(REVIC)の「特定支援業務」

ひと・くらし・コミュニケーション
Press Release
平成29年 1 月18日
各 位
株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)の
「特定支援業務」活用による経営者の再チャレンジ支援について
株式会社長野銀行(頭取 中條 功)は、株式会社地域経済活性化支援機構(以下、
「REVIC」
とする。
)の特定支援業務を活用し、経営者の再チャレンジ支援を実施いたしましたので、お知ら
せいたします。
記
1 特定支援業務の概要
特定支援業務とは、経営者保証のついた貸付債権等をREVICが金融機関等から買い取り、
事業者のすべての金融債務の整理と「経営者保証に関するガイドライン」
(※)に沿った経営者
個人の保証債務の整理を一体で行う業務であり、事業の継続が困難な事業者の円滑な退出を促
し、経営者の再チャレンジや地域経済の新陳代謝を促すことを目的としたものです。
2 今回の取組みについて
当行では、地域密着経営を行ってきた事業者(以下、「対象事業者」とする。)について、対
象事業者、その経営者および株式会社商工組合中央金庫(以下、「商工中金」とする。)ととも
に、REVICに対し特定支援の申込を行い、平成29年1月17日付で特定支援決定を受け
ました(別紙のイメージ図をご参照ください)
。
なお、REVICによる特定支援決定は、長野県内では本件が初めての事例となります。
また、本件は、平成26年12月17日付で締結した「業務連携・協力に関する覚書」に基
づき、商工中金と連携した取組みにより実現したものであり、今後とも地域経済の活性化に取
り組んでまいります。
当行は、今後とも、コンサルティング機能の発揮による地域のお取引先のライフステージに応
じた支援を行うことで、地域との絆を大切にし、地域貢献度No.1となるため、地域とともに歩
む銀行をめざしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
以
上
(※)経営者保証に関するガイドライン
経営者保証に関する中小企業、経営者および金融機関による対応についての自主的自律的な準則。同ガイ
ドラインの積極的な活用により、中小企業、経営者および金融機関の継続的かつ良好な信頼関係の構築・強
化とともに、各ライフステージにおける中小企業の取組み意欲の増進が図られ、日本経済の活性化の一助と
なることが期待されている。
【報道機関からのお問い合わせ先】
総合企画部 0263-27-3312(担当:森本)
別紙
今回の取組み(特定支援業務)のイメージ図
経営者
(保証人)
事業者
(主債務者)
REVIC
 特定支援申込(連名)
当行
商工中金
特定支援決定
事業者
(主債務者)
• 弁済計画に則り、債務の整理
関係金融機関等
当行
 買取申込み等要請
 回収等停止要請
買取決定
• 経営者保証ガイドライン・弁済
計画に則り、保証債務の整理
商工中金
REVICに債権売却
その他の
金融機関
経営者
(保証人)