第8回 地域ふれあい文化交流会 富雄第三小中学校との交流及び共同学習

県立奈良西養護学校
学校だより
H28.12.21
校長 竹本貞一
校内の木々も紅葉からすっかり落葉し、冬の訪れを感じる
この頃です。4ヶ月に渡る2学期、この間には様々な行事や
学習活動に取り組みました。特に、学部毎の運動会や全校文
化祭では保護者の皆様はじめ多くの方から温かい見守りと励
ましのお陰で子ども達は立派に発表することができたと感じ
ます。
富雄第三小中学校との交流及び共同学習
2年生の地域探検学習で本校を訪問、4年生で小学部との春
秋2回の交流会活動。さらに、この成果を中学校でもつないで
いけないかと懸案であった中学部と富三7年生(中1)の交流学
習がこの12月に本校で実施されました。本校中学部の「しご
と」の授業に4班に分かれて入り、作業を一緒にしました。緊
張気味の表情も目立ちましたが、場を共有して活動を共にする
中でお互いが感じることを大切にして、取組が継続し続ける中
でより良い方向へ進化発展を願います。
一緒に作業して、自然にやりとり
近知P連研修会(奈良大会)大成功!!
近畿特別支援学校知的障害教育校PTA連合協議会研修会(奈良大会)が 11 月 24
日(木)に奈良県文化会館で開催されました。本校PTAは県知P会長校として、
昨年度から準備に尽力頂き、当日は旧役員さんなど30名近くの応援を得て大会運
営を無事終えて頂きました。他府県の参加者からすごいチームワークと丁寧な対応
に驚きと感謝の言葉を頂きました。お疲れ様そしてありがとうございました。
当日、午前は3府県よりPTA活動の取組紹介や情報交換、
育ちは、
午後には奈良教育大学特別支援教育研究センターの作業療法士
引き算(-)よりも、足し算(+)で考える
宮﨑 瑠璃子さんから「個性が生き、個性を活かす生活スタイル ~
「問題行動」といわれる行為に対して
感覚・からだ・運動の視点から~」と題して講演いただきました。 「〇〇させない…」というよりは、
一人ひとりが持つ感覚や運動の特性を、日常生活の中で活かしなが
「なにをさせようか」
ら育てていくことが大切であることを身近な例を挙げていただき
「どんな活動なら、その欲求を
ながら教えて頂きました。(右は当日資料より紹介)
満たすことができるのか」の視点で
第8回 地域ふれあい文化交流会
以前、
名称が変更されますとのお知らせもしました
が、
結局そのままとなり迎えた地域ふれあい文化交流
会。
帝塚山自治連合会主催のこの行事に今年は穏やか
な天候の下、高等部全員で参加しました。
積極的に取り組んでいこうという高等部教員のア
イデアで、
例年の舞台発表や販売活動に一工夫加えた
取組や新しい取組が見られました。
地域教育協議会が行っている羊のマスコット販売
には、
今年は商品の製作から販売までにかかわってお
手伝いしました。
また、
会場内のゴミ処理を手伝う清掃ボランティア
活動やいもほり体験コーナーの企画と新しい取組が
登場し、より一層主体的な参加を実現し続けていま
す。