静岡・『うしづま水辺の楽校世話人会』が優秀賞 ~ 中部の未来創造大賞 ~

国土交通省中部地方整備局 静岡河川事務所
優秀賞に選ばれた「うしづま水辺の楽校世話人会」と、挨拶を述べる川津代表 = KKRホテル名古屋
~ 中部の未来創造大賞 ~
静岡・『うしづま水辺の楽校世話人会』が優秀賞
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地域づくりに貢献した団体を称える「第17回中部の未来創造大賞」の表彰式が12月16日(金)、名古屋
市中区のKKRホテル名古屋であり、5団体に賞状が贈られた。
中部の未来創造大賞は、国土交通省中部地方整備局などで組織する同大賞推進協議会の主催で、今回は33
やまもとこうし
件の応募があった。冒頭、山本幸司表彰委員長(名古屋工業大学名誉教授)は「日頃の皆さんの活動に敬意を
表する。今後も、横のネットワークを拡げ、他の団体の模範となるよう頑張ってほしい。中部の明るい未来に
向け、益々の活動に期待している」と挨拶しエールを送った。
静岡河川事務所管内では、「うしづま水辺の楽校世話人会」が優秀賞を受賞。同世話人会は、安倍川河川敷
に整備された「うしづま水辺の楽校」の維持・管理など、主体的な運営に長年取り組み、将来を担う子供たち
かわづみちひさ
の活動支援などを行っている。壇上に立った川津通久代表は、「これまでの活動が評価され、光栄に思う」と
受賞の喜びを述べたうえで、「夏休み期間中、静岡市内外から約2万人の利用者が訪れる。私たちは、子供た
ちが安全に楽しく遊べる自然空間を提供し、川遊びを通じて、自然の営みに触れることで、安倍川に対する理
解や、静岡市の中山間地域「オクシズ」の魅力を体感して欲しいと願っている」と話した。
また、大賞には、住民が学校運営や授業に参加したり、地域の子を育てるコミュ二ティ・スクール活動に積
極的に取り組むなど、行政と協働した住民自治による地域経営の活動を進めた、長野県大町市の市民団体
みあさ
「美麻地域づくり会議」が選ばれた。