料 数 量 表
(SUS100A)
名 称
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F曲管
形状・寸法 単位長 単 位
7.5KF
100A×400L
0.400
本
7.5KF
100A×1,350L
1.350
本
7.5KF
100A×400L
0.316
本
SUS304 B,N GF
フランジ継手材 100A 7.5K
組
管延長
(SUS100A)
m
仕切弁延長
(SUS100A)
m
総延長
(SUS100A)
m
下段:変更後
2
合 計
2
2
2
4
4
10
10
4.8
4.8
4.8
4.8
摘 要
嬉野東 加圧ポンプ所流入管
上段:変更前
配 管 労 務 数 量 表
(SUS100A)
名 称
形状・寸法
SUS鋼管据付工 100A
フランジ継手工 100A 7.5K
単 位
NO.1 下段:変更後
4.8
合 計
4.8
10
10
m
口
摘 要
上段:変更前
嬉野東 加圧ポンプ所流出管
配 管 材 料 数 量 表
(HPPEφ150)
名 称
形状・寸法
EF受口付直管 φ150×5000L
EFソケット
単位長 単 位
5.000
φ150
下段:変更後
1
合 計
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
7.2
7.2
7.2
7.2
7.2
7.2
7.2
7.2
摘 要
本
ケ
EF片受ベンド φ150×11°1/4 0.490
ケ
EF片受レデューサ φ150×100
0.500
ケ
EFフランジ φ100 10K
PE挿し口付
ソフトシール仕切弁 φ150
0.180
ケ
1.025
基
仕切弁ボックス H=0.6m
組
埋設表示シート W150
m
配管明示テープ φ150
m
管延長
(HPPEφ150)
m
仕切弁延長
(HPPEφ150)
m
総延長
(HPPEφ150)
m
管延長
嬉野東 加圧ポンプ所流出管
上段:変更前
配 管 労 務 数 量 表
(HPPEφ150)
名 称
ポリエチレン管
据付工
ポリエチレン管
切断工
ポリエチレン管
継手工
ポリエチレン管
継手工
ポリエチレン管
継手工
形状・寸法
単 位
φ150
m
φ150
融着接合1口継手
φ150
融着接合1口継手
φ100
融着接合2口継手
φ150
口
合 計
7.2
摘 要
1
1
3
3
1
1
1
1
1
1
1
1
7.2
7.2
管延長
7.2
7.2
管延長
7.2
7.2
口
口
ヶ所
仕切弁室設置工 H=0.6m
ヶ所
埋設標示帯工 W150
m
配管明示テープ工 φ150
m
H=0.60
7.2
口
仕切弁設置工 φ150
(土工延長) 無舗装
断面 1
HPPEφ150
下段:変更後
m
上段:変更前
嬉野東 加圧ポンプ所流出管
配 管 材 料 数 量 表
(SUS50A)
名 称
形状・寸法
SUS304 Sch20 10KF
両F短管
50A×150L
単位長 単 位
0.150
本
0.180
基
0.320
本
0.100
本
0.085
本
0.375
本
0.500
本
ソフトシール丸ハンドル付
仕切弁
SUS304 Sch20
両F曲管
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F片落管
SUS304 Sch20
3F丁字管
SUS304 Sch20
両F曲管
50A10K
10KF 50A×120L
×90°×200L
10KF
50A×100L
10KF
50A×40A
10KF
50A×50A
10KF
50A×180°
SUS304 B,N GF
フランジ継手材 50A 10K
SUS304 B,N GF
フランジ継手材 40A 10K
下段:変更後
2
合 計
2
2
2
1
1
2
2
3
3
3
3
1
1
16
16
3
3
3.1
3.1
3.1
3.1
組
組
管延長
(SUS50A)
m
仕切弁延長
(SUS50A)
m
総延長
(SUS50A)
m
摘 要
嬉野東 加圧ポンプ所流出管
上段:変更前
配 管 労 務 数 量 表
(SUS50A)
名 称
形状・寸法
SUS鋼管据付工 50A
単 位
3.1
合 計
3.1
16
16
3
3
2
2
m
フランジ継手工 50A 10K
口
フランジ継手工 40A 10K
口
仕切弁設置工 50A
NO.1 下段:変更後
ヶ所
摘 要
上段:変更前
嬉野東 加圧ポンプ所流出管
配 管 材 料 数 量 表
(SUS100A)
名 称
形状・寸法
SUS304 Sch20 10KF
両F片落管 100A×50A
単位長 単 位
0.110
本
0.250
基
0.800
本
0.470
本
0.200
本
0.950
本
0.316
本
0.282
本
0.200
ヶ
0.715
本
ソフトシール丸ハンドル付
仕切弁
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
3F丁字管
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F曲管
SUS304 Sch20
両F短管
100A10K
10KF
100A×800L
10KF
100A×100A
10KF
100A×200L
10KF20Aソケット付
100A×950L
10KF
100A×90°
10KF
100A×282L
フランジアダプタ 100A 200L
SUS304 Sch20 10KF
両F短管
100A×715L
小型空気弁
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F短管
20A
10KF
100A×157L
10KF
100A×350L
10KF
100A×620L
リダツ付
VSジョイント
100A
SUS304 B,N GF
フランジ継手材 100A 10K
下段:変更後
1
合 計
1
4
4
1
1
2
2
2
2
1
1
4
4
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
23
23
2
2
2
2
1
1
6.8
6.8
1.0
1
7.8
7.8
ヶ
0.157
本
0.350
本
0.620
本
ヶ
組
配管支持金具 Aタイプ
組
配管支持金具 Bタイプ
組
配管支持金具 Cタイプ
組
管延長
(SUS100A)
m
仕切弁延長
(SUS100A)
m
総延長
(SUS100A)
m
摘 要
嬉野東 加圧ポンプ所流出管
上段:変更前
配 管 労 務 数 量 表
(SUS100A)
名 称
形状・寸法
SUS鋼管据付工 100A
フランジ継手工 100A 10K
単 位
NO.1 下段:変更後
6.8
合 計
6.8
23
23
4
4
2
2
2
2
2
2
1
1
m
口
仕切弁設置工 100A
ヶ所
メカニカル継手工 100A
口
支持金具取付工 Aタイプ
ヶ所
支持金具取付工 Bタイプ
ヶ所
支持金具取付工 Cタイプ
ヶ所
摘 要
上段:変更前
嬉野東 加圧ポンプ所排水・越流管
配 管 材 料 数 量 表
(VPφ100)
名 称
ビニール管
形状・寸法
HIVP
φ100×4m
φ100
ソフトシール7.5KF
仕切弁
φ100
H=0.6
仕切弁室
φ100
SUS304 B,N GF
フランジ継手材 100A 7.5K
HI-TS
エルボ
φ100×90°
HI-TS
チーズ
φ100×100
単位長 単 位
下段:変更後
3
合 計
3
4
4
2
2
2
2
2
2
2
2
3
3
10.3
10.3
0.5
0.5
10.8
10.8
本
HITSフランジ
ヶ
0.250
基
組
組
ヶ
ヶ
管延長
(VPφ100)
m
仕切弁延長
(VPφ100)
m
総延長
(VPφ100)
m
摘 要
嬉野東 加圧ポンプ所排水・越流管
上段:変更前
配 管 労 務 数 量 表
(VPφ100)
名 称
形状・寸法
単 位
ビニール管据付工 φ100
m
ビニール管切断工 φ100
口
TS継手工
φ100
10.3
合 計
10.3
7
7
17
17
2
2
2
2
2
2
10.8
10.8
口
仕切弁設置工 φ100
ヶ所
仕切弁室設置工 H=0.6m
ヶ所
7.5K
フランジ継手工 φ100
口
(土工延長) 無舗装
断面 2
HIVPφ100
NO.1 下段:変更後
H=0.60
m
摘 要
上段:変更前
嬉野東 加圧ポンプ所排水・越流管
配 管 材 料 数 量 表
(SUS100A)
名 称
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F短管
SUS304 Sch20
両F曲管
形状・寸法 単位長 単 位
7.5KF
100A×280L
0.280
本
7.5KF
100A×600L
0.600
本
10KF
100A×90°
0.316
本
SUS304 B,N GF
フランジ継手材 100A 7.5K
組
管延長
(SUS100A)
m
仕切弁延長
(SUS100A)
m
総延長
(SUS100A)
m
下段:変更後
4
合 計
4
4
4
8
8
20
20
6.0
6
6.0
6
摘 要
嬉野東 加圧ポンプ所排水・越流管
上段:変更前
配 管 労 務 数 量 表
(SUS100A)
名 称
形状・寸法
SUS鋼管据付工 100A
フランジ継手工 100A 7.5K
単 位
NO.1 下段:変更後
6.0
合 計
6.0
20
20
m
口
摘 要
上段:変更前
(DCIP-GXφ100)
本 設 土 工 数 量 計 算 表
延 長
舗装切断工
規 格
H=0.60
断面 1
無舗装
単位 7.2
H=0.60
断面 2
無舗装
37.7
下段:変更後
累 計
設計数量
As
t=15㎝以下
m
As
舗装取壊工
t=5㎝
m2
機械掘削工
BH
m3
人力掘削工
人力
m3
床均し工
人力
m2
発生土
埋 戻 工
BH
0.390
2.81 0.360
13.57
16.38
16
0.500
3.60 0.500
18.85
22.45
22
0.370
2.66 0.350
13.20
15.86
16
0.020
0.14 0.010
0.38
0.52
0.5
m3
As塊 tD BH
残塊処理工
L=16.0km
m3
土砂 tD BH
残土処理工
L=8.5km
m
3
m
2
m
2
再生密粒度As
舗装復旧工
t=5cm
粒調砕石M30
路盤工
t=10cm
木矢板
軽量金属支保1段
(両側建込み) H=2.10m
m
場
内
整
備
工
事
嬉野東 加圧ポンプ所
上段:変更前
(場内整備)
名 称
形状・寸法
材 料 数 量 表
単 位
下段:変更後
合 計
《側溝工》
CD側溝
250×250×2000
CD250用
グレーチング 310×1000×90
4
4
8
8
58.5
58.5
1
1
1
1
ケ
枚
《門柵工》
PCフェンス
PCフェンス門扉
銘板
曲忍付
H=1.8
両開き
H=1.8 W=4.0
アルミ鋳物ヘアライン仕上
W600×H200
m
組
ヶ
摘 要
上段:変更前
嬉野東 加圧ポンプ所
労 務 数 量 表
(場内整備)
名 称
形状・寸法
単 位
下段:変更後
合 計
摘 要
《側溝工》
Co取壊工
m3
残塊処分工
舗装切断工
m3
路盤工
As
t=15㎝以下
As
t=10㎝以下
As塊 tD BH
L=16.8km
再生密粒度As
t=5cm
粒調砕石M30
t=10cm
側溝据付工
CD側溝250
舗装取壊工
残塊処理工
舗装復旧工
(0.3×0.3-0.25×0.25)×8.0
0.2
(0.3×0.3-0.25×0.25)×8.0
0.2
8.0
8×0.5
4
4*0.05
0.2
8×0.5
4
8×0.5
4
m2
m3
m2
m2
8.0
8.0
m
CD250用
グレーチング設置工 310×1000×90
8.0
m
8.0
枚
《門柵工》
PCフェンス設置工
H=1.8
両開き
PCフェンス門扉設置工 H=1.8 W=4.0
フェンス用
基礎コンクリート工 200×200×H450
両開き門扉用
基礎コンクリート工 500×500×H700
両開き門扉落し用
基礎コンクリート工 300×200×H200
銘板取付工
W600×H200
58.5
58.5
1
1
27
27
2
2
1
1
1
1
138
138
138
138
m
組
ヶ
材工共
ヶ
材工共
ヶ
材工共
ヶ所
《舗装工》
路盤工
舗装復旧工
粒調砕石M30
t=10cm
再生密粒度As
t=5cm
m2
m2
水道未普及地域解消事業(給水区域内無水源)嬉野東地区
加圧ポンプ所電気・機械設備工事
実 施 設 計 図
平 成 28 年 度
加 東 市 上 下 水 道 部
平成 28 年度
水道未普及地域解消事業(給水区域内無水源)
嬉野東地区 加圧ポンプ所電気・機械設備工事
一 般 仕 様 書
加東市上下水道部
1
総
則
1.1 一 般 事 項
1.1.1
1.
適用範囲
この工事標準仕様書(以下「仕様書」という)は、発注者〔 加 東 市 〕が、請負により施工する
各種工事に適用する。
2.
この仕様書に定めのない事項は、別に定める特記仕様書による。
3.
この仕様書の定めと特記仕様書の定めが異なるときは、特記仕様書による。
1.1.2
法令等の遵守
工事の施工に当たり請負者は、当該工事に関する法令、条例、規則等を遵守すること。(参考:関係
法令等)
建設業法・道路法・道路交通法・労働基準法・労働安全衛生法・職業安定法・労働者災害補償保険法・
騒音規制法・振動規制法・河川法・港湾法・消防法・文化財保護法・中小企業退職金共済法・水質汚濁
防止法・廃棄物処理及び清掃に関する法律・火薬類取締法・毒物及び劇物取締法・労働安全衛生規
則・酸素欠乏症等防止規則・建設工事公衆災害防止対策要綱・水道法・再生資源の利用の促進に関す
る法律
なお、これら諸法規の運用適用は請負者の負担と責任において行う。
1.1.3
1.
用語の定義
監督員とは、請負者に対する指示、承諾又は協議の処理、工事実施のための詳細図等の作成及び
交付又は請負者が作成した図面の承諾を行い、又、契約図書に基づく工程の管理、立会、段階確認、
工事材料の試験の実施を行い、設計図書の変更、一時中止又は打切りの必要があると認める場合に
おける工事主管課長への報告を行うとともに、一般監督業務の掌理を行う者をいう。
2.
契約図書とは、契約書及び設計図書をいう。
3.
設計図書とは、特記仕様書、図面、標準仕様書、現場説明書及び現場説明に対する質問回答書を
いう。
4.
仕様書とは、各工事に共通する標準仕様書と各工事ごとに規定される特記仕様書を総称していう。
5.
標準仕様書とは、各建設作業の順序、使用材料の品質、数量、仕上げの程度、施工方法等工事を
施工する上で必要な技術的要求、工事内容を説明したもののうち、あらかじめ定型的な内容を盛り
込み作成したものをいう。
6.
特記仕様書とは、標準仕様書を補足し、工事の施工に関する明細又は工事に固有の技術的要求を
定める図書をいう。
7.
現場説明書とは、工事の入札に参加するものに対して発注者が当該工事の契約条件等を説明する
ための書類をいう。
8.
質問回答書とは、現場説明書及び現場説明に関する入札参加者からの質問書に対して発注者が回
答する書面をいう。
9.
図書とは、入札に際して発注者が示した設計図、発注者から変更又は追加された設計図及び設計
図のもととなる設計計算書等をいう。
10. 指示とは、監督員が請負者に対し、工事の施工上必要な事項について書面をもって示し、実施さ
せることをいう。
1
11.
承諾とは、契約図書で明示した事項について、発注者若しくは監督員又は請負者が書面により
同意することをいう。
12.
協議とは、書面により契約図書の協議事項について、発注者と請負者が対等の立場で合議し、
結論を得ることをいう。
13.
提出とは、監督員が請負者に対し、又は請負者が監督員に対し工事に係わる書面またはその他
の資料を説明し、差し出すことをいう。
14.
提示とは、監督員が請負者に対し、又は請負者が監督員に対し工事に係わる書面またはその他
資料を示し、説明することをいう。
15.
報告とは、請負者が監督員に対し、工事の状況または結果について書面をもって知らせること
をいう。
16.
通知とは、監督員が請負者に対し、又は請負者が監督員に対し、工事の施工に関する事項につ
いて、書面をもって知らせることをいう。
17.
書面とは、手書き、印刷等の伝達物をいい、発行年月日を記載し、署名または押印したものを
有効とする。緊急を要する場合は、電信、ファクシミリ及び E メールにより伝達できるものとす
るが、後日有効な書面と差し換えるものとする。
18.
確認とは、契約図書に示された事項について、臨場もしくは関係資料により、その内容につい
て契約図書との適合を確かめることをいう。
19.
立会とは、契約図書に示された項目において、監督員が臨場し、内容を確認することをいう。
20.
段階確認とは、設計図書に示された施工段階において、監督員が臨場等により、出来形、品質、
規格、数値等を確認することをいう。
21.
工事検査とは、検査職員が契約書に基づいて給付の完了の確認を行うことをいう。
22.
検査職員とは、契約書の規定に基づき、工事検査を行うために発注者が定めた者をいう。
23.
同等以上の品質とは、品質について、設計図書で指定する品質、又は設計図書に指定がない場
合には、監督員が承諾する試験機関の保障する品質の確認を得た品質、もしくは、監督員の承諾
した品質をいう。
24.
工期とは、契約図書に明示した工事を実施するために要する準備及び跡片付け期間を含めた始
期日から終期日までの期間をいう。
25.
工事開始日とは、工期の始期日又は設計図書において規定する始期日をいう。
26.
工事着手日とは、工事開始日以降の実際の工事のための準備工事(現場事務所等の建設又は測
量を開始することをいい、詳細設計を含む工事にあってはそれを含む)の初日をいう。
27.
工事とは、本体工事及び仮設工事、又はそれらの一部をいう。
28.
本体工事とは、設計図書に従って、工事目的物を施工するための工事をいう。
29.
仮設工事とは、各種の仮工事であって、工事の施工及び完成に必要とされるものをいう。
30.
現場とは、工事を施工する場所及び工事の施工に必要な場所及び設計図書で明確に指定される
場所をいう。
31.
SI とは、国際単位系をいう。
32.
JIS 規格とは、日本工業規格をいう。また、設計図書の JIS 製品記号は、JIS の国際単位(SI)
移行(以下「新 JIS」という。
)に伴い、すべて新 JIS の製品記号としているが、旧 JIS に対応し
2
た材料を使用する場合は、旧 JIS 製品記号に読み替えて使用できるものとする。
1.1.4
疑義の解釈
仕様書(特記仕様書を含む)及び設計図に疑義を生じた場合は、発注者と請負者の協議による。
1.1.5
書類の提出
1.
請負者は、指定の日までに発注者の定める様式による書類を提出する。
2.
提出した書類に変更を生じたときは、速やかに変更届を提出する。
1.1.6
1.
委任又は下請
請負者は、工事の全部又は大部分を一括して第三者に委任し又は受け負わせない。ただし、あら
かじめ、発注者の書面による承諾を得た場合は、この限りではない。
2.
請負者は、工事の一部を第三者に委任し又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面により
発注者に通知する。
1.1.7
特許権等の使用
工事の施工にあたり、特許権その他第三者の権利の対象となっている施工方法を使用するときは、
請負者はその使用に関する一切の責任を負う。
1.1.8
監督員
監督員とは、当該工事を監督する発注者の指定する職員をいい、次に揚げる権限を有する。
1.
工程の管理、工事施工状況の確認又は工事材料の試験の立会い、若しくは検査を行う。
2.
請負者又は請負者の代理人に対して、指示、承諾、又は協議等を行う。
1.1.9
1.
現場代理人及び主任技術者等
請負者は、現場代理人及び工事現場における工事施工上の技術管理をつかさどる主任技術者(建
設業法第 26 条第 2 項に該当する工事については監理技術者、同第 3 項の場合にあっては、専任の主
任技術者)及び専門技術者(建設業法第 26 条の 2 に規定する技術者をいう。以下同じ)を定め、書面
をもって発注者に提出する。
現場代理人、主任技術者又は専門技術者を変更したときも同様とする。
なお、現場代理人、主任技術者及び専門技術者は、これを兼ねることができる。
2.
請負者は、現場代理人、主任技術者(監理技術者)及び専門技術者その他主要な使用人の経歴書
及び職務分担表を契約後、速やかに発注者に提出する。
3.
現場代理人は、工事現場に常駐し、工事に関する一切の事項を処理すると共に常に監督員と緊密
な連絡をとり、工事の円滑、迅速な進行をはかる。
4.
現場代理人は、工事の従事者を十分に監督し、工事現場内における風紀を取締り、火災、盗難の
予防、衛生等に配慮するとともに、特に住民に迷惑をかけないよう指導する。
1.1.10 技能士
工事の施工に当たっては、
「職業能力開発促進法」
(昭和 44 年法律第 64 号)による技能士の作業
指導のもとで行うように努める。
1.1.11 工事関係者に関する措置請求
1.
発注者は現場代理人、主任技術者(監督技術者)及び専門技術者その他請負者が工事を施工するた
めに使用している下請負人、労働者等で、工事の施工又は管理につき、著しく不適当と認められる
者があるときは、請負者に対して、その理由を明示した書面をもって、必要な措置をとることを求
3
めることができる。
2.
請負者は監督員がその職務の執行につき著しく不適当と認められるときは、発注者に対して、そ
の理由を明示した書面をもって、必要な措置をとることを求めることができる。
1.1.12
官公署等への諸手続き
請負者は、工事の施工に必要な関係諸官公署及び他企業への諸手続に当たっては、あらかじめ監
督員と打合せのうえ、迅速、確実に行い、その経過については、速やかに監督員に報告する。
1.1.13 費用の負担
材料及び工事の検査並びに工事施工に伴う測量、調査、試験、試掘、諸手続きに必要な費用は請
負者の負担とする。
1.1.14 条件変更等
請負者は、工事の施工に当たり、次のいずれかに該当する事実を発見したときは、直ちに書面を
もってその旨を監督員に通知し、その確認を求めなければならない。
1.
設計図書と工事現場の状態とが一致しないとき。
2.
設計図書の表示が明確でないとき。
3.
工事現場の地質、湧水等の状態、施工上の制約等設計図書に明示された自然的又は人為的な施工
条件が実際と相違するとき。
4.
設計図書に明示されていない施工条件について、予期することのできない特別の状態が生じたと
き。
1.1.15 工事の中止
発注者は、次のいずれかの場合、工事の施工を全部又は一部について一時中止することができる。
1.
工事内容の変更、関連工事との調整、天災、その他の理由で監督員が必要と認めたとき。
2.
請負者が理由なく監督員の指示に応じないとき。
3.
請負者の不都合な行為があるとき。
4.
その他、発注者が指定又は指示したとき。
1.1.16 賠償の義務
1.
請負者は、工事のため発注者又は第三者に損害を与えたときは、賠償の責を負うものとする。た
だし、天災、その他不可抗力によると考えられる場合は、契約約款に基づき協議する。
2.
請負者の使用する労働者の行為又はこれに対する第三者からの求償については、発注者は一切そ
の責を負わない。
3.
前 2 項の処理は、原則として請負者が行うものとする。
1.1.17 工事の検査
1.
請負者は、次のいずれかに該当するとき、速やかに発注者に通知し、発注者の検査を受ける。
(1)
工事が完成したとき(完成検査)。
(2)
工事の施工中でなければ、その検査が不可能なとき、又は著しく困難なとき(中間検査)。
(3)
部分払いを必要とするとき(出来形検査)。
(4)
かし担保期間中に修復したとき(担保検査)。
(5)
工事を打ち切ったとき(打ち切り検査)。
(6)
工事の手直しが完了したとき(手直し検査)。
4
(7)
その他必要があるとき。
2.
発注者は、検査の依頼を受けたときは、検査を行う日時を請負者に通知する。
3.
請負者は、発注者の行う検査に立会い、また協力する。この場合、請負者が立会わないときは、
請負者は検査の結果について異議を申し立てることはできない。
4.
発注者は、必要に応じて破壊検査を行うことがある。
5.
発注者は、必要があるときは、随時請負者に通知のうえ検査を行うことができる。
6.
中間検査に合格した既成部分についても、完成検査のときに手直しを命じることがある。
7.
検査に合格しない場合は、発注者の指示に従い、工事の全部又は一部につき直ちに手直し、改造
又は再施工し、再び検査を受ける。
8.
検査のため変質、変形、消耗又は損傷したことによる損失は、全て請負者の負担とする。
1.1.18 目的物の引越し及び所有権の移転、部分使用
1.
工事目的物の発注者への引渡しは、完成検査に合格したときをもって完了する。また、工事目的
物が請負者の所有に属するときは、その所有権は引渡しにより発注者に帰属する。
工事目的物の既済部分又は製作品の所有権は、請負代金の支払いにより請負者から発注者に移転
するものとする。ただし、目的物全部の引き渡しが完了するまでは、請負者は、当該既済部分又は
製作品を責任をもって保管する。
2.
発注者は、工事の一部が完成した場合に、その部分の検査をして合格と認めたときは、その合格
部分の全部又は一部を、請負者の書面による同意を得て使用することができるものとする。ただし、
使用部分についての維持管理は発注者が行う。
1.1.19 工事請負代金の請求
1.
請負者は、前払金の支払いをうけようとするときは、契約締結後(発注者が工事の着手時期を別に
指定する場合は、その指定した日以降)に保証事業会社と締結した保証契約証書を添えて前払金の
請求をする。
2.
工事請負代金の請求は、中間の出来形に対する代金にあっては出来形検査に合格した後、完成時
の代金にあっては完成検査に合格した後である。また、中間の出来形に対する代金の支払いについ
ては、発注者の規定に基づき支払うものとする。
1.1.20
保証期間
請負者は、工事目的物にかしがあるときは、発注者が定める相当の期間そのかしを補修し、また
そのかしによって生じた滅失若しくは、き損に対し、損害を賠償する。
1.2 安 全 管 理
1.2.1
一般事項
1.
請負者は、常に工事に留意して現場管理を行い、災害の防止に努める。
2.
請負者は、工事現場内の危険防止のための保安責任者を定め、次の事項を守るとともに、平素か
ら防災設備を施すなど常に万全の措置がとれるよう準備しておく。
(1)
工事施工に当たり「労働安全衛生規則」
(昭和 47 年労働省令第 32 号)
、「酸素欠乏症等防止規則」
(昭和 47 年労働省令第 42 号)等に定めるところにより、かつ「土木工事安全施工技術指針」(平成 5
年 3 月建設省大臣官房技術調査室)を参考とし、常に安全管理に必要な措置を講じ労働災害発生の
防止に努める。
5
(2)
工事現場における安全な作業を確保するため、適切な照明、防護柵、板囲い、足場、標示板等を
施す。
(3)
万一の事故発生に備え、緊急時における人員召集、資材の調達、関係連絡先との連絡方法等を確
認するとともに図表等に表し、見やすい場所に掲示しておく。特にガス工事関連工事については、
緊急措置体制をとっておく。
(4)
暴風雨その他、非常の際は、必要な人員を待機させ、臨機応変の措置がとれるようにしておく。
(5)
火災予防のため火元責任者を定め、常に火気に対する巡視をするとともに、適切な位置に消火器
を配備し、その附近は整理しておく。
3.
危険物を使用する場合は、その保管及び取扱いについて関係法令に従い、万全の方策を講ずる。
4.
工事のため火気を使用する場合は、十分な防火設備を講ずるとともに、必要に応じ所轄消防署に
届出又は許可申請の手続をとる。
5.
請負者は、工事の施工に当たり必要な安全管理者、各作業主任者、保安要員、交通整理員等を配
置して、安全管理と事故防止に努める。
6.
現場代理人及び前項の要員等は、容易に識別できるよう腕章等を常時着用する。
7.
大量の土砂、工事用資材及び機械などの運搬を伴う工事については、
「土砂等を運搬する大型自動
車による交通事故防止等に関する特別措置法」(昭和 42 年法律第 131 号)「車両制限令」(昭和 36 年
政令第 26 号)を遵守し、関係機関と協議して、通行道路、通行期間、交通誘導員の配置、標識、安
全施設等の設置場所、その他安全対策上の必要事項について十分配慮したうえ、搬送計画をたて、
実施する。
1.2.2
1.
交通保安対策
請負者は、工事の施工に当たり、道路管理者及び所轄警察署の交通制限に係る指示に従うととも
に、沿道住民の意向を配慮し、所要の道路標識、標示板、保安柵、注意灯、照明灯、覆工等の設備
をなし、交通の安全を確保する。
2.
保安設備は、車両及び一般通行者の妨げとならないよう配置するとともに、常時適正な保守管理
を行う。
3.
工事現場は、作業場としての使用区域を保安柵等により明確に区分し、一般公衆が立入らないよ
うに措置するとともに、その区域以外の場所に許可無く機材等を仮置きしない。
4.
作業場内は、常に整理整頓をしておくとともに、当該部分の工事の進捗にあわせ、直ちに仮復旧
を行ない、遅滞なく一般交通に開放する。
5.
作業区間内の消火栓、公衆電話、ガス、水道、電話等のマンホール並びにボックスは、これを常時
使用できるように確保しておく。
6.
作業場内の開口部は、作業中でもその場に工事従事者(保安要員)がいない場合は、埋戻すか仮覆
工をかけ又は保安ネット等で覆っておく。ただし、作業時間中で作業場所の周辺が完全に区分され
ている場合は、この限りでない。
7.
道路に覆工を設ける場合は、車両荷重等十分耐える強度を有するものとし、道路面との段差をな
くすようにする。
8.
道路を一般交通に開放しながら工事を施工する場合は、交通整理員を配置して、車両の誘導及び
事故防止に当たらせる。
6
1.2.3
1.
歩行者通路の確保
歩道(歩道のない道路では、通常歩行者が通る道路の端の部分)で工事をする場合は、歩行者通路
を確保し、常に歩行者の通路として解放する。
2.
横断歩道部分で工事をする場合は、直近の場所に歩行者が安全に横断できる部分を設け、かつ交
通整理員を配置して歩行者の安全に努める。
3.
歩道及び横断歩道の全部を使用して工事する場合は、他に歩行者が安全に通行できる部分を確保
し、必要な安全設備を施したうえ交通整理員を配置して歩行者の安全に努める。
4.
歩行者の通路となる部分又は家屋に接して工事をする場合は、その境界にパネル等を設置し又は
適当な仮道路、若しくは仮橋を設置して通行に安全をはかる。
5.
歩行者通路となる部分の上空で作業を行う場合は、あらかじめ安全な落下物防護の設備を施す。
6.
工事現場周辺の歩行者通路は、夜間、白色電球をもって照明しておく。
7.
歩行者通路は、原則として車道に切回さない。ただし切回すことが許可された場合は、歩行者通
路と車両通行路とは堅固な柵で分離する。
8.
工事のため歩行者通路を切回した場合は、その通路の前後、交差点及び曲がり角では歩行者通路
及び矢印を標示した標示板を設置する。
9.
片側歩道を全部使用して施工する場合は、作業帯の前後の横断歩道箇所に迂回案内板等を掲示す
るなどして、歩行者を反対側歩道に安全に誘導する。
1.2.4
1.
事故防止
請負者は、工事の施工に際し、
「建設工事公衆災害防止対策要綱」(平成 5 年 1 月、建設事務次官
通達)「土木工事安全施工技術指針」(昭和 50.6.10 建設省)等に基づき、公衆の生命身体及び財産に
関する危害、迷惑を防止するために必要な措置をする。
2.
工事は、各工種に適した工法に従って施工し、設備の不備、不完全な施工等によって事故を起こ
すことがないよう十分注意する。
3.
所要の箇所には、専任の保安責任者、地下埋設物保安責任者を常駐させ、常時点検整備(必要な補
強)に努める。
4.
工事現場においては、常に危険に対する認識を新たにして、作業の手違い、従事者の不注意のな
いよう十分徹底しておく。
5.
工事用機械器具の取扱いには、熟練者を配置し、常に機能の点検整備を完全に行い、運転に当た
っては操作を誤まらないようにする。
6.
埋設物に接近して掘削する場合は、周囲の地盤の緩み、沈下等に十分注意して施工し、必要に応
じて当該埋設物管理者と協議のうえ、防護措置を講ずる。また、掘削部分に他の埋設物が露出する
場合には、適切な表示を行い、工事従事者にその取扱い及び緊急時の処置方法、連絡方法を熟知さ
せておく。
7.
工事中は、地下埋設物の試掘調査を十分に行うとともに、当該埋設物管理者に立会いを求めてそ
の位置を確認し、埋設物に損傷を与えないよう注意する。
8.
工事中、火気に弱い埋設物又は可燃性物質の輸送管等の埋設物に接近して溶接機、切断機等火気
を伴う機械器具を使用しない。ただし、やむを得ない場合は、その埋設物管理者と協議し、保安上
必要な措置を講じてから使用する。
7
9.
工事用電力設備については、関係法規等に基づき次の措置を講ずる。
(1)
電力設備には、感電防止用漏電遮断器を設置し、感電事故防止に努める。
(2)
高圧配線、変電設備には、危険表示を行い、接触の危険のあるものには必ず柵、囲い、覆い等感
電防止措置を行う。
(3)
仮設電気工事は、電気事業法電気設備に関する技術基準(通産省令)に基づき電気技術者に行わせ
る。
(4)
水中ポンプその他の電気関係機材は、常に点検、補修を行い、正常な状態で作動させる。
10.
工事中、その箇所が酸素欠乏若しくは有毒ガスが発生するおそれがあると判断したとき、又は監
督員その他関係機関から指示されたときは、「酸素欠乏症等防止規則」(昭和 47.9.30 労働省令第 42
号)等により換気設備、酸素濃度測定器、有毒ガス検知器、救助用具等を設備し、酸欠作業主任者
をおき万全の対策を講ずる。
11.
塗装工事において、管渠内、坑内等で施工する場合は、
「有機溶剤中毒防止規則(昭和 47.9.30 労
働省令第 39 号)」等によって作業の安全を期す。
12.
薬液注入工事においては、注入箇所周辺の地下水、公共用水域等の水質汚染又は土壌汚染が生じ
ないように、関係法規を遵守して、周到な調査と施工管理を行う。
1.2.5
事故報告
工事施工中万一事故が発生したときは、所要の措置を講ずるとともに、事故発生の原因及び経過、
事故による被害の内容等について直ちに監督員に報告する。
1.2.6
1.
現場の整理整頓
請負者は工事施工中、交通及び保安上の障害とならないよう機械器具、不用土砂等を整理整頓し、
現場内及びその附近の清潔を保つ。
2.
請負者は、工事完成までに、不用材料、機械類を整理するとともに、仮設物を撤去して、跡地を
清掃する。
1.2.7
現場の衛生管理
浄水場(稼働中のもので、配水場その他これに準ずる箇所を含む)構内で行う工事に従事する者は、
特に衛生管理に注意する。
1.3 工 事 用 設 備 等
1.3.1
現場事務所及び材料置場等
請負者は、現場事務所、材料置場、機械据付け場所等の確保については、監督員と協議のうえ適
切な措置を講じる。
1.3.2
工事用機械器具類
1.
工事用の機械器具等は、当該工事に適応したものを使用する。
2.
監督員が不適当と認めたときは、速やかにこれを取り替える。
1.3.3
1.
工事現場標識等
工事現場には見やすい場所に、工事件名、工事箇所、期間、事務所名、請負者の住所、氏名等を
記載した工事標示板、その他所定の標識を設置する。
2.
発注者が、工事内容を地元住民や通行者に周知させ協力を求める必要があると認めた場合は、請
負者は発注者の指定する広報板を設置する。
8
1.3.4
工事用電力及び工事用給排水
工事用電力(動力及び照明)及び工事用給・排水の施設は、関係法規に基づき設置し管理する。
1.3.5
工事に必要な土地、水面等
直接工事に必要な土地、水面等は、発注者が確保した場合を除き、請負者の責任において使用権
を取得し、請負者の費用負担で使用する。
1.4 工 事 施 工
1.4.1
1.
一般事項
請負者は、工事に先立ち、必要に応じて施工計画書(工事概要、実施工程表、現場組織表、主要資
材、施工方法、施工管理方法、緊急時体制、交通管理、安全管理等)を提出し、これに基づき、工事
の適正な施工管理を行う。なお、施工計画書作成に当たっては、監督員と十分打合せを行う。
2.
請負者は、常に工事の進行状況を把握し、予定の工事工程と実績とを比較し、工事の円滑な進行
をはかる。
特に施工の期限を定められた箇所については、監督員と十分協議し、工程の進行をはかる。
3.
請負者は、工事の出来形、品質等がこの仕様書、設計図等に適合するよう十分な施工管理を行う。
4.
請負者は、工事の施工順序に従い、それぞれの工事段階の区切りごとに点検を行った後、次の工
程に着手する。
5.
請負者は、監督員が常に施工状況の確認が出来るように必要な資料の提出及び報告書等適切な措
置を講ずる。
6.
請負者は、工事に先立ち、必要に応じて関係官公署、他企業の係員の現場立会いその他に参加し、
許可条件、指示事項等を確認する。
1.4.2
1.
事前調査
請負者は、工事に先立ち、施工区域全般にわたる地下埋設物の種類、規模、埋設位置等をあらか
じめ試掘その他により確認しておく。
2.
請負者は、工事箇所に近接する家屋等に被害が発生するおそれがあると思われる場合は、発注者
と協議のうえ、当該家屋等の調査を行う。
3.
その他工事に必要な環境(道路状況、交通量、騒音、水利等)についても十分調査しておく。
1.4.3
1.
障害物件の取扱い
工事施工中、他の所管に属する地上施設物及び地下埋設物、その他工作物の移設又は防護を必要
とするときは、速やかに監督員に申し出て、その管理者の立会いを求め、移設又は防護の終了後、
工事を進行させる。
2.
請負者は、工事施工中損傷を与えるおそれのある施設に対しては、仮防護その他適当な措置をし
工事完了後原形に復旧する。
3.
請負者は、地上施設物又は地下埋設物の管理者から直接指示があった場合は、その指示に従い、
その内容について速やかに監督員に報告し、必要があると認められる場合は監督員と協議する。
1.4.4
現場付近居住者への説明
請負者は、工事着手に先立ち、監督員と協議のうえ、現場付近居住者に対し、工事施工について
説明を行い、十分な協力が得られるよう努める。
9
1.4.5
公害防止
請負者は、工事の施工に際し、騒音規制法、振動規制法及び公害防止条例等を遵守し、沿道住民
者から騒音、振動、塵埃等による苦情が起こらない有効適切な措置を講ずる。また、建造物、道路
等に障害を及ぼさないよう十分注意する。
1.4.6
道路の保守
残土運搬その他によって、道路を損傷した場合は、掘削箇所以外の道路であっても請負者の負担
で適切な補修をする。なお、関係官公署の検査を受けて引渡しが完了するまで及びその保証期間内
は、請負者が保守の責任を負う。
1.4.7
警戒宣言に伴う措置
「大規模地震対策特別措置法」(昭和 53 年法律第 73 号)に基づき、警戒宣言が発令されたときは、
直ちに、工事を中止し「緊急時対策計画書」に基づき、状況に応じた措置を講ずる。
1.4.8
再生資源の利用促進
建設副産物を再生資源として活用を図るために、
「資源の有効な利用の促進に関する法律」(平成 3
年法律第 48 号)第 10 条関係省令第 8 条及び同法第 18 条に関係省令第 7 条に定める規模以上の工事
を施工する場合は、工事着手に先立ち、再生資源利用計画書及び再生資源利用促進計画書を「工事施
工計画書」に含めて監督員に提出するとともに、指定の関係機関に送付する。
また、これらの計画書の実施状況は、工事完了後速やかに、再生資源利用実施書及び再生資源利
用促進実施書を監督員に提出するとともに、指定の関係機関に送付する。
1.4.9
就業時間
就業時間については、あらかじめ監督員と協議する。
1.4.10
工事施工についての折衝報告
工事施工に関して、関係官公署、付近住民と交渉を要するとき、又は交渉を受けたときは、適切
な措置を講ずるとともに、速やかにその旨を監督員に報告する。
1.4.11
他工事との協調
工事現場付近で他工事が施工されているときは、互いに協調して円滑な施工をはかる。
1.4.12
工事記録写真
請負者は、工事記録写真の整理編集し、監督員が随時点検できるようにするとともに、工事完成
の際提出する。工事記録写真の撮影は、
「水道工事標準仕様書 2004」(日本水道協会発行)付 4.(工事
記録写真撮影要綱)に準ずる。
1.4.13
工事完成図
請負者は、工事完成図を作成し、工事完成届けに添えて提出する。工事完成図作成は、付 5.(工事
完成図作成要綱例)に準ずる。
1.4.14
工事関係書類の整備
請負者は、随時監督員の点検を受けられるよう、工事に関する書類を整備しておく。
10
2
材
料
2.1 材 料 一 般
2.1.1
材料の規格
工事に使用する材料は、設計図書に品質規格を規定された物を除き日本工業規格(以下「JIS」
という。
)
、日本農林規格(以下「JAS」という。
)
、日本水道協会規格(以下JWWAという)等
に適合したもの。
2.1.2
1.
材料の検査
工事用材料は、使用前にその品質、寸法又は見本品について監督員の検査を受け、合格したもの。
ただし、発注者が認める規格証明書を有するものは、検査を省略することができる。
2.
材料検査に際して、請負者はこれに立会う。立会わないとき、請負者は検査に対し、異議を申し
立てることはできない。
3.
検査及び試験のため、使用に耐えなくなったものは、所定数量に算入しない。
4.
材料検査に合格したものであっても、使用時になって損傷、変質したときは、新品と取り替え、
再び検査を受ける。
5.
不合格品は、直ちに現場より搬出する。
2.1.3
調 合
使用材料のうち、調合を要するものについては、監督員の立ち会いを得て調合する。ただし、発
注者が適当と認めたときは、抜き取り又は見本検査によることができる。
2.1.4
加 工
加工して使用する材料については、加工後に監督員の検査を受ける。
2.1.5
合格品の保管
工事用材料の合格品は、指定の箇所に請負者の責任において変質、不良化しないよう保管する。
2.1.6
材料の搬入
工事用材料は、工事工程表に基づき、工事の施工に支障を生じないよう現場に搬入する。
2.1.7
使用材料の確認
使用材料の数量を確認し監督員に報告する。なお、確認しがたいものは、その方法について監督
員と協議する。
2.2 支 給 材 料 及 び 貸 与 品
2.2.1
支給及び貸与
支給材料及び貸与品は、発注者、請負者立会いのもとに確認した後、受領書又は借用書と引き換
えに支給あるいは貸与する。請負者は、その形状、寸法が使用に適当でないと認めたときは、その
旨を監督員に申し出る。
2.2.2
品目、数量、受渡し
支給材料及び貸与品の品目、数量、受渡し場所は発注者の指示による。
2.2.3
運搬、保管
支給材料及び貸与品の運搬並びに保管は、請負者が行うものとし、その取扱いは慎重に行う。
11
2.2.4
使用及び加工
支給材料及び貸与品の使用及び加工に当たっては、あらかじめ監督員の承諾を受ける。
2.2.5
保管、使用状況の把握
支給材料及び貸与品は、整理簿によりその保管及び使用の状況を常に明らかにする。
2.2.6
損傷時の処置
支給材料及び貸与品を滅失又は損傷したときは、賠償又は原形に復す。
2.2.7
貸与品の維持、修繕
貸与品の貸与期間中における維持修繕は、請負者の負担とする。
2.2.8
返 納
工事完了後、支給材料の残材及び貸与品については、監督員の検査を受けたのち、速やかに指定
の場所に返納する。
2.3 発 生 品
2.3.1
1.
発生品
工事施工により生じた管弁類等の現場発生品(切管、撤去品等)については、数量、品目等を確認
し、所定の手続きにより整理しておく。ただし、監督員の指示する場合は、この限りでない。
2.
発生品の保管は、その都度監督員の指示に従う。
3.
発生品は、工事の完成日までに監督員の指示する場所に運搬する。なお、運搬に当たっては、赤
錆等が飛散しないように荷台にシートをかぶせる。
2.4 材 料 品 目
2.4.1
石材及び骨材
1.一般事項
石材及び骨材は、すべて用途に適する強度、耐久力、磨耗抵抗及びじん性等を有すること。また、
形状、寸法は所定のもの。
2.間知石
間知石は、JIS A 5003(石材)に適合するもので、面がほぼ方形に近く、控えは四方落ちとし、面
に直角に測った控えの長さは、面の最小辺の 1.5 倍以上のもの。
3.割石
割石は、JIS A 5003(石材)に適合するもので、控えは二方落ちとし、面に直角に測った控えの長
さは、面の最小辺の 1.5 倍以上のもの。
4.雑割石
雑割石の形状は、おおむね四辺形であって二稜辺の平均の長さが控え長の 2/3 程度のもの。
5.雑石
雑石は、天然石又は破砕石で極端に偏平なもの及び細長いものを含まないもの。
6.野面石
野面石は、人工を加えないまま、天然に産出する稜線が明らかでない築石であって、通常胴径は
控え長の 2/3 内外とし、極端な偏平なもの及び細長いものを含まないもの。
12
7.玉石
玉石の形状は、おおむね卵形とし、表面が粗雑なもの、極端に偏平なもの及び細長いものを含ま
ないもの。
8.割栗石及び栗石
(1)
割栗石は、JIS A 5006(割ぐり石)に適合するもの。
(2)
栗石は、天然石又は破砕石で、極端に偏平なもの及び細長いものを含まないもの。
9.砕石
砕石は、JIS A 5001(道路用砕石)、JIS A 5005(コンクリート用砕石及び砕砂)に準拠するものであって、
良質の原石から製造された強硬なもので、稜角に富み、偏平又は細長いものを含まない均質なもの
で、ごみ、どろ、有機性塵芥等を含まないもの。
10.砂利及び砂
(1)
砂利は、清浄、強硬かつ耐久的で、薄っぺらなものや細長いものを含まず工事に適する粒度を有
し、ごみ、どろ、有機物等の有害物を含まないもの。
(2)
切り込み砂利は、適量の砂を含んでおり、砂利の粒度は大小粒が適当に混っているもの。
(3)
砂は、清浄、強硬かつ耐久的で、ごみ、どろ、有機物等の有害物を含まないもの。
11.鉱滓(スラグ)
(1)
道路用のスラグは、JIS A 5015(道路用鉄鋼スラグ)に適合するもので、均一な材質と密度を有し、
薄っぺらなもの又はながいもの、どろ、その他の異物の有害物を含まないもの。
(2)
コンクリート用高炉スラグ粗骨材は、JIS A 5011(コンクリート用高炉スラグ粗骨材)に適合するもので、コン
クリートの品質に悪影響を及ぼす物質の有害物を含まないもの。
12.細骨材
細骨材は、清浄、強硬かつ耐久的であって適当な粒度をもち、どろ、ごみ、有機物等の有害物を
含んでいない。その粒度は、土木学会「コンクリート標準示方書」の基準による。
13.粗骨材
粗骨材は、清浄、強硬かつ耐久的であって適当な粒度をもち、薄っぺらな石片、有機物の有害物
を含んでいない。その粒度は、土木学会「コンクリート標準示方書」の基準による。
14.材質試験
試験は、下記によるもののうち、監督員が必要と認めた事項について行う。試験方法は、JIS によ
る。
(1)一般石材
JIS A 5003 石材
見掛け比重試験方法、吸水率試験方法、圧縮強さ試験方法
(2)骨材
JIS A 1102 骨材のふるい分け試験方法
JIS A 1103 骨材の微粒分量試験方法
JIS A 1104 骨材の単位容積重量及び実績率試験方法
JIS A 1105 細骨材の有機不純物試験方法
JIS A 1109 細骨材の密度及び吸水率試験方法
13
JIS A 1110 粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1111 細骨材の表面水率試験方法
JIS A 1121 ロサンゼルス試験機による粗骨材のすりへり試験方法
JIS A 1122 硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験方法
JIS A 1125 骨材の含水率試験方法及び含水率に基づく表面水率の試験方法
JIS A 1126 ひっかき硬さによる粗骨材中の軟石量試験方法
JIS A 1134 構造用軽量細骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1135 構造用軽量粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1137 骨材中に含まれる粘土塊量の試験方法
2.4.2
1.
セメント、混和材及び水
一般事項
工事に使用するセメント及びセメント混和材は、用途に適合する品質を備えており、同一構造物
には、同一種類のものを使用する。
2.
セメント
セメントは、次の規格とする。
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS R 5211 高炉セメント
JIS R 5212 シリカセメント
JIS R 5213 フライアッシュセメント
3.
セメントの品質試験
使用に先立ち、品質試験を行って、その適否を決定する。特に、多量のセメントを連続的に使用
する場合、あるいは風化のおそれがあり又は変質したと考えられる場合は、監督員の指示によりセ
メントの品質試験を行う。試験方法は、下記による。
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 5202 ポルトランドセメントの化学分析方法
JIS R 5203 セメントの水和熱測定方法(溶解熱方法)
4.
セメント混和材
(1)
セメント各種混和材の品質及び使用方法は、特記仕様書による。
(2)
AE 剤及び減水剤の品質試験は、土木学会基準「AE 剤規格」
「減水剤規格」その他の基準による。
(3)
フライアッシュを使用する場合は、JIS A 6201(コンクリート用フライアッシュ)による。
5.
水
水は、油、酸、塩類及び有機物等悪影響を及ぼす物質の有害物を含まないもの。
2.4.3
レディーミクストコンクリート
レディーミクストコンクリートは、JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)に適合するもので発注者の承
認を受けた工場の製品とする。
2.4.4
セメントコンクリート製品
工事に使用するセメントコンクリート製品は、十分使用目的に合致した品質、形状、寸法を有し
ているもので、ひび、欠け、傷等欠点のないものであり、その品質、形状寸法については、以下の
14
規格に規定されているもの。
JIS A 5308 レディーミクストコンクリート
JIS A 5314 ダクタイル鋳鉄管モルタルライニング
JIS A 5345 道路用鉄筋コンクリート側溝
前項以外のコンクリート製品についても、JIS に規定されているものについては、同規格品を使用
し、規定されていないものは、土木学会「鉄筋コンクリート工場製品設計施工指針」等により、堅牢、
恒久的で、品質、外観などについて欠点のないもので、発注者の承認を受けたものを使用する。
2.4.5
1.
土 砂
一般事項
(1)
土砂は、工事の目的に十分適合する密度、含水量及び粒度組成をもっているもの。
土工が工事の主体である場合は、土取位置が指定されていない場合に限り、土質調査を行う。
(2)
土質試験の結果、工事に適しない品質であると認められたときは、土取場を変更するか又は締め
固めのできるものを使用し、草木片、有機不純物等の容積変化を生ずるもの又は含水、乾燥により
不安定になる不良粘土、不良軟岩などは使用しない。
2.
(1)
規格
川砂(荒目砂)
川砂は、清浄、強硬、耐久的で適当な粒度をもち、どろ、ごみ、有機物等の有害物を含まないも
ので、発注者の承認を得たもの。
(2)
海砂(荒目砂)
海砂は、清浄、強硬、耐久的で適当な粒度をもち、どろ、ごみ、有機不純物、塩分等の有害物を
含まないもので、発注者の承認を得たもの。
ただし、塩分含有量の許容限度は、絶乾重量に対して、NaCl に換算して、0.1%以下とする。
(3)
山砂
山砂(砂 70%以上、山土 30%以下)は、ごみ、有機物等の有害物を含まないもので、発注者の承認
を得たもの。
(4)
良質土
良質土は、小石が少量で木根、有害な腐食物質、ごみ、コンクリート塊等の雑物を含まず、路床
土支持力を著しく低下させる軟弱土を含まないもの。
3.
土質試験
JIS A 1202 土粒子の密度試験方法
JIS A 1203 土の含水比試験方法
JIS A 1204 土の粒度試験方法
JIS A 1205 土の液性限界・塑性限界試験方法
JIS A 1209 土の収縮定数試験方法
JIS A 1210 突固めによる土の締固め試験方法
JIS A 1211 CBR 試験方法
JIS A 1214 砂置換法による土の密度試験方法
JIS A 1215 道路の平板載荷試験方法
15
JIS A 1216 土の一軸圧縮試験方法
JIS A 1217 土の段階載荷による圧密試験方法
JIS A 1218 土の透水試験方法
JIS A 1219 標準貫入試験方法
JIS A 1220 オランダ式二重管コーン貫入試験方法
JIS A 1221 スウェーデン式サウンディング試験方法
2.4.6
1.
木 材
一般事項
木材は、十分使用目的に合致した品質、形状を有するもので、素材及び製材ともに、有害な欠点
を許容量以上に有しない。
2.
品質等級
木材の品質は、特記仕様書によるものとし、材料規格については「用材の日本農林規格」に適す
るもの。
2.4.7
1.
鋼鉄材
一般事項
JIS に規定されている材料を使用するときは、原則として、規格に適合したものを使用する。規格
外品を使用するときは、あらかじめ発注者の承認を受け、JIS と同等又はそれ以上のものを使用する。
2.
規格
鋼鉄材は、以下の JIS に適合するもので、適用種類は、次のとおりとする。
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3104 リベット用丸鋼
JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材
JIS B 1214 熱間成形リベット
JIS B 1186 摩擦接合用高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット
JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JIS G 5101 炭素鋼鋳鋼品
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS G 3201 炭素鋼鍛鋼品
JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品
JIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼
JIS Z 3211 軟鋼用被覆アーク溶接棒
JIS Z 3212 高張力鋼用被覆アーク溶接棒
JIS Z 3201 軟鋼用ガス溶加棒
JIS G 3532 鉄線
JIS G 3551 溶接金網及び鉄筋格子
JIS A 5513 じゃかご
JIS G 3536 PC 鋼線及び PC 鋼より線
JIS G 3109 PC 鋼棒
16
JIS G 3444 一般構造用炭素鋼管
JIS A 5525 鋼管ぐい
JIS A 5526 H形鋼ぐい
JIS A 5528 熱間圧延鋼矢板
3.
材質試験
材質試験をする場合は、次による。
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料衝撃試験方法
JIS Z 2243 ブリネル硬さ試験方法
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
JIS Z 2246 ショア硬さ試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法
2.4.8
1.
瀝青材料
一般事項
工事に使用する瀝青材料は、十分使用目的に適するもの。
2.
規格
瀝青材は、次の規格による。
JIS K 2207 石油アスファルト
JIS K 2208 石油アスファルト乳剤
JIS K 2439 クレオソート油・加工タール・タールピッチ
3.品質試験
瀝青材は、下記のうち監督員が必要と認めたものについて試験を行い、その結果を監督員に提出
する。
(1) 石油アスファルト
JIS K 2207 石油アスファルト
軟化点試験・伸度試験・三塩化エタン可溶分試験・薄膜加熱質変化率及び加熱後の針入度変化率
試験・蒸発質量変化率及び蒸発後の針入度比試験・針入度指数
JIS K 2249 原油及び石油製品-密度試験方法及び密度・質量・容量
換算表
JIS K 2265 原油及び石油製品-引火点試験方法
(2) 石油アスファルト乳剤
JIS K 2208 石油アスファルト乳剤
エングラー度試験・ふるい残留分試験・付着度試験・骨材被膜度試験・粗粒度骨材混合性試験・貯
蔵安定度試験・凍結安定度試験
2.4.9
1.
塗 料
塗料は、JIS に適合した規格品又はこれと同等以上の製品である。この場合、製造業者名等につ
いてあらかじめ監督員の承諾を得る。
2.
塗料の調合は、専門業者において行うものとする。ただし、少量の場合は、監督員の承諾を得て
17
同一業者の同種の塗料を混合することができる。
3.
塗料は、工場調合を原則とする。
2.4.10 植栽物
1.樹木
(1)
枝葉密生、発育良好で病虫菌類の被害のないもので、植え出しに耐えるよう移植又は完全な根回
しをした細根の多い栽培品とする。
(2)
樹種、形状は特記仕様書による。
2.その他
(1)
支柱材・添木、控え杭、竹は焼加工、あるいはクレオソートを塗布して使用する。
(2)
結束鉄線は、亜鉛引鉄線を使用し、樹木及び使用場所に応じた十分な強度を有するものである。
(3)
結束用しゅろ縄は、直径 3.5mm 以上のものを用いる。
(4)
客土は、がれき、草木根、その他有害な雑物の混入がなく、樹木の生育に適したもの。
(5)
杉丸太は、所定の寸法を有し、割れ、腐朽がなく、こずれごけのない平滑な幹材で、真っすぐな
皮はぎ丸太。
(6)
杉皮は、大節、突、割れ、腐朽のないもの。
2.4.11 芝、竹製品
芝、そだ竹製品については、品質、形状、寸法等使用目的に合致したもの。
1.
芝
(1)
芝は、原則として土付き生芝とし、雑草が混じらず、短葉で、根葉が繁茂し、枯死するおそれの
ないものを用い、その寸法は巾 15cm、長さ 30cm を標準とする。
(2)
野芝は、自生するものを一定の寸法のまま採取し、採取地において長期間放置し、腐敗発酵した
もの等活着の見込みのないものを使用しない。
(3)
山芝は、木、笹、雑草等ほう芽力のある根がなく、腐食土つきのまま一定の寸法に切り取ったも
のを使用する。
(4)
高らい芝は、肥よく地に栽培された純良品で、分株後 2 年以内のもので均等に根が張り、雑草の
根、茎、その他雑物を含まない優良品とする。
2.
そだ及び竹
(1)
そだに用いる材料は、針葉樹を除き、堅固でじん性に富む直状のかん木で、特に用途に適した形
状、寸法のもの。
(2)
そだ用材は、元口の径 3 ㎝以下を標準とする。また、葉を除去したもの。
(3)
そだ一束の径、長さは指定のもの。
(4)
竹は、使用目的に合致したもので、径、長さは指定のもの。
その他の材料についても規格に適合したものを使用することとし、規格外品を使用するときは、あ
らかじめ監督員の承諾を得るものとする。
2.4.12 その他
1.
止水板
JIS K 6773 ポリ塩化ビニル止水板
2.
防水材
18
JIS A 6005 アスファルトル-フィングフェルト
3.
窯業品
JIS R 1201 陶管
JIS R 1250 普通れんが
4.
その他は特記仕様による。
2.4.13
JIS 及び JWWA の水道用品規格
水道用品として JIS 及び JWWA で規格化されているものは下記のとおりである。
JIS規格
A
5314 ダクタイル鋳鉄管モルタルライニング
B
2061 給水栓
B
2062 水道用仕切弁
B
2301 ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手
B
2302 ねじ込み式鋼管製管継手
B
8410 水道用減圧弁
G
3491 水道用鋼管アスファルト塗覆装方法
H
4312 水道用ポリエチレン複合鉛管
K
6353 水道用ゴム
K
6742 水道用硬質塩化ビニル管
K
6743 水道用硬質塩化ビニル継手
K
6762
K
6787 水道用架橋ポリエチレン管
K
6788 水道用架橋ポリエチレン管継手
K
6792 水道用ポリブテン管
K
6793 水道用ポリブテン管継手
水道用ポリエチレン二層管
JWWA規格
A
103-1988 水道用ろ材試験方法*
A
112-2000 水道用ダクタイル鋳鉄管モルタルライニング
B
103-2000 水道用地下式消火栓
B
107-2003 水道用分水せん
B
108-2003 水道用止水栓
B
110-2000 水道用ねじ式弁筐
B
116-2003 水道用ポリエチレン管金属継手
B
117-2003 水道用サドル付分水栓
B
120-2003 水道用ソフトシール仕切弁
B
121-1987 水道用大口径バタフライ弁の面間及び主要寸法
B
122-2003 水道用ダクタイル鋳鉄仕切弁
B
124-1996 水道メータの遠隔表示装置に関する信頼性技術通則
B
125-2003 水道用合成樹脂(耐衝撃性硬質塩化ビニル)製ソフトシール仕切弁
19
B
126-2003 水道用補修弁
B
127-2003 接線流羽根車単箱式水道メータ
B
128-2003 接線流羽根車複箱式水道メータ
B
129-2003 水道用逆流防止弁
B
130-2003 水道用直結加圧形ポンプユニット
B
131-2003 水道用歯車付仕切弁
B
132-1998 水道用円形鉄蓋
B
133-1998 水道用角形鉄蓋
B
134-2003 水道用減圧式逆流防止器
B
135-2000 水道用ボール式単口消火栓
B
136-2003 水道用ポリエチレン管サドル付分水栓
B
137-2003 水道用急速空気弁
B
138-2002 水道用バタフライ弁
G
112-2002
G
113-2000 水道用ダクタイル鋳鉄管
G
114-2000 水道用ダクタイル鋳鉄異形管
G
115-2001 水道用ステンレス鋼管
G
116-2003 水道用ステンレス鋼管継手
G
117-2000 水道用塗覆装鋼管
G
118-2000 水道用塗覆装鋼管の異形管
G
119-1997 水道用波状ステンレス鋼管
H
101-2000 水道用銅管
H
102-2003 水道用銅管継手
K
103-1979 水道用アルギン酸ソーダ
K
107-2002 水道用水酸化カルシウム(水道用消石灰)
K
108-2001 水道用炭酸ナトリウム(水道用ソーダ灰)
K
110-1975 水道用メタリン酸ナトリウム
K
111-1967 水道用ベントナイト試験方法
K
113-2001 水道用粉末活性炭
K
115-1989 水道用タールエポキシ樹脂塗料塗装方法
K
116-2003 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管
K
120-2001 水道用次亜塩素酸ナトリウム*
K
121-1975 水道用ケイ酸ナトリウム溶液*
K
122-2001 水道用液体水酸化ナトリウム(水道用液体かせいソーダ)*
K
125-1995 水道用黒ワニス
K
126-1980 水道用ポリアクリルアミド*
K
127-2003 水道用ゴム輪形硬質塩化ビニル管
K
128-2003 水道用ゴム輪形硬質塩化ビニル管継手
水道用ダクタイル鋳鉄管内面エポキシ樹脂粉体塗装
20
K
129-2003 水道用ゴム輪形耐衝撃性硬質塩化ビニル管
K
130-2003 水道用ゴム輪形耐衝撃性硬質塩化ビニル管継手
K
131-2000 水道用硬質塩化ビニル管のダクタイル鋳鉄異形管
K
132-2003 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管
K
134-2000 水道用濃硫酸*
K
135-2000 水道用液状エポキシ樹脂塗料塗装方法
K
136-2000 水道用エボナイト棒及び板
K
137-1997 水道用ねじ切り油剤
K
138-2000 水道送・配水管更正用無溶剤型二液エポキシ樹脂塗料
K
139-1992 水道用ダクタイル鋳鉄管合成樹脂塗料
K
140-1997 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管
K
141-1997 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管用管端防食形継手
K
142-1997 水道用耐熱性液状シール剤
K
143-2000 水道用コンクリート水槽内面エポキシ樹脂塗料塗装方法
K
144-2000 水道配水用ポリエチレン管
K
145-2000 水道配水用ポリエチレン管継手
K
146-2000 水道用液状シール剤
K
147-1998 水道用止水栓筐
K
148-2000 水道用レジンコンクリート製ボックス
K
149-2000 水道用コンクリート水槽内面FRPライニング材料
K
150-2003 水道用ライニング鋼管用管端防食形継手
K
151-1999 水道用ポリウレタン被覆方法
K
152-1999 水道用ポリエチレン被覆方法
K
153-1999 水道用ジョイントコート
K
154-2000 水道用ポリ塩化アルミニウム(水道用塩基性塩化アルミニウム)*
K
155-2000 水道用硫酸アルミニウム(水道用硫酸ばんど)*
K
156-2003 水道施設用ゴム材料
S
101-2000 水道用硬質塩化ビニル管の接着剤
S
102-2003 浄水器
Z
100-1982 水道用品表示記号
Z
101-1982 水道用ダクタイル鋳鉄管類の表示方法
Z
103-2000 水道用バルブのキャップ
Z
106-1989 水道用弁栓類の鋳出し表示方法
Z
108-2000 水道用資機材-浸出試験方法
Z
109-2001 水道用薬品の評価試験方法*
Z
110-2000 水道用資機材-浸出液の分析方法
21
3
工
事
3.1 工 事 一 般
3.1.1
一般事項
1.
工事について、監督員が指示した場合は、承認図及び説明書を提出する。
2.
設計図書に記載する寸法は、全て仕上がり寸法とする。
3.
工事の施工にあたっては、監督員の指示する標高による。
4.
構造物は、必ず遣り方及び定規を設け、監督員の点検を受けた後、工事を施工する。
3.1.2
1.
仮設工
仮設工一般
(1)
請負者は、設計図書の定め又は監督員の指示がある場合を除き、請負者の責任において施工する。
(2)
仮設構造物は、工事施工中の各段階ごとに作用する応力に十分耐えられるものとし、接続部、交
差部、支承部は、特に入念に施工する。
(3)
2.
仮設構造物は、常時点検し、必要に応じて修理補強し、その機能を十分発揮できるようにする。
水替工
(1)
工事区域内は、十分な水替設備を設け、水を滞留させないように注意し、排水は必要に応じ、沈
砂ますを設けて土砂を外部に流さないようにする。
(2)
水替は、必要に応じて昼夜を通じて実施する。
(3)
放流に当たっては、関係管理者と協議する。なお、河川等に放流する場合は、放流地点が洗堀さ
れないよう適当な処置をする。
3.
締切工
(1)
締切り、仮排水路の位置、構造等は、あらかじめ関係管理者及び監督員と十分協議し、舟の運行
及び流水に支障なく、かつ、降雨による増水も十分考慮のうえ堅固に築造し、予備資材を準備して
万全を期する。
(2)
4.
仮締切りが破損または流出した場合は、速やかに復旧する。
柵又は塀
(1)
工事使用区域は、工事期間中指定された規格、寸法、彩色を有する柵または塀を設置し、周囲と
区別する。
(2)
柵又は塀を設置した箇所に車両を出入りさせる場合は、標識設備を置くとともに、交通整理員を
置き、誘導又は見張りをさせる。
5.
土留工
(1)
土留工は、現地条件によって、これに作用する土圧、回り込み及び施工期間中の降雨、湧水等に
よる条件の悪化等を考慮して、十分耐える構造及び材質を決定し、その構造図及び計算書を監督員
に提出する。
(2)
施工に当たっては、地盤の堆積状態、地質の硬軟、打ち込み貫入抵抗、地下水の状態、施工環境
等について十分調査し、施工管理の方法等について検討する。
(3)
施工に先だち工事現場周辺の施設、地下埋設物、その他を十分調査し、監督員と協議のうえ適切
な措置を講じる。
(4)
使用材料は良好品を使用し、ひずみ、損傷等を生じないよう、慎重に取扱う。
22
(5)
杭、矢板が長尺となり、継手を設ける場合は、溶接継手とし、添接板により十分補強する。また、
継手位置は応力の大きいところを避けるとともに、隣接する杭、矢板相互の継手は同一高さとしな
い。
(6)
杭、矢板の打ち込みは、適当な深さまで布掘りした後、通りよく建て込み、鉛直に打ち込む。
(7)
導杭及び導材は入念に施工し、矢板打ち込み時の矢板のねじれや傾斜を極力防止する。
(8)
杭、矢板の打ち込みに際しては、キャップ及びクッションを使用する。
(9)
杭、矢板の打ち込み途中において傾斜を生じた場合は、これを是正する手段を講じる。
(10) 杭、矢板の根入れ不足の場合、打ち止まりの悪い場合、共下がり又は頭部の圧潰等の場合は、
継足し、切断、引き抜き等の適切な措置を講じる。
(11) 腹起こし、切り梁等の部材の取り付けは、各段ごとに掘削ができ次第速やかに行い、完了後で
なければ次の掘削に進まない。
(12)
腹起こし材は長尺物を使用し、常に杭、矢板に密着させ、もし隙間を生じたときは、パッキン
グ材を挿入して、地盤からの荷重を均等に受けられるようにする。
(13) 杭、矢板、切り梁、腹起こしの各部材は、中間杭、継材、連結材、ジャッキ、受金物、ボルト
等により緊結固定する。
(14) 土留板は、掘削の進行に伴い速やかにその全面が掘削土壁に密着するように施工する。万一、
過掘り等により掘削土壁との間に隙間が生じた場合には、良質の土砂、その他適切な材料を用い
て裏込めを行うとともに、土留杭のフランジと土留板の間に楔等を打ち込んで、隙間のないよう
固定する。
(15) 土留めを施してある期間中は、常時点検を行い、部材の変形、緊結部の緩み等の早期発見に留
意し、事故防止に努める。絶えず地下水位及び地盤の沈下又は移動を観測するとともに、周囲の
地域に危害を及ぼし、又は土砂崩れのおそれのあるときは、直ちに防止の手段を講じ、その旨を
速やかに監督員その他関係者に報告する。
(16) 土留材の取り払いに際しては、土質の安定その他を考慮して行う。
(17)
杭、矢板の引き抜きは、埋め戻し完了後地盤の安定をまって行い、引き抜き後の空隙には、直
ちに適切な充填材(砂、セメント、ベントナイト等)を充填する。
6.
覆
工
(1)
覆工材は、作用する荷重に十分耐え得るような強度のものを使用する。
(2)
路面覆工は、原則として、路面と同一の高さとし、段差又は隙間を生じないようにする。やむを
得ない場合は、覆工板と在来路面との取り合いをアスファルト合材等により円滑にすり付ける。
....
(3) 覆工板は、ばたつきのないよう完全に取り付ける。覆工期間中は、必ず保安要員を配し、覆工板
の移動、受桁の緩み、路面の不陸等を常時点検し、その機能維持に万全を期す。
7.
工事用道路
(1)
工事に必要な工事用道路の築造に当たっては、あらかじめ当該関係者と十分協議を行い確認を受
ける。
(2)
工事用道路の改廃を行う場合は、当該道路利用者と連絡をとったうえ施工する。
(3)
工事用道路は、工事期間中不陸なおし、散水、排水等を行い、常に良好な状態に保つ。
23
3.2 土 工 事
3.2.1
掘削工及び切取工
1.
掘削及び切取りは、遣り方に従って、所定の法勾配に仕上げる。
2.
切取り箇所の湧水又は法面崩壊のおそれのある場合は、速やかに処理する。
3.
切取りの際は、切り過ぎないよう十分留意して行う。
4.
掘削寸法が明示されていない場合は、次の作業が完全にできる寸法を定め、監督員と協議する。
5.
掘削中の湧水、雨水等については、滞留しないよう十分な設備を設ける。
6.
既設構造物に近接した場所の掘削は、これらの基礎を緩めたり又は危険を及ぼしたりすることの
ないよう、十分な保護工をする。
7.
岩盤に直接基礎を設ける場合は、丁寧に切りならし、岩盤の表面が風化しているときは、これを
完全に取り除き、また表面が傾斜しているときは、階段状に切りならす。
8.
火薬類の使用による掘削を行なう場合は、仕上げ面の浮石が残らないようにする。
3.2.2
埋戻工及び盛土工
1.
..
埋戻し及び盛土は、指定する材料を使用し、ごみその他の有害物を含まないものとする。
2.
埋戻し及び盛土は、一層 30 ㎝に敷きならし、十分締め固め、必要に応じて適当な余盛をする。
3.
構造物の裏込め及び構造物に近接する場所の施工は、構造物に損傷を与えないよう注意する。
4.
5.
締固めの程度については、必要に応じて所要の試験をさせることがある。
..
地盤が傾斜している場合の盛土は、事前に表土を適当にかき起こさせることがある。
6.
普通土による盛土、埋戻しは事前に排水を完全にして行う。
7.
埋戻し及び盛土箇所は、作業開始前に型枠、仮設物等の残材を取り払い、清掃する。
3.2.3
残土処理
1.
残土は、原則として、自由処分とする。
2.
残土の運搬に当たっては、車両の大きさに応じ道路の構造、幅員等安全適切な運搬経路を選定す
る。
3.
処分地は、災害を防止するための必要な措置を講じる。
4.
運搬の際は、荷台にシートをかぶせる等残土をまき散らさないように注意する。
5.
残土の運搬に当たっては、路面の汚損を防止するとともに、運搬路線は適時点検し、路面の清掃
及び補修を行う。また、必要に応じて散水し、土砂等粉塵を飛散させないよう適切な措置を行う。
6.
埋戻し用土砂として残土を一時仮置きする場合は、特記仕様書による。
3.2.4
1.
建設副産物の処理
残土、コンクリート廃材、アスコン廃材、木材等の建設副産物の処理については、
「資源の有効な利用の促進に
関する法律」(平成 3 年法律第 48 号)「建設副産物適正処理推進要綱」(平成 10 年 12 月建設事務次官
通達)を遵守して、適正な処理、処分及び再生資源としての活用を図る。
2.
建設副産物の処理に当たっては、自らの責任において適正に処理する。
なお、処理を委託する場合は、次の事項に留意する。
(1)
運搬と処分について、それぞれ許可業者と書面により委託契約するとともに、契約内容を適切に
履行するよう指導監督する。
(2)
産業廃棄物管理票(以下「マニフェスト」という。)等で処理が契約内容に沿って適正に行われた
24
ことを確認するとともに、マニフェストの交付状況、廃棄物の搬出数量、運搬日等を整理した集
計表を作成する。
(3)
マニフェスト及び集計表を監督員に提示するとともに、検査時に検査員から求められた場合は、
これらを提示する。
3.
建設廃材、廃棄物を処分する場合は、つぎのとおり取扱う。
(1)
コンクリート、アスコン廃材、汚泥、木材、石綿廃材等(以下「建設廃材等」という。
)は、設計
図書で特に運搬場所を指定する場合を除き、
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」
(昭和 45 年法
律第 137 号)等を遵守して請負者の責任において適正に処分し、不法投棄等第三者に損害を与えな
いようにする。
(2)
建設廃材のうち、産業廃棄物と判断されたものの処理を委託する場合は、産業廃棄物の収集、運
搬又は処分を業として行うことができる者に委託する。また、産業廃棄物の収集、運搬又は処分状
況は、常に実態を把握し適正な処理に努めるとともに、監督員から指示があった場合は、処分状況
報告書を提出する。
3.2.5
1.
2.
法面仕上工
盛土の法面は、遣り方に従って、法尻より水平に一層ずつ締固める。
.
切り取り法面は、原則として張り土を行わない。また、転石の取り除きによって生じた空洞部は、
良質土を充填して十分つき固める。
3.
土羽打ちは、法面の不陸をならした後、土羽板で十分叩き固め、平滑に仕上げる。
3.2.6
1.
セメント類吹付工
セメントモルタル等の吹き付けに当たっては、吹き付けにあたっては、吹き付け材料が均等にな
るように施工する。
2.
吹き付け面が岩壁の場合は、浮き石をかき落とし、コンクリートの場合は、目荒しをした後、十
分清掃するものとする。吹き付け面が吸水性の岩の場合は、十分吸水させる。
3.
鉄網は、仕上げ面より適当な被りを確保し、かつ、吹き付け等により移動しないよう、法面に十
分固定する。また、鉄網の継手は、少なくとも一網目以上重ねる。
4.
ノズルは、原則としてその先端が吹き付け面に対してほぼ直角になるよう保持し、吹き付ける。
5.
一日の作業の終了時及び休憩時には、吹き付けの端部が次第に薄くなるように施工し、これに打
ち継ぐ場合は、この部分を良く清掃し、かつ湿らしてから吹き付ける。
6.
表面及び角の部分は、吹き付け速度を遅くして、丁寧に吹き付ける。こて等で表面仕上げを行う
場合は、吹き付けた面とコンクリートモルタル等の付着を良くするように仕上げる。
7.
吹き付け法面の土質が土砂混じりの場合は、吹き付けに際して、吹き付け圧により土砂が散乱し
ないよう十分打ち固める。
8.
鉄網取付材は、その頭部のモルタル被覆が 50mm 以上になるように打ち込み、必要に応じモルタル
を注入し取付材を固定する。
9.
吹き付けに際しては、他の構造物を汚さないよう、またはね返り物は、速やかに処理してサンド
ポケット等ができないよう施工する。
10.
層に分けて吹き付ける場合は、層になじみのよい時間及び清掃について留意する。
25
3.3 矢 板 工
3.3.1
木矢板
1.
矢板は、段階式に順次打ち込み、前後左右とも垂直になるように留意する。
2.
打ち込み後矢板の頭部は、正しく水平に切り、かつ、面取り仕上げをする。また、打ち込みに当
たっては、鉄線等を使用し頭部の損傷を防ぐ。
3.3.2
鋼矢板
1.
矢板の打ち込みは、3.1.4 の 5 土留工に準ずる。
2.
矢板にラップ部分がある場合、形鋼、ボルトなどにより十分緊結することとし、打ち込みに先立
ち構造図を提出する。
3.3.3
コンクリート及びPC矢板
1.
運搬に当たっては、たわみ又は亀裂を生じないよう取扱う。
2.
矢板にラップ部分がある場合は、他の良品をもって打ち替え、打ち込み傾斜の甚だしい場合は、
修正又は打ち替える。
3.
打ち込みやぐらには、明瞭な目盛板を取り付け、モンケンの落下高、沈下量等が判断できるよう
にする。
3.4 基 礎 工
3.4.1
栗石基礎その他
1.
基礎用砕石は、草木その他の有害物を含まない良質なもの。
2.
栗石、割栗石等を基礎底面に用いるときは、石材が十分かみ合うよう張り立て所定の目潰し材を
施し、むらのないよう十分つき固める。
3.
砕石、砂利、砂等を基礎底面に用いるときは、所定の厚さにむらのないよう敷きならし、十分締
固める。
3.4.2
杭基礎一般
1.
基礎杭の施工は、日本道路協会「道路橋示方書・同解説・下部構造編」に準拠する。
2.
杭の施工に当たっては、知識、経験を有する管理技術者を常駐させ、技術上の指導、統括を行わ
せる。
3.
試験杭の施工は、その工事に使用する施工法により監督員立会いのもとで実施し、施工性、支持
地盤、杭長、支持力等を確認して、その結果を監督員に提出する。
4.
杭の載荷試験にあたっては、方法、時期等について事前に監督員と協議し、監督員立会いのもと
で実施する。
なお、載荷試験方法は、土質工学会「杭の鉛直載荷試験基準」による。
5.
杭の平面位置、標高には、正確を期すとともに、施工中逐時確認できるよう水準点、引照杭を堅
固に設置する。
6.
杭の作業記録、品質管理記録、出来高管理記録は、施工後速やかに作成して監督員に提出する。
3.4.3
1.
木
杭
杭は真っすぐな生松を用い、現場で皮はぎを行い、その先端は角垂形に削り、地質の固さに応じ
て鈍角にする。
2.
杭の継手は、中心軸に直角に切って密着させ、木又は鉄製添え板を杭の接合部周囲に十分密着さ
26
せ、打ち込み中衝撃等により偏心、屈曲のないようにする。
3.4.4
1.
既製杭(PC 杭、PHC 杭、鋼管杭)
一般事項
(1)
既製杭の施工は、原則として打ち込み工法か、中掘り圧入工法のいずれかとする。
なお、中掘り圧入工法における支持杭の支持地盤への根入れは、原則として打ち込みとする。
(2)
既製杭は、原則として JIS 規格品を使用する。
(3)
杭は、現場搬入時に監督員の検査を受ける。検査の結果有害な欠陥等により不合格とされた杭は、
直ちに搬出し、これを使用しない。
また、施工中あるいは保管中、杭に損傷、変形等を生じた場合も同様とする。
(4)
杭は、所定の位置に正しく建込み、鉛直又は規定の傾斜角を確保して、正確に施工する。
(5)
杭打ちに当たっては、適切なキャップ、クッションを使用するとともに、偏打を防止して杭体の
破損等を起こさないようにする。
(6)
現場溶接は、原則としてアーク溶接とし、溶接作業は、十分な知識と経験を有する溶接施工管理
技術者が常駐し総括管理する。
その他については「水道工事標準仕様書 2004 」(日本水道協会発行) 4.3.2 アーク溶接に準ずる。
(7)
現場継手は、打撃時及び荷重負担時の軸方向の偏心による曲げの発生を防止するために、上下の
杭の軸線は同一線上に合致するように、組み合わせて保持する。
(8)
中掘り圧入工法に当たっては、先掘りあるいは拡大掘りを行わない。
なお、やむを得ず先掘りを行う場合は、監督員と協議する。
(9)
支持杭は、杭先端が支持地盤に到達したことを確認したのち、所定の深さ以上を確実に打ち込む。
(10) 杭の支持力は、全本数を「くい打ち公式」により測定し、所定の支持力が得られていることを確
認して、その記録を速やかに監督員に提出する。
2.
コンクリート杭(PC 杭、PHC 杭)
(1)
杭の輸送、杭打ち施工等に当たっては、JIS A 7201(遠心力コンクリートくいの施工標準)による。
(2)
杭を切断する場合は、杭体に損傷を与えないよう十分注意するとともに、緊張力の低下を起こさ
ないようにする。
3.
鋼管杭
(1)
鋼管杭の中空部は、砂等で確実に充填する。
(2)
杭頭は、平滑に切断し、鉄筋、蓋板、形鋼等を確実に溶接する。
3.4.5
1.
場所打ち杭
機械掘削による工法
(1)
掘削機の据付け地盤は、作業中、掘削機が傾くことがないよう注意する。
(2)
掘削機は、施工順序、機械進入路、隣接構造物等の作業条件を考慮して機械の方向を定め、水平
に正しく据付ける。
(3)
掘削器具は、杭径、地質に適したものを使用し、所定の断面を確保する。
(4)
掘削は、周辺地盤及び支持層を乱さないよう注意し、所定の支持地盤まで確実に掘削する。
(5)
掘削は、地質に最も適した掘削速度で行う。
(6)
掘削に当たっては、掘削深度と排出土砂及び孔内水位の変動を常に監視し、孔壁の崩壊防止
27
に努める。また、ベントナイト泥水を用いるときは、常に孔内の泥水濃度、比重等を管理し、必要
により適切な処置を講ずる。
(7)
支持層は、地質柱状図と掘削深度及び掘削速度を参考にして、掘削土砂により確認する。孔底の
沈澱物は適切な方法で完全に取り除く。
(8)
掘削が所定の深さに達したときは、監督員立会いのうえで、超音波探査等適切な方法により深度、
杭径、垂直性等の確認を受ける。
(9)
鉄筋建込みは、鉄筋かごを杭中心に正しく合わせ、垂直度を正確に保ち、ケーシングチューブの
ない工法では、孔壁を壊さないように静かに吊り込む。
(10) 鉄筋の組立ては、コンクリート打ち込みの際、動かないようアーク溶接で十分堅固に組立て、運
搬は変形を生じないよう行う。
(11) 鉄筋かごの継手は、重ね継手を原則とする。
(12) コンクリート打ちは、原則としてトレミー管を用いて行い、打ち込み量及び打ち込み高を常に計
測する。トレミー管先端とコンクリート立上がり高の関係をトレミー管の配置、コンクリート打ち
込み数量より検討し、トレミー管をコンクリート内に原則として2m以上入れておく。
(13) ケーシングチューブの引き抜きは、鉄筋かごの共上がりを起こさぬよう注意するとともに、原則
としてケーシングチューブ先端をコンクリート立ち上がり面より、2m以上コンクリート内に入れ
ておく。
(14) コンクリートの打ち込みは、連続して行い、立ち上がり面は、レイタンスを除き、50cm 程度余分
に打ち込む。余分に打ち込んだ部分は、硬化後取り壊し規定高に仕上げる。
2.
深礎工法
(1)
掘削後直ちに、十分安全な土留を行う。土留は、脱落、変形、緩みがないよう堅固に組み立てる。
(2)
余掘りは最小限にするとともに、土留と地山との空隙は、十分な裏込め注入を行う。
(3)
掘削が支持層に達したときは、監督員の確認を受けたのち、速やかに鉄筋組み立て、コンクリー
ト打ちの一連の作業を行う。
3.4.6
1.
ケーソン
オープンケーソン工
(1)
施工に当たっては、知識、経験を有する管理技術者を常駐させ、技術上の指導、統括を行わせる。
(2)
オープンケーソンのコンクリート打設、1ロットの長さ、掘削方法、載荷等については、施工計
画書に記載する。
(3)
オープンケーソン用刃口は、図面及び特記仕様書により製作するものとし、監督員の確認を受け
た後、使用する。刃口の据付けは、所定の位置に正確に不等沈下を起こさないように行う。
(4)
オープンケーソンコンクリート打ちの1ロットは、連続施工する。
(5)
オープンケーソンの沈下中は、全面を均等に掘り下げ、トランシット等で観測して移動や傾斜を
生じた際には、速やかに矯正する。また、沈下量は、オープンケーソンの外壁に刃口からの長さを
記入し、これを観測する。
(6)
沈下を促進するため過度の掘り起こしは行わない。著しく沈下困難な場合は監督員と協議する。
(7)
オープンケーソンが所定の深さに達したときは、底部の地盤を確認し監督員に報告する。
(8)
機械により掘削する場合は、作業中、オープンケーソンに衝撃を与えないよう注意する。
28
(9)
底版コンクリートを打つ前に、刃口以上にある土砂を浚渫する。また、掘り過ぎた部分はコンク
リート等で埋戻す。
(10) 底版コンクリート打設後は、原則としてケーソン内の湛水を排除しない。
2.
ニューマチックケーソン工
(1)
施工に当たっては、知識、経験を有する管理技術者を常駐させ、技術上の指導、統括を行わせる。
(2)
ケーソン用刃口は、
「オープンケーソン用刃口」と同様に製作し、据付ける。
(3)
ニューマチックケーソンの施工に当たっては、特に工事中の事故及びケーソン内作業の危険防止
をはかるため、諸法令を遵守し、十分な設備をする。
(4)
沈設は、ケーソン自重、載荷荷重、摩擦抵抗の低減などにより行うのを原則とする。やむを得ず
減圧沈下を併用する場合は、ケーソン本体の安全性及び作業員の退出を確認し、さらに近接構造物
への影響等を十分検討したうえ行う。
(5)
ニューマチックケーソンが所定の深さに達したときには、底部の地盤及び地耐力を確認し、監督
員に報告する。
(6)
ニューマチックケーソンの沈下が完了したときは、刃口面で地均らしをし、刃口周辺から中央に
向って中埋めコンクリートを打設するものとし、
打設後 24 時間以上送気圧を一定に保ち養生する。
3.4.7
1.
地盤改良
置換工法
(1)
置換工法に使用する土砂等は、良質のものを使用し、必要に応じて土質試験成績表を提出する。
(2)
置換底面は、現地の状況に応じ監督員の指示する深さまでとし、置換に当たっては置換材料の一
層の厚さ、締固め等を 3.2.2 の 2 埋戻工に準じて行うとともに、水替えを十分に行いながら入念に
施工する。
2.
薬液注入工
「水道工事標準仕様書 2004」
(日本水道協会発行)付 3.薬液注入工に準じる。
3.5 コ ン ク リ ー ト 工
3.5.1
1.
一般事項
コンクリート工の内、本節に示されていない事項については、土木学会「コンクリート標準示方書
に準拠するものとする。上記の示方書に於ける「責任技術者」が行う指示、承諾及び検査事項の取
り扱いに関しては、あらかじめ監督員と協議し、その指示に従う。
2.
工事開始前に運搬、打ち込み等につき、あらかじめ全体計画をたて、監督員に提出する。
3.5.2
1.
材料の貯蔵
セメントは、地上 30cm 以上の床をもつ防湿的な倉庫に貯蔵し、検査に便利なように配置し、入荷
の順に用いる。
2.
袋詰めセメントの積み重ねは 13 袋以下とする。
3.
貯蔵中にできたセメントの塊は用いない。
4.
長時間倉庫に貯蔵したセメント又は湿気を受けた疑いのあるセメントは、あらかじめ試験を行い、
監督員の指示により使用する。
5.
細、粗骨材はそれぞれ別に貯蔵するとともに、ごみ、雑物等が混入しないようにする。
6.
混和剤は、ごみその他の不純物が混入しないようにする。粉末状の混和剤は、吸湿したり固まっ
29
たりしないよう、また液状の混和剤は分離したり、変質しないように貯蔵する。
7.
鉄筋は、直接地上に置くことを避け、倉庫又は適当な覆いをして貯蔵する。
3.5.3
耐久性向上対策
コンクリートは、塩化物総量規制のもの及びアルカリ骨材反応試験で無害な骨材を使用する。
なお、水密を要するコンクリート構造物及び特に耐久性を要するコンクリート構造物の許容塩化
物量は、0.3kg/m3(Cl 重量)とする。
また、試験結果は、監督員に提出する。
3.5.4
配 合
1.
コンクリートの配合は、特記仕様書によるものとする。
2.
コンクリートの配合は、所要の強度、耐久性、水密性及び作業に適するワーカビリティーをもつ
範囲内で、単位水量ができるだけ少なくなるように、試験によって決定する。
3.5.5
練り混ぜ
1.
コンクリートは、原則として機械練りとする。
2.
材料の軽量誤差は、骨材及び混和剤溶液については、3%以内、セメント及び混和剤は 2%以内、水
は 1%以内である。この場合各材料は、重量で計量することを原則とする。
3.
1 バッチの分量は、ミキサの容量に合わせるものとする。
4.
練り混ぜ時間は、試験によって定めるのを原則とする。試験しないときは、ミキサ内に材料を全
部投入した後、可傾式ミキサを用いる場合は 1 分 30 秒以上、強制練りミキサを用いる場合は 1 分以
上練り混ぜる。
5.
手練りの場合は、必ず鉄板の上で所定の配合に混合し、全部同一色となるまで数回空練りした後、
清水を注ぎながら、さらに 5 回以上切り返して、所定のスランプになるようにする。
6.
レディーミクストコンクリートは、JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)に準拠する。
7.
レディーミクストコンクリートは、コンクリートの打ち込みに支障のないよう、受取時間その他
について製造業者と十分打ち合せを行う。
8.
レディーミクストコンクリートは、監督員と協議し、荷下ろし場所においてプラスチックな状態
で、分離又は固まり始めないものを用いる。
9.
固まり始めたコンクリートは練り返して用いない。なお、材料の分離を起こしている場合は、打
ち込む前に練り直して用いる。
3.5.6
1.
コンクリート打設
コンクリートの運搬、打ち込みの方法、区画並びに使用する機械器具は、あらかじめ監督員に提
出する。
2.
コンクリートを打ち込む前に、打設場所を清掃し、すべての雑物を取除く。
3.
コンクリートを打ち込む前に、必要に応じて敷モルタルを施す。敷モルタルは、コンクリート中
のモルタルと同程度の配合とする。
4.
根掘り内の水は、打設前に除去し、また根掘り内に流入する水が新しく打ったコンクリートを洗
わないよう適切な処置を講じる。
5.
打設に際しては、型枠、鉄筋の組み立て、その他施工設備について監督員の点検を受けた後、鉄
筋の配置を乱さないように注意して施工する。
30
6.
コンクリートの運搬又は打ち込み中に材料の分離を認めたときは、練り直して均質なコンクリー
トにする。
7.
一区画内のコンクリートは、打ち込みが完了するまで連続して打ち込む。
8.
コンクリートは、その表面が一区画内でほぼ水平となるように打つ事を原則とする。コンクリー
ト打ち込み一層の高さは 40cm 以下を原則とする。
9.
シュートで運搬したコンクリートを直接形枠内に打ち込まない。シュートの吐き口には受口を設
け、コンクリートをこれに受け、練り混ぜながら形枠内に打ち込む。
10. 縦シュートは管を継ぎ合わせて作り、自由に曲がるようにし、斜シュートは材料分離を起こさな
い角度とする。
11. コンクリートの打ち込み中、表面に浮かび出た水は、適当な方法で直ちに取り除く。
12. コンクリートポンプを使用する場合は、次による。
(1)
輸送管路は、なるべく移動の容易なように設置する。
(2)
ポンプ作業を開始する前に、コンクリート中のモルタルと同程度の配合のモルタルを適当量通す。
(3)
配管はなるべく直線とする。
(4)
ホースの排出口は、できるだけ排出したコンクリート中に埋める。
3.5.7
1.
締固め
打設中及び打設後バイブレータ又は突き棒により十分に締固め、鉄筋の周囲及び型枠の隅々まで
良くゆきわたるようにする。
2.
コンクリートがゆきわたり難い箇所は、打ち込み前にコンクリート中のモルタルと同程度の配合
のモルタルを打つ等の方法により、コンクリートを確実にゆきわたらせる。
3.
締固め作業に当たっては、鉄筋、型枠等に悪影響を与えないよう十分注意する。
3.5.8
1.
養 生
コンクリートは、打ち込み後、低温、乾燥並びに急激な温度変化等による有害な影響を受けない
ように十分養生する。
2.
養生方法、養生日数については、監督員と十分協議する。
3.
コンクリートは、硬化中に振動、衝撃並びに荷重を加えないよう注意する。
3.5.9
打ち継目
1.
コンクリートの打ち継目は、原則として水平継目とする。
2.
水密構造物の打ち継目は、漏水のないように入念に施工する。特に、打ち継目に止水板等を挿入
する場合は、3.8 伸縮継目による。
3.
打ち継目は、打ち込み前に型枠を締め直し、硬化したコンクリートの表面を処理して、十分に吸
水させた後、モルタル又はセメントペーストを敷き、直ちに打設する。
4.
設計又は施工計画で定められた継目の位置及び構造は、厳守とする。
3.5.10 寒中コンクリート
1.
凍結しているか又は氷雪の混入している骨材をそのまま用いない。
2.
セメントは、どんな場合でも直接熱しない。
3.
打ち込み時の温度は、原則として 10℃以上 20℃以下とする。
4.
コンクリートは、打ち込み後風を通さないもので覆い、特に継目から風が吹きこまないようにし
31
て内部温度の低下を防ぎ、局部的に甚だしい温度差を生じないようにするとともに、施設内部は、
十分な温度を保たせる。
5.
凍結によって害を受けたコンクリートは、取り除く。
6.
鉄筋型枠等に氷雪が付着しているとき又は地盤が凍結している場合は、これを溶かした後コンク
リートを打つ。
3.5.11 暑中コンクリート
1.
月平均気温が 25℃を超える時期に打設するコンクリートは、材料、配合及び施工について特に注
意する。
2.
長時間炎熱にさらされた骨材は、なるべく冷たい水をかけて冷やす。
3.
水は、できるだけ低温度のものを使用する。
4.
高温のセメントは用いない。
5.
コンクリートを打ち始める前に、地盤、基礎等コンクリートから吸水するおそれのある部分は、
十分に濡らしておく。また、熱された地盤の上にコンクリートを打たない。
6.
コンクリートの温度は、打ち込みのとき 35℃以下である。
7.
練り混ぜたコンクリートは、1 時間以内に打ち込む。
8.
コンクリートの表面は、湿潤に保たれるよう養生する。
3.5.12 水密コンクリート
1.
水密コンクリートは、その材料、配合、打ち込み、締固め、養生等について、特に注意して施工
する。
2.
水セメント比は、55%以下を標準とする。
3.
コンクリートは、特に材料の分離を最小にするよう取り扱い、欠点ができないよう十分に締固め
る。
4.
養生は、一般コンクリートより湿潤養生の日数をできるだけ長くする。
3.5.13 表面仕上工
コンクリートの表面は、入念に仕上げ、構造物の壁頂、床版、底版は、打設後一定時間内に金ご
てで表面を平滑に仕上げる。
3.5.14 コンクリートの品質管理
1.
レディーミクストコンクリートの製造、品質、試験方法等は、JIS A 5308(レディーミクストコ
ンクリート)に準拠して行い、品質管理は厳重に行う。
2.
工事開始前にコンクリートに用いる材料及び配合を定めるための試験を行うとともに、機械及び
設備の性能を確認する。
3.
工事中コンクリートの均等性を高め、また所定のコンクリートの品質を維持するため、次の試験
を行う。
(1)
骨材の試験
(2)
スランプ試験
(3)
空気量試験
(4)
コンクリートの単位容積重量試験
(5)
コンクリートの圧縮試験
32
(6)
海砂中の塩分含有量の試験
(7)
その他監督員の指示する試験
3.6 型 枠 工 及 び 支 保 工
3.6.1
一般事項
1.
型枠は、原則として木製又は金属製とする。
2.
金属製型枠材は、JIS A 8652(金属製型わくパネル)に準拠する。
3.
型枠工及び支保工は、コンクリート部材の位置、形状及び寸法が正確に確保され、満足なコンク
リートが得られるように施工する。
4.
型枠は、容易に組み立て及び取り外しができ、モルタルの漏れのない構造にする。
5.
型枠工及び支保工は、コンクリートがその自重及び工事施工中に加わる荷重を支持するに必要な
強度に達するまで、これを取り外さない。なお、型枠及び支保工の存置期間及び取り外し順序は、
監督員と協議する。
6.
必要がある場合、コンクリートの角に面取りができる構造とする。
7.
スパンの大きい部材の型枠及び支保工には、適当な上げ越しをつける。
3.6.2
1.
型枠工
せき板を締付けるには、鉄線ボルト又は棒鋼等を用い、これらの締付け材は、型枠を取り外した
後、コンクリート表面に残しておかない。
2.
支承、支柱、仮構等は、楔、ジャッキ等で支え、振動衝撃を与えないで容易に型枠を取り外せる
ようにする。
3.
型枠の内面に、剥離材又は鉱油を塗布する場合は、平均に塗布し、鉄筋に付着しないようにする。
4.
型枠と足場とは、連結しない。
3.6.3
1.
支保工
支保工は、十分な支持力を有し、振動等で狂いを生じないよう堅固に設置するもので、その構造
図及び計算書を監督員に提出する。
2.
基礎地盤が軟弱な場合は、受台等を設け、沈下を防ぐようにする。
3.
支保工は、楔、砂箱、ジャッキ等で支え、振動、衝撃を与えなくても容易に取り外しができるよ
うにしておく。
4.
スパンの大きいコンクリート部材の支保工には、適当な上げ越しをつける。
5.
支保工の取り外し時期については、監査員と協議する。
6.
鋼管支柱(パイプサポート)を用いる場合は、JIS A 8651(パイプサポート)に準拠する。
3.7 鉄 筋 工
3.7.1
1.
一般事項
鉄筋の加工組立及び継手を設ける場合は、土木学会制定の「コンクリート標準示方書」に準拠す
る。
2.
鉄筋は、常温で加工する。
3.
鉄筋は、組み立てる前に、鉄筋とコンクリートとの付着を害する浮きさび、油脂、その他の異物
を取り除き清掃する。
4.
鉄筋は、設計図面に基づき、正確な位置に配置し、コンクリート打込み中に動かないよう堅固に
33
組み立てる。
5.
鉄筋のかぶりを保つために、スペーサーを配置する。スペーサーは、本体コンクリートと同等以
上の品質を有するコンクリート製又はモルタル製のものを使用する。
6.
将来の継足しのために構造物から鉄筋を露出しておく鉄筋は、損傷、腐食等を受けないように保
護する。
3.7.2
1.
鉄筋ガス圧接
ガス圧接工事は、設計図書に示されたものを除き、
「鉄筋のガス圧接工事標準仕様書」(日本圧接
協会に準拠する。
2.
ガス圧接工は、日本圧接協会で施行するガス圧接作業員技量資格検定試験(2 種以上)に合格した
者とする。
また、圧接工以外の補助員は、圧接作業に必要な知識と経験を有している者とする。
3.
工事に従事する圧接工の名簿及び写真は、あらかじめ監督員に提出する。
4.
圧接面の研削は、圧接作業当日に行い、圧接工は圧接作業直前にその状態を確認する。
5.
圧接工事の施工に当たっては、鉄筋に圧設器を取り付け、そのときの鉄筋突合せ面のすき間が3
mm 以下で、偏心、曲がりがないようにする。
鉄筋軸方向の最終加圧力は、母材断面積当たり30N/mm2 以上とする。
6.
圧接部のふくらみの直径は、鉄筋径の(径の異なる場合は、細い方の鉄筋径)の 1.4 倍以上、ふ
くらみの長さは、1.1 倍以上とし、その形状はなだらかとなるようにする。
7.
軸心のくい違いは、鉄筋径(径の異なる場合は、細い方の鉄筋径)の 1/5 以下とする。
8.
圧接のふくらみの頂部と圧接部とのずれは、鉄筋径の 1/4 以下とする。
9.
圧接部には、突き合わせた圧接面の条こうが残らないようにする。
10. 圧接後は、接合部を雨水等で急冷しないようにする。
11. 圧接部の検査方法は、外観検査及び抜取り検査[引張試験法 JIS Z 3120(鉄筋コンクリート用棒
鋼ガス圧接継手の検査方法)
]とする。これ以外の検査方法を行う場合は、監督員の承諾を得る。
12. 監督員が必要と認めた場合は、施工中抜き取り試験を行うことができる。
3.8 伸 縮 目 地
3.8.1
一般事項
1.
止水板の施行に先だち、躯体の施工図とともに止水板の割付図を提出する。
2.
止水板の荷下ろし及び運搬の際には、止水板に損傷を与えないようにする。
3.
止水板の保管は、雨水、直射日光を避け、屋内で保管する。
4.
止水板の現場接合箇所は、極力少なくする。
5.
止水板の現場接合に当たっては、接合作業者の技量、天候、季節、作業環境等に十分配慮する。
6.
現場での止水板加工は、原則として行わない。
7.
型枠に止水板を取り付けるときは、止水板が左右均等に入るようにする。また、止水板には、一
切、釘等は打たない。
8.
止水板は、型枠に取り付けた後、鉄筋を用いて、一定間隔に保持し、著しい「たれ」が起きない
ようにする。
9.
止水板の現場接合部分の端面は、直角にする。
34
10. 止水板の現場接合は、直線部分のみとし、その他の接合は、すべて工場接合とする。
11. 所定の位置に止水板を取り付けた後は、コンクリート打設まで止水板に損傷を与えないよう、適
切な保護を行う。
12. コンクリート打設時には、止水板を点検し、損傷、設置位置のずれがないことを確認するととも
に、止水板の移動がないことを確認する。
13. 止水板が水平に設置されている場合には、止水板の下側にもコンクリートがよく詰まるよう、コ
ンクリートを止水板の高さまで打設した時点で一端止めて、十分にコンクリートを締固めると同時
に、止水板下面の水及び空気を排出する。
14. 止水板が垂直に設置されている場合は、打設したコンクリートが止水板の両側で差を生じないよ
う、均等にコンクリートを打設し、十分バイブレータで締固める。
3.8.2
1.
止水板
ゴム製止水板
(1)
止水板接合部の表面、裏面、端面を研磨する。
(2)
止水板の接合方法は、すべて加硫接合とする。
2.
塩化ビニル製止水板
(1)
止水板は、JIS K 6773(ポリ塩化ビニル止水板)を使用する。
(2)
止水板の接合方法は、熱融着とするとともに、接合部の上、下面の接合線に極端な不陸がないよ
うにする。
3.8.3
1.
伸縮目地板及び目地材
伸縮目地板は、先打ちコンクリート面を清掃し、コンクリート釘、接着剤等を用いて取り付け、
コンクリート打ち込みに際し、脱落しないよう十分注意して施行する。
2.
伸縮目地材は、十分な伸縮性及び接着性をもち、夏季等高温時に溶けないものを用いる。
3.
充填箇所は、コンクリートの凹凸をなくし、レイタンス、砂、ごみ等の除去を完全に行うととも
に、接着面を完全に乾燥させ、プライマー塗布する。
4.
目地材の充填に当たっては、プライマーが十分コンクリート面に浸透した後、へら又は指先等で
目地材を隙間のないよう十分充填する。
3.9 石積(張)工及びコンクリートブロック積(張)工
3.9.1
一般事項
1.
遣り方は、設計図に従い、石積前面及び裏込め部にそれぞれ設置し、監督員の確認を受ける。
2.
積み石は、施工に先立ち、石に付着したごみ、汚物を清掃する。
3.
石積(張)工は、特に指定されていない限り谷積みとする、根石は、なるべく大きな石を選び、所
定の基礎又は基礎工になじみよく据付ける。
4.
石積(張)工は、等高を保ちながら積み上げる。
5.
石積(張)工は、四ツ巻、八ツ巻、四ツ目、落とし込み、目通り、重箱あるいはえら、たな、はら
み、逆石、裏石、その他の欠点がないよう積み上げる。
6.
張石は、施行に先立ち所定の厚さに栗石等を敷均し、十分突き固めを行う。また、張石は凹凸な
く張り込み、移動しないように栗石等を充填する。
7.
裏込めに栗石を使用する場合は、切込砂利等の目潰しを行う。
35
3.9.2
空石積(張)工
胴かいで積石を固定し、胴込め、裏込めを充填しつつ平たい大石を選んで尻かいを施して主要部
を完全に支持し、その空隙は目潰し砂利又は砕石をもって十分堅固にする。
3.9.3
1.
練石積(張)工
尻かいにて積石を固定し、胴込めコンクリートを充填し十分突き固めを行い、合端付近に著しい
空隙間が生じないよう入念に施行する。
2.
裏込めコンクリートは、石積み面からコンクリート背面までの厚さを正しく保つようにする。
3.
伸縮目地、排水孔、等の施行に当たっては、監督員と十分協議する。
4.
合端に目地モルタルを塗る場合は、監督員の承諾を得る。
5.
1 日の積み上がり高さは 1.2m程度を標準とする。
3.9.4
コンクリートブロック積(張)工
コンクリートブロック積(張)工は、3.9.1 一般事項、3.9.2 空石積(張)工、3.9.3 練石積(張)工に
準ずる。
3.10
植 栽 工
3.10.1 芝付工
1.
一般事項
(1)
芝の採取に当たっては、石、雑草等が混入しないよう所定の寸法にすきとり、芝根の付着土は厚
さ 3cm 以下にならないようにする。
(2)
目串は、竹又は木を使用する。
(3)
芝は、採取後3日以内に植え付ける。やむを得ない場合は、植え付け開始まで適切な処置を施し、
植え付け前に監督員の確認を受ける。
(4)
芝付けは、乾燥期を避け、施行後必要に応じて適切な養生をする。
(5)
芝の運搬、貯蔵は、再生を妨げないよう、根と根、葉と葉を重ね合わせ、一束は 12 枚程度とし、
自然土を落とさないように注意する。
2.
張芝工
(1)
張芝に当たっては、張り付け面を浅くかき起こし、石塊その他の雑物を除去した後、客土を入れ、
指定の目地をとって張り付ける。
(2)
3.
張り付け後、土羽板等で十分押し分け、目串で固定し、表面には腐食土を薄く散布する。
天芝(耳芝)工
天芝(耳芝)は、土工の切り盛りにかかわらず、法肩に張芝を準じて一列に植え付ける。
4.
筋芝工
(1)
芝付けは、法面仕上げと平行して行い、法尻より一層ずつ仕上げる。
(2)
土羽打ちは、入念に行い、法に合わせて表面を平らに仕上げ、幅 10cm 程度の生芝を水平に敷き
並べ、芝の小口を法面にあらわし、上に土を置いて、十分締固めた後、次の層を施行する。
(4)
筋芝の間隔は、30 ㎝を標準とする。
3.10.2
種子吹付工
1.
種子の品種、配合や単位面積当たりの有効粒数等は特記仕様書による。
2.
施工に先立ち土壌の検査を行い、養生材や肥料等の適正配合を決める。
36
3.
吹き付け部分は、表面をかき起こし、整地して均等に吹き付ける。
4.
降雨中又は吹き付け後、降雨が予想される場合は施行しない。
5.
吹き付け完了後、30 日経過した時点の発芽状態について、監督員の確認を受け、発芽不良箇所は
速やかに再吹き付けを行う。
3.10.3
穴工
1.
穴は、法面に直角とする。
2.
種子を播いた後流出を防止するとともに、地中の水分を保持するため、速やかに表面に乳剤等を
散布して保護する。
3.10.4
樹木の植栽工
1.
樹木の運搬、荷造りは枝、幹等の損傷、鉢くずれ等のないよう十分保護する。
2.
植え付けに先立ち、表土を掘り起こし、がれき、その他雑物を除去した後、客土を混和する。
3.
植え付けは、樹木に応じた植穴を掘り、細根を四方に平均に配置し、根土回りには良土を入れて
十分灌水し、水が引くのを待って軽く押さえて地均しする。
4.
支柱の取り付けは、樹木に応じた結束材で、堅固に取り付け、樹木との接触部に杉皮を巻き付け
しゅろ縄で結束する。
5.
植栽後は、付近の景観に合うように過剰枝の切りすかし、小枝間の掃除、その他必要な手入れを
行う。
6.
施肥は、肥料が直接樹木の根に触れないようにし、かつ、均等に行う。
7.
植え付け後一定期間中、散水等の養生を行う。また引渡し後 1 年以内における樹木の枯死等は、
請負者の負担で植え換える。
8.
木柵を設ける場合は、防腐材の塗布又は焼加工磨き仕上げしたものを使用する。
37
4 管 布 設 工 事
4.1 施 工 一 般
本章は、導水管、送水管及び配水管の布設工事に適用する。
4.1.1
1.
一般事項
管布設に際しては、あらかじめ設計図又は施工標準図に基づき、平面位置、土被り、構造物等を
正確に把握しておく。また、施工順序、施工方法、使用機械等について、監督員と十分打合せを行
った後、工事に着手する。
2.
路線中心線測量の際、基準点については引照点を設け、水準点については、移動、沈下のおそれ
のない箇所を選定する。また、基準点、水準点に木杭、コンクリート杭等を用いる場合は十分堅固
に設置する。
3.
設計図又は施工標準図により難い場合は、監督員と協議する。
4.
新設管と既設埋設管との離れは、30cm 以上とする。ただし、所定の間隔が保持できないときは、
監督員と協議する。
4.1.2
1.
試掘調査
工事の施工に先立って、試掘を行い、地下埋設物の位置を確認する。また、その結果を記録写真、
調査表等にまとめて、監督員に報告する。
2.
試掘箇所は、監督員と協議のうえ選定する。
3.
試掘は原則として人力掘削とし、掘削中は地下埋設物に十分注意し、損傷を与えないようにする。
4.
試掘調査に当たっては、土質の性状、地下水の状態等を観察し、事後の掘削工、土留工等の参考
にする。
5.
既設埋設物の形状、位置等の測定は、正確を期すとともに、埋戻し後もその位置が確認できるよ
う適切な措置を講じる。
6.
試掘箇所は即日埋戻しを行い、仮復旧を行う。なお、仮復旧箇所は巡回点検し、保守管理する。
7.
試掘調査の結果、近接する地下埋設物については、当該施設管理者の立会いを求め、その指示を
受け、適切な措置を講じる。
4.1.3
1.
掘削工
掘削に当たっては、あらかじめ保安設備、土留、排水、覆工、残土処理その他につき必要な準備
を整えたうえ、着手する。
2.
アスファルトコンクリート舗装、コンクリート舗装の切断は、舗装切断機等を使用して切口を直
線に施工する。また、取り壊しに当たっては、在来舗装部分が粗雑にならないように行う。
3.
舗装切断を施工する場合は、保安設備、保安要員等を適切に配置し、交通上の安全を確保すると
ともに、冷却水処理にも留意する。
4.
掘削は、開削期間を極力短縮するため、その方法、位置を十分検討して行う。
5.
同時に掘削する区域及び一開口部の延長を、あらかじめ監督員に報告する。
6.
機械掘削を行う場合は、施工区域全般にわたり地上及び地下の施設に十分注意する。
7.
床付け及び接合部の掘削は、配管及び接合作業が完全にできるよう所定の形状に仕上げる。
なお、えぐり掘り等はしない。
38
8.
床付面に岩石、コンクリート塊等の支障物が出た場合は、床付面より 10cm 以上取り除き、砂等に
置き換える。
9.
湧水のある箇所の掘削については、土留、排水等を適切に行う。
10.
その他の掘削については、3.2.1 掘削工及び切取工に準ずる。
4.1.4
土留工
1.
土留工は 3.1.2 の 5 土留工に準ずる。
2.
腹起こしは長尺物を使用し、常に杭又は矢板に密着させ、もし、隙間を生じた場合は、楔を打ち
込み締付ける。
3.
切り梁の取付けは、各段ごとに掘削が完了しだい、速やかに行い、切り梁の取り付け終了後、次
の掘削を行う。
4.
切り梁位置の水平間隔は、原則として 2m以内とする。また、曲線部では中心線に対して直角方向
に切り梁を設け、腹起こし継手部には必ず切り梁を設ける。
4.1.5
覆 工
1.
覆工には、原則としてずれ止めのついた鋼板製覆工板又はコンクリート製覆工板等を使用する。
2.
覆工板に鋼製のものを使用する場合は、滑り止めのついたものを使用する。また、滑り止めのつ
いた鋼製覆工板は、在来路面と同程度の滑り抵抗を有することを確認して使用する。
3.
覆工部の出入口を、道路敷地内に設けなければならない場合は、原則として、周囲を柵等で囲っ
た作業場内に設ける。やむを得ず作業場外に出入口を設ける場合には、車道部を避け、歩行者や沿
道家屋の出入口に支障とならない歩道部等に設ける。
4.1.6
残土処理
1.
残土処理は、3.2.3 残土処理に準ずる。
2.
コンクリートの廃材、アスコン廃材等建設廃材の処分は、3.2.4 建設副産物の処理に準ずる。
4.1.7
1.
水替工
水替工は、3.1.2 の 2 水替工に準ずる。
4.1.8
管弁類の取扱い及び運搬
1.ダクタイル鋳鉄管
ダクタイル鋳鉄管の取り扱いについては、次の事項を厳守する。
(1)
管を積み下しする場合は、台棒等を使用し、滑り下ろすか、巻き下ろすか又はクレーン等で 2 点
吊りにより行う。
(2)
管の運搬又は巻き下ろしする場合は、クッション材を使用し、衝撃等によって管を損傷させない
よう十分注意する。
(3)
2.
保管に当たっては、歯止めを行うなど、保安に十分注意する。
鋼管及びステンレス管
鋼管及びステンレス管の取り扱いについては、次の事項を厳守し、塗覆装面及び開先には絶対に
損傷を与えない。
(1)
管を吊る場合は、ナイロンスリング又はゴムで被覆したワイヤ−ロープ等安全な吊り具を使用し、
塗覆装部を保護するため、原則として両端の非塗覆装部に台付けをとる2点吊りにより行う。
(2)
管の支持材、スノコ等は、据付け直前まで取外さない。
39
(3)
置場から配管現場への運搬に当たっては、管端の非塗装部に当て材を介して支持し、吊り具を掛
ける場合は、塗装面を傷めないよう適当な防護を施す。
(4)
小運搬の場合は、管を引きずらない。転がす場合には管端の非塗装部分のみを利用し、方向を変
える場合は吊り上げて行う。
(5)
3.
管の内外面の塗装上を直接歩かない。
水道用硬質塩化ビニル管
水道用硬質塩化ビニル管(以下「塩ビ管」という。
)の取り扱いについては、次の事項を厳守する。
(1)
塩ビ管の運搬の際は慎重に取り扱い、放り投げたりしない。
(2)
塩ビ管のトラック運搬は、原則として長尺荷台のトラックを用い、横積みにして固定する。
(3)
塩ビ管を横積みで保管する場合は、平地に積み上げ、高さを 1m以下とし、崩れないように措置
する。
(4)
保管場所は、なるべく風通しのよい直射日光の当たらない所を選ぶ。
(5)
高熱により変形するおそれがあるので、特に火気等に注意し温度変化の少ない場所に保管する。
(6)
継手類は、種類、管径別に数量を確認したうえ屋内に保管する。
(7)
塩ビ管とその継手は、揮発性薬品(アセトン、ベンゾール、四塩化炭素、クロロホルム、酢酸エ
チル)及びクレオソート類に侵食されやすいので注意する。
4.
水道配水用ポリエチレン管
水道用ポリエチレン管の取り扱いについては、4.1.8 の 3 水道用硬質塩化ビニル管に準ずる。
5.
弁類
(1)
弁類の取り扱いは、台棒、角材等を敷いて、水平に置き、直接地面に接しないようにする。また、
吊り上げの場合は弁類に損傷を与えない位置に、台付けを確実にする。
(2)
弁類は、直射日光やほこり等をさけるため屋内に保管する。やむを得ず屋外に保管する場合は、
必ずシート類で覆い、保護する。
4.1.9
配管技能者
1.
請負者は、工事着手に先立ち配管技能者の経歴書を写真とともに提出する。
2.
配管技能者は、主に管の芯だし、据え付け接合等を行うものとし、発注者が認めた配管技能者、
日本水道協会の配水管技能登録者(一般登録・耐震登録・大口径)または、それと同等以上の技能を
有する者とする。
3.
日本水道協会の一般登録の配水管技能者は、T、K 形管等の一般継手配水管の技能を有する者をい
い、耐震継手配水管技能登録者は、NS、SⅡ形管等の耐震継手配水管の技能を有する者をいう。大口
径技能登録者は、一般及び耐震継手管と S、KF 形管等の大口径管まで出来る配水管技能者をいう。
4.
配管作業中は、常に配水管技能者登録証を携帯し、配水管技能者であることが識別できるように
する。
4.1.10 管の据付け
1.
管の据付けに先立ち、十分管体検査を行い、亀裂その他の欠陥のないことを確認する。
2.
管の吊り下ろしに当たって、土留用切り梁を一時取り外す必要がある場合は、必ず適切な補強を
施し、安全を確認のうえ、施工する。
3.
管を掘削溝内に吊り下ろす場合は、溝内の吊り下ろし場所に作業員を立ち入らせない。
40
4.
管の布設は、原則として低所から高所へ向けて行い、また受口のある管は受口を高所に向けて配
管する。
5.
管の据付けに当たっては、管内部を十分清掃し、水平器、型板、水糸等を使用し、中心線及び高
低を確定して、正確に据付ける。また、管体の表示記号を確認するとともに、ダクタイル鋳鉄管の
場合は、受口部分に鋳出してある表示記号のうち、管径、年号の記号を上に向けて据付ける。
6.
直管の継手箇所で角度をとる曲げ配管は行わない。
7.
一日の布設作業完了後は、管内の土砂、汚水等が流入しないよう木蓋等で管端部をふさぐ。また、
管内には綿布、工具類等を置き忘れないよう注意する。
8.
鋼管の据付けは、管体保護のため基礎に良質の砂を敷きならす。
4.1.11 管の接合
1.
ダクタイル鋳鉄管の接合(K 形、T 形、U 形、KF 形、UF 形、SⅡ形、NS 形、S 形、US 形)
ダクタイル鋳鉄管の接合については、
「水道工事標準仕様書 2004」
(日本水道協会発行)4.2 ダク
タイル鋳鉄管の接合に準ずる。
2.
鋼管溶接塗覆装
鋼管溶接接合及び塗覆装は、
「水道工事標準仕様書 2004」
(日本水道協会発行)4.3 鋼管溶接塗覆
装工事に準ずる。
3.
その他管の接合については、
「水道工事標準仕様書 2004」
(日本水道協会発行)4.4 合成管の接合
に準ずる。
4.1.12 管の切断
1.
管の切断に当たっては、所要の切管長及び切断箇所を正確に定め、切断線の標線を管の全周にわ
たって入れる。
2.
管の切断は、管軸に対して直角に行う。
3.
切管が必要な場合には残材を照合調査し、極力残材を使用する。
4.
管の切断場所付近に可燃性物質がある場合は、保安上必要な措置を行ったうえ、十分注意して施
工する。
5.
鋳鉄管の切断は、切断機で行うことを原則とする。また、異形管は、切断しない。
6.
動力源にエンジンを用いた切断機の使用に当たっては、騒音に対して十分な配慮をする。
7.
T 形継手管の切断を行った場合は、挿し口端面をグラインダ等で規定の面取りを施し、挿入寸法を
白線で表示する。
8.
鋳鉄管の切断面は、衛生上無害な防食塗装を施す。
9.
鋼管の切断は、切断線を中心に、幅 30cm の範囲の塗覆装を剥離し、切断線を表示して行う。なお、
切断中は、管内外面の塗覆装の引火に注意し、適切な防護措置を行う。
10. 鋼管は切断完了後、新管の開先形状に準じて、丁寧に開先仕上げを行う。
また、切断部分の塗装備は、原則として新管と同様の寸法で仕上げる。
11. 石綿セメント管の金鋸又は切断は、金鋸又は切断機で丁寧に行い、切断面をヤスリ等で平らに仕
上げ、外周面は所定の面取りをする。なお、切断に当たっては、安全に十分注意する。
12. 塩ビ管の切断は、次の要領で行う。
(1)
管を切断する場合は、切断箇所が管軸に直角になるように、マジックインキ等で全周にわたって
41
標線を入れる。
(2)
切断面は、ヤスリ等で平らに仕上げるとともに、内外周を糸面取りする。
4.1.13 既設管との連絡
1.
連絡工事は、断水時間に制約されるので、円滑な作業ができるような十分な作業員を配置し、配
管資材を確認し、機材、器具を十分準備し、迅速、確実に施工しなければならない。
2.
既設管の切断に先立ち、監督員の指示立ち会いのうえ、管種及び管の所属を調べ、設計図に示さ
れた連絡管であることを確認しなければならない。
3.
4.
既設管との連絡には、既設管内を十分清掃したうえ連絡しなければならない。
..
石綿セメント管その他の管でサドルを必要とする場合は、管及び分水せんに無理のないようにし
ながら堅固に取り付けなければならない。
4.1.14 水圧試験
配管完了後、原則として管内に充水し、管路として所定の圧力を保持する水圧試験を行なわなけ
ればならない。ただし、鋳鉄管、遠心力鉄筋コンクリート管はテストバンドにより継手試験で代行
することができる。また、鋼管で溶接継手の場合は、透過試験、超音波探傷試験で代行することが
できる。
4.1.15 弁類据付け工
1.
.
制水弁の据付けは、前後の配管と側管の取り付け等に注意し、垂直または水平に据付けなければ
ならない。据付けに際しては、重量に見合ったクレーンまたはチェンブロックを準備し、安全確実
に行ない、開閉軸の位置を考慮して方向を定めなければならない。
2.
空気弁、消火栓等の据付けは、管フランジに密着させ、パッキンの締め付けの状態、弁の開閉調
子等を点検しながら行なわなければならない。
4.1.16 水管橋架設
1.
架設に先立ち、材料を点検し、数量、部品、塗装状況等を確認しておかなければならない。
2.
架設は、まず橋台、橋脚の天端高及び間隔を再測量し、床版の位置を確認し、アンカーボルトの
位置を決定しなければならない。
3.
固定支承、可動支承部は、おのおのの機能を発揮させるよう正確に据付けなければならない。
..
4. 伸縮継手部は、正確に規定の遊げきをもたせ、ゴム輪に異物をはさまないよう入念に据付ける。
.
5. 架設後、本塗装に先立ち、防錆塗装を行ない、仕上げ塗装は、指定された色彩の良質な塗料でむ
.
らのないよう平滑に行なわなければならない。
6.
足場は、堅牢安全なもので、河川の流水、舟運等に支障を与えてはならない。足場の撤去は、監
督員の指示によらなければならない。
7.
護岸等の一部取りこわし及び復旧は、河川管理者の立ち会い検査を受けなければならない。
4.1.17 管の標示
管の識別を明確にするため、管に標示を必要とする箇所については、別に指示する方法で行なわ
なければならない。
4.1.18 通水準備工
1.
通水に先立ち、管内は十分清掃するとともに、残存物がないよう確認しなければならない。
2.
管内消毒をする場合は、
「水道維持管理指針」を準用する。
42
明
示
要
項
明示の方法は次のとおりとし、管径 350 ㎜以下は胴巻テープのみ、管径 400 ㎜以上については胴巻
テープと天端テープの使用により識別を明らかにするものとする。
1.明示に使用する材料
イ
材
ロ
料
塩化ビニールテープ
色
地色−青
文字−白
注:工業用水道管は、地色は白、文字は黒である。
ハ
テープの形状
管
径
胴管テープの巾
天端テープの巾
テープの厚さ
3㎝
3㎝
−
3㎝
0.15 ㎜±0.03 ㎜
0.15 ㎜±0.03 ㎜
350 ㎜以下
400 ㎜以上
2.胴巻テープの間隔
イ
管長4m以下
3ヶ所/本
管の両端から 15∼20 ㎝ならびに中間1ヶ所
ロ
管長5∼6m
4ヶ所/本
管の両端から 15∼20 ㎝ならびに中間2ヶ所
ハ
特殊管でイロに該当しない場合は、テープの間隔が2m以上にならないよう個所を増加
する。
ニ
推進工法による場合は、テープに代り青色ペイントを天端に塗布することとする。
3.明示の方法
(明
示 例)
○
○
市水道管
平 6
水道管
○
H.6
○
市
イ
文字の大きさ、タテ・ヨコ8㎜、文字間隔4㎜程度とする。
ロ
表示間隔3㎜程度とする。
ハ
明示年は3ヶ月ぐらいずれても差支えない。
ニ
大正以前に布設され管及び布設年が明確でない管は、10 年程度の誤差は差支えない。
ホ
胴巻テープは1回半巻きとする。
43
4.特
イ
殊 部
異
型 管
天端テープ(φ400 ㎜以上の場合)
胴巻テープ
ロ
弁
類
弁類は表函があり、これに表示されているので、他の埋設管と区別が容易であり、表示の必要
はない。
44
道路工事及び道路占用工事現場における標示施設及び防護施設
円滑な道路交通を確保するため道路工事及び道路占用工事現場における標示施設及び防護施設は
次のとおり設置しなければならない。
(比較的大規模な工事)
1.道路の改築、修繕及び埋設等の工事で比較的大規模な工事を行なう場合は、当該区域をバリ
ケードで囲み「工事中」を標示する警戒標識、工事区間の起終点には様式1に示す標示板を設
置するものとする。
但し、軽易な工事を行なう場合においても通行禁止または制限を行なう場合はこの例による
こと。
車線の一部が工事中の場合の標示例
(工事の規模内容によって効果のある標示例にこだわらないこと。
)
(一方通行標示)
(工事中標示)
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○
③ ○
② ○
○
○
①
③
○
○
②
①
様式1の標示板
赤ランプ又は標柱
バリケード又は標識ロープ
(夜間作業または昼夜兼行作業の標示)
2.夜間作業または昼夜兼行作業を行なう道路工事現場には様式1に示す道路工事の標示板の直
上に様式2の標示板A型またはB型をそれぞれ標示すること。
(防護施設等の設置)
3.車両等の侵入を防ぐ必要のある工事箇所には、両面にバリケードを設置し、交通に対する危
険の程度に応じて赤色灯、標柱等を用いて工事現場を囲むこと。
45
(まわり道の標示)
4.工事のためにまわり道を設ける場合は、当該まわり道を必要とする時間中まわり道の入口に
様式3に示す標示板を設置し、まわり道の途中の各交叉点(迷い込むおそれのない小分岐を除
く)に設置すること。
なお、別紙様式3の①∼⑤には様式4(案内標識まわり道)に示す標示板を設置すること。
(作業等に比較的簡易な工事)
5.道路の清掃、ライン引き、除草、簡単なパッチング等の軽易な維持及び修繕を行なう場合は
「作業中」を表示する警戒標識を設置するものとする。
ラインマーカー
ラバコーン
作業中
MEN
WORKING
バリケード
(色
彩)
6.道路工事現場において、一般交通に対する標示を目的として、標示施設または防護施設に色
彩を施す場合は、黄色と黒色の斜縞模様(各縞の幅 10)を用いるものとする。
(管
理)
7.道路工事現場における標示板及び防護施設は、堅固な構造とし所定の位置に整然と設置して、
修繕、塗装、清掃等の維持を常時行なうほか、夜間においては遠方から確認し得るよう照明ま
たは反射装置を施すものとする。
46
様式1
2㎝
1㎝
○○○簡易水道配水管布設工事
0.5 ㎝
水 道 工 事 中
15 ㎝
25 ㎝
赤色
10 ㎝
○○市○○町5㎝
区
8㎝
間
○○M
8㎝
140 ㎝
×× 市 × ×町
期
間
8㎝
施
工
○○建設株式会社
8㎝
×× 建 設 株 式 会 社
8㎝
加 東 市
上下水道部 工務課
( 電 話 ) 0795-42-3301
7.5 ㎝
8㎝
様式2
A 型
2㎝
1.5 ㎝
夜
25 ㎝
間
13 ㎝
2㎝
110 ㎝
B 型
2㎝
30 ㎝
25 ㎝
50 ㎝
昼
夜
13 ㎝
間
R=4 ㎝
2㎝
1.5 ㎝
110 ㎝
47
様式3
2㎝
赤色
まわり道
15 ㎝
10 ㎝
450m
8.5 ㎝
0.5 ㎝
25 ㎝
1㎝
150m先水道工事につき
まわり道①∼⑤をお廻り下さい
140 ㎝
文
○ ○ 市
④
③
②
①
⑤
工事中通行止
加東市
4.5 ㎝
現在地
上下水道部
工務課
10 ㎝
様式4
図1
図2
45 ゚
まわり道
30 ㎝
DETOUR
10 ㎝
水道工事中 ③
15 ㎝
又は
水道工事中
終
○
48
10 ㎝
まわり道
まわり道
45 ㎝
別表備考
一
二
様式1
(1)
色彩は「水道工事中」を赤色、その他の文字及び線を青色、地を白色とする。
(2)
緑の余白は2㎝、緑線の太さは1㎝、区画線の太さは 0.5 ㎝とする。
様式2
(1)
色彩は、緑及びA型の地、B型の「昼」及び「間」の文字ならびにB型の中央部の地を白
色とし、緑線及びA型の文字、B型の左右の地及び「夜」の文字を青色とする。
(2)
三
四
緑の余白は2㎝、緑線の太さは 1.5 ㎝とする。
様式3
(1)
色彩は、矢印を赤色、その他の文字及び記号を青色、地を白色とする。
(2)
緑の余白は2㎝、緑線の太さは1㎝とする。
様式4
色彩等は、道路標識、区画線及び道路標示に関する命令、別表第2備考に規定するところに
よる。
五
文字の書体
書体は、道路標識、区画線及び道路標示に関する命令、別表第2備考に規定するところによ
る。
六
標示板の拡大
標示板の大きさ等は必要に応じて所定の比率のまま拡大出来るものとする。
49
参考
(1) 工事中迂回路の標示例(市街部の場合)
(進行方向に対する標識の設置例を示す)
まわり道
DE TOUR
注意
CAUTION
水道工事中 ○
終
工 事 中
①
⑧
まわり道
DE TOUR
②
⑦
③
夜
工事区間
迂
回
④
⑤
⑥
通 行 止
間
水道工事中
まわり道 450m
ROAD
CROSED
路
又は
加東市上下水道部工務課
○○市水道○
バリケード
加東市上下水道部工務課
○○市水道○
通行止
参考
(2) 工事中迂回路の標示例(地方部の場合)
(進行方向に対する標識の設置例を示す)
まわり道
DE TOUR
②
まわり道
DE TOUR
③
水道工事中
④
⑤
①
進行方向
工事区間
450mまわり道
夜
間
水道工事中
迂
回
又は
通 行 止
路
バリケード
通行止
ROAD
CROSED
加東市上下水道部工務課
○○市水道○
加東市上下水道部工務課
○○市水道○
50
平成 28 年度
水道未普及地域解消事業(給水区域内無水源)
嬉野東地区 加圧ポンプ所電気・機械設備工事
特 記 仕 様 書
加東市上下水道部
第 1 章
第1条
総
則
本工事の施工にあたっては、総て関係法令等の定めによるほかは、工事請負
契約、約款、本仕様書、設計書、設計図面(以下設計図書という)に基づき監
督員の指示のもとに請負人は責任を以て施工しなければならない。
第2条
請負人は入札前に設計図書を精査し、疑義を正し、現地調査の上、見積入札
を行うものとし、契約後の異議の申し立ては本仕様書第3条第3項及び第9条
第1項による場合を除きこれを認めない。
第3条
1.
請負人は設計図書に基づき施工目的物を本市が定める工期内に安全且つ丁寧
に施工し、完成させなければならない。
2.
請負人は設計図書に明示されていないもの又は、疑義を生じた場合は監督員
の指示承諾を得て施工を行う。
3.
工事施工中に予期しえない障害物等のために施工方法を変更しなければなら
ない場合、あるいは工事量の増減が生じた場合は、請負人は監督員の指示承諾
を得て施工を行う。
4.
前項において軽微な増減と本市が解釈した場合は、設計変更を行わない。
5.
設計変更の必要を認めた場合の精算は、設計金額に対する請負金額の比率を
以て行うものとし設計書に記載なき単価については、本市にて決定する。
第4条
1.
請負人は現場代理人及び工事現場における工事施工に関する技術上の管理を
掌る主任技術者を定め、各人の経歴書を添えて本市に提出し、承諾を受けなけ
ればならない。
2.
現場代理人は主任技術者を兼務できる。
3.
現場代理人は工事現場に常駐し、その運営取締り及び工事に関する一切の事
項を処理しなければならない。
4.
本市が現場代理人及び主任技術者を不適当と見なした場合は、これらの更迭
を命ずることがある。
5.
現場代理人は工事日報又は所定の報告内容を毎日記載し、監督員に報告を行
うこと。
第5条
1.
請負人は本工事の内、特殊工種と本市が認めた工種を除く工事の全部又は大
1
部分を一括して第三者に委任又は下請けをさせてはならない。
2.
本工事の施工にあたり指定したか又は認められた工種の下請人の使用につい
ては、請負人が書面による手続きを行い、本市の承諾を得ること。
3.
現場代理人は本市の承諾した下請人の施工する工種の安全管理、技術管理等
一切の管理を行い工事現場での最高責任者としての義務を遂行し、下請人に依
存しきらぬよう注意すること。
第6条
1.
工事施工において道路又は私有地を使用する場合は、道路管理者又は私有地
管理者に対し、その使用に関する手続きを請負人の責任において行うは勿論、
保安設備、用地補償等は総て請負人の負担で処理すること。
2.
請負人は工事施工による公衆災害防止の徹底に努めること。
3.
工事災害が発生した場合は、総ての事項に対し請負人の責任においてこれを
処理すること。
4.
現場代理人は前項において発生した工事災害に対し、発生原因、発生状況及
び処理方法等を書面に記載し、監督員に報告を行うこと。
第7条
機械設備、電気設備、計装設備、配管材料、弁類及び付属機器等については
承諾図を作成し、監督員の承諾を得た後に、工場製作、発注又は購入を行うこ
と。
第8条
1.
本工事の進行状況に従い、工程毎の写真撮影をカラーフィルムで行い、工程、
日時、場所、形状及び寸法等を明示し、工事完成時に工事写真集として監督員
に提出のこと。(デジタルデータの場合は別途打合せによる)
尚、工事完成前であっても監督員の必要に応じて写真の提出を求めることが
ある。
2.
前項の写真の焼付は「カラーサービスサイズ」としフィルム又はデジタルデ
ータも合わせて提出のこと。
第9条
1.
本市がその必要を認めた場合は工事内容の変更又は工事中止を行うことがあ
る。
これにより請負金額又は工期に変更の生じる時は本市と請負人の協議により
これを決定する。
2.
前項の協議において疑義が生じた場合は本市の解釈による。
2
第 10 条
1.
本工事の竣工前であっても本市が必要とした場合は部分使用を行うことがあ
る。
その使用に先立ち監督員が施工計画及び工程の変更を請負人に命じて、部分
使用計画の条件を満足させるよう指示を行うことがある。
2.
前項の場合に請負人は本市に対し一切の異議の申し立ては出来ない。
第 11 条
第 12 条
監督員の現場管理事務所は請負人の負担において工事現場内に設置すること。
1.
本工事施工に用いる機械の内、届け出を必要とする機種については速やかに
監督官庁に対し手続きを行うこと。
2.
前項の機種の使用に際しては監督官庁の指導要綱を遵守すること。
3.
手続きに要する費用は総て請負人の負担とする。
第 13 条
本工事の施工に当り諸官庁及び電力会社等への必要な手続きは総て請負人が
本市を代行してこれらを行うものとし、それに要する費用は請負人の負担とす
る。
第 14 条
本工事を施工する上で必要な工事用電力及び工事用水に要する費用は請負人
の負担とする。
第 15 条
本工事に使用する機器、配管材料等及び主要材料については、監督員が必要
と認めた物については、工場立合い試験及び検査を行うことがある。
立合い検査に必要な経費は特に明示しない限り総て請負人の負担とする。
第 16 条
1.
工事竣工検査には請負人及び主要工事関係者が立合いし、検査員が不合格箇
所を指摘した場合は、検査員の指示する期限内に手直し等を完成させること。
2.
前項の手直しが完成されたと検査員が認めた時期に請負人から引き継ぎを
行うものとする。
第 17 条
1.
本仕様書以外の現場説明事項は仕様書の一部とする。
2. 設計図書中の特記事項は本仕様書と同一扱いとする。
3
第 18 条
請負人は下記の書類を提出し承諾を得なければならない。
1.
契約後
2.
7日以内に提出するもの。
①
工事着手届
1 部
②
工事工程表
1 部
③
施工計画書
1 部
④
現場代理人届及び経歴書
1 部
⑤
主任技術者届及び経歴書
1 部
期間中に提出するもの。
3.
①
緊急連絡網
1 部
②
主要材料承諾願
2 部
③
主要材料承諾図
指定部数
④
主要材料試験表
1 部
⑤
工事日報
1 部
⑥
月間工程表
指定部数
⑦
下請け使用承諾願
指定部数
⑧
その他仕様書に指示するもの 指定部数
⑨
監督員が指示するもの
指定部数
工事完成時に提出するもの。
①
工事完了届
1 部
②
工事完成図書
2 部
③
工事記録写真
ネガ帳、カラーサービス版、焼付 2 部
デジタルデータの場合は、CD-R 又は DVD
に焼付
④
主要機材メーカー整理表
2 部
(機種、メーカー名、形式及び故障時の連絡先等を記載のこと。)
第 19 条
1.
他業者との関連工事がある時は工程を調整の上、工程表を作成し監督員の承
認を得て施工のこと。
2.
他業者の工程を理由に工事の遅れが生じることがないよう相互協力により
工事を完成させること。
3.
監督員は関連業者間の工程調整を行ううえで、作業の一時中止又は突貫工事
を命じることがある。
4
第 20 条
施工管理を掌る会社の施工管理者は本市監督員と同等の権利、義務及び責任
を有するものとする。
第 21 条
本工事中の設備の全部又は一部について、方法、機構及び意匠等について特
許権、実用新案権及び意匠権等の登録がなされている場合、これらの権利の実
施権行使については、請負人が一切の責任を負うものとする。
5
第 2 章
第1条
機械設備共通仕様書
本仕様書は本市が発注する機械設備の設計、製作及び現場工事に適用するも
のである。
総則に記載された事項は総て本工事に適用される。
第2条
本工事における機器の設計、製作、検査及び工事材料の選定については、日
本工業規格に基づくと共に、据え付けに当たっては労働安全衛生法、消防法及
び建築基準法等関連法規に準拠して行うものとする。
第3条
請負人は本工事の施工に当り所轄官公署に届け出等手続きが必要な場合その
申請業務を行わなければならない。
これらの手続きに必要な経費は総て請負人の負担とする。
第4条
本工事に使用する機器は下記による。
イ)
各機械装置の形式、性能の詳細は特記仕様等によるが、いずれも耐環境
性に優れ、構造が堅牢で合理的な機構を有し、長期間にわたる使用に対し
高度の機能と信頼性を保持し、総合運転効率の高いものでなければならな
い。
ロ) 機械装置の細部構造については原則として請負人の創意工夫を認めるが、
運転保守の便宜上既設機器と同一機種のものを納入するよう指示する場合
がある。
ハ)
同種機器の部品は極力互換性を有するよう考慮し、且つ分解、組立の容
易な構造とする。ボルト締結部は適正締付力及びゆるみ止めについて十分
留意しなければならない。
第5条
溶接継手は下記の事項に留意して施工しなければならない。
イ)
突き合わせ溶接は原則として片面突き合わせ溶接を行うものとする。
ロ)
すみ肉溶接は原則として連続溶接とし、又継手の両側を溶接しなければ
ならない。
ハ)
溶接部には孔、ビートの不整、ひずみ、アンダーカット及びオーバーラ
ッグ等の有害な欠陥があってはならない。又、スケール等は必ず落として
おくものとする。
6
第6条
各機械装置には特に指定のない場合でもその機能上当然必要と思われる付属
品のほか、運転保守上必要な付属品を具備すること。
第7条
予備品は設計書に指定されているもののほか、特に指定のないものであって
も正規の運転状態において1ケ年以内に消耗すると思われるもの(潤滑油を除
く)は1ケ年を供給し、又請負人において運転管理上必要と認めるものは総て
納入しなければならない。
予備品は長期の保存に適するよう厳重に包装し、内容品の種類及び数量を明
示するほか、必要なものは保管上の注意事項を記載しなければならない。
第8条
イ)材
配管は下記により施工のこと。
料
①
鋼
管
:
ステンレス鋼管 SUS304 Sch20
②
ボルト、ナット
:
SUS304 製 (焼付け防止)
③パッキン材
:
パッキン材は流体の種類、圧力等使用目的に適した材料、形
状を選定して使用のこと。
ロ)配管支持金具
配管は並べて布設し、支持金具により造営物に堅固に取り付ける。
支持金具は流体の遠心力や衝撃力により管路が振動しないよう強固に取りつ
けなければならない。
第9条
機器の据え付けは下記により施工のこと。
イ)
据え付けに伴う造営物躯体コンクリートの補設、はつり及び復旧は特に指
定のない限り請負人の負担で行い、コンクリートのはつりかすは場外の所定
場所まで搬出しなければならない。尚、復旧は原形復帰を原則とする。
機器基礎用のコンクリートには生コンクリート(σoK=180Kg/cm2 以上)又
ロ)
は手練りコンクリート(ポルトランドセメント 240kg 使用)を用いること。
シンダーコンクリート上に設置する機器の基礎はシンダーコンクリート
をはつり取り躯体コンクリート上に接着打設すること。
基礎表面はモルタル仕上げ(配合 1:2
ハ)
厚さ 20mm )を施すこと。
機器の据え付けに当たっては水平、垂直に芯出しを行い、セメントモルタ
ルを硬練にして十分突き固めて固定すること。
7
基礎ボルトの完全締め付けはモルタルが完全に硬化してから締め付けるこ
と。
ニ)
機器の据え付けに使用するライナーは総て機械切りした錆等のない良質の
新品を使用しなければならない。
芯出しに使用した金くさびは総てライナーと取り替えて固定すること。
ホ)
ライナーと直接接触するコンクリート面は平滑に仕上げ当りをよくしてお
くこと。
コンクリート面と直接接触する鋼材部分は予め塗装を行なっておくこと。
ヘ)
コンクリート基礎上に機器を据え付ける場合、コンクリート打設後7日間
を経過した後でなければならない。
第 10 条
機器の塗装は下記による。
イ)
工場製作の機器で現場塗装できるものは、原則として工場検査合格後、工
場で下塗り2回を行い以後の塗装は現地で据え付け完了後に行うこと。
ロ)
現場塗装に当たっては、据え付け期間中に付着したゴミ、油等を清掃除去
し、損傷部、発錆部の補修塗りを行うほか、全面にわたって素地調整後仕上
げ塗りを行うこと。
ハ)
塗面にはハケ目、流れ、しわ、むら、ふくれ、われ、ピンホール等欠陥が
あってはならない。
ニ)
塗装色、塗料材質について特に指定がない限り承認図により決定する。
ホ)
主要機器には本体の見易い場所に機器名称を塗料にて書き込むこと。
配管には流体名、流れ方向を示す矢印を記入のこと。詳細は監督員の指示
による。
第 11 条
機器の検査はJISその他の規格に基づくとともに、仕様書に指定した検査
方法並びに基準によって行うことを原則とするが、量産機種と見なされるもの
については、メーカーより提出された検査表により行い、実際の検査を省略す
ることがある。
第 12 条
本工事が完了後、全機器について試運転を行い、設備が所定の性能を発揮す
ることを確認した後引き渡すものとする。
第 13 条
本工事の保証期間は引き渡し後2ケ年とする。
8
第 3 章
第1条
電気設備共通仕様書
1.本仕様書は本市が発注する電気計装設備の設計、製作及び現場工事に適
用するものである。
2.総則に記載された事項は総て本工事に適用される。
第2条
本工事の施工に際しては、電気事業法、電気工事士法、電気用品安全法、消
防法及び関連法規を遵守するとともに、下記の技術基準及び規格に従うものと
する。
第3条
1)
電気設備技術基準
2) 日本工業規格
3)
日本電気工業会標準規格
4) 電気規格調査会標準規格
5)
電気技術委員会標準資料
6) 電気設備工事共通仕様書
7)
その他現行国内規格
請負人は本設備の施工にあたり所轄官公署、電力会社及びNTT等に必要な
書類の提出及び検査依頼等の手続きを行わなければならない。
これらの手続きに必要な諸経費及び設備料は請負人の負担とする。
ただし、特に指定しない限り、工事分担金はこれに含まない。
第4条
本工事に使用する主要材料は下記によること。
イ)配電盤
①
盤は鋼板製閉鎖形を原則とし、取付機器の配置は運転操作、点検保守に
便なるよう合理的に配置をすること。
②
盤に取り付ける機器については、予め使用メーカーリストを作成し承諾
図と共に提出し承諾を受けること。
③
盤は機械加工完成後防錆処理を施したうえ、所定色の塗装を行うこと。
塗装は焼付塗装とし、下塗、中塗、仕上塗各2回とする。
④
内部取付機器には分かり易い位置に図面と一致した名称又は記号を記入
すること。
⑤
各端子への接続線はマークバンドにより、その接続先を確認できること。
⑥
盤内には点検用図面を適当なホルダーに入れて取り付けること。
10
ロ)電線及びケーブル類
特に指定なき限り下記を使用のこと。
①
電力ケーブル〔
架橋ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブル(CV)
又は同上エコケーブル(EM-CE)2mm2 以上 〕
② 操作回路〔
制御用ビニール絶縁ビニールシースケーブル(CVV)又は
同上エコケーブル(EM-CEE)2mm2 以上 2mm2 以上 〕
③
接地回路〔
ビニール絶縁電線(IV)又は(EM-IE)1.6 mm 以上 〕
④
計測回路〔
制御用ビニール絶縁ビニールシースケーブル 、シールド付(CVVS)又は同
上エコケーブル(EM-CEES)2mm2 以上〕
⑤
照明コンセント用〔 ビニール絶縁電線(IV)又は(EM-IE)1.6 mm 以上 〕
ハ)電線管
①
コンクリート床埋込、場内連絡管〔厚鋼電線管 22φ以上〕
②
コンクリート壁埋込、天井埋込〔薄鋼電線管 19φ以上〕
ニ)計装機器
①
計装機器は原則として、小型電子式統一信号計器を使用すること。
②
伝送信号は DC4∼20mA とし、受信計器の入力信号の DC4∼20mA
又は 1∼5V とすること。
計測器電源は AC
100V とし、DC 24V を使用する時は電源を
追加すること。
③
現場発信器は堅牢な構造で防水形とすること。
④
現場発信器の取り付け場所により避雷器が必要であれば指定がなくても
取り付けること。
ホ)照明器具類
①
基本的にはLED形を使用するものとする。但し、図示により蛍光灯と
しているものは、20W以下を高力率形とする。32W以上は省エネタ
イプ瞬時点灯式とし、これ以外はグロースタータ方式とする。
②
水銀灯は高力率形とし、鋼管ポールは高さ 5.0 m、7.0m、 を標準とする。
本工事に当たって設備の運転及び制御に必要な機器及び付属品は設計図
書に特に記載されていなくても全て装備すること。
第5条
本工事に使用する機器は下記に準じて正確、丁寧に据え付けること。
イ)配電盤
盤は所定の位置に正しく据え付けること。
基礎工事については機械設備共通仕様書によること。
11
ロ)分電盤及び配線器具
分電盤の取り付け高さは盤中心を床上約 1.5 mとする。
ただし、盤上端は約 1.9 m以下とする。
コンセントの取り付け高さは床上、台上とも30 cm とし、和室の場合に限
り床上 15cm とする。
スイッチの高さは床上 1.3 m、屋外の場合は地表面上 1.5 mとする。
天井扇を取り付ける高さは 2.5 mとする。
ハ)計測機器
①
計測機器の据え付けに当たっては、メーカーの据え付け説明書に基づき
確実に取り付けること。
②
フロート式水位計は必ずコンクリート基礎上に埋込ボルトにより固定す
ること。
防波管は水底より約10 cm 上から高水位面上30 cm 以上の長さのもの
を使用すること。
フロートの上下により吊線が支持物に接触することがないよう注意する
こと。
③
電磁流量計の据え付けに当たっては、前後の配管をよく調査し、通水中
は勿論停止中も発信器部分は満水しているように取り付けること。
第6条
本工事の配線、配管工事は下記により施工のこと。
①
電線管を地中埋設するとき、地中部分はポリエチレンライニング電線管
とすること。
②
電線管を露出して設置するときは、見苦しくない場所に、壁面に沿わせ
て体裁よくそろえサドル又はパイプハンガー等により堅固に取り付ける
こと。
③
金属ダクトの布設は屋内の乾燥した場所又は点検が容易な隠蔽箇所とす
ること。
ダクト内部は水分又は塵埃等が浸入しない構造とすること。
垂直部分は取りつけ場所によって防震構造の支持とすること。
④
プルボックス及びダクトは、保守の容易な開閉構造とした点検口を設け
ること。
⑤
電線管及びトラフの地中埋設深さは、原則として 0.6 mとするが、重量
物の通過しない部分の深さは 0.3 mでもよい。
⑥
電線管、ダクト等の内部で、ケーブルの接続をしてはならない。ケーブ
12
ルの接続、分岐は必ず分電盤、プルボックス、ジョイントボックス等に
て行うこと。
⑦
電線の末端処理は芯線を傷つけないようにし、電線に適合した圧着端子
と圧着工具により十分に圧着のこと。この時電線の行き先を明示するワ
イヤーマークを取り付けること。
⑧
配線完了後電線相互間、電線と大地間の絶縁を500Vメガにより測定
し、短絡、接地のないよう確認のこと。
⑨
ケーブルを直接地中に埋設するには、地面を掘削後底面を突き固めたう
えに、トラフを隙間なく並べ、この中にケーブルを布設し、トラフ内に
は山砂又は川砂を充填すること。
ケーブル布設位置を表示する標柱又は表示板を必要な場所に設置するこ
と。
⑩
スチールコルゲートケーブルを水道管と同時に埋設する時は、埋設深さ
は水道管底面と同じとする。又、ケーブルの接続は直線接続箱を使用す
ること。
ケーブルを橋梁などに添架するときは、電線管にて保護すること。
道路の片側にケーブル埋設の表示杭を打つこと。
⑪
ハンドホール、マンホールの大きさ及び構造はケーブルの引き込み及び
曲げに適するものとすること。構造は鉄筋コンクリート造りとし、内部
の浸水を排除できるようにする。
ハンドホール、マンホールの蓋は鋳鉄製で水の浸入しないものとする。
⑫
接地極は板状、棒状、帯状等の銅製の接地極を使用すること。
A種及びB種の接地極は厚さ 1.5mm 90cm 角以上の銅板とする。
C種及びD種の接地極は棒状等とする。
⑬
接地位置には種別、埋設深さ、埋設年月日等を表示した標柱または表示
板を置くこと。
必要な場合には接地抵抗測定端子を取り付けること。
⑭
水中電動機のケーブル配線は配電箱又は接続箱までの間は、接続部を設
けてはならない。
尚、このケーブルは揚水管の立ち上がり部分は5m間隔で支持すること。
第7条
本工事による設備機器の運転、保守上に必要な予備品、付属品は設計図書
に特に指示がなくても請負人において必要と思われるものは、これを付属す
ること。
13
消耗品的なものの付属量は1ケ年分とする。
予備品、付属品は機器毎にその内容、数量を明記し、適当な保管箱に入れ
ること。
第8条
機器の検査はJISその他の規格に基づくと共に、仕様書に指定した内容
によって行うことを原則とするが、量産機種と見なされるものについてはメ
ーカーより提出された検査表により行い、実際の検査を省略することがある。
第9条
本工事が完了後、全機器について試運転を行い、所定の性能を発揮するこ
とを確認した後引き渡すものとする。
第 10 条
本工事の保証期間は引き渡し後2ケ年とする。
14
第 4 章
機械設備 特記仕様書
4-1.目的
嬉野東地区に加東市水道事業より、水道水を供給するために整備する加圧ポンプ所
のポンプ設備、追加塩素装置等を整備するものである。
4-2.工事概要
(a) 加圧ポンプ設備設置(場内配管含む)
(b) 残塩計、追加塩素装置設置
4-3.工事手順
新設施設であり、嬉野東地区の配管整備を同時に進めており、工事竣工時試運転
方法等は、発注者と協議の上行うこと。施工時手順については、現地施工計画を
行い、発注者と協議の上行うこと。
4-4.工事
1) . 据付工
(a) 据付に伴う造営物躯体コンクリートの補設,はつり及び復旧は特に指定のない限り
請負人の負担で行い,コンクリートのはつりかすは場外の所定場所まで搬出しなけ
ればならない。
なお,復旧は原形復帰を原則とする。
(b) 基礎表面はモルタル仕上げ(配合 1:3,厚み 20mm)を施すこと。塗り床仕上げの場
合は,この上に施工すること。
(c) 機器の据付に当たっては水平,垂直に芯出しを行い,セメントモルタル等を硬練に
して十分突き固めて固定すること。ただし,基礎ボルトの完全締め付けはモルタル
が完全に硬化してから締め付けること。
(d) コンクリート基礎上に機器を据付ける場合,コンクリート打設後,所定強度が発生
していることを確認した後でなければならない。
(e) 機器の据付に使用するライナーは総て機械切りした錆等のない良質の新品を使用
しなければならない。なお,芯出しに使用した金くさびは総てライナーと取替えて
固定すること。
(f) ライナーと直接接触するコンクリート面は平滑に仕上げ当りをよくしておくこと。
また,コンクリート面と直接接触する鋼材部分は予め塗装を行なっておくこと。
15
4-5. その他事項
(a) 本仕様書及び付図に明記されていない事項については,「適用法令・準拠規格等」
によるものとする。
(b) 仕様書及び付図に明記されていない事項でも,機器装置の構成上及び機械的性能
上並びに施工上当然必要なものは,請負人の負担でこれを施工すること。
(c) 各吸込管、吐出配管等には,配管の種類を明記したアクリル製又はラミネート製
の札を主要な箇所に取付けること。
(d)
現在稼働中の上水施設内で行う場合は,事前に綿密な作業計画を立案のうえ実
施すること。作業にあたっては,工程表を作成し,当市監督員承諾後,作業を行
うこと。万一,関連設備に障害を起こした場合は,請負人の責任において復元す
るものとする。
(e) 作業員は,身辺の衛生に十分注意するとともに施設を汚さないよう心掛けること。
(f) 仕様書,付図の内容について疑義を生じた場合は,当市と請負人の協議により決
定する
(g) 必要な関係官公庁等に対する手続きは,請負人の責任において行うこと。
(h) 請負人は、発生するすべての産業廃棄物について,「建設資材廃棄物引渡完了報
告書」に産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写し※を添付し,建設資材廃棄物の処
分業者への引渡しが完了してから 15 日以内に提出すること。
4-6. 適用法令・準拠規格等
請負人は,機器製作及び施工にあたり,下記法令・規格等の最新(改訂)版に準拠する
こと。
(a) 日本工業規格(JIS)
(b) 日本電機工業会規格(JEM)
(c) 日本水道協会規格(JWWA)
(d) 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 機械設備工事共通仕様書
(e) 建築基準法
(f) 消防法
(g) 労働安全衛生法
(h) 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律
(i) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律
(j) 兵庫県ならびに関係条例等諸規則
(k) その他関係法令規格等
16
4-7. 機器仕様
1. 配水ポンプユニット
ポンプ形式
推定末端圧一定制御
口径
吐出口径φ40
台数
3台
同時起動台数 2 台同時運転 (緊急時 3 台運転)
全揚程
40m
吐出量
0.55m3/min
回転数
1800 rpm
電源電圧
200V60Hz
出力
3.7kW×3 台
フランジ規格 JIS10K
付属品 (1台当たり)
吐出圧力計
1個
ケーブル
10m
2.残塩計
無試薬式残留塩素計
ポーラログラフ法、回転電極式
附属品
サンプリング配管 HIVPφ20 L=2.5m
3.追加塩素装置
・次亜塩素酸ソーダ貯槽
型
式:PVC 角形貯槽 ポンプ2台上乗り型 ES3-Y100 型同等
有効容量:100L
形状寸法:672W×672D×620H
附属品 :フロート式レベルスイッチ、ドレンプラグ付
数 量 :1 槽
・次亜塩素酸ソーダ注入ポンプ
型
能
式:液中ピストンポンプ
力:0.11∼0.77m /パルス
スピード制御(ON/OFF 運転)
パルス比例方式専用コントローラ付
電
源:単相 100V
60Hz 25W
据え付け:タンク上部取付型
数
量: 2 台
17
第 5 章
電気設備 特記仕様書
5-1.目的
嬉野東地区に加東市水道事業より、水道水を供給するために整備する加圧ポンプ所の
計装盤設置、中央監視改良等行うものである。
5-2.工事概要
(a) 低圧引込柱建柱、装柱材設置
(b) 引込開閉器盤製作据付
(c) 計装テレメータ盤の製作据付
(d) 中央監視装置設置及び改造
(e) 水位計、流量計、圧力計等の計装計器製作据付
(f) 配管配線工事
(g) 埋設配管用土工事
(h) 試運転調整
(i) 各種申請手続き
5-3.工事手順
新設施設であり、嬉野東地区の配管整備を同時に進めており、工事竣工時試運転
方法等は、発注者と協議の上行うこと。施工時手順については、現地施工計画を
行い、発注者と協議の上行うこと。
5-4.工事
1) . 据付工
(a) 据付に伴う造営物躯体コンクリートの補設,はつり及び復旧は特に指定のない限り
請負人の負担で行い,コンクリートのはつりかすは場外の所定場所まで搬出しなけ
ればならない。
なお,復旧は原形復帰を原則とする。
(b) 特記なき基礎表面はモルタル仕上げ(配合 1:3,厚み 20mm)を施すこと。塗り床仕
上げの場合は,この上に施工すること。
(c) 機器の据付に当たっては水平,垂直に芯出しを行い,セメントモルタル等を硬練に
して十分突き固めて固定すること。ただし,基礎ボルトの完全締め付けはモルタル
が完全に硬化してから締め付けること。
(d) コンクリート基礎上に機器を据付ける場合,コンクリート打設後,所定強度が発生
していることを確認した後でなければならない。
(e) 機器の据付に使用するライナーは総て機械切りした錆等のない良質の新品を使用
しなければならない。なお,芯出しに使用した金くさびは総てライナーと取替えて
18
固定すること。
(f) ライナーと直接接触するコンクリート面は平滑に仕上げ当りをよくしておくこと。
また,コンクリート面と直接接触する鋼材部分は予め塗装を行なっておくこと。
(g) 自家発電機の据付は,耐震性能を検討し,盤が地震時の水平方向及び鉛直方向の地
震力に対し,移動,転倒もしくは破損等しないように選定された所定のアンカーボ
ルトを用いて堅固に固定すること。なお,アンカーボルト,耐震ストッパーの材質,
工法等が確認できる資料及び耐震計算書を提出すること。
5-5. その他事項
(a) 本仕様書及び付図に明記されていない事項については,「適用法令・準拠規格等」
によるものとする。
(b) 仕様書及び付図に明記されていない事項でも,機器装置の構成上及び電気的性能
上並びに施工上当然必要なものは,請負人の負担でこれを施工すること。
(c) 各配線ケーブル等には,ケーブルの種類・配線区間を明記したアクリル製又はラ
ミネート製の札をケーブル端末・立上り・立下り・ボックス内,及び主要な箇所
に取付けること。
(d)
現在稼働中の浄水施設内で行う場合は,事前に綿密な作業計画を立案のうえ実
施すること。作業にあたっては,工程表を作成し,当市監督員承諾後,作業を行
うこと。万一,関連設備に障害を起こした場合は,請負人の責任において復元す
るものとする。
(e) 作業員は,身辺の衛生に十分注意するとともに施設を汚さないよう心掛けること。
(f) 仕様書,付図の内容について疑義を生じた場合は,当市と請負人の協議により決
定する
(g) 必要な関係官公庁等に対する手続きは,請負人の責任において行うこと。
(h) 請負人は、発生するすべての産業廃棄物について,「建設資材廃棄物引渡完了報
告書」に産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写し※を添付し,建設資材廃棄物の処
分業者への引渡しが完了してから 15 日以内に提出すること。
5-6. 適用法令・準拠規格等
請負人は,機器製作及び施工にあたり,下記法令・規格等の最新(改訂)版に準拠する
こと。
(a) 日本工業規格(JIS)
(b) 日本電気学会電気規格調査会標準規格(JEC)
(c) 日本電機工業会規格(JEM)
(d) 日本電気技術規格委員会規格(JESC)
(e) 日本水道協会規格(JWWA)
19
(f) 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 機械設備工事共通仕様書
(g) 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 電気設備工事共通仕様書
(h) 電気設備に関する技術基準を定める省令
(i) 電気工作物の溶接に関する基準を定める省令
(j) 電気事業法
(k) 電気用品安全法
(l) 電気通信事業法
(m) 内線規程
(n) 建築基準法
(o) 消防法
(p) 労働安全衛生法
(q) 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律
(r) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律
(s) 兵庫県ならびに関係条例等諸規則
(t) その他関係法令規格等
5-7. 機器仕様
1. 引込開閉器盤
形
式
鋼板製屋外防水コン柱取付形(前面扉,SUS ハンドル 鍵タキゲン#200 付)
材
質
本体 SUS304 1.5t 扉 SUS304 1.5t メーカー標準品
概略寸法
W500×H1230×D200
塗 装 色
5Y7/1 樹脂紛体塗装
盤内機器
関西電力メーター取付スペース 3φ 1φ
1式
(検針用窓×2 強化ガラス)
関西電力 CTスペース(必要な場合)
1式
配線用遮断器
1式
漏電遮断器
1式
端子台
1式
アース端子
1式
その他必要なもの
1式
2. 薬注・計装盤
形
式
屋内鋼板製自立閉鎖形(前面扉,SUS ハンドル 鍵タキゲン#200 付)
材
質
本体SS製 t
概略寸法
W700×D600×1950H
20
塗 装 色
5Y7/1 メラミン焼付け塗装
盤面機器
名称銘板
1式
電圧計(広角度 110 角)
1台
開度計(広角度 110 角)
1台
集合表示灯(LED)
1式
運転表示灯(LED)
1式
切替スイッチ
1式
操作スイッチ
1式
押しボタンスイッチ
1式
その他必要なもの
1式
配線用遮断器
1式
漏電遮断器
1式
0.75kW 用非可逆回路
1組
0.04kW 用可逆回路
1組
進相コンデンサー
1式
サーマルリレー
1式
ヒューズ
1式
盤内照明、盤内換気扇
1式
温度スイッチ
1式
空気取入口、排気口(フィルター付)
1式
端子台、盤内配線
1式
小銘板
1式
その他必要なもの
1式
盤内機器
3. 単相分岐電灯切替盤
形
式
屋内鋼板製自立閉鎖形(前面扉,SUS ハンドル 鍵タキゲン#200 付)
材
質
本体 SPCC 又は SPHC 2.3t 扉 SPCC 又は SPHC 3.2t
概略寸法
W600×H1950×D600
塗 装 色
5Y7/1 メラミン焼付け塗装
盤面機器
名称銘板
1式
集合表示灯(LED)
1式
運転表示灯(LED)
1式
切替スイッチ
1式
操作スイッチ
1式
その他必要なもの
1式
配線用遮断器
1式
盤内機器
21
4.
漏電遮断器
1式
サーマルリレー
1式
液面継電器
1式
補助継電器
1式
耐雷トランス 200V-100V 3kVA
1台
ヒューズ
1式
盤内照明、盤内換気扇
1式
温度スイッチ
1式
空気取入口、排気口(フィルター付)
1式
端子台、盤内配線
1式
小銘板
1式
その他必要なもの
1式
水位計
形式
投込式水位計
数量
1台
出力信号
DC4∼20mA
付属品
水底スタンド SUS 製
スタンション 50A SUS 製
5.
6.
吐出圧力計
形式
2 線式圧力伝送器
数量
1台
出力信号
DC4∼20mA
接合
1/4NPT 又は 1/2NPT
付属品
小配管類
流量計
形式
防浸型 2 線電磁流量計
数量
1台
口径
100mm
出力信号
DC4∼20mA
フランジ
JIS10K
付属品
アースリング、専用ケーブル
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